ヘッドスタートで2~3時間ほどプレイした。プレイの様子なんかは、あとのエントリーにゆずる(かもしれない)として、今は取り急ぎ第一印象なんかをお届け。
最初に思ったのは「うわ、だっさぁ…」だ。グラフィック技術のことはよくわからないんだけど、近年のMMORPGらしからぬ、非常にヘボいグラフィックが目に痛い。デザインが凡庸以下なのは、逆にD&Dっぽくて(D&Dに失礼だ)いいんだけど、絵のつくりそのものが安っぽく見えるのは悲しい。光源処理をがんばってるように見えるし(影とかがダンジョン内で結構きれい)、私が無学なだけでひょっとしたらエライ技術を駆使してるのかもしれないけど、ぱっと見は「ださい」だ。
インターフェイスは、前評判どおりいまひとつ使いにくい。というか、情報が脳みそに届きにくいデザインのように思える。特にチャットウィンドウが劣悪で、フォントが小さいわ、枠が邪魔だわで、すごく注意を払っているとき以外、チャットウィンドウの文字が目にも入らない。ボイスチャットあんだからいいじゃん、的な投げやり感がうかがえる。EQ2のように、カスタマイズできるといいんだけどなぁ。
操作面は、案外快調だ。キー設定が、従来の定番を外してる部分もあるけど(クエストジャーナルは「J」だろ、とおもったら「L」だった。とか)、これはカスタマイズ可能だし、移動や攻撃に問題はなく、はじめからスムーズに行えた。あえて言えば、右クリックと左クリックを、しばしば間違えてしまう(酒場でNPCと会話をしようとして、武器を振り回す光景がよく見られた[会話:左クリック,武器使用:右クリック]。EQなら即死だ)のが、まぁ難点といえば難点かな。すぐ慣れるけど。カメラワークも案外よくて、3人称視点のゲームなんだけど、壁を背にしても、自己位置を見失うことが少なく感じられた。
戦闘やギミックの使用(レバーを引く、はしごを上る、箱を開ける、等々)は軽快でいい。初日に選んだクラスがファイターだったから、罠解除や知覚系のスキルといった、「MMORPGになかったRPG的な部分」を多くは味わえなかったんだけど、「そういう要素がある」というだけで、ぐっと来るものがある。
コンテンツ面は、まだよくわからない。チュートリアル的なクエストを3、4本やっただけだから。この3、4本のクエストだけで言えば、率直に言って単調だった。でもコレで判断するのは酷というものだろう。ただ間違いなく言えるのは、1)英語のNPC会話を読む気がある、2)常に一緒にやる仲間がいる、のどちらかは満たしていないと、我々極東のアジア人にはなかなか楽しめなさそうだ、ということだ。
ゲームの根幹的な部分が、BGシリーズに近い。要するに、NPCとの会話→ダンジョン攻略→報酬、のループによってゲームが構成されている。そのため、NPCとの会話がわからないと、面白さの半分がスポイルされてしまい、仲間との会話が楽しめないと、もう半分がスポイルされてしまう(ダンジョン攻略部分は、仲間との協力が楽しさのキモだと思われる)のだ。
NPCの言ってることがわからなくても、とりあえずフィールドに湧き続けるモンスターを殴ってレベルを上げていけば、それなりに楽しめたゲームと違って、DDOの場合、モンスターの数はクエストの数に依存していて、しかも、必ずしも戦闘をする必要さえない場合もあるから、戦闘だけに楽しさを見出すことが非常に難しい。だから、行動そのものに、より明確な意味づけをする必要があって、それがNPCのメッセージだったり、仲間との協力行動だったりするわけだ。それができないと、比較対象が戦闘部分ばかりになってしまうから、「普通のMMORPGよりやること(=戦闘)が少ないゲーム」になってしまう。これはずいぶんと敷居が高い。
総括すると
見た目: ×
操作: ○
コンセプト: ◎
とっつきやすさ: △
って感じかなぁ。見た目に耐えられて、なおかつ「とっつける」と高評価になるのではないかと思われる。私としては、やっぱり仲間が欲しいところだ。
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どうでもいいことですが、このエントリーでblog化以来300エントリー目。おめでとう、オレ様ちゃん。
移転&300エントリーおめでたう!
DDOはまだまだこれからって感じなのかなぁ?
オイラが参加するまでに蝿さんのテンションが下がりませんように。:P
ごめん、おもろすぎるよ。
昨日party組んだんだけど、それが熱い。
NWNのシングルシナリオを友人とやるのの
数段グレードが上がった感じ。
こんだけやってもまだレベル1というのもいけてる。