カテゴリー別アーカイブ: The Elder Scrolls Online

TESO: VR14

 復帰して約1ヶ月。やっとこさVRが2つ上がって、CapであるところのVR14に到達した。

 TESOはVRを10より上にあげるためのコンテンツが極端に少ない、という欠陥を抱えている。VR10近辺でソロクエストを消費しつくすと、その先にあるのはグループコンテンツか、AvAかしかない。

 しかも、そのうちの前者は、「野良で募集して遊ぶ」という文化が壊滅的だという問題があってあまり機能していない。ダンジョンファインダーにキューを入れてみたりしても、うんともすんともいわない。ごく稀に、デイリークエストの募集場所でシャウト募集は散見されるものの、VR14の人がアイテム目当てでやっていることが多く、なんとなくVR14未満だと気後れしてしまう。

 ってことで、結局ほぼAvAだけでVR14までの経験値を稼ぐことになった結果、復帰時点のVR12からほんの2レベルを上げるのに、かれこれ1ヶ月もかかったというわけだ。

 VR14になったので、一通り装備を更新。アクセサリーがVR14にならないものの、それ以外はVR14の装備になった。なんとなく多少強くなった気はする。が、厳密に考えるのはかったるいので、よく分からない。どうもこのゲームは、その辺を厳密に考える意欲を生んでくれないんだよな。なぜだろう。

 ってあたりが今だ。

 VR14になってしまったので、ちょっとモチベーション喪失の危機を迎えているかもしれない。まぁ、永世無料ゲームなわけだし、気が向いた時に遊び、気が向いたときに止めればいいな、と気軽に考えているよ。うむうむ。

TESO: コソ泥とAvA

 TESO復帰後2週間。だいぶ遊ぶ内容もルーチン化してきた。

 日課は以下のようなところだ。

  • MUST)ウマのエサやり
  • SHOULD)日次上限まで盗品故買
  • RECOMMENDED)スリ、ロックピックによるLegerdemainあげ
  • RECOMMENDED)AvAに参加

 要するに、ウマにエサをやったあとは、窃盗行為を行い、そして時間があえばAvAに参加する、という流れだ。

 地道な修行の成果として、窃盗行為のスキルであるところのLegerdemainは、Rank 12にまで上がった。この時点で、スリ成功率アップのパッシブスキルが3段階目にまで取得可能になり、だいぶ快適なスリ環境になった。

 Easy対象相手なら、3回連続で100%スリ取れる。3回スリ取って、概ね100-150gの儲け。暇な時の小銭稼ぎに、スキル上げにと、なかなか楽しい小技だ。

 あとは盗賊ギルド関連のクエストラインでもできるといいんだけどね。王様の寝室からパクってこい、みたいな。いつか追加されるといいな。そのころTESOを遊んでいるかは甚だあやしいけども。

 そしてAvA。

 パッチでバリスタやトレビュシェットといった、攻城兵器のプレイヤーキャラクターに対する威力が、大幅に引き上げられた。それによってCyrodiilの戦況は一変した風がある。訓練されている部隊であっても、攻城兵器が展開されている戦場に闇雲に突っ込めば、たちまち十字砲火を浴びて壊滅してしまうようになったのだ。

 機動力と奇襲による野戦重視だった我がギルドの中では、これはかなり評判が悪い変更のようだ。主にエンゲージする側である我々からすれば、ゲーム全体のポークとディスエンゲージが強化されると、得意の戦法が刺さりにくくなってしまうので、それも当然といえる。

 とはいえ、MMORPGのオープンワールドでのPvPでエンゲージが強すぎると、一部の連携の取れたチーム以外は楽しめなくなりそうだから、ノロノロワラワラと動く野良チームが、ある程度戦えるようにするのも悪くないかな、と思ったりもしている。

