日記: 3月15日(2015年)

 以前の日記で、「オートバイ人生の危機」とぶち上げた、駐車場喪失の件なんだけども、最終的には月極のバイク駐車場を、別途契約する方向に落ち着けた。

 今のマンションに引っ越す時点では全く知らなかったんだけども、マンションから道路を挟んで反対側の区画の裏という至近距離に、月極のバイク駐車場があったのだ。ウェブで検索したら、自分の家の住所とほとんど同じ住所の駐車場がヒットして驚いた。徒歩1分弱。偶然とは思えないほどの理想的な立地だ。

 しかも、ウェブでは「空きなし」とされていたから、「じゃぁ、空きが出たらオートバイ人生を復活させるか」と思って、期待感半分くらいで「空き待ち予約」をしたら、即日返事がきて「来週に1つ空きができます」ときた。これはもう運命としか思えない。

 駐車場の形式はいわゆるコンテナタイプ。鋼鉄の箱にバイクを格納する形式。お値段は月々約1万円と少々お高いものの、セキュリティは高めだし、風雨に強いし、試してみても悪くないかなと思って決断した。使ってみての感想などは、また機会があれば紹介しようと思う。

 正直大して乗っていないバイクだけども、これでまだしばらくは「一応バイク所有者&バイク乗り」という肩書きを保持できそうだ。ふふふ。

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 ってことでこの週末は、5ヶ月ぶりに実家に置きっぱなしだったバイクを、久しぶりに動かしてみることにした。

 冬季の半年弱の放置ということで、ほぼ間違いなくバッテリーは上がってるだろうな、となんらかの面倒事を覚悟していたんだけども、我が愛車君はなんとかバッテリーを維持してくれていた。えらい! さすがに放置プレイには慣れているな!

 この日はそもそも動くと思っていなかったから、不動確認だけをする予定でバイクカバーを上げたんだけども、予想に反して動いてしまった。しかし、このまま次に動かす時までバッテリーが上がらないという保証はない。

 これは充電走行をするしかないな・・・。

 そう判断すると、特に行き先も考えずに、着の身着のままで、とにかく発進させることにした。とりあえず甲州街道をひたすら西進。バイク装備でもなんでもない格好で、気がつけば相模湖までたどり着いてしまった。

 この動かすまでが億劫だけど、動き出すと停まるのが億劫感がバイクなんだよなぁ。久しぶりの運転で、なんとなく大垂水峠を越える走行がぎこちなかったものの、勘はある程度取り戻せたような気がするよ。

 しかしさすがにダウンジャケットの下が部屋着のジャージという格好で、これ以上進むわけにも行かない。そのまま相模湖を通過して、相模湖ICから中央道でそそくさと帰還した。バイクで感じる高速道路の風圧も、まだ肌寒かったけどなんだか懐かしかった。

 さて、これで十分に充電も出来たし、駐車場契約締結後の移動にむけて、乗り手、バイク、ともに備えることができた。万全の体制、アンド、安全運転で新しいオートバイ人生を歩み始めよう。

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