カテゴリー別アーカイブ: Ghost Recon Wildlands

GRW: 愛銃をもとめて

 GRWをスタートして、まず私が思ったのは、

 「好きな武器で戦ってゆきたい」

 ということだった。

 このゲームは、数多くの銃器が登場する、ということがひとつのウリになっている。だけど、それらはオープンワールドの世界中に隠されていて、見つけ出してアンロックするまでは使うことができない。

 これは、実にもったいないと感じた。偶然にまかせて遊んでいると、最悪の場合、気に入った銃器が終盤にやっと見つかったものの、すぐにゲームクリアになってしまい、ほとんど使えなかった、なんてこともありえるのだ。選択肢が多い、という宝が、持ち腐れになりかねない。

 そんなわけで、ゲームをろくに進めもしていないくせに、まずは気に入った銃器を探す旅に出ることにしたのだった。せっかくのオープンワールドだから世界を広く使いたかったし、ゲーム体験のできるだけ長い期間を「気に入った愛銃」と共に過ごしたほうが、幸せになれると見たからだ。

 オフロードバイクにまたがった私は、一路最北西のエリアを目指したのだった…。

 で、集めたのが写真の3種。順に紹介していこう。

 Mk14。スナイパーライフル。Divisionでお世話になったM1Aと同じ「M14シリーズ」ということで、最初のスナイパーライフルにはこいつを選択した。トリガーの切り替えで、スナイパーライフルの距離でフルオートや3点バーストにもできる。アサルトライフル的な運用もできる・・・かも。

 Skorpion。サイドアーム枠のマシンピストル。これが一番の目当てで、そして一番のがっかりだった。Skorpion(Vz61)が好きなので、プレイ前の妄想では「FarCry 4のスティンガーのように、Skorpionにオプティカルサイトとサイレンサーをつけて、潜入プレイをするぜ!」と思っていたのに、いざ入手してみたら、このゲームのSkorpionは拡張性がほとんどない、そのまま使うしかない代物だった。サイレンサーのないサイドアームに出番はあるのか怪しい。見た目は格好いいんだけどなぁ。

 AUG A3。アサルトライフル。Divisionで愛用していたL85に影響されて、ブルパップなものをチョイスしてみた。特に思い入れはない。まぁまぁ格好いいかな。使っていくうちに気に入ればよし、そうでなければ今後の武器入手にあわせて乗り換えていこう。

 ってなわけで、愛銃を集め終えて、個性を打ち出すことに成功した私は、やっとミッションをこなしていく準備ができたのでしたとさ。ふう。

GRW: はじまった!

 はい、ゴーストリコン・ワイルドランズの正式版がスタートです。

 てっきり3月9日スタートだと思っていたんだけど、これは家庭用機版や、それに合わせたSteam版の発売日であって、PC版(Uplay等)は3月6日スタート、というフェイクが潜んでいた。

 そうと知った私は、遅ればせながら3月7日にスタートした次第だ。

 しかし、こういう発売日トリックは本当にやめて欲しいなぁ。なんでずらすんだろう。

 まぁ、とにかくそんなわけで、製品版のスタートだ。

 初日はオープンβの初日と同じように、キャラメイクと最初のミッションまで。あとはオープニングムービーをじっくり観たり、うろうろとオープンワールドをうろついたり、世界観アイテムを閲覧したりと、ミッションもせずにのんびりしていた。マルチプレイになると、こういうシナリオや世界観は二の次になってしまうから、ひとりの時間に満喫しておかねばね。

 肝心のキャラメイクはβ版のとき以上にカジュアルに寄せた。ハーネス類を装着せず、その辺のあんちゃんがエアガン担いでるような、実戦をなめきったスタイル。どこにマガジンやガジェットを格納しているのか不思議、というような軽装備にした。トップスが迷彩柄なのがせめてものタクティカル感だけど、風景に溶け込まない配色なので無意味だ。

 そんな空気を読めないキャラで、のんびりボリビアの平和を取り戻していくことにしよう。

 (しかし、こういうゲームを作ってボリビアは怒らないのかね。政府は麻薬組織と取引をした、とか言っちゃってるけど)

GRW: βでCO-OP

 ちょっとだけ動かしてみた初日に続いて、友人とのCO-OPプレイもやってみた。

 これは楽しい。

 ワイワイとVCでふざけながらCO-OPを進めていくのは、オンラインゲーム開闢以来の変わらぬ楽しさがある。CO-OPを楽しめるオンラインゲームって、20年余のオンラインゲームの歴史においても、ハクスラやMMORPGを除くとそんなに多くないんだけど、これはその数少ないものの1つと言えそうだ。

