作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 7月14日(2025年)

 新しいロボット掃除機を購入した。

 購入したのはEufy Robot Vacuum 3-in-1 E20(Anker)だ。

 3か月前に修繕して「まだまだ舞える」とか言ったルンバ870をあっさり見放しての新機種購入となる。

 我が家のルンバ870君は、前回のタイヤ修繕以降も、毎日順調に掃除してくれてはいた。

 だけども、興味本位で昨今のロボット掃除機事情を調べたところ、我が家のルンバ君(11歳)はもはや5周遅れくらいの低性能なのだ、と知ってしまった。時代遅れ感が半端なかった。

 そういった事情を調べさえしなければよかったのだろうけど、調べて知ってしまうと、もう駄目だな、潮時だな、と思ってしまった。

 ってことで、時代に追いつくべく新規購入したロボット掃除機Eufy E20のレビューを、我が家のルンバ君(ルンバ870)との比較を軸に述べていきたい。

 【価格】

 まずね、ルンバシリーズは高い。これ。性能に対する値段が高い。コスパが悪い。

 もちろん信頼と実績のブランド代ではあるんだけども、今は競合メーカー、特に中華メーカーも実力を上げてきていて、同等以上の性能で、かつ、低価格な競合モデルが、市場にはごまんとある。「ロボット掃除機はルンバじゃなきゃ」の時代は、とうの昔に終わった。

 少なくとも、11年前のルンバ870から乗り換えた場合に、価格/性能面で不満に思うことになるような機種は、市場に存在していない。買えば必ず満足できることが確信できた。

 そういう業界事情は、私をしてルンバを脱却させる大きな原動力になった。

 今回購入したEufy E20は、Amazonプライムデーのセールで購入価格49000円くらい。11年前のルンバが7万円近かったことを思うと、かなりお買い得だったと思っている。

 【吸引力】

 ルンバは吸引力を公称していないんだけど、我が家のルンバ870に関して言うと、ウェブで調べた範囲では1300Paという数値が拾える。これに対して今回購入したEufyE20は、8000Paだ。常にフルパワーでは運用しないにしても、吸引力では比較にならない。

 なお、1300Paでも別に不満はなかったということは付記しておく。

 【マッピング】

 ルンバ870は「ランダムに乱反射しまくればそのうち部屋全域を掃除できるだろう」という動きをする。かわいいがアホの動きだ。

 一方でEufy E20は今日のミドル帯以上のロボット掃除機と同じく、センサーで部屋の形状を読み取り、部屋の外周をなぞるように掃除してから、真ん中をジグザグに掃除していく「塗り絵方式」で動く。格段に頭がいいし、効率もいい。

 【衝突被害】

 ルンバ870は上述したような動きのため、勢いよく家じゅうの壁や家具に激突する。そのため我が家の壁や家具には、ルンバ870のつけた傷跡がくっきりとついてしまっている。

 一方でセンサー式のEufy E20は、壁や家具の直前5-10mmくらいで動きを止め、ギリギリをなでるように進む。たまに衝突することがあってもソフトタッチなことがほとんどで、ルンバ870に比べるとほとんど無害と言っていい。

 【走破性】

 この点だけは、Eufy E20はルンバ870に少しだけ劣っているかもしれない。

 ルンバ870はどこにでも突撃していく動きをするため、動けなくなるまで突き進む。それが功を奏して、車幅ギリギリの隙間を攻めて進んでいったり、坂道も車輪が浮くまで登っていこうとする。野生のパワーを感じる。

 しかしEufy E20は賢いぶんだけ諦めが早く「そこはもう少しチャレンジしろよ」というところを進まないことがある。優等生がゆえの欠点だ。

 ルンバ870のド根性を基準に作られた我が家の「ロボット掃除機フリー環境」は、Eufy E20というもやしっ子に合わせて、もう少し「ぬるま湯仕様」に変更しなけらばならなそうだ。

 【ごみ処理】

 Eufy E20は最近流行りの、ステーションにごみをためる方式。ステーションに充電に帰る度に、掃除機内のごみをステーションに吸引させて、掃除機内を空にする。これは掃除機内のゴミによる空気抵抗を減らし、吸引力を保つという意味合いと、ごみを格納できるスペースを大きくすることによって、人間がごみを処分する頻度を減らすという意味合いがある。

 まだ運用して間もないので、これらの恩恵はあまり受けていないけど、ごみ処理の頻度が下がることは、QOLを上げるだろう。ただステーション側に消耗品のゴミパックをセットしなければならないのは、逆にちょっと面倒くさい可能性がもある。主に物資補充の観点で。

 【メーカーの信頼性】

 Eufy E20は中華メーカーであるAnker製。中華ではあるけど、Ankerはバッテリー事業を中心としたメーカーとしての知名度が高く、それなりに信頼性があると判断してチョイスした。ロボット掃除機事業に参入して10年以上経過している(たぶん)ことも、信頼できそうだった。

