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日記: 1月24日(2024年)

 新しいワイヤレスイヤホンを買った。

 買ったのは型番名SX-19なる中華イヤホン。

 パッケージに記載されているメーカー名はSHENZHEN SHENGXI TECHNOLOGY CO., LTD.。

 どちらの名称も、サイトやパッケージ上では全く主張がなく、だから記憶にも残らない。製品名や会社名でブランディングする気など皆無。ただただ売り抜ければよい、という潔い薄利多売精神がみえる。

 購入価格はAmazonでおよそ900円。

 一応、「定価8000円が、なんと特価900円!」という表記ではあるものの、おそらく割り引いた状態が本当の定価なのではないかと思われる。定価8000円はなかろう。

 この製品を購入することになったのは、それまで使っていたイヤホンの充電ができなくなってきたからだ。

 それまで使ってきたイヤホンは、GEOのGRFD-SWE500HT01。購入価格は当時5000円くらいだったかな。ネットにはやたら持ち上げる提灯記事と、そのカウンターにこけ下す記事とが両極端だったこの製品だけど、私にとってはなかなかによくできたイヤホンで、購入から2年半ほどヘビーユースしてきた。だけども上述したように、最近では充電不良の発生率がかなり高まってしまい、20分程度の使用で電池切れしたりするようになってきて、QOLが著しく低下してきたので、世代交代となった次第だ。

 そんなイヤホンの新旧交代、それも価格にして1/5の格落ち交代になったわけだけど、今のところ値段の差ほどには、満足度には差がなく、まずまず成功な印象を持っている。

 まずそもそもの交代劇の要因になったバッテリーの持ちは、さすがに購入直後だけあって改善した。たまの通勤や、日課の散歩などのシーンにおいて、途中で電池切れが発生するようなことはなくなった。

 音質は・・・どうなんだろうな。多分悪くなっているのかもしれないけど、私の耳ではよくわからない。そもそもの想定使用シーンが、基本的に喧騒の中ばかりなので、音質が良くても悪くても、どうせ他の雑音がまぎれるので大差ない。

 ほかの音、といえば旧イヤホンにはノイズキャンセリング機能があった。新イヤホンにはそんな立派なものはない。そういう機能面の差異もあった。

 ただ私は旧イヤホン使用時でも、安全上の理由でノイズキャンセリングは切っていることがほとんどで、環境音をわざと聞こえる程度の音量で運用していたので、そもそもそんな機能は要らなかった。なので、ノイズキャンセリング機能がなくなったということも、実際はほとんど影響がなかった。

 ひとつだけ明確に劣化したのは、モノとしての質感かな。GEOのイヤホンはイヤホンやそのケースの質感が良かった。多少なりとも高級感があり、手でもてあそんでいるだけで、手触りや、開閉の節度感に、快感があった。でも新イヤホンは、その辺かなりプラスチッキーで安っぽく、快感がない。それが所有の満足感という面に影響を及ぼしている。

 とはいえ、質感は実用には影響しないと割り切りさえしてしまえば、こんな格安イヤホンでも、今のところ大いに満足してしまっている。私などにはこんなもんでよかったのだ。

 あとはまぁ、どれだけ持つかってとこかな。いつかまた電池はヘタると思うので、それが何か月後、あるいは何年後にやってくるか。それが問題だ。

日記: 1月18日(2024年)

 コロナにかかった。

 コロナ禍がはじまってからここまで、なんとかコロナを回避し続けていたわけだけども、ついに罹患してしまった。ようやく実績解除だ。

 今のところの感想は、「症状がちょろいな」ということだ。真面目に予防接種を受け続けているおかげ、と思うことにしよう。今後も受けるぞ予防接種。

 さて、これを書いている今現在、まだまだ絶賛症状に悩まされ中ではあるんだけども、将来思い出すときのために、ここまでの経緯を記録しておく。

 【1日目】

 仕事後の夜。なんとなく倦怠感と筋肉痛がする。体温を測ったりもせず、疲れているのだろう、と早めに就寝。

 【2日目】

 翌朝。一晩寝ても体調の悪さが回復していなかったので、検温してみると、37度ジャスト。やや発熱している。非常に軽めの頭痛を伴ってはいたが、それは眼精疲労からの頭痛などに比べれば、屁でもないレベルの微痛。

