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日記: 12月22日(2011年)

 2011年もあとわずか。ってことで、2011年蝿公国的オンラインゲーム大賞を始めよう。

 去年の文言をそのまま流用してスタート。

 【エントリー】

 今年のエントリーは以下の9作8タイトル。

 ・モンスターハンターポータブル3rd(アクション:PSP)
 ・バーチャロン・フォース(アクション:Xbox360)
 ・RIFT(MMORPG:PC)
 ・スーパーストリートファイターIV AE(対戦格闘:Xbox360)
 ・スーパーストリートファイターIV AE(対戦格闘:PC)
 ・Age of Empires Online(MMORTS:PC)
 ・TERA(MMORPG:PC)
 ・Battle Field 3(FPS:PC)
 ・StarWars: The Old Republic(MMORPG:PC)

 また、オンラインゲームとは言いがたいけど、それなりにプレイをして、このサイトでも話題にしたものは以下のタイトル。

 ・Dragon Age(RPG:PC)
 ・Two World2(RPG:PC)
 ・Dungeon Defenders(Tower Defence:PC)
 ・The Elder Scroll V: Skyrim(RPG:PC)

 【選出】

 以上のエントリータイトルから、ベストな順に選択すると・・・

 1st: RIFT
 2nd: スーパーストリートファイターIV AE(PC)

 と、まぁ受賞に足るのはこの2タイトルかな。2011年は。
 

 【総評】

 まず最初に選外について。一応これはオンラインゲームが大賞なので、オンラインゲームではないものは除いた。Two World2に関しては、オンラインモードも遊んだし、楽しかったんだけど、さすがにオンラインゲームとくくるのには抵抗があった。

 今年は、去年に比べるとMMORPGの勢いがいい年だった。当たり外れはあったものの、MMORPGの新作、話題作が多く、MMORPG好きの私としてはうれしい限りだ。ノミネートしていない例では、ウィザードリーオンラインなんかも、一応ビッグタイトルとして注目されていたね。

 【寸評】

 まずはRIFT。なんだかんだで今年はRIFTの年だった。

 完全新作の欧米産本格MMORPG自体が久しぶり。RIFTほどの出来のものはさらにさらに久しぶりだ。知ったのが割りと発売直前だったこともあって、「突如超新星現る!」っていう感じだったのも、強烈な印象として残っている。

 RIFTのいいところは、「他の作品のいいところや、顧客の意見を、最大限に取り込む」という姿勢に尽きると思う。とても勉強熱心で、学んだことをしっかり消化、改善してゲームに取り込んでいた。リリース時点でRIFTほどかゆいところに手が届いていたMMORPGはなかったのでは、というくらいだ。

 これで私がプレイする今後のMMORPGは、発売時点でRIFTを越えていることが要求されるだろう。少なくとも、2011年末の時点で、2012年の大賞有力候補であるリリース直後のSWTORは、RIFTのリリース直後にまるで及んでいない。

 次点はスパ4AE。これはPC版という新しい世界を開いたことが大きかった。PC版ならではの気軽なコミュニケーション、大会、程々な実力帯の人口層、などなど、私のスパ4ライフに合致した環境がそろっていた。スト4、スパ4と基本的には孤独に遊んでいただけだったこのゲームが、かなり違う側面、コミュニケーションツールとしての側面を帯びたことで、一気に新鮮さがよみがえった。

 PC版そのものの評価もしないといけない。上記はほとんどスパ4のソフトウェアとは関係のない話になってしまった。

 PC版のスパ4は、なによりも軽いことが大きなアドバンテージだ。私のようなPCを常時つけている人種にとっては、アイコンをクリックするだけで対戦ができるというのは、かなり気楽だ。ゲームそのものも軽く、画面遷移の速さから、ゲームそのものの遅延まで、すべてがXbox360版よりも一回りクオリティが高い。もちろんこれは、個々のPC環境にもよるもので、私のPCが一般家庭のものよりはだいぶスペックが高い、ということも影響はしている。とはいえ、このサイトを見ているような、PCをゲーム機として利用している人なら、大体似たような感想を抱けるはずだ。それだけに、唯一プレイ人口が少ないことだけが残念だった。

 【選外について】

 モンスターハンターポータブル3rd。これはまあ、去年のゲームだ。今年の受賞はない。

 バーチャロン・フォース。オラタンのときと同じく、馴染む前に挫折した。

 Age of Empires Online。ベータのみ参加。オンライン対戦する前に挫折。WebアプリやSNSアプリの育成ゲーム風だった。

 TERA。ベータのみ参加。量産型。

 Battle Field 3。FPS界は修羅の国だった。猛者ばかりだし、血なまぐさいし。夢がないなぁ。

 StarWars: The Old Republic。前述したけど、これは来年評価しよう。

 Dragon Age。バルダーズゲートの生まれ変わり。悪くはなかった。

 Two World 2。3Dディアブロ。これはおもしろかった。

 Dungeon Defenders。TD系と見せかけたレベル上げゲーム。もう少しTD系だと良かった。

 The Elder Scroll V: Skyrim。まだあまりプレイしてないけど、初日でDA、TW2を凌駕した感触だった。さすがの貫禄。

 【2012に向けて】

 本命のSWTOR。他にもThe Secret World(やるかわからない)、アーマードコアV、Mechwarrior Online、スパ4AE2012、Diablo 3と期待できそうなものがいろいろありそうだ。数年前の、「この先なにをしたらいいんだろう」というような、オンラインゲーム界の終息感が最近はなくなってきていてなによりだ。

