作成者別アーカイブ: Nez/蝿

GW2: マジンゴー

 ♪ちゃらっちゃ♪
 ♪ちゃらっちゃ♪
 ♪ちゃらっちゃーちゃーちゃ♪
 ♪ちゃらちゃらちゃらー♪
 ♪ずん、どん、ずずん、どん♪

 ♪そーらにー♪
 ♪そびえるー♪
 ♪くーろがねのーしろー♪

 ってなわけで、昨日のWvWvWで大活躍したのは、ゴーレム隊だった。

 腹痛で緊急AFK(UNK言うな)をしたら、AFKが長すぎて強制ログアウトをくらい、戻ってみたら、WvWvWゾーンがキュー待ちになっていて、数分後にやっとゾーンインできたと思ったら、ギルドメンバーがなにやらVCでやたら盛り上がっていて、敵の砦を攻略中だった。おおぅ、よくわからんが楽しそう。なのに乗り遅れたか!

 乗るしかないこのビッグウェーブに。ってことで慌てて駆けつけてみると、ギルドメンバーの操るゴーレム2体が、のっしのっしと歩きながら砦のドアをガシガシ殴っていた。どうやらこのゴーレムの活躍で盛り上がっていたらしい。なるほど確かにこれは痛快だ。

 強力な対建造物攻撃力を発揮するゴーレム隊を含む部隊は、敵の抵抗が少なかったこともあり、快進撃を続けた。ゴーレムがその真価を遺憾なく発揮し、大活躍する光景に、ギルドメンバーのテンションはいやがうえにもあがっていく。写真は占領後の砦内で、2体のゴーレムが1箇所に重なって手を振り回して、「アシュラマンやー」とかふざけている姿。もはやなにをやっても楽しい心理状態だ。

 中央の砦、北西のタワー、北東のタワー、東の砦を立て続けに制圧していく。メスマーポータルチームによるゴーレム運搬も、すっかり手馴れたもので、この快進撃は留まることを知らないかに思えた。

 しかし終焉は突然訪れた。

 敵本隊との遭遇戦で、調子に乗って最前線に突入し、腕を振り回すという快楽に溺れたゴーレム隊は、見事に返り討ちにあい、大破。その後、偶発的ながら東の砦で3号機の建造を図るも、これまた謎の高速進入部隊(ゲートを殴った気配もなく、一瞬でゲートを抜けてきた。ポータルのエフェクトは見えたけど、あれは一体・・・?)に襲い掛かられ再起失敗。

 あえなくゴーレム隊はその生涯を終えたのだった。トホホー。

GW2: こまごまと

 小さな話をだらだら。

 【Alt】

 Mesmer、Guardianに加え、先週末昼にWarriorを作ってみた。Warriorは武器を振るう姿が格好いい。そしてやっぱりMeleeが性に合ってる気がする。遊んでいて楽しい。育てる時間はあんまりなさそうだけども、とりあえず早く帰れた日には、デイリーくらいはこいつで消化していくのもいいかもしれない。でもMesmerも育てたい気もするわけで、にんともかんとも。

 あと、このゲームのMeleeの挙動はあまりよくないと再確認した。リープの感触とかが特にいまひとつ。リープやノックバックのような、物理的な移動を伴うスキルの挙動は、SWTORがずば抜けてよかったなぁ。

 【ハロウィン】

 面倒くささが「ハロウィン的なファッション」という報酬の魅力を上回ってしまい、熱心に手をつける気がわかない。最短距離の手順が、わかりやすく記載されていて、面倒くささが報酬の魅力を下回ればやるかもしれず。という、ゆとり思想。

 【キャンディコーン】

 とかいいつつ、キャンディコーンだけは見かけたらついつい掘ってしまう。具体的な使用予定はないのに。

 【Engineer】

 Lv80ヒット後、装備やビルドをPower、Precision、Condition Damageに寄せた、ガラスの豆鉄砲プレイを続けてきたわけなんだけども、さすがにマンネリになってきた。ダンジョン通いをして、堅い装備にしてみようかとか妄想中。

 【WvWvW】

 結局JQが昨日はトップに躍り出ていた。昼も、というか、昼がJQは強いとかなんとか。

GW2: 補給基地の戦い

 週があけてまた新シーズン開始。

 今シーズンの最上位リーグは、前シーズン最下位のHoDサーバーがリーグを抜けて、かわりに成長著しいIoJサーバーが上がってきた。都合、JQ、SBI、IoJの鼎立というかたちだ。

