日記: 5月8日 (2004年)

~以下は私のつたない英語力と、乏しい英語体験をもとに、なんの根拠もないいい加減な感想を、ただ雑感として書き連ねただけのものである。それゆえに、善意の相づちを除く、以下の文章に関するいかなる論駁は、これを聞き流させていただく。論理や根拠の出る幕ではないのである~

 さて、無責任なエクスキューズをしておいたところで、英語の話。

 オンラインゲームをしていると、頻繁に英語に接する機会がある。特にオンラインゲーム黎明期はそうだった。最近は国産やローカライズ版のオンラインゲームも多く、英語がなくてもなんとかなるけど、昔はそうはいかなかったのだ。ほぼすべてのオンラインゲーム(というかオンライン「一応対応」ゲームがほとんど)はアメリカ産であり、英語が大好き、ってわけではもちろんなく、単語帳なんて見たくもない普通の青少年時代を過ごした私も、ゲームをするために仕方なく英語に接するようになっていったわけだ。

 さて、そんな経験を経ると、なんとなくゲームのジャンルによって、会話層が違っているような、そんな感覚を覚えるようになる。こんなことを今日は言いたいのである。

 今回感じたのは、MMORPGと、NWNの英会話の差だ。

 今日何気なくNWNのGamespyに接続し、チャットを眺めていると、妙に英会話が難しい。元々、私の英語の読解力は、海外大作MMORPGが発売されると向上し、それがないと低下する。まぁ、要するに使わなければ衰えるのは当たり前で、現在の状況はまさに、衰えている状態ではあった。だけど、いくらなんでもそりゃないだろってくらいに難しい。まるで会話の内容を追えない。

 そこで気がついた。そう、これは・・・難しいんだ。

 ・・・まてまて、石を投げるな。

 最初、今は英語力が下がっているせいでわからないけど、MMORPGプレイ時の実力に戻れば理解できるはずだ、と思ってた。でも、どうも違うらしい。

 NWNなんつー、コアで、マニアックなゲームをやる連中は、TRPGを週一回集まってやってるような、ほんまもんのオタクである。だから、言うことが理屈っぽく、修辞を多用し、格好つけ(ようとして)、その割に口調に今っぽさも、簡潔さもない。日本のオタクと同じ人種なのだ(以上、該当する皆さんへの悪意は微塵もありません。あしからず)。

 一方、MMORPGプレイヤーも、オタクっちゃーオタクだけど、TRPGをやるような人はさすがに少ない。一部にマニアがいて、一部にはほとんど一般人という人もいる。で、こっちの会話の方が、単語も熟語も慣用句も簡易で、理解しやすい。一般人の会話なのだ。

 つまり、例えば一般人が「食べる」「走る」「わかる」というのを、あちらのNWNプレイヤーは、わざわざ「馳走になる」「疾走する」「余すところなく承知奉る」などといっているわけである。そらわからんわ。

 そんなわけで、ゲームのプレイヤー層を、英会話の内容で類推してみようと言う話でした。別にオチなし。

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