 とりあえず大事をとって仕事はお休み。

 自己診断としては、この程度の発熱ということはコロナでもインフルでもあるまい、と高を括る。普通の風邪だ、風邪。

 そんなことより、仕事を休む大義名分を得たことをのんきに喜んだ私は、カウチポテトを楽しんだ。

 動画やドラマや映画を見ながら寝たり起きたりして1日を楽しく過ごした。

 しかし、夜にウトウトから目を覚ますと、少々異変が。体が熱い。あれ? 検温してみると38度。あれ? これはまずいか?

 まぁ、もう夜だし、今更騒いでも仕方ない。翌朝の体調次第だな。寝よう。

 【3日目】

 朝、検温すると37度。熱はやや下がった。頭痛もなくなった。熱があることを除けばえらく快調。やっぱコロナでもインフルでもないな。

 でも37度あるし仕事はもう一日休もう。カウチポテト再び。うへへへへ。

 が、今度は徐々にのどが痛くなってきた。最初は暖房の効いた部屋で、空気が乾燥しているだけかな、という程度ののどの乾燥感、いがらっぽさだったんだけど、徐々に嚥下に痛みを伴うようになってきた。耐えられないほどではないけど、ものを飲み込むときに、いちいち痛みを主張してきてウザい。

 とにかくここへきて「回復」ではなく「悪化」の傾向にある症状が出たことに不安を覚える。

 また思い返してみれば、のどの痛みは、私の周囲のコロナ経験者が口をそろえて主張した症状でもあった。

 そこで昼には体温は36度台後半にまでなったこともあり、ドラッグストアへ出かけて、コロナ検査キットを購入。使ってみることにした。

 すると結果は、まさかの陽性。

 うほー。こんな「つらくないコロナ」ってあるんだな。まぁ陽性だったものは仕方ない。職場に連絡し、週末の予定もキャンセルし、で、今週中はカウチポテトだな、と諦観して今に至る。

 【今】

 つらくないから、悲壮感が全くない。合法的なサボり要因にしかなってない。

 果たしてこの後、しっぺ返しが来るのか。つらい症状に悪化していくのか。

 はてさて。

 以下投稿後追記。

 【4日目】

 朝、目が覚めるとのどの痛みが強くなっていた。熱は36.8度。ふむ、もう少し闘病は続くか。

 のどの痛みは、ペラックとのど飴でなんとかやりくりしつつ、体温は36.4度から37度を行き来。体調はだいぶ良くなった。

 料理をする気力も出たので、野菜たっぷりめのクリームシチューを作って栄養補給。うまい。

 【5日目】

 朝の検温は35度。冷えすぎだろ。計測ミスか? 朝にシャワーを浴びて再計測するも35.5度。ついに半冷半熱の個性を身に着けたか。

 のどの違和感はあるものの、痛みレベルはかなり無視できるレベルになった。だるさもほぼ消え、90%くらいの回復感。

 【6日目】

 ほぼ同上。もう少し回復。36度弱。のどは痛くはないが、のどちんこが伸びて下の根元にあたっていて気持ち悪い。これは私の風邪によくある症状。

 【7日目】

 ほぼ同上。さらにもう少し回復。36度弱。口内がやはりまだ違和感があって、変な感じ。味覚はここまで通してちゃんとある。食欲もある。でも多少変な感じもある。肉より飯を食いたい、そんな味覚。

 【8日目】

 あまり前日から変わらない。熱なし、のどもほぼ回復、でも頭ダル重、味覚異常。体調良いかと聞かれたら、良いとは言えない程度には自覚症状がはっきりとある感じ。頭ダル重や味覚異常はどちらかというと5日目の熱・喉がよくなったころから発症している気がする。2段階攻撃。

 【9-11日目】

 さらに少し回復。のどちんこ肥大と味覚微異常だけ持続している。