 そんな新シーズンの開幕3日間の戦況は・・・なかなか苦戦中だ。早々にオーブを他国に奪われ、久方ぶりにオーブの手厚い加護なしで始まった新シーズン。拠点制圧度やポイントは奇跡的なバランスで3国が綺麗に拮抗しつつも、いずれにおいてもJQサーバーは微量に出遅れてしまっている。

 昨日夜23時の段階で、ポイント2位、オーブ2つ確保とだんだん持ち直してきたようだったけど、日本(アジアパシフィック勢)のコアタイムが終わったらどうなっていることやら。体感だと、日本のコアタイムの現勢力は[SBI>JQ>IoJ]に感じるけど、昼間はどんな感じなんだろう。1日経っても大きくバランスが変わりはしないから、似たようなものなのかな。

 そんな今の混沌とした状況は、ギルドでは大変な好感を持って迎えられていて、やっと熱い戦いができる、とみんな息巻いている。が、元来思想のぬるい私としては、鼻歌交じりで踏み潰せる相手がいなくなって、おののいていたりもする。「熱い戦いでいいですねー」とかみんなに合わせてお茶を濁しながら、内心では「(ぎゃー!)」「(ひー!)」と悲鳴を上げる日々だ。まぁ、敵がいないよりは遥かにいいけども。

 さて、そんな今シーズンの熱い戦いの連続の中でも、特に印象的だったのが写真の場面。Borderlandマップの南東の補給基地の防衛戦だ。

 周囲を崖と水とで囲まれた、くぼ地の真ん中にある補給基地。その真ん中に拠点を築けば、上から撃ち落とされるわ、水中から奇襲されるわと、防衛には向かないことおびただしいこの地を、しかしできるだけ守ってみようという自己犠牲的な作戦を立案、実施した。

 まずは敵の襲来に備えシージを並べて待つ。

 やがてここに我々がいることが敵に知れ、ちらほらと敵がやってきた。とはいえはじめのうちはせいぜい1か2グループ規模が相手だったので、なんなくはじき返した。このくらいでは、そもそも数でさえ自軍有利なので問題にならない。

 しかし、徐々に敵の襲来は激しくなり、やがて敵本隊らしき大軍勢がやってきた。

 正面から、側面から、背後から、水中から、敵の猛攻に曝される我々。シージを軸に弾幕を形成し、敵の突入の阻止を試みるものの、だんだんと苦しくなってきた。こちらの牽制は全方向に分散せざるを得ない一方で、敵の攻撃は包囲の中心に集中してくる。

 やがて守備陣形はほころびを見せはじめ、徐々に戦力が削られていき、ついには抵抗むなしく防衛戦は敗北に終わった。

 ってなわけで結論としては、「やっぱあそこは守れないね」ということだった今回の作戦だけども、それでもまぁ、かなり善戦したんじゃないかな。戦線の維持時間もそれなりに長かったし、戦略的な意味の薄い場所に寡兵で多兵を引き付け続けたことは、決して無意味じゃなかったと思う。

 やることはシンプルだったから、ガラスのハートの私としても、とくにパニックになることもなかったし、大いに楽しめたとさ。

GW2: おもてなし

 はい、そんなわけでWvWvWの戦況は低調です。特にこの日は敵の元気がなく、日本のコアタイムになるとマップはJQ色一色。散発的に抵抗勢力が出没しては、JQ本隊に轢き殺されるという様相。

 それでも心が折れない一部の敵勢力は、JQ本隊を避けるようにゲリラ戦を展開。北東のタワーを取り返せば、南西のタワーを取られ、南西を取り返せば南東が取られ、南東を取れば北西が取られ・・・というイタチごっこ。ポイントにはなるのだけど、遊びとしては物足りない展開が続いた。まぁ、彼我の戦力差を考えれば、相手がそういう戦術に出るのは当たり前なんだけどね。しかし追う側としては、少々刺激が足りない。

 そこで、一計を案じた。

 「空き巣を丁重にお出迎え作戦」だ。

 ・・・って、これでは意味がわからないけども、要するに待ち伏せ作戦だ。

 取り返したタワーの中に居残り、もう一度、敵のゲリラ隊が取り返しにやってくるのを待つ。敵がやってきたら、扉が破られるまでじっと息を潜めてさらに待つ。この際、礼節を重んじ、扉の前に整列しておく。扉が破られたら、ずらっと居並ぶ一同で、「いらっしゃいませ」の敬礼とともに、一斉にAoEを中心に攻撃。門に集中した敵兵を、一気に焼き払う。という作戦だ。

 まずは整列して待機だ。背の順を考慮して、美しく見えるようなレイアウトで並んでおく。整列後は、敬礼のエモートの確認なども行う。マップを見ながら「今度は南東いったー」「次くるんじゃない?」「またここスルーかー」などと戦線の動きを観測して、敵部隊の到来を今や遅しと待ち構える。

 そして待つこと15分くらい。

 敵兵登場!