 今回はメインミッションを軸に進めて、最初のエリアのボス(?)を倒して、次のエリアが解放されるまでを一気に遊んだ。

 難易度設定は「普通」だったと思うんだけど、何度か死んでしまったなぁ。多くの局面でサイレントキルを求められるゲーム設定のようで、入念な索敵からの狙撃と隠密行動とが基本行動になるようだ。そういう注意深さを怠ると、死ぬ。

 ただ、どうしてもワイワイとVCでふざけていると、勢いで馬鹿な行動をとってしまうんだよね。もう3分準備に時間をかければ安全なのに、無謀な突撃をして10分を無駄にするようなことが多かった。でも、そういう行動こそが楽しかったので、ヨシだ。

 ゲームの先行きとして不安があるとすると、先行成功例であるDivisionやボーダーランズのような「ハクスラ要素」がなさそう、ということかな。CO-OPコンテンツがあるうちはいいけど、コンテンツを遊びつくした先には何もなさそうに思えた。どうみてもゲームに反復性がない。そういう意味で、ゲーム寿命は長くないかもな、といったところだ。

 一気にコンテンツを消化して楽しむ、短期集中型のゲームかもしれない。

 とりあえず、βはもういいかな。製品版の寿命が短くなるだけのような気がするから、製品版を待とうと思うよ。

GRW: オープンβ始まった!

 ってことで少しだけプレイ。

 でも、まだ最初のミッションすらクリアしてません。実プレイ時間20分。

 そんなこんなで起こった出来事とか、感想とかを述べてゆく。

 まずダウンロード&インストール(そこからかよ)。

 つつがなく終了。重くもなく標準的な時間で普通におわった。Uplay経由で無料ゲームをDLするというような感じだったので、すでにアカウントのある身としては、導入は実に簡単だった。

 続いてログイン。私のプレイした範囲では、サーバーが重いとかいうこともなく、普通にログインできた。しかしDivisionの経験からすると、UBIのサーバーはよく落ちたり遅延が起こるからなぁ。週末夜とか、本リリース後しばらくは、不安定も覚悟せねばならないかもしれない。

 で、プレイ開始。

 まずキャラメイク。これはいいね。昨今のMMORPGに比べると選択肢が少ないけど、それでもこのジャンルとしては優秀なカスタムの幅だと思う。特に服装類が豊富でよかった。逆に顔や髪のパターンはいまいちかな。洋ゲー顔しかないのは仕方ないとして、似たような顔ばかりでバリエーションに乏しいように思えたんだけどどうだろう。髪の毛は単純に種類が少なすぎた。

 今回も例によってキャラを青っぽく作成してスタートだ。アオレンジャー、ゴー。

 プレイを開始すると長々とオープニングムービーが始まる。これがかなり長い。最終的にはDivisionと同じように、ヘリで戦地に降り立つ流れなんだけど、この演出の格好良さではDivisionのほうが上だった気がする。これはたぶん舞台のせいかな。ボリビアの山奥に折り立つよりも、マンハッタンのど真ん中に降り立つほうが、圧倒的に格好いい。これは私の好みかもしれないけど。

 で、やっと自分で操作可能になった。

 ・・・動きがもっさりしている。これが第一印象だ。動きが遅い。

 基本視点はTPSで、エイム時だけFPSになる。Divisionと同じ形式。最近はずっとFPS主体のFallout 4やFarCry 4で遊んでいたので、TPSは久しぶりの形式になる。ちょっと慣れがいるな。

 困ったのは情報がどこにあるのかよくわからないということ。自分のライフは見えないのだろうか。その程度のこともよくわからなかった。いまだにわかってない。

 で、ちょっとだけメインシナリオらしきものを、指示通りにすこしだけ進めて終了した。

 うーん、ずばりこれは、FarCryだな。

 事前情報から「これFarCryっぽくね?」と思って、FarCry 4を最近遊びなおしていたんだけども、実際そのまんまFarCryだった。動きのもっさりした、ちょっととっつきにくいFarCry。それにDivision的マルチプレイと、Division的銃器改造が加わる、といった感じ。

 去年、私が大いに楽しんだ2つのゲームの融合なので、私としては悪くない印象なんだけども、大きく期待を上回る、というような衝撃もなさそうかな、といったところだ。第一印象は及第点やや上くらい。

 このゲームが本当に「FarCryのまま」という域をでないとすると、狙撃ゲーで攻略がワンパターンになったり、狙撃で対応できない増援シナリオがうざかったり、というありがちな展開も大いに予想できるな。ま、それも蓋を開けてのお楽しみだ。

 しかし動きがもっさりしているのは、どうしてもマイナス印象ではあるかなぁ。自キャラが斜めに表示されるTPS視点なことも相まって、頭で思ったようにキャラが動いてくれない。自キャラとのシンクロ感を損ねている。慣れが解決する問題だといいんだけど。

 ともあれ、今のところまだ「製品版はないな」という感じではない。かな。イケル。