カテゴリー別アーカイブ: The Elder Scrolls Online

TESO: バッシュ!

 盾、強いな!

 1つ前のエントリーで、「One Hand and ShieldとDestruction Staffのスキル上げ」をしていると報告したんだけども、それらを実戦投入した結果の感想がこれだ。

 バッシュ is so OP。

 いやー、バッシュは強い、強い、とは聞いていたんだけども、これほどまでとは。

 例えば二刀流のスキルの場合、1番、2番、5番のスキルそれぞれの単体DPSは、Light Attackのキャンセル殴りを駆使しても300-400といったところだった(VR6でVR6の敵を殴る場合)。一方、盾でただひたすらバッシュする場合、DPSが500-700になる。うーん、なんたる高威力。

 またDPSが高いだけではなく、盾を装備しているぶん素の防御力も高くなるうえに、バッシュ中はガード扱いになるのでさらに硬くなり、格段に被ダメージが少なくなるという利点もある。しかもスタミナの消費も、二刀流の2番や5番を使うよりは断然少ない。そして操作は簡単だし、スキルスロット外の技(=バッシュ)が主力になるので、ビルドの許容範囲も広い。お手軽高火力高硬度高燃費、と否の打ち所が無いのだ。

 おかげで、Dual Wieldで乗り切ったVR5ゾーンでは、ソロコンテンツをこなすのに、かなりつらい思いをしてきたのに、VR6ゾーンで盾プレイを始めたら、PvEがぐっと楽になってしまった。恐るべし、盾、と言わざるを得ない。

 なお、同じくスキルを上げたDestruction Staffに関しては、いまひとつ使いこなせなかった。AoE焼きのプレイスタイルを狙っていたんだけども、マジカが切れる前に敵を焼ききれないことが多くて、安定しなかったのだ。単体でやるなら上述のバッシュスタイルのほうがはるかに安定する。

 Destruction Staffに関しては、ビルドをよく研究してないところもあるから、なにか有効な使い道があればとは思っているんだけどね。ただ、ウェブ上の情報のほとんどは、1)数回前のバージョン下での情報で使えない、2)VR前を対象とした情報で使えない、3)Grind Group前提の情報で使えない、というような傾向があって、決定的な有効性を持った情報にはめぐり合えなかった。

 私自身も、数回前のバージョンにおける、VR前のゾーンで見た、AoE焼きの凄まじさに憧れていたんだけども、それで現時点でのバージョンで、VR10までいけるかというと、そうでもないのかもしれないな。

TESO: 新天地2

 Aldmeri Dominionのクエストラインをすべて消化し、3つ目の領域となる、Ebonheart Pactのクエストラインに突入した。

 Ebonheart Pactの地の第一印象は、ずばり「気持ち悪い」だ。

 なんか全体のカラーが陰鬱としているし、土壌は黒いし、火山が噴火してるし、植生も奇妙だし、巨大なクラゲが浮いてるし、ダークエルフやトカゲが住民だしで、それなりに正統派ファンタジーの世界観を保っていた今までの領域とは、明らかに一線を画す変化球な雰囲気。そのユニークさが、印象に対してプラスに働くか、マイナスに働くかというと、まあ、間違いなく今のところはマイナスといわざるを得ない。

 ただ、Ebonheart Pactの領域におけるプレイは、将来的にはその活躍の舞台を、TES5でお馴染みのSkyrim地方にまで広げるようなので、そこまで到達しさえすれば、シリーズ経験者の印象はぐっと良くなることだろう。そういうご褒美を思えばこそ、この雰囲気も許容できるというものだ。

 難易度は、もうそろそろ相当きつくなってきている。Aldmeri Dominionのクエストラインのなかにも、ソロクリアを断念して、放置したままになってしまっているものが、2つほどあったりする。具体的に言えば、Storm Atronachが倒せないので、それがらみのクエストを放置している状態だ。もうソロでStorm Atronachを倒す方法は、現時点での私の手持ちの駒にはない、と断じた! あきらめた! 無理!