 ガンガンガンガン。破壊槌で門が削られる音が響く。こちらの抵抗がないことを見て取ったのか、やがて敵の歩兵までもが、門前で門を殴り始めた。敵兵もよもや門を挟んだ反対側に、おもてなしの軍団がいるとは思うまい。調子に乗った敵兵の攻撃を前に、門の耐久値が瞬く間に削られていく。

 門の耐久値がゼロに近づくにつれ、おもてなしのために居並ぶ面々にも緊張が走る。果たして作戦はうまくいくのか。それともただのネタになるのか。「まぁ、どちらにしてもおいしいか」などと思いながら、運命の瞬間を待つ。

 そして・・・

 オープン!!

 門が開くと、時間が止まったような一瞬の静寂があった。「あれ?なにこいつら?」「え?中に敵いたの?」。そんな驚きが敵最前線に走ったように思う。

 そして次の瞬間、事態を把握できた極一部の敵最前列と、こちらのおもてなしチームとの間で、最初の戦火が切られた。

 攻撃開始!「いらっしゃいませ~」

 本当に/saluteをしていた何名かの勇者を含め、全員が良好な視界を確保できていた我々は、門前の一箇所にまとまっている敵を相手に、一斉に攻撃を開始した。一方、我先にと門に殺到していた敵部隊は、他人が邪魔で視界が悪く、さらに破壊槌が邪魔でなお視界が悪く、これからなにが起こるのかさえ、大多数の人にはよくわかっていないようだった。

 組織立った反撃体制が整う前に、まとめてこんがり焼き殺され、射殺され、斬り殺される敵部隊。かろうじて状況を把握できた最前列の数名のささやかな抵抗が終わると、ほとんど一方的な掃討戦となり、わずか1分足らずで圧倒的な勝利を収めることができた。

 VCではあまりの大成功に笑いが止まらない。作戦を計画し、それが図に当たり、しかもそこにはサプライズと、ほんのちょっぴりのユーモアがあった。いやー、最高だ。

GW2: 高収入&共闘の1日

 相変わらず日本のコアタイムのWvWvWは、我らがJQサーバー1強体制が続いている。

 のだけども、前シーズンよりは敵の抵抗も激しく、特にSIサーバーのアジア勢は、盛んに攻撃を仕掛けてくるので、まだしも歯ごたえがある、という状態だ。

 そんな状況の中、お世話になっているギルドDeath Chainsawの軍勢は、今日も今日とて遊撃隊のような動きを志向しているようだった。そういう動きになるのは多分、このギルドのカラーのようでもあるし、また中規模の戦隊が単体で、主体的にできることや楽しめることを突き詰めると、自然とそういう動きになるのかもしれない。本隊にまぎれてばかりではギルドの醍醐味が薄れるし、別働しても正攻法では敵本隊に勝てないし。遊撃隊になるのもむべなるかな。

 さて、この日は運が良かったというべきか、リードの冴えというべきか、同等以下の相手に負けることはほとんどなく、同等以上の相手でも善戦し、圧倒的な数量の差以外では連戦連勝といっていい、すばらしい結果だった・・・気がする。もう正直覚えてないけど、たぶんそんな感じだった。

 特に気持ちがよかったのは、写真にも載せたサプライ洞窟内での一戦。南口の味方とにらみ合っていた敵軍を、北口から急襲して一網打尽。戦闘後には、私の少ない戦歴では見たことがないほどの、大量の戦利品が床に散らばって、大変な回収作業にうれしい悲鳴だった。1戦闘当たりのバッグ個数記録としては、私のキャリアハイ更新だったのは間違いない。

 またこの日は別のギルド(RIFTの頃の仲間が何人かいた)との共同戦線を張ったりもして、そういう意味でもいつもとは感じの違うWvWvWだった。共同戦線は新鮮で面白かったけど、気を遣う部分もあって、いつもより若干動きが硬くなってしまったきらいもあったかな。いい意味でのいい加減さがないというか、博打を打たないというか。すばやい決定、柔軟な方向転換、というような、入隊以来感心していたギルドの特色が、やや損なわれていたような気もする。チームワークってのは一朝一夕では難しいのかもしれないな。

 え? 付いて行くだけの新人が生意気言うなって? うへうへ、すんません。

 とはいえ、共同戦線は楽しかったし、しっかり儲けたし、勝利の味も味わった。個人的にはかなり楽しいWvWvWだったよ。あとはこれで、描画ラグの不具合さえ改善されればいうことはないんだけどなぁ。