日記: 10月4日(2008年)

 やっと、久々にツーリングにいってきた。

 以前お知らせしたコンタクトレンズ化の目的のひとつには、フルフェイスヘルメットの着脱環境の改善があって、それを試したい試したいと思っていたんだけど、やっとそれがかなった形だ。

 予定したコースは、何度も通ったことのある、秋川渓谷付近。払沢の滝で涼んで、豆腐を買い、ラーメンと川魚を食って帰る、という計画にして出発した。

 運用数回目のバイクナビは今日も好調にナビゲーションをしてくれた。今回なんかは何度も通っている道だから、ナビがなくても余裕で走れるんだけど、なんか方向指示の声があると安心感があるので常用しているのだ。

 走り出して2時間足らず。おおむね予想通りに払沢の滝に到着した。今日は実にいい晴天で、走っていて気持ちがいい。まだ紅葉するには早いらしく、夏の気配を残した山々が、深い青に染まっていた。実に美しい日本の景色だと思う。

 払沢の滝は人気が少なく、以前夏真っ盛りに来た頃に比べると、ずいぶんと落ち着いて滝を観賞することができた。駐車場から滝までの500メートルほどのハイキングで、わずかに火照った体を、滝が巻き起こした風が、涼やかに冷やしてくれる。うーん心地いい。「マイナスイオン」なんていう似非科学用語を用いなくても、この場にいるだけで、この場の価値は十分わかるはずだ。

 10分あまり滝を楽しんだ私は、駐車場まで引き返し、そこにある割と有名な豆腐屋「ちとせ屋」でお土産の豆腐を買う。私はそんなに豆腐が好きではないんだけど、油揚げは大好きなので、絹豆腐とおぼろ豆腐と油揚げを買った。

 次いで、バイクで3分ほどの場所にある、「たちばな屋」という食事処で昼食にした。ここも案外有名らしい。すごくうまい、ということではないけど、昔懐かしい安心感のあるラーメンを食わせてくれる。手打ち手切りとのことで、確かにモチモチした麺は太さが均一ではないんだけど、それがいい味を出していた。

 ラーメンだけでは寂しかったので、川魚の塩焼きを注文することにした。メニューには「マス」と「ヤマメ」があったので、女将さんにどちらが今の季節はオススメかを問うと、「マスとヤマメはどちらも養殖ものですが、今は別に天然のアユが入ってますよ」とのこと。1皿1050円と値が張ったけど、せっかくなのでアユを頂くことにした。

 20分かけて焼かれたアユは、お皿の上に3匹。小ぶりなのは天然ゆえかな? アユは香魚とも書く魚。今日食べたアユも、香り豊かなアユだった。3匹ともぺろりと平らげ、満足して店を出た。

 あとは、秋川渓谷沿いを西進し、上野原方面に南下して、20号を東京方面に進んで帰宅だ。

 ・・・と思っていたのに。

 南の上野原方面と、北の奥多摩湖方面との分岐路で、「上野原方面、土砂崩れのため全面通行止め」の表示が。なんだとー! これでは帰れないではないか。

 ええい、こうなったら仕方がないな。覚悟を決めた私は、奥多摩湖も回ってからぐるっと北周りで帰宅することにした。初めての道で、バイクナビが大活躍だ。やはりつけてきてよかった。

 奥多摩湖といえば、首都圏バイカーの聖地。ではあるんだけど、実は私は行ったことがなかったんだよね。私は天邪鬼な人間なので、自分の好きなものを好きな人がたくさんいるところに行きたがらないのだ。バイクで言えばこの奥多摩湖だし、PCとかゲームで言えば秋葉原なんかがそれに相当する。

 ってことで、初めての奥多摩周遊道路を通って帰ってきたんだけど・・・いや、いいじゃないか、ここは。さすがに伊達に聖地じゃないわけで、気持ちの良い道路を走って帰ってくることができた。食わず嫌いはだめってことですな、うむうむ。

 とはいえやっぱりバイカーが多くて、全身ツナギの気合の入った人が背後から迫ってくると、「怖いわ!はよ先いってくれ!」というような苦手意識に襲われはするんだけど、それ以外の点では、実に気持ちのいいツーリングを楽しむことができた。あんまり別世界すぎて、ここが東京都だとは信じられないよ。下界が24℃あったのに、奥多摩は14℃だよ。本当に別世界。

 で、帰宅。久々のツーリングで、肩やら腰やらケツやらが痛かったけど、やっぱりぶらり旅は楽しいな。初めてのスポットも楽しめたし、いろいろと大満足だ。

 今度はまた富士山でも見に行くかなー。

 ・・・あ、そうそう。肝心のコンタクトだけど、すごく、すごく、よかった。ヘルメット着脱時のわずらわしさからの開放だけではなくて、ヘルメット着用中の顔面部分の圧迫感も減ったし、「眼鏡のない部分」という視野の欠損がないのも、運転がだいぶ気楽になった。シールドをしていれば懸念していた「目の乾き」もまるで起こらなかったし、予想以上の効果に大満足だ。

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