週末、やっとFS(Free Style:オンラインストリートバスケゲーム)のマイキャラがLv15を突破し、フォワードからパワーフォワードになった。11月23日に作ったキャラなので、ざっと平日8日+休日3日ほどかかっての到達だ。平日2時間、休日5時間として31時間…まあ概算すれば、待ち時間込みで35時間くらいでなった、という感じのようだ。勝率が高ければもっと早かったのだろうけど、そこは腕前的限界ということで。
パワーフォワード(PF)の役目は、「リバウンド・ブロック(得意)」「近中距離での攻撃」「オールレンジでの守備(やや苦手)」というところらしい。対する、私の選ばなかったスモールフォワード(SF)は、「リバウンド・ブロック(やや苦手)」「中遠距離での攻撃」「オールレンジでの守備(得意)」というイメージ。どちらも基本的には何でもやるんだけど、PFとSFでは得意とするエリアが若干違うわけである。
私はフォワード時代には、F最低身長のスピードを生かして駆けずり回り、隙を見てミドルレンジでのジャンプシュート、という戦術を主軸に戦っていた。おかげでレイアップやダンクなどは、ほとんど使ったこともない生い立ち。要するに、極端にミドル偏重の、単調な動きで戦っていたわけだ。それがPFになってガラッと軌道変更を余儀なくされてしまったため、少し受難の時期が続いている。
Lv12、3のころからPFになることを意識して、少しづつインサイドでの動きも試そうとしてはいたんだけど、「試すと負ける」という方程式に身を固められてしまい、ついつい1、2回インサイドで失敗すると、無難にミドル以遠での攻撃に終始してしまっていた。おかげで、なかなか試す回数を頻にすることができないまま、ついにPFになってしまったのだ。
まず、最初に戸惑ったのが、従来の主軸だった垂直ジャンプミドルシュートの信頼性が、ガクンと落ちてしまったことだ。フリーで「ないすぱ~す」なら、ハズす気ゼロだった正確無比のミドルシュートは見る影もなく、フリーなら5割、フリー&コールでも6割程度の成功率になってしまった(ように思う)。
さらに、オフェンス時におけるインサイドでの駆け引きが、なれない私にはかなり難しく、いまだもって暗闇を手探りで進む状態だ。入りやすいけど、阻止されやすいレイアップにダンク。割と高性能だけど出しにくい「ふんわり」。暴発してごめんなさいの、「カエル」。どれをとっても不安定で、フォワード時代の安定感が感じられない。低身長キャラにしたので、PFとしては最速で移動できるのが救いといえば救いか。
ただ、やっぱりインサイドで勝負をかける際、「ミドルでくるかも」という警戒心の裏をついてこそ、効果的に切り込めるものだと思うので、その辺でミドルの信頼性の低さが、主力武器であるインサイドにも影を落とすことになりそうだ。ま、Lv1桁台の頃のように、しばらくは味方をうまく使って、影のように生きていくほうがいいのかもしれないなぁ。今は、武器が、ない。
反面、守備面ではだいぶ強化された。特にリバウンド能力が、数値以上に向上した感じで、ざっと今までの倍以上に取れるような体感がある。ブロックも気持ち決まりやすくなったように思うし(腕前の問題で全然決まらないんだけど)、マーキング等の追いかけっこプレイも、支障を来たすほどには、速力が低下していないように感じる。純粋に強化だけを実感できる状態だと言っていいと思う。ただ、攻撃時とは逆に、低身長キャラゆえに、得意であるはずのリバウンドやブロックが、本当にぎりぎりの競り合いになると、不利が否めないのが、苦しいところだ。
総括すれば攻守両面において、PFはC寄りの、SFはG寄りのFなわけだけど、私のPFはさらに、SF寄りのPFという位置にいるわけである。つまり、
(高く遅い順に)C>高いPF>低いPF>高いSF>低いSF>G
という次第。我が「低いPF」はまさに、中途半端の極みたる地位にいるといえる。器用貧乏万歳。なので、この「中途半端さ」をデメリットではなくメリットとできるような動きを身に着けていこうと愚考する次第である。
む、むじー。
*一応遠い順に、アウトサイド>ミドル>インサイド>ゴール下、として述べた。用語の正確性は置いておく。文意を酌んでくだされ。