 だから、まぁ、私個人としては今の仕様もありかな、なんて思っているよ。

 ただ・・・じゃぁ今の状況が好きかというと、好きじゃぁないんだけどね。
 
 なぜかというと、1人でバリスタを2個も3個もカバンに入れて走り回れて、設置しようと思えば3秒で設置できるなんて、世界法則として美しくないでしょ。で、美しくないのに、それが強い、という理由で皆が行うなんて、気にいらないでしょ。だから嫌い。特にかわいくもないアイドルグループが、なぜかマスコミにちやほやされているのを見ると、イライラするのと同じ。

 美しくないものはせめて弱くあれ、と思う。美しくないものが強い、はゲーム全体の美しさを損ねる。あかん。

TESO: 無法者生活

 や、殺っちまった・・・。

 ちょっと民家の錠前をこじ開けて、不法侵入した上で、タンスの中身を奪い取り、あまつさえ住民の懐のものを掏り取ったという、ただそれだけのことで、理不尽にも住民が激昂して殴りかかってきたから、仕方なく反撃したらこのざまだ。

 私としては、愚かにも暴力行為に及んだ無知蒙昧の徒を、正義の名の元に鎮圧したに過ぎないのだけども、この世界の法律では、こんな当たり前の正義が通らないらしい。こんな明白な状況であるにもかかわらず、「私が悪い」という判決になるようなのだ。

 なんという不条理。なんという不合理。

 もう、こうなってしまっては仕方がない。暗黒世界の住民として、悪の限りを尽くしてくれるわ。

 ・・・ってことでね。

 TESOに最近新しく導入されたらしい、Justice System、すなわち犯罪関係のシステムを試してみたよ。

 今までのTESシリーズと同じく、無辜の住民から金品を掏る、所有権のないコンテナの中身を盗む、違法に入手した物品を故買屋に売却する、家宅の錠前を破り不法侵入する、殺害する、といった行為が犯罪行為に相当するようだ。これらの行為を「他人に見られている時に」行うと犯罪歴がつくが、目撃者がいなければ問題はない、というのも従来のTESシリーズを踏襲している。

 また犯罪行為を行うと、新設された犯罪関係のスキルラインが成長するようにもなったようだ。基本的には、犯罪行為を有利に行うための、犯罪行為専用のスキルラインではあるものの、「Stealth移動の消費スタミナ減少」のような、汎用的に便利なスキルも多少はあるようなので、犯罪行為目当てではなくても、多少は鍛えてみる価値がありそうだ。

 そんな犯罪システムをいろいろと試し、盗み、掏り、殺した。最終的には、賞金額が金貨5000枚にまでなったところで、ガードにとっ捕まって、賞金額と同額の罰金刑に処せられて、無法者生活は幕を閉じたんだけども、なかなか面白かった。

 でも罰金5000は、金策の乏しい私には重かったな。次からは、もう少しばれないように、地味にやろう。

TESO: ひさしぶりの集団戦:参加編

 Death Chainsawは、たしか使っているクライアントはMumbleだったよな・・・。

 Mumbleを起動すると、接続先メニューに「DC」「DC ver2」「DC3」というチャンネルがあった。昔つくったプリセットなのだろうが、どれが正解かわからん。手当たり次第につないでみるが・・・どれも繋がらないではないか。くわっ!

 そこでDeath Chainsawのギルドフォーラムを覗いてみると、あ、あった、あった。最新のVCチャンネル情報が記載されていた。それに従って設定をすると・・・あ、繋がった。繋がってしまった。ど、どうする。とりあえず「こ、こんばんわ」。

 相変わらず、活発にやいのやいの言っている元気なチャンネルだった。人見知り勢としては、アウェー感ハンパ無い。しかし、ここで引いては遊べない。しぼりだした小声で挨拶を行ったところ、なんとか忘れ去られてはおらず、受け入れられたようだ。

 そしてゲーム内でもグループに入れてもらって、AvAを再開することにした。

 それからの戦果は、「快進撃だった」と言っていいんじゃないかな。

 時折、多勢に無勢で負けることもあったけど、1.5倍程度の相手にはまず負けることはなく、地の利があれば2倍の人数を相手にしてすら、互角以上に渡り合うことも多かった。

