作成者別アーカイブ: Nez/蝿

ESOJP: キャドウェルのゴールド・完

 ESOに新しいアップデートが入った!

 ということで久しぶりにESOをプレイした。そしてちょちょいのちょいで、あとわずかに残っていた3ヶ国目のダガーフォールコブナントのミッションを食い尽くし、「キャドウェルのゴールド」を完了させた。

 ・・・という、とりあえずの記録だけ回。

 アップデートで何が変わったのか、とかはまだちょっとわかっていないかな。バンコライのミッションを少しこなした範囲だと、ほとんど差を感じられなかったけど。せいぜいリソースノードがCP150-160系の素材になっていたというくらいしか気が付けなかった。

 とりあえずソロクエマンとしては、別に難易度が上がったりしてはいなかったので、一安心だ。

日記: 10月5日(2016年)

 必殺技。それは少年の心震わす魅惑のアート。

 ってことで、かつて蝿少年の心を揺さぶった思い出深い必殺技の数々を、ただただ挙げていくというどうでもいい回。ほとんどジャンプ。時系列とかは気にしない。出典も記載しない。わかるとこだけわかってください。

 【ペガサス流星拳】

 まあ、必殺技と言えばまず思いつくのは、これなんですよ。聖闘士星矢ゴッコでは星矢役でした。それはそれはひどいできばえのダンボールクロスをまとっていた。

 【ホーロドニースメルチ】

 名前がいい。オーロラサンダーアタックとか改悪したアニメスタッフは無能。

 【南斗紅鶴拳奥義伝衝裂波】

 プールで大活躍。しょば!しょば!

 【アバンストラッシュ】

 野球で大活躍。掃除の時間にも大活躍。

 【メドローア】

 ポップは俺の嫁。ジャンプ史上最強。

 【鞏家兜指愧破】

 指折れるだろ。でもやはりあのスタイルのインパクトはでかい。

 【一文字流斬岩剣】

 この世に斬れぬものはなし。男塾は技の名前に「○○流」とか「○○家」とかが着いているのが少年には格好良く感じた。今ではギャグの一要素にしか見えないけど。

 【爆力魔波】

 ここで一句。俺さまの爆力魔波をなめるなよ。最高のキメ台詞。

 【魔貫光殺砲】

 あの光線デザインをあの時代に出すあたりやはり天才。なお、かめはめ波は別に心は振るわなかった(たぶん初出がマッチョじじいのせい)。

 【多重残像拳】

 響きがいい。にじゅうざんぞうけん、さんじゅうさんぞうけん、たじゅうざんぞうけん。

 【ペルセポリス神魔碑文】

 マジュニアを1撃で倒せることで、一躍当時の必殺技ヒエラルキーの頂点にのし上がった。名前の響きもいい。

 【ハイメガ粒子砲】

 必殺技なのか? でも名前がよかった。ハイ、で、メガ。つよそう。

 【ファンネル】

 必殺技なのか? 脳波で自由に飛び回る子機、って発想は今では当たり前になってるけどすごい。色あせないロマンがある。νガンダムはオールタイムベスト。

日記: 10月3日(2016年)

 一人暮らしの人っていうのは、極端に2つに分かれる気がする。

 1つは料理をする人で、もう1つは料理をしない人だ。

 このうち料理をするようになる人は、一時期、妙に料理にこだわるようになったりして、特に自分の好きな料理の分野に関しては、特殊な調理道具や調味料までも揃えて、やらた凝った真似をするようになったりする。

 こういう道具にこだわるような話は、特に男性に多く聞く話のように思う。おそらく男のほうが料理という分野に多くを期待されていないだけに、逆に少しでもネタがあればあけっぴろげに話しやすいのだろう。期待されていない立場の強みがある。しかしそれだけに独身男性の料理自慢というのは、どこか独り身の悲哀を感じたりもする。

 さて、私はというと、かなりこれらが当てはまってしまう。とりわけ自分の好きな肉料理などは、グリル、ロースと、煮込み、炒め、揚げと、一時期いろいろとやってみたりしたものだ。今でもディープフライヤーのような調理器具に、突然手を出したりしている。

 今ではそんなに凝った真似はしなようになったものの、それでも自炊をするときにはもはやレシピは不要で、適当に目分量で調理して、名もないオリジナル料理を作るくらいのことは、普通のことになっている。それで大きく失敗することはほとんどない。ぱらぱらチャーハンもできるし、フライパントントンで木の葉型のオムレツだって作れる。