 【3-in-1】

 Eufy E20の最大の特徴は、コードレススティック掃除機、に変身できるという機能。かっけええええええ。

 【Wifiとアプリ】

 Eufy E20はWifiで設定、操作を行うことが前提になっている。今日の中年世代や、それより若い人々には問題はないだろうけど、お年寄りには少し難しい機器かもしれない。

 アプリを見ていると、毎日の掃除の航跡を、マッピングされた我が家の間取り図の中にリアルタイムで描いてくれて、PC前で仕事をしつつ「お、今台所を掃除しているな」というようなことが見えたりするのは面白い。でも、アプリではスケジュール設定くらいしかしないので、正直なくてもいいといえばいい。

 【総評】

 11年の歳月が生んだ技術力の進歩に、今は大いに満足している。

 運用開始後まだ数日なので、欠点らしい欠点は走破性くらいしか発見できていない。走破性に関しては、乗り越えられないスロープの角度を緩くする計画を立てて、運用側で解決を試みている。

 あとはルンバの経験からすると、大事なのは消耗品の交換部品の供給体制かな。ブラシやローラーやタイヤのような部分の消耗がいつかは起こるだろうから、このあたりの交換部品の供給が滞らないかどうかが気になるところだけど、それはまだちょっと先の話だろう。

日記: 7月8日(2025年)

 足底腱膜炎との戦いは続いている。

 症状は相変わらずだ。痛んでいても、軽くストレッチをしてほぐせば、それなりには歩けてしまうので日常生活に大きな支障は出ていないものの、長く歩いたりすると悪化しそう、という危惧が先に立ってしまうので、積極的には出歩けないという点が、精神的な負担になっている。

 ということで、ここへきてついに医療機関に診てもらうことにした。

 病院、整体、鍼、と選択肢はいろいろあったものの、自宅から徒歩2分のところに整形外科があるので、まずはそこに行ってみることにした。

 そこで問診とレントゲンとを経た結果・・・

  • 診断結果はやはり足底腱膜炎
  • 負荷を避け、自然回復を待て

 という、今までの方針を追認されるに留まった。

 予想通りではあるものの、医学的な確認がとれたのは多少ほっとしたかな。骨棘ができていないということを確認できたのもよかった。今までの素人判断保存療法が、なにかを悪化させたというようなこともなさそうだった。治りが遅いのは単なる個体差の範疇のようだ。

 また「歩けないからチャリに乗ろう」という最近の私のムーブも、それで足が痛まないなら問題はないとのことだった。そういう確認が取れたのもよかった。これで堂々と乗れる。

 あと感じたのは、全然関係ないけどマイナンバーカードだなー。まだマイナンバーカードを持っていない私は、そろそろ迫りくるマイナ保険証時代に戦々恐々としている。ぐぬぬ。

日記: 7月4日(2025年)

 アメリカンな雰囲気を味わいに、有休を取得して、平塚までツーリングをしてきた。

 目的地はアメリカンな世界観で有名なPepper’s Drive-In

 有名なので前々から、というかもう10年前くらいから、行ってみたいと思ってはいたものの、なかなか機会を作れずにいた。そんなところに、ようやっと念願の訪問をしてきた、という次第だ。

 往路は八王子側から相模川沿いを南下した後で厚木市、伊勢原市のど真ん中をぶち抜くような、市街地コースを通った。

 相模川沿いを走っているうちは快走できたものの、厚木市の、特に本厚木駅近辺になると、平日とはいえトラックをはじめとする車列が多くなり、渋滞とはいかないまでも、快走からは程遠い、単なる移動というような様相になった。

 特にきつかったのは、やはり気温だ。初夏とはいえすでに30度を優に超える気温の中、爆発し続ける空冷エンジンを股間に挟んでいるのだから、それはもう灼熱地獄。トラックに前後左右を囲われながら、信号待ちで止まろうものなら汗がダクダクと流れ出た。

 そんな暑さと、車列との戦いを経てたどり着いたのは、写真のような、古き良きアメリカの雰囲気色濃い店舗だった。

 これが周囲の田畑の中にぽつんとたたずんでいる光景は、なかなかにディストピア感があった。我らゲーマー的にはアメリカ的というよりもむしろFallout的とさえ思える。

 店の中に入ると、まずはキンキンに聞いたクーラーの冷気が心地よかった。

 そして同時にこれでもかと目に入ってくるものは、店内に所狭しと並べられ、また壁という壁、天井という天井に張り付けられた、アメリカ雑貨の数々だった。インターネットの情報で知ってはいたものの、その物量にはやはり圧倒させられた。

 平日のしかも開店直後ということもあって、先客は1グループしかおらず、席には余裕があったので、店主に良いかどうかを聞いたうえで、ボックス席を1人で占拠させてもらうことにした。
 
