R6S: シチュエーション

 最終的には、マルチプレイで対戦をするために挑んだR6Sだけど、いきなりマルチプレイに乗り込むほど気合が入ってはいない。

 そこで、まずはシチュエーションというチュートリアル的なPvEコンテンツを試してみることにした。

 ドローンで偵察する。ラペリングする。壁を壊す。特殊能力を使う。そんなことを1つ1つ学びながら、ステージは進んでいった。

 正直、結構難しかった。ある程度段階的に学べはするものの、FPSをまったくやったことがない人は、これで挫折してもおかしくない。そんな感触だった。

 そして、ただのチュートリアルにしては結構面白かった。

 プレイの感触は、ゴーストリコン・ワイルドランズ(GRW)に似ていたかな。ドローンなどを駆使して、索敵で勝つことで、結果、無傷で勝つことを目指す、みたいなプレイ感。エイム力で勝つよりも、状況有利を作って勝つゲーム。エイム弱者の私にはありがたい。ただ、知識ゲーなぶんだけ、後発にはつらい部分も多そうだ。

 シチュエーションに関して言えば、敵AIはかなりお馬鹿さんなので、索敵&侵入がうまくいく限りにおいては、絶対に負けない。そういう点もGRWに似ていた。

 ただ、索敵&侵入をうまくいかすこと自体が、慣れていないと案外難しかった。チェックしたつもりでも、しきれていなくて、伏兵にやられたりする。地形や視線を考え、クリアリングの順番もちゃんと考えないといけない。アクション要素がありつつも、パズル的な要素もある遊びだった。

 シチュエーションごとに難易度の差が大きくて、難しいものに関して言えば、GRWの最高難易度くらいの設定だった。それがチュートリアルという位置づけなのは、なんとも恐ろしい話だ。先が思いやられる。

 ゲーム性に関して言うと、GRWとR6Sの一番の違いは、地形かな。R6Sには、地形を壊す要素がある。それが難しくも面白い要素のようだ。地形を壊して侵入したり、地形を壊して射線を通したりできるから、地形条件が同じマップでもマッチごとに一定にならない。そのへんがこのゲームが長寿を保っている秘訣の1つなのだろう。

 とはいえ、私ごとき新兵がそんなことまで理解できるようになるのは、相当先のことになりそうだ。

 まずはシチュエーションを「楽しめた」ということを重視しよう。あとはマルチプレイをやって、感触を確認できたら、購入に踏み切ろう。

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