カテゴリー別アーカイブ: Tom Clancy’s The Division 2

TD2: シーズン9、完!

 シーズン9のシーズンレベルが100になった。

 シーズンレベルというのは、より一般的な用語で言えば要するにバトルパスのレベルだ。

 Division 2のいいところ(?)のひとつは、このシーズンレベルが割とさっくり上がることのような気がする。シーズン内にあるイベントで得られる経験値が大きいのか、グローバルイベント(GE)やら賞金首やらをこなしていると、それだけでかなりの速度でレベルアップしていく。VALORANTやモンハンと並行プレイであってもなお、さくっとキャップに到達してしまったからね。ヌルゲーマーにはいい塩梅だ。

 さて、このシーズン9を構成するTU15パッチの感想は以前に述べたんだけども、それに加えてシーズン9で進展のあった、ストーリー部分についても、少し触れたい。

 なお、ネタバレ上等なので、ネタバレを避けたい人は引き返してもらいたいけども、そもそもDivision 2をプレイしている読者は、ここにはほとんどいないので問題はないだろう。というか、記事自体スルーされている気もするが。

 で、ストーリーなんだけど、またどんでん返しっぽい雰囲気が出てきていて、予断を許さなくなってきた。

 これまで意味不明な闇落ちをしたと思われていたフェイ・ラウなんだけども、実はその裏切り行為自体がフェイクだったというか、「敵を騙すにはまず味方から」的な正義の意図を持ったものだった、というような匂わせがあったのだ。

 まだ詳細は不明なんだけども、ボクらのフェイ・ラウはやっぱり正義のヒロインだったんだ! ってことで、ちょっとだけテンションが上がったよ。

 しかし、どうもストーリーの全容を把握しきれないな。フェイ・ラウ、シェーファー、キーナー、その他これまでのマンハントの面々・・・といった連中の相関関係を、まとめて図示でもしてもらわないと、もはやなにがなんだか意味ワカメだ。

 そういうまとめサイト、募集。

TD2: TU15はいいぞ

 復帰後からプレイが続いているDivision 2。

 現バージョンであるTU15は、なかなか傑作だった。

 TU15では「マイスター」というシステムが導入されたんだけど、特にこれがモチベーションという面で、大変プラスに働いている。

 このシステムは、同じ武器や装備を使い続けたり、納品したりすることで、その武器や装備の熟練度(マスターランク)が上がっていき、それが上がりきる(マスターする)と、その武器や装備の性能を強化していく権限(グレードを上げる権限)を得られる、というようなもの。

 これのいいところは「自分のこだわりの武器を強化できる」というようなカスタマイズ性も、もちろんそのひとつなんだけども、それ以上に「どんなドロップ品でもそれなりに嬉しい」ということが、長所としては非常に大きい。

 どういうことかというと、今までは使わないドロップ品は基本的にはほぼゴミだった。せいぜいお金や分解素材になる、という程度で、ありがた味はかなり低いものでしかなかった。

 しかしマイスター導入後は、どんなドロップ品でも、その装備のマスターランクを上げるための納品物になるため、無駄にならなくなった。言い替えれば、どんなドロップ品でも僅かなりとも成長の糧になる、というわけだ。

 これにより「毎日なにかの数値は少しずつでも常に上がっている」という、着実な成長感を得られるようになった。これはモチベーション維持の上で、非常に大きい。

 そして「使わない装備のマスターランクを上げてどうするの?」と思いきや、どんな装備のマスターランクであっても、それを上げることはキャラクターのマイスターレベルを上げるための経験値になるので、全然無駄にはならない。紫のドロップですら以前ほどにはガッカリしない(後日加筆。紫アイテムはマスターランク上げに使えない様子。ガッカリ復活)。

 とにかくあらゆる行動がプラスになるようになった。1人ちまちま勢にとっては、Division 1のクラシファイド以来の革命なんじゃないか、これは。

 まぁ、とはいえ、いつの日か、マイスターレベルがキャップになり、使う装備のマスターランクもあらかたマスターしてしまえば、それでまたモチベーションの喪失になるのだろう。だけど今のところ、その未来は遠そうだ。

 目下のところは、ちまちまとハクスラをする喜びが、Division 2に戻っている。

 楽しい、楽しい。

TD2: 1年ぶりくらい

 ひっさびさのDivision 2です。

 前回プレイ時は、TU12バージョンだったと思うけど、今はTU15らしい。結構間が飛んだ。

 久々にプレイした動機は2つ。

 1つは、セールで売られていたDivision 2の拡張パックを、友人が購入したので、その様子を覗き見に行く、という名目で、長らくご無沙汰だったDivision 2と、そのマルチプレイという喜びに浸ろうと思ったこと。

 1つは、直近のアップデートで、ソロでもちまちまと達成できそうな、やりこみ要素、成長要素が追加され、さらに後日談的なストーリーまで実装されたという、それなりに魅力的なコンテンツ情報があったこと。

 まず1つ目について。

 友人が購入したのは、WoNYの拡張。レベルキャップの解放と、ニューヨーク系ミッションの追加がメインの拡張だ。このミッション類の手伝いをいくらかこなして、体から欠乏して久しいDivision 2のマルチプレイ成分を、存分に補充させてもらった。