 気が早いけども、2012年もよろしくお願いします。

日記: 12月17日(2011年)

 auのスマートフォン「ARROWS Z ISW11F」を購入した。

 長年使ってきた、W44Tからの乗り換え。評判の悪い東芝から、評判の悪い富士通+東芝への乗換えだ。ふえっへっへ。

 今までW44T(au)とiPhone 4(SB)の2台持ちできていたんだけど、これを当初の予定通り、スマートフォン(au)の1台にもって行くための購入ということになる。iPhone 4は来年6月で解約予定だ。

 iPhone 4は超便利で、なんら不満はなかったんだけど、2台持ちはそろそろ卒業したい。そうすると、選択肢は、1)iPhone 4(SB)、2)iPhone4S(au)、3)Smartphone(au)の3択になるんだけど、そろそろiPhoneなるものの概要は見切れてきたし、今度はAndroidを経験してみたいな、ってことでこんな選択肢に落ち着いた次第だ。

 で、使ってみた感想なんだけど、これは面白くも厳しいなぁ。

 率直に言って、デバイスとしてはiPhoneのほうが明確に優れているけど(バッテリーの差が天と地だ)、ソフトウェアとしてはAndroidのほうが私には面白い。トータル的には、デバイスの差よりも、中身の差が大きいのでAndroidのほうが好きだ。もちろん、これは今新鮮だから、ということも大きいことは言及しておく。

 ただ、ここで私が好むAndroidの良さというのは、自分で好き勝手できる良さであって、逆に言えば、自分で好き勝手できないと使えないという厳しさでもある。これは私が改めて言うまでもなく、世間で言われ続けていることではあるけど、使ってみて、本当にそうだと実感した。はっきり言って、「Androidはなんて気の利かないやつだろう」と思う。でもだからこそ、「育て甲斐のあるやつ」とも思えるのだ。

 既製服もいいけど、自分で自分だけの服を仕立ててもみたい。「出来が悪くて恥ずかしい」「仕立てるのは面倒くさい」そういう人にはオススメできないけど、オリジナリティへの欲求を満たすことができるというのは、やっぱりひとつの、誇るべき特徴だ。

 だから、今のところはそこそこ満足している。不具合も多いけどね。

日記: 12月11日(2011年)

 Skyrimおもすれー!

 といいつつも、数々のバグ、不具合に悩まされてもいる。

 1番多発して困っているのは、クラッシュだ。ほとんどの場合、高速移動を行うと、落ちる。移動前の地点でのオートセーブは効いているので、移動先のロードで落ちているようだ。なぜだかはよくわからない。

 もうひとつ困るのは、テクスチャが欠けることだ。建物の床や壁が消えて、空中に浮かんでいるような状態になることがある。ウィンターホールドの建物の中で顕著に起こる。オブジェクトが多すぎるせいだろうか。ドライバのせいかもしれないけど、現状は最新なんだよなぁ。バージョンを落としたほうがいいのだろうか。

 馬。馬から下りると、たまに馬が超高速で吹っ飛んでいく。本来の挙動は、馬は下りると勝手に元いた場所に戻ろうとするのかな? この仕様自体がいらなくて、降りた場所にとどまっていて欲しいところで、よしんばこの仕様をよしとしても、高速で吹っ飛ぶのはありえない。さらにそれだけにとどまらず、吹っ飛んでいく馬に自分も巻き込まれて吹っ飛んでしまい、山脈の中にめり込んだり、超高空に浮遊したりということも起こる。怖くて下馬する前にセーブする癖がつく始末だ。

 武器装備の仕様が面倒くさい。先日のエントリーでも言ったけど、やっぱりこれは駄目な仕様だ。100歩譲ってお気に入りからのクイック装備で頑張るにしても、クイック装備で右手の装備を変えられないのはキツイ。「右手に剣を持って、左手の魔法を切り替える」というプレイはできるのに、「左手に剣を持って、右手の魔法を切り替える」というプレイができない。ついでに言うと、左利きプレイだと鞘が出ない。左右に差をつける理由はないと思うんだけどなぁ。

 選択肢を選ぶ仕様がおかしい。エンターキーでしか選べない場合もあれば、クリックでしか選べない場合もある。PCのマウス&キーボード操作への親和性、対応が低すぎる。TEIVまでPC版が軸だった制作陣が、PC操作のノウハウを知らないわけではないので、単なる手抜きだろう。これはがっかりだ。

