日記: 4月20日 (2004年)

 女性のドライバーに多いんだけど(失礼)、右左折の時に、曲がる方向とは逆のサイドに車を寄せてから、おもむろに大回りする人が結構いる。

 心理的に、できるだけ左に寄ってから、右に曲がった方が、インコース側のスペースが広くて安心、ってのはわからんでもないけど、これはすごく迷惑だ。極まれに、どうしてもそうしないと曲がりきれない、というケースはあるけど、街中で目撃する「逆サイ寄せ」の99%は単なる空間把握能力不足による、過度なインコース側のスペースの確保が目的だと言っていいだろう。

 これをやられると、曲がる方向に寄せて曲がってくれれば、追い越しての直進できるところを、中途半端にアウトコースよりな位置にいるせいで追い抜けない。いわゆる円滑な通行が妨げられてしまう。

 でも本当にこれが怖いのはバイクに乗っているときだ。いわゆる「巻き込み事故」を誘発する、かなり凶悪な走行なのだ。

 普通、右左折をする車両は曲がる方向のサイドに車を寄せるか、最低でも直進をしているという認識がある。そこで、右に車が寄ったのを見る。この時点ではまだウィンカーがついてない。「ウィンカーおせーな」と思いつつ、この車が右折しようとしているのだと感じ、左側を追い越していこうとする。すると突然前の車の左ウィンカーが点灯し、前の車は電光石火で左折を開始する。で、バイクとがっしゃーん、だ。

 実際「がっしゃーん」となったことはないけど、あわや、というシーンが二回ほどあった。さすがに最近は警戒しているけど、運転上のお約束が守れない人は、公道に出てほしくないものである。うむうむ。

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