愛車のクラシックミニに着けていたドラレコのAKEEYO AKY-E1の内蔵電池が切れたために、まったく同じAKY-E1を買い替えた、ということは某所で述べた。
今回は、その交換によって使われなくなった、古いほうのAKY-E1を分解してみて、構造を把握し、内蔵電池の交換による延命の可能性を模索してみた、というネタだ。
ウェブで調べても、同機の分解記事は見つけられなかったので、手探りで分解してみるしかない。とりあえず見える限りの小さなねじを外す。あとは切れ目らしいところにグイっとマイナスドライバーを差し込んでこじったところ、あっさりと分解することができた。
ちょっとマイナスドライバーでこじったことによる傷は表面についたけど、なにかを破損させることなく分解できたので、また組み直すこともちゃんとできそうだ。簡単に分解できる構造でよかったよ。
で、内部の基盤をじっと見てみると・・・端っこに小さなボタン電池のようなものがくっついていることが分かった。これが内蔵電池なのかもしれない。
そのボタン電池(推定)には端子が直接接着されていて、その端子の先が、さらに基盤側にはんだ付けされているようだった。
この電池を交換できさえすれば、AKY-E1の寿命は飛躍的に伸びるかもしれないぞ。
そこでこのボタン電池の正体を探ることにしたわけだけど、ボタン電池に刻印されている文字が、端子にかぶっていてすべてを読み取ることができない。かろうじて読み取れるのは「末尾が21」という部分だけだった。
この文字列と、端子付きということを考え合わせて、いろいろと検索してみると、この電池は「ML621」なのかもしれない、とあたりをつけることができた。
また修復するためには、さらにこれをはんだ付けしなければならないわけだけど、私にはそのテクも機材もない。しかし世の中には「導電性接着剤」というものがあるそうなので、これを使えばド素人の私でも、端子付きボタン電池を基盤につけることができるかもしれない。知らんけど。
いずれにせよ、今は新しいAKY-E1を買ったばかりなので、電池や接着剤を使ってリカバリーする必要は当面ない。でも遠い将来、2台目のAKY-E1がまた電池切れとなってしまった場合に、仮にもうその段階で同じAKY-E1の販売が終わっていたとしても、ひょっとすると自力で修復できる方法があるかもしれない、というのは救いのある情報だ。
そんな起こり得る未来のために、今回の結果をこうして記しておこう。