 ただ、さすがに世間的にはヘナチョコとはいえ、それでもある程度は厳選されている、レベル40のマイキャラは、WoNYのノーマルやハードのコンテンツをこなすには、少し強すぎたかもしれない。勢いでうおーっと敵を蹴散らしてしまったけど、友人の興ざめにつながっていないか、心配だ。

 そして2つ目の追加要素について。

 マイスター関連は、私好みのシステムに見受けられた。自分の好きな武器種や装備種を選択して、その熟練度を上げて、性能を伸ばせる、というようなもの。鉄板装備をあえて避けて、かわりに変化球装備を選ぶ、私のようなひねくれものにとっては、ひねくれ甲斐を引き上げてくれるこういうシステムは大助かり、大好物だ。非常に好感度が高い。

 一方でストーリー系の追加は、今のところちょっとだけのムービー以外は、基本的に低予算の音声データだけのようなので、すごく期待するようなコンテンツでもないのかもしれない。そもそも音声データのストーリーって、今一つ頭に入ってこないんだよね。人名を覚えていないせいかもしれないけど。

 他にも、カウントダウンとかいうゲームモードやら、諸々追加点があるらしいけど、知らない。

 そのうち触れるかもしれないし、スルーするかもしれない。

TD2: さらばフェイ・ラウ

 TU12のシーズンマンハント、フェイ・ラウ討伐を完了した。

 かれこれDivision 1の最初期からの長い付き合いになるフェイ・ラウ。シリーズ通しての主人公の相棒的存在にして、脅威の顔面偏差値によって数多の萌え好きゲーマーたちを悶絶させてきたフェイ・ラウ。

 そんな彼女との付き合いも、これっきりというわけだ。

 実に感慨深い。

 以下ネタバレ含む。注意。

 マンハントの過程で得られる通信で明らかになった、フェイ・ラウの造反の背景には、結局なんのひねりもなかった。フェイ・ラウの裏切りというまさかの展開の真相については、最後の最後まで「実は裏切ったフリをした囮作戦なのでは?」などと深読みをして、内心どんでん返しを期待していたんだけど、ふたを開けてみれば本当にただの単純な裏切り行為でしかなかった。

 意外性のない、カタルシスの得られない、つまらないシナリオ。残念というかなんというか。フェイ・ラウ造反という、Division世界屈指のストーリーネタを、こうも無駄遣いするとは。もったいない限りだ。

 ゲームプレイとしては、前回のシェーファー戦と同じく、最後のフェイ・ラウ戦(キャンプ・ホワイトオーク)だけはノーマル難易度でサクサク進めてしまった。難易度を何にしても、得られる特殊報酬のスキルは変わらないからね。

 さて、これでDivision 1から続く設定や伏線は、ほとんど回収しきってしまったな。因縁の相手は全滅した。もうDivision 3にするネタがない気がするよ。

 一応は人気シリーズだから(たぶん)、完全に新しい設定を用意して続編を出すことはできるだろうけど、シリーズのファンとしては、次回作にもなんらかのストーリー的なつながりを持ってほしかっただけに、そうなるための極太な軸になりえたフェイ・ラウがここで消化されてしまったことは、すっきりしたような、もったいなかったような、複雑な感想となった。

 Divisionシリーズの展望としては、本来TU12が最終アップデートとなる予定だったものが、今年中にもう一回メジャーアップデートをするという予定に変更になった、というニュースが先日流れた。名目上は、プレイヤーへの感謝を込めて、的なことだったけど、Division 3かそれに相当するものの開発が、コロナ禍などで停滞しているから、急遽Division 2の延命に入ったのではないかな、などと邪推している。

 どうあれ、もうDivision 2には魅力的な追加を施す余地はない感が強いので、TU13が来ても、ちょっと触る程度になるんじゃないかな、と思っているよ。

TD2: TU12がきた

 遊ぶつもりのなかったTU12がきた。

 そう、遊ぶつもりはさらさらなかったんだけどさぁあああああ。

 このシーズンのマンハントボスが、なんと! ついにきた! フェイ・ラウ! なのだ!

 これだけは、これだけは、この手で倒さないわけにはいかないよなぁ。

 Divisionリリース直後。その圧倒的ビジュアルをもって、「こ、これがヒロイン?」と誰しもに頭を抱えさせしめた、あの衝撃のデビューから4年半余り。闇落ちしたDivisionシリーズ正ヒロインとの、運命の対決の時が、ついに来たのだ。シリーズのファンとしては、避けては通れまい。

 本音を言えば、シーズンマンハントとかいう、ちっぽけなサブコンテンツで始末されてしまうというのが、なんだか残念だけどね。内心フェイ・ラウの闇落ちは、「絶対にDivision 3への布石だ」とすら思っていたのに・・・。もし仮にDivision 3を出すなら、フェイ・ラウ以上に因縁のあるボスは用意できないでしょ。

 そんな重要人物をここであっさり浪費するとなると、Division 3のリリースの実現性にすら、ちょっと暗雲が立ち込めてきたな。むむむ。

 ともあれ、そんなわけなので、チマチマとまだDivision 2のプレイは続きそうだ。

 マンハント以外にはさほど魅力・・・というか義務感を感じてないので、特にそれ以外のことはしなそうだけども。