Brotato(Switch版)。
擬人化されたジャガイモ(には見えないが)を動かして戦うローグライトゲームだ。ブラザー(Brother)+ポテト(Potato)でイモ野郎くらいの意味合いかと思われる。
内容はヴァンサバ系のようなゴリ押しスノーボール系のローグライトではなく、じっくり戦略的に敵をさばいてクリアを目指していくタイプの、地に足の着いたローグライト。
そういう点では、God of Weaponsに似ている部分もあったけど、GoWと違ってクリアごとに性能を上げていくアンロック要素のようなものすらもほとんどないので(いくつか強めのアイテムがでるようにはなる)、さらに地味で、堅実なつくりだった。
ゴリ押し要素がほとんど排除されているため、考えなしにはクリアは望めない。でも、ちゃんと考えると、ちゃんとクリアできるようになっている。その辺のバランスが秀逸で、久々に「攻略」という言葉がよく似合うゲームを遊んだ。
私としては、アンロック要素で強くなっていくことで、戦略を無視してゴリ押せるようになるようなヌルゲーが、どちらかというと好きなほうなので、そう言う要素がないことは少し物足りなくもあったけど、それ以上に攻略を進めていくのが楽しいゲームだった。
それでいて購入価格はセールで300円。コスパ最強と言わざるを得ない。