 ジャンプをはじめとした、地形を乗り越える仕様が悪い。ダッシュしながら飛べない、岩や塀に隣接していると飛べない、NPCを押せない。移動にまつわるストレスが多い。

 ・・・というような問題を除けば、Skyrimはやはりとても面白い。自分の好みの育て方で、自分の好きなように世界を広げていくことができる。誰もが他人に自慢をしたい、自分だけのキャラクターを持つことができる。ヒロイックな自己満足に浸るツールとしては一級品だ。

 上記の不具合、不満のいくつかはパッチやドライバで解決されることだろう。ちょうどSWTORをはさんでSkyrimはしばらく休憩期間に入るだろうから、その間にさらにこのゲームが、世界が改善されているといいな。

日記: 12月10日(2011年)

 私のスパ4AE ver2011が終わった! ・・・かな。

 少なくともver2011におけるPC版週末大会への参加は、先週末を最後に打ち止めになることと思われる。これから先は週末もSWTORをしばらくやるだろうし、大会のほうも年末進行で来月までないかもしれない。だから次にもし参加することがあっても、その頃には大会のレギュレーションもver2012になっているはずだ(・・・はずだ。なっていなかったら「謝罪はよ」の流れだ)。だから、私のver2011は事実上、もうおしまいだ。

 そんな私の最後の大会の結果は・・・P負け! おおおい! Pだけは、Pだけはアカン。

 相手はPP4000超の人のサブの本田。相手のプレイヤースキルは遥か格上だけど、サブ相手では言い訳にならない。本田戦は難しいものがあるけど、対策は在りし日のM氏との対戦の日々の資産で、だいぶわかっているつもりだったんだけどなぁ。

 相手がやっぱり上手かったのと、私の集中力が途中から持たなかったのが敗因だなぁ。1R目だけうまく時間いっぱい使って勝ったんだけど、そのあとはぼろぼろ崩れていってしまった。「引く」と「押す」の駆け引きが単調になってしまうと駄目ですな。

 なお今回は恥ずかしいので動画リンクはない。・・・というのは冗談で、まだ上がってないようだ(12.12.2011現在)。私の恥ずかしいシーンは、もう数日経ったらニコニコ動画にアップされると思うので、興味がある人は勝手に探してください。うくく。

 ま、そんなわけでスパ4AE ver2011は終わった。Xbox360スト4、Xbox360スパ4、とやってきて、PC版スパ4AEに至るなかで、一番評判の悪いバージョンだったけど、私は一番楽しめた。それはやっぱり、PC版のコミュニティや対戦環境が良かったせいだと思う。それまでほぼボッチプレイだったから、大会に参加したり、対戦内容やゲームについてのチャットをしたりというのは新鮮で楽しかったし、それがプレイのモチベーションにもつながった。

 それじゃ、まぁ、SWTORに飽きるまで、また!

日記: 12月8日(2011年)

 PC日本語版のSkyrimをSteamから購入。3時間くらいプレイした。

 うーむ。Oblivionに比べてインターフェースが劣化している気がするんだけど、気のせいかな。コンシューマー機のパッド操作に合わせて作られているせいだと思うんだけど、マウス主体のオペレーションにストレスを感じた。

 このへんの違和感は、FF14のときに感じたものに近い。もちろん、あれに比較すれば遥かに遥かにマシなんだけど、このタイトルには他のタイトルが背伸びをしても届かないほどの完成度を期待していたので、評点が辛くなってしまう。

 せめて「お気に入り装備『セット』」くらいの機能は欲しかったかなぁ。「お気に入り装備」機能はあるけど、この機能でも、やっぱり装備を切り替えるのは一手間で、ゲームのテンポが悪くなってしまう。弓→剣、のような当然発生する装備変更は、スピーディーかつシームレスに行えるべきだと思うよ。TW2を見習うべき。

 ペーパードールがないのも少し寂しい。装備交換の結果をもう少し簡単に、第三者視点で見たい。

 あとこれは私の環境だけかもしれないけど、少しNPCの声が小さいんだよなぁ。速攻で字幕をつけたけど、PCとゲームの両方のボリュームを最大にしても、NPCの声が聞き取りにくかった。

 なんか不満ばっかりだけど、ゲーム自体の面白さは十分だ。Oblivionが持っていた楽しさは、たぶんすべて持っていると思っていい。スターと地点が高いところにあるので、どうしても欠点ばかり挙げてしまうだけなのだ。

 今回、前作より良くなったのは、アイテム生産ができるようになったことかな。鍛冶場で作業をしたり、薪を割ったり、料理を作ったり。システム的に、戦闘以外のことをしまくると、戦闘力が上がらないのにレベルが上がってしまって、敵が強くて困る、という風になるのが嫌だけど、でも自家製装備で戦うのは気分が盛り上がる。

 キャラ育成において、特別なスキルをしていくのも面白い。こういう「ぼくのかんがえたさいきょうのキャラクター」をいろいろ試せるゲームは大好きだ。

 SWTORが控えているから、あまり遊べないとは思うけど、一人妄想プレイでかなり遊べそうだ。まずは片手魔法、片手剣な感じの中途半端プレイでいこうかなぁ。