日記: 3月6日(2014年)

 近年のオンラインゲームの躍進はめざましい。世界の、日本のオンラインゲームシーンは日々着実に進歩を遂げている。

 一部の人による一部の人のためのマイナーな趣味だったオンラインゲームは、スポンサードされるプロ選手を輩出し、億単位の賞金が与えられる大会を開催し、万単位の視聴者が観戦するような、そんなショービジネスにすらなっている。日本が少し世界の後塵を拝しているのが残念ではあるけど、些細な問題だ。

 かつてオンラインゲーム界の閉塞感に関する記事を書いてから、8年が経った。

 ―「ハード、ソフト、ネットワークインフラ、そしてオンラインゲームを取り巻くコミュニティの在り方には、まだまだかなりの発展の余地があるはずだ

 そう書いた当時の私が想像していた、いくつかの「実現して欲しい未来」は、すでに現実のものとなっている。

 ―「「私の目をつけた」オンラインゲームというものが、遠い将来、きっとエンターテインメントシーンの主要なものになってくれると信じている

 まだ主要なものとはなっていないけど、シーンを作るところまでは、十二分に達している。

 本当にこれ以上ないほど、期待通りに事が運んでいる。すばらしいことだ。

 惜しむらくは、本当に惜しむらくは、自分がすでにこれからのオンラインゲーム文化を背負って立つ世代ではない、ということだ。そこにちょっと悔しさを感じてしまう。

 自分がオンラインゲーム黎明期を支えた(支えちゃいないけど)世代である、ということは、私のみならず、同じ時代を戦った仲間達に共通する誇りだと思う。でも同時に、オンラインゲームシーンが成熟期を迎えつつある今、当時よりはるかに恵まれた環境の中で、アクティブにオンラインゲームを楽しめる若い世代には、やはりどこかで羨ましさを感じてしまうのだ。

 うーん、やっぱり、歳食ったって事かなぁ。

 仕方がないな。人には与えられた舞台がある。完全にジーサンになったとき、オンラインゲームシーンはどこまで進んでいるのか。そんなことを楽しみに、今後も自分のオンラインゲーム道に邁進するとしよう。

日記: 3月6日(2014年)」への4件のフィードバック

  1. Awayuki

    Oculus riftの製品版がもうそろそろ出るしVRMMOが近い将来どうなるか。
    EQ Nextも確かOculus riftに対応予定だったはず。
    問題は入力デバイスの方かも。
    ヘッドセットで仮想空間は再現できても既存のキーボードとマウスではいまいちダメだ。
    そう考えると色々楽しみが広がるね。
    私も若くは無いがその分資金力はあるので逆にそういう物に金を出せるのも悪くはないね。
    初代EQやっていた頃は学生だったのでPC新調したら拡張パック買う金ない!
    とかあったなw

    返信
  2. Nez/蝿 投稿作成者

    そういう方向できたか。
    私は案外その辺は無頓着なんだよねー。
    画質とか、音質とか。遊べりゃいいや的な。

    最近ですげーな、っておもったのはKinectだけど、
    これもまだまだ発展途上ですな。

    将来われわれが年老いたころに
    この分野が超発展して、部屋の中でKinect的な
    インターフェースのオンラインゲームを遊ぶ、
    はたから見たら狂ったように動き回っているじーさん、
    とかいう光景を想像すると、なかなかほほえましい。

    返信
  3. Venkei

    やっほー。お元気!?だよね。こっそりずっと日記読んでるよ。もうかれこれ15年来のファンだから。
    この日記は色々感慨深いものがあってね!つい返信してしまいます。

    最近オンラインゲームはやっていません。EQJE終了以来か。リアルの環境がずいぶん変わってね。
    5歳と3歳児の父で、夏は登山、冬は釣り、となかなかアウトドア志向になりました(笑)

    ただ興味だけはあって、EQNEXTなんかも「ふむふむぅ・・」とかいいながらチェックしてるんだよ。
    でもアレだね。最近のMMORPGはプレイ画面みただけで「あぁ・・きっとついていけないなぁ・・」と思っちゃう(笑)
    NezのFF14日記なんかもずっと読んでるんだけど、あのWindowの多さ、Buff?等アイコンの多さ、んで
    多種多様のMod??・・・完全に戦意喪失です。

    >> 「うーん、やっぱり、歳食ったって事かなぁ。」

    完全同意。

    なにはともあれ、すごく楽しみにずっと日記見てるよ。ENJOY NET GAME!

    返信
  4. Nez/蝿 投稿作成者

    おう、久しぶりではないか。

    登山に釣りか。両方もはや老骨の私にはきついな!
    リフトで山に登って、ふもとの渓流で売ってる岩魚の塩焼きを食う、
    という疲れないプランで頼むよ。

    最近のMMORPGは、なんだろうね、音ゲーっぽい部分が増えたね。
    状況状況に応じて正しいボタンを押す、みたいな。
    反射神経要素と覚えゲー要素がある。
    で、この手の要素もそろそろ飽きられ始めていて、
    次のアプローチが模索されている、ってな世情。

    返信

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