日記: 2月17日(2016年)

 PC版(Steam版)のストリートファイターV(SF5)がついに発売された!

 ってことで早速遊んでみたよ。写真は撮ったつもりが全く取れていなかったのでなしだ。

 起動するといきなりメニュー画面もなにもなくチュートリアルがはじまった。・・・のだけど、これは悪手だなぁ。キーコンフィグする前にチュートリアルになってしまって、全く操作できなかった。無意味すぎる。

 そんな前座を経て、メニュー画面へ。

 小奇麗なメニュー画面は、オンライン対戦ツールとしての機能にフューチャーしたデザインで、完全にメインターゲットはオンラインなんだな、と当たり前のことに関心させられた。スト4時代は、オンライン対戦は実質メインではあっても、デザイン上は「2次機能」というメニュー構成だったからね。

 で、まずは練習とばかりにストーリーモードをプレイしてみたんだけども、なんと、たったの4戦で終わってしまった。オンラインメインとはいえ、いくらなんでもこれは想像の遥か上を行くボリュームの短さだった。もう本当に、オフラインは切り捨ててかかってるんだなぁ。

 そんな短いストーリーモードでは、これっぽっちも対戦の練習にならなかったので、今度はトレーニングモードを起動。そこでコマンド表を見ながら、1つ1つの技を出して確認してみることにした。

 この日試したキャラクターは、スト4でも使っていたバルログだ・・・なるほど。

 スト5は完全にスト4とは別のゲームだな。そしてバルログは完全に別キャラだ。コマンドキャラになり、技が一新され、爪が切り替え式になり、構えがダサい。もはやなにがなんだかわからないが、まぁ、そういう混乱こそが、新しいゲームの持つ魅力というものだろう。

 練習嫌いな私は、数分間トレモで動かしただけで、早々に確認作業に飽きてしまったので、とっととオンライン対戦をしてみることにした。

 結果は、5勝3敗くらいだったかな。

 対戦相手も探り探りという感じで、レベルの低い戦いに終始した。Vシステムのような新しい要素が使われることはなく、コンボらしきものが繰り出されることもほとんどなく、お互いが「これは強そう」と直感した単発技を、遠距離でぶっぱし合う、というような展開。勝ち負けはほとんど運だったと思う。

 そんな初日を終えて、さて、スト5は楽しいゲームになりそうかというと・・・まだわからないなぁ。

 思い通りにキャラクターが動く、というようなシンクロ感が今の技量では全く得られないので、そういう点では面白くはなかった。どちらかというともどかしい気持ち、不快感のほうが強い。ただ、そこを改善していく楽しみそのものが、格闘ゲームの快感の1つだとは思うので、この先に楽しみが大いに残されている、という見方もできる。快感と不快感のどちらが上回るかは、今はまだ判断しかねる、というところだ。

 というわけで、まだまだ混乱の中にあるスト5。この先、馴染んで定番の遊び道具になるか、馴染ませることに挫折して詰まれてしまうかは、正直、いまのところ五分五分、といった気分なのでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です