日記: 5月18日 (2004年)

 私の家に電話がかかってきた。父が受話器を取ると、上松と名乗る女性が、私に用があるという。あいにく、そんな名前の女性に心当たりはないのだが、近い名前には覚えがあったので、とりあえず受話器を受け取る。

 私 「もしもし」
 女 「あ、蝿さんですかぁ? 私、上松っていいますぅ」
 私 「上松何さんですか?」
 女 「美紀ですぅ。蝿さんですよね?」
 私 「(うん、知らん人だな)あ、いや、俺は蝿の弟です」
 女 「え、あ、そうですかぁ。お兄さんはぁ?」
 私 「(うざい口調だな・・・)え? 知らないんですか?」
 女 「え?」
 私 「兄貴、今○×病院ですけど・・・」
 女 「え?」
 私 「あ、すいません、一応住所とかお伺いできますか?
    兄貴の交友関係を知らせてくれって
    警察に言われてるんで。
    上松・・・下の名前はなんですか?」
 女 「え、あ、(ガチャン)」

 終了。上松美紀さん、すいません、嘘です。からかいました。見てないと思うけど、っていうか、そもそも上松美紀さんじゃないと思うけど、一応いっときます。

 ざまあみろと。

 さて、一年に数回、こういう電話が来る。電話の会話は大体パターンが決まっていて、やたらなれなれしい異性が、いきなり下の名前で呼びかけてくるところから始まる。そして、そのまま謎の質問攻めが始まり、次第になにかの勧誘になっていくのだと思われる。私は初回から、質問になにも答えず、全く相手にしなかったので、その先に待つものがなんなのかは依然としてわからない。

 先に待つものはなんなのか。商品の営業。スクールの勧誘。融資の提案。お水の呼び込み。単なるカツアゲ。うーん、気になる。

 それにしても、こんな方法で何か利益になるものが釣れるとは、どうしても思えないんだけど、こんな怪しげな電話の主が言うことを信用して、なにかアクションを起こす人がいるのだろうか。謎は深まるばかりだ。

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