 Death Chainsaw部隊は、魚群のように皆で狭い範囲に固まって、AoEによる攻撃と防御を展開しながら、中速で突貫する、という戦術を取ることが多いようだった。だから、特に砦内の制圧戦のような、敵が広がらない局面で、効果的に刺さっていた。寡兵で多兵を捌けたのは、大体こういうシチュエーションだった。

 一方、野外での戦いに関していうと、これはあまり刺さっていなかった・・・というよりは、そもそもいい感じの野戦の機会が、私が参加している時間にはなかったかな。ただ、野戦のほうが空間が広い分、どうしても陣形が縦に伸びがち、横に広がりがちなので、一箇所に固まる戦術をバシっとキメるのは高い錬度が求められるだろうな。

 さて、そんな中、私が何をしていたかというと・・・ひたすら四方八方に短剣を投げてました。前列と一緒に敵陣へ突っ込んで、シュバ、シュバ、シュバっと、Steel Tornado(PBAoEDD)を乱射。CCも防御も人任せのお気楽プレイ。何も考えずに、ただただ殺害ログが詰み上がっていくのを眺めるのは、なかなか楽しかった。

 しかしこうやって戦っていると、自分に不足していることも見えてきてしまうなぁ。まずポットもなければ食事もない(最低)というのが問題ありだな。事前準備してなすぎ。おかげでリソースの回復が遅く、経戦能力が低すぎた。

 あとはやっぱりVRとギアかなぁ。VR14の強そうな人を殴ると、驚くほどダメージが通らなかった。そして殴られると死ぬほど痛い。すぐに廃品になるであろうVR12のギアを集めてもしょうがないので、やはりまず今はVRを上げることを第一として、しかるのちにギアを集めたいところだ。

 効率的なVRの上げ方、急募。

TESO: ひさしぶりの集団戦:追跡編

 肝心のギルドプロモーション回に写真がない。ま、いいか。

 VR上げのネタでもないかと、AvAエリアであるところのCyrodiilを徘徊していたところ、とある砦で、黄色い装束の怪しげな一団に遭遇してしまった。

 ギルドDeath Chainsawだ。

 Daggerfall Covenantに覇を唱える(?)日本人ギルドDeath Chainsaw。勢力もギルド名称も略すと「DC」になってしまうので、非常にややこしいと評判のギルドだ(蝿調べ)。そして実は、なにを隠そうこの私も、Death Chainsawのメンバーなのだ。一応。

 復帰後、ソロ活動をしつつも、毎夜ギルドの面々が精力的にAvAに興じていたのは知っていた。しかし復帰して操作もよくわかっていないし、VCのチャンネルとかも忘れてしまっていたし、なによりも、すぐにまた消えかねないので、そ知らぬふりを通していたのだ。我ながらひどい。

 が、ここで不意に遭遇してしまった。こ、心の準備ができていないではないか。しかし、ここでさらにそ知らぬふりを通すのは、さすがに気まずすぎる。それにちょうど、そろそろAvAの集団戦もやってみたかった時期でもある。そこでとりあえずは、VCにも入らず、グループにも入らず、ただの野良の金魚の糞として、面々の追跡を開始することにした。

 結果としては、何度か小競り合いを繰り返したすえに、死去した。ゲームの仕様上、金魚の糞プレイでもそれなりに守られ、癒されるので、思ったよりは戦えた。でも、行軍の意味とか、どういう作戦だったのかとか、そういう細かいことは、当然まったくわからなかったし、自分が異物であるという感覚も気持ちの良いものではなかった。

 そしてなによりも、やっぱり金魚の糞プレイは物足りなさでいっぱいだった。

 私はそそくさと砦で蘇り、仲間に混ぜてもらうべく、そっとVCを起動した。