 そのほかのクエストやソロダンジョンに関しては、今のところはなんとか対処できている。ただ、さらに難易度が上がっていくであろう今後も、同じようにこなせていけるかは、はなはだ怪しい。主力のDual Wieldビルドは、無効な敵の多いBleedに依存するという脆弱性がある以上、どうにも全幅の信頼を置けないのだ。

 そこでAldmeri Dominionのクエストラインに入ってからというもの、従来のDual Wieldに加えて、One Hand and ShieldとDestruction Staffのスキル上げを開始し、ビルドの幅を持たせようと画策してきた。Ebonheart Pactの領域に突入した現在、やっとこれらが40以上にまで到達して、実を結びつつある。近く機会があろう実戦投入の時が楽しみだ。

 ってなわけで、最後の領域に足を踏み入れ、だんだんゴールも見えてきたソロコンテンツ。残りわずかだけども、今までどおりコツコツと消化していこう。

TESO: 多勢に無勢

 連休の夜だというのにサーバーがメンテで落ちてしまったので、撮っておいた写真を掲載して、記事を更新しておこう。

 写真は連休前日あたりのAvAの様子。

 「もうここまでくると笑うしかない」っていう大軍で黄軍が砦に押し寄せてきたシーンだ。この写真に写っている黄軍はほんの一部で、この時点で写っている軍勢の実に2~3倍ほどが、この砦を取り囲んでいた。対する青軍は、この写真に写っているだけの黄軍よりも、さらに少ない程度というありさま。まさに、多勢に無勢。

 こんな状況下で、我らのギルドの戦闘部隊はなんとか裏門から脱出して、敵の背後や側面に回りこみ、薄い部分を削り取るように戦って、なんとかデイリーの20Killは達成したんだけども、頑張りもそこまで。この状況でこれ以上寡兵で挑んでも、敵にポイントを献上するだけでなんだかだし、プレイ体験としてもそんなに面白くなりそうもなかったので、そそくさと引き上げたのでした。

 しかしAサーバーの青軍は連日厳しい。

 願わくば日本のコアタイムにも、Aサーバーの青軍や赤軍に、もう少し大規模な主力部隊が形成されてくれると、AvAがもっと面白くなると思うんだけど、青軍や赤軍の普通のAvAerは、それぞれが勝てるサーバーに逃げてしまっているようだから、もうなかなか形勢は動きそうもないなぁ。

 形勢の変動を期待できるとしたら、みんなのレベリングが終わって、AvAしかやることのなくなる数週間後以降かもしれないな。

TESO: Vampiric Emperor

 ここ数日、AvAで眼前に立ちふさがっている強大な敵は2つだ。

 1つはVampire。進行度の上がったVampireによる、Ultを維持して敵に突撃する戦法が流行って以来、戦場ではこれによる勝敗しか見なくなってきている。優秀なVampireの枚数で、その戦場の勝敗がかなりのところまで決まってしまうという異常事態。Vampireのいない戦場がない。Vampire Onlineに改名していい。

 正直これは単なる調整ミスだと思うので、早急に何とかして欲しいんだけども、今のところ発表されている修正案は「AoEの命中対象を6までにする」という消極的なもので、早期解決は期待できない。

 とにかくVampireにデメリットがなすぎるんだよなぁ。「とりあえずなっておいたほうが得」という要素は面白くなすぎる。VampireやWarewolfのような特殊な要素は、もっと尖った目的のために使われるものであって欲しかった。私はこれにはかなり萎えているよ。

 で、強大な敵のもう1つは、Emperorだ。

 Emprerorはマップを制圧している(正確にはImperial City周辺の6つのKeepを所持している、かな)勢力の、最もランクの高いプレイヤーだけが取得できるパッシブスキルラインで、非常に強力なものが揃っている。Emperorとそうでない人が1v1で戦えば、必ずEmperorが勝つだろうと思えるくらいに強力なもので、バランスを破綻させる要素と言えなくもない。「勝っている勢力を、さらに強くする要素」なので、競技的なプレイヤーには好まれる要素でもないかもしれない。