 「料理できるの」と問われたら、即答で「できる」だ。

 そんな私なんだけど、実は苦手な料理がある。それは、包丁を使うこと、だ。

 特に果物の皮を剥くようなことが一切できない。肉を適当に切る、くらいのことはもちろんできるけど、皮を剥くような細かい作業ができない。かつら剥きなんてもってのほかだ。理由は単純で、皮を剥く必要のある食物を、ほとんど食べないからだ。正直、向こう10年にわたってりんごを食うな、にんじんを食うな、と言われても痛くもかゆくもない。ジャガイモは・・・いいさ、皮ごと食うさ。

 でも、果物を食べたいわけではないのに、ある日突然、果物の皮くらい剥けるよな人間になりたいよな、と思ってしまったのだ。

 ・・・いや、わかってるよ。全然たいしたことないことを言ってることはわかっている。でもとにかく、ある日私はそう思ったのだ。りんごや梨の皮を剥く練習をしよう、と思ったのだ。

 でも、ただ練習をはじめるとなっても、りんごや梨を食べたいわけでもないのに、モチベーションを保てるか不安だった。

 そこで思い出したのが、今までの料理経験だった。今まで、フライパンを買ったり、圧力鍋を買ったりすることが、新しい料理への活力になってきた(もちろん今までの場合、それ以上に食欲があったわけだけど)。それに倣って、今回はナイフを買うことを皮むき練習の活力としようじゃないか。

 前置きが長くなったけど、それで今回購入したのが、上掲の写真のナイフセットだ。

 スイスアーミーナイフ(十得ナイフ)でおなじみ、ビクトリノックスのぺティーナイフ&パーリングナイフセット。なんとお値段たったの1400円というコスパのよい商品にした。

 手にしたそれは、かなり安っぽい感じのぺらぺらの刃と、スカスカのプラスチックの柄でできた極々軽量なナイフだった。しかしそのつくりの頼りなさとは裏腹に、ためしにこれを使って梨を切って、皮を剥いて食べてみたところ、なかなかに使いやすいナイフだった。私の技量ゆえのぎこちなさを除けば、値段によらず使いでのあるもののように思えた。小型軽量低価格なので、アウトドアに持っていくのにも良さそうだ。

 この秋冬は、これでりんごや梨をデザートにしていくことにしよう。うむうむ。

日記: 9月30日(2016年)

 9月の日記カテゴリ更新キャンペーンも、無事欠けることなくいよいよ大団円。

 最後のテーマは、面白い記事があったので、タバコにしよう(内容はこの記事とはまったく関係ないけど)。

 タバコに関する私のスタンスは概ね以下のようなものだ。

  • 自分では吸う気はまったくない
  • 喫煙は愚行だと思っている
  • 喫煙者は自分とは違うタイプの人間だと思っている
  • 善意無過失の喫煙者の存在は財源になるのでよい
  • マナーの悪い喫煙者は死滅すべきだと思っている
  • スポット的に同席者が喫煙をするくらいなら気にならない
  • 喫煙者と生活することはできそうにない
  • 近しい人間には喫煙してほしくはない

 まず、自分で吸う選択はない。吸う意味がわからない。毒ガスを金を出して吸入? 最悪吸う事態になるとしても、お金をもらうべき案件。

 喫煙は、はっきりと愚行だ。ただだからといって喫煙者が絶対値として愚者だと言っているわけではない。人間は自分の趣味趣向のためにさまざまな愚行を行う生き物で、飲酒、暴食、ゲーム、等々、「しないほうが健康にはよい」ことをするものだ。その愚行のうちのひとつが喫煙だと思うということだ。

 私はタバコという愚行を選択していないだけで、他の愚行は行っている。そういう意味で、喫煙を選択した人とは、「趣味が違う」「わかりあえない部分がある」と思っている。価値観が違う。

 タバコに税金が課せられているというのは心地よい。私とは違うタイプの愚行選択者にペナルティーが与えられている、という事実は、裏を返せば自分が社会的に正しい愚行選択をしているという裏付けのように感じられて、ほのかな優越感を感じる。そのうえで国が潤う。いいぞもっとやれ。

 タバコが他の「愚行」に比べて問題視されるのは、マナーの面での悪印象が目立つせいだと思う。歩きタバコやポイ捨て、受動喫煙に対する関心の薄さなど。タバコに関係なく「愚か」な人が喫煙者になると、このような愚かさが表に出やすいので、全体の印象が効率よく悪くなる。

 受動喫煙の害はわかるけど、同席者がタバコを吸うときに申し訳なさそうにしていることには、逆にこちらが申し訳なさを感じる。大丈夫、数時間の飲み会の席での受動喫煙くらいは気にしないぞ。

 ただ、その一方で、自宅で恒常的に受動喫煙をしたいか、というと断固したくない。ベランダで吸う、とか言われてもいやだ。「ソト」だから許せるのであって、「ウチ」では拒否させてもらう。基本的には「穢れ」扱いなのだよ、私の中では。