 席に着き、オーダーをする。

 ちなみにこの店は、アメリカンダイナーな風貌でありながら、実はカレー屋だったりする。ハンバーガーやホットドッグやチェリーパイのような、アメリカンフードの店ではないのだ。

 テーブルに置かれたチェックリストのような用紙に、カレーの量、辛さ、つけたいトッピング、その他サイドメニューを記載して、店の人に渡すことでオーダーするシステムになっていた。

 今回は、辛さ、量ともに普通、にこみチキントッピング、というカレーに、瓶コーラをセットでつけて注文した。

 まず届いたのはコーラ。瓶で来る。コーラが飲みたかったわけではなくて、このシチュエーションで瓶コーラ、という絵が欲しくて注文したといっていい。いや、あえて言おう。ヌカコーラの絵が欲しかったのだ。味は普通のコーラだった(当たり前)。

 そしてカレー。うん、普通においしかった。みんなが好きな味。なんの変化もないド直球。こういうのでいいんだよ系のカレーだった。おいしいおいしい。

 特筆すべきは、内装外装もそうだけど、接客だったと思う。てっきりクセの強いアメリカかぶれおじさんが店主かと思いきや、品のいいマダムが、上品かつ丁寧な接客をしてくれて、とても居心地がよかった。アメリカというよりも、英国式庭園の茶室の風情。

 興味深い外装と内装、快適な冷気、心地よい接客、おいしいカレー。これらを存分に楽しんだ後は、伊勢原市、清川村を経由して、宮ケ瀬湖エリアを流してから帰路に就いた。

 距離でいうと遠回りになった復路だけど、街中を走った往路よりもだいぶ快適に走ることができて、往路も復路と同じ道で来ればよかったな、という学びを得た。また何年後かにもしPepper’sに行くことがあれば、往復ともに宮ケ瀬湖エリア経由で行くことにしよう。

TD2: 標準衣料品コンプリート

 標準衣料品キャッシュから出るコスメアイテムをコンプリートした。

 いやー、長かった。

 標準衣料品キャッシュは、SHDレベル4ごとに1つ開けることができ、71種のコスメアイテムのうちの1つをランダムで入手できる仕組みになっている。1度手に入れたアイテムも重複して当選するので、71種をコンプリートするのはなかなか難しい。

 私の場合は、SHDレベル1688でやっと71種全てが揃った。途中、イベント報酬で鍵を手に入れたりしたこともあったから、厳密な数字ではないものの、ざっくりと1688÷4=422回の挑戦でコンプリートというわけだ。果てしないな。

 最後の1個となった記念すべきアイテムはレベルバンダナ。うーん、好みじゃないかな。

日記: 7月2日(2025年)

 最近買って気に入ったもの。

 ポータブル扇風機。

 USB充電で持ち運べる大きさの扇風機を購入した。写真のものになる。

 購入の動機は、夏場の湯上がりの冷却用だ。

 昨年、風呂のリフォームをしたことで、この夏場の暑い季節でも湯船に入る日々を送っている。それ自体は、なかなかに気分がいいのだけど、湯上り直後だけが不快だ。

 脱衣所まではクーラーの冷気も及ばないので、どうしてもこの季節は湯上りの室温が高い。脱衣所で身体の水気を拭き取っても、最低限のスキンケアやヘアケアをしている端から、再び身体に汗がにじんできてしまう。ドライヤーなどかけようものなら、もはや低温サウナの様相。これがいやだ。

 というわけで、脱衣所に扇風機を導入することにした。

 風力を考えれば、コンセント給電のちゃんとした壁掛け扇風機かなにかを導入するのが最適だろう。だけど電源コードの配線やら、壁面への固定やらを考えるのは億劫だ。1日のうちのわずかな時間、1年のうちの限られた期間しか使わないものに払う労力としては、少々見合わない。

 そこで採用したのが、充電式のポータブル扇風機だった。

 USB充電のポータブル扇風機というと、風力の心もとない「これならウチワのほうがええわ」というようなものばかり、という先入観があったんだけど、ちゃんと探せばそんなことはなかった。今回選んだこの扇風機もそうだけど、回転翼の径が大きいモデルであれば、近距離で浴びる分には十分に涼しくなるほどのパワーがあった。

 バッテリー容量も申し分なく、満充電で連続使用時間はカタログ値で3~10時間。カタログ値だし、風速「強」の運用が常でもあるから、3時間かそれ以下しか持たないとしても、風呂上がりのみの運用だと、1回でせいぜい10分程度しか使わないので、1週間以上は充電なしで優に使い続けられる。十分な持続力だ。

 リモコンがほぼ無意味なのは、ご愛敬。そのくらいは目をつぶろう。

 というわけで、夏場の風呂ライフを快適にするポータブル扇風機。なかなかいい感じで日々活躍してくれている。