 でも個人的には、Emperor要素はアリかな、と思っている。Emperorは確かに強いけど、ハードコアユーザー向けにそのくらいの特典はあったほうが面白いし、ハードコアでない側としても、倒すと盛り上がる狙うべき標的がいてくれると、気合が入っていいな、とも思うからだ。こういう要素は好きだ。

 ただEmperor自体はいいんだけども、現状では1つ問題がある。それはEmperorかつVampireという場合だ。

  • Emperorは基本性能が高いので、普通1v1では勝てない。
  • Vampireが現状猛威を振るっているのは、「周囲に敵が多いほど回復する」というUltを駆使しているからで、取るべき対処法は「少人数で挑む/遠距離から撃つ」というものになる。

 この2つの要素が相まって困ったことになっている。Emperorは囲まないと倒せないのに、Vampireは囲むと倒せない、という弱点の補完関係が成立しているのだ。まさにワンマンアーミー。手のつけようがない。

 ってなわけで、この2、3日というもの、どうやっても倒せないEmperor率いるVampire軍団を相手にするという、実に面白くないAvAが展開されているのでした。

 修正はよ。

TESO: VR3→4

 飛び石連休を経てVR4になった。VR3になったことは報告すらしていなかったよ。

 VR2以降も、2勢力目のAldmeri DominionのエリアのGrahtwood(Tier 2)、Greenshade(Tier 3)と移動しながら、クエストをひたすら消化してVR上げに励んだ。ほぼずーっとソロで、特別なことはなにもなかった感じ。個人的には、このゲームのクエストは良くできていると感じられるので、そんなに苦痛でもないかな。むしろ中毒性があって時間がすぐ過ぎてしまう。止め時がなくて困るくらい。

 そんなPvEでのVR上げをしていて、厳しいなと感じるのは、やっぱり難易度だ。
 
 ソロで勝つのが難しいような局面に立たされた時に、VR以前だったら極端な話、「レベルを10上げてから余裕の再挑戦」という選択肢もあったわけなんだけども、VR以降となると、成長による性能の上昇を、そう大きくは見込めないので、その時点での戦力(スキル)で、なんとか創意工夫をして(ビルドを考えて)乗り切らなければいけない。

 でも実際問題、全員が全員、そこまでビルドに柔軟性を持たせているわけでもないので、育て方によっては相当厳しい局面もありえる。要するにゲームの構造上、少ないながらも「詰む」可能性があるデザインになっているのだ。

 私はまだなんとか詰んではいないものの、それに近い状態になったことは、すでに何度かあった。VR2の時にも書いたけど、とにかく「出血しないヤツ」がきつすぎて、困っている。他の人が来るのを待って、コバンザメに徹してクリア、とかいうセコイことをしてクリアすることも多々、というような状態だ。今後、他の人が入れないインスタンスで行われるクエストに、「出血しない強敵」がでてきたら、いつ詰んでもおかしくないと感じている。

 ってことで、そろそろPvEを無難にこなせるビルドも研究したほうがいいのかな、とか思ったり思わなかったりしているところ。なにしろまだハードモードの2勢力目ですらこの始末。これではベリーハードモードになると思われる、3勢力目のゾーンでの活動が思いやられるよ。トホホ。

 今現在の構想としては、とりあえず絶賛育成中のOne Hand and Shieldをランク50にして、全ロールを中途半端にカバーできるという自己満足に浸ろうと思っているんだけども、事ここに至っては、それどころではないかもしれない。今のところ1H&SはPvEに全然寄与していないし、この先PvPで使う予定もないから、本当に自己満足以外の意味がなさ過ぎる。他にPvEで強い武器があれば、ランク50を待たずに乗り換えて、楽チンPvEビルドを模索するのが正解なのかもしれないなぁ。