 自分が選択していない愚行で身内が健康被害に晒されて欲しくない、それでは気持ちの落ち着けようがない、という身勝手な都合で、親兄弟には喫煙して欲しくない。いずれ不幸があるとしても、その原因がタバコであってほしくはない。

日記: 9月29日(2016年)

 The Crewのメインシナリオをコンプリートした。

 ということで感想回。

 【無料のうちにDLしておこう】

 非常に面白かった。このクオリティのゲームが期間限定とはいえ無料とは、太っ腹にもほどがある。まだDLしていない人は、10月11日までにDLしておくことを強く推奨する。

 【気楽なレースゲーム】

 正直、私はレースゲームは苦手だった。ひたすら同じコースを周回して、じわじわと自己新記録タイムを上げていってやがてクリアする、というストイックなジャンルであるという印象があって、そんな修行僧のようなことはできないぞ、と思っていた。

 そういうとっつきにくいレースゲームを、The Crewは「うまくとっつきやすくしている」という点が、最大の特徴だと思う。

 そのための工夫の1つはシナリオ、1つはレベル、1つはバリエーションだ。

 【シナリオドリブン】

 このゲームは、同じコースを何度も何度もプレイして、プレイヤースキルを磨く、というゲームではない(少なくともメインシナリオをするだけなら)。

 ほぼ1度限りのコースを、シナリオに導かれて走る、というゲームだ。だから飽きにくいし、次はどういうシナリオだろう、どういうコースだろう、という「先の見たさ」でどんどん走っていける。アトラクション感覚で遊べる。

 【難易度≠レベル】

 レースゲームで遊ぶ際に、クリアが難しいからといってゲームそのものの難易度をいじってしまうと、たとえクリアできたとしても、なんだかチートしたような気分になってしまって、心からクリアしたような気分にはなれなかったりする。

 しかしThe Crewの場合、そもそもゲームの難易度を変える仕組みがない。その代わりにドライバーや車をレベルアップさせるという仕組みがある。1度挑んできつかったコースも、少し上級なパーツをあつめて車のレベルを上げてやることで、簡単にクリアしやすくできるわけだ。

 やっていることは相対的に「ゲームの難易度を下げている」ことと同じなんだけど、ゲームの仕組みの中で工夫をしていることなので、チート感を感じないですむ。それが大きい。チート感を感じずに、でもストイックなプレイヤースキルの研鑽などはせずに、ちゃんとクリアしていけるのは、実にライトゲーマー向きで好感が持てる。

 【バリエーション】

 シナリオに導かれるままに、いろいろなジャンルのレースを行っていくことになる。

 ストリートレースから、ダート、道なき道をいくこともあれば、サーキットを走ることもある。対向車もあれば、警察車両に追われることもあれば、ジャンプ台で飛ぶこともあれば、競争相手の車両を体当たりで破壊することを求められたりもする。

 車でできる遊びを網羅した「レースゲームのテーマパーク」といった風情なので、飽きにくい。

 【残念な点もないではない】

 1番残念なのは、豊富な車種があるのに、それらを使い分けたりすることなく、ほぼ1車種しか使わないままに、シナリオが終わってしまう、ということだ。いろいろな車種をとっかえひっかえ使ってみて、気に入った車種をカスタムして、自己満足にひたる。そういうコレクター嗜好の追求が、シナリオエンド後の余生の楽しみにとどまっている感がある。もったいない。

 ファストトラベルが便利すぎるのも、ドライブゲームとしてはどうなんだろうな、と思わないでもなかった。はっきりいって私はファストトラベルを多用したけど、多用しながら「コレは邪道だな」と思っていた。連続使用制限とか、道路意外には飛べないとか、なんらか縛られて不便だったほうが、ゲーム体験は濃くなったかもしれない。

 自分のキャラがいまいちかっこ悪いのも、私としては大減点だ。キャラメイク機能でもあれば、没入感は数倍だったろうに。とはいえこの辺はRPGerの発想であって、レースゲーマーにとってはどうでもいいのかもしれないけどね。

 【ってことで】

 DLCを買うともう少しできることも増えるようだけど、面白かったのはメインシナリオだったわけで、それが増えないDLCはそんなに魅力を感じないかな。今のところ。バイクには乗ってみたかったんだけどね。

 なので、もうちょっと遊んだら、一気に稼動頻度は下がりそうだ。

 でも、かなり好印象だったので、短期間だったとはいえ、このゲームの私の中での地位は高い。レースゲームは好みじゃないという人にこそ、是非お勧めしたい。

 Fly!はThe Crewを応援しています。