作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 12月23日(2009年)

 鉄鬼というTPSをやってみた。

 リンク先のサイトからもわかるように、ロボットをモチーフにしたTPSで、微量なカスタマイズ性があるゲーム・・・のようだ。

 自分でプレイしておきながら、「ようだ」という伝聞型になってしまうのは、残念ながらろくにプレイできなかったからに他ならない。どうにもクライアントが不安定で、私の環境だと1戦するだけでブラックアウトしてしまう。その為、1,2回プレイを試行しただけで、都度都度再起動するのが億劫になり、早々に投げてしまったのだ。だからこのゲームの真価に触れるまでには、到底行かなかった。

 で、まぁ、その限られたプレイの感覚だけで無責任に感想を述べるとこれは、まぁ無料ならいいかな、という具合のTPSだ。

 この手のロボゲーで私が重視したい要素であるカスタマイズの幅は、正直なところ残念なレベル。せいぜいが「通常のFPSでの武器選択の幅」と、ニアリーイコールの範疇。なので、カスタマイズという部分は、全く売りにはなっていないと思われる。

 各自の個性はカスタマイズよりもむしろ、選ぶ機種で付くようなデザインなのではないかな? まぁ、この辺はよくよく練り上げる前に投げたんで、わからないんだけどもね。ファンタジーRPG風に言えば、スキル制ではなく、クラス制のようなイメージだった。

 一方でTPSとしての出来は、思ったよりも軽快で、悪くないように思えた。UIの意味もわからず、ただひたすらマシンガンを乱射しただけだったけど、動きにストレスを感じるようなことは少なく、素直に操作することができた。操作感は、アーケードのボーダーブレイクをスピーディーにした感じ、というのが一番近いんじゃなかろうか。

 個人的に残念だったのはフィールドの狭さで、16 vs 16という規模の戦いをするにはいかにも狭い。そして用意された武器も、そのフィールドを前提にしたものばかりだった。だからせっかくハイテク世界が背景なのに、原始的なレンジでの削りあいという図式になってしまっていた。

 この辺はもう完全に、このゲームが普通の人間を操作するFPSの方程式から抜け出せていない部分だ。通常のFPSの見た目を、単純にロボットに変えただけ、というような底の浅い印象を強く受け、興ざめしてしまう。

 出来はよさそうなロボゲーが、私にとっていまひとつになる仕組みは、こういう制作方式が影響していると思っている。やはりロボットにはロボットのエンジン、考え方が必要なのだ。アーマードコアしかり、メックしかり、面白いロボゲーにはそれがある。

 より事態を単純に述べればロボゲーは、人間FPSとフライトシムの中間(アーマードコア型)とか、人間FPSと戦車シムの中間(メック型)のような位置にいなければダメだと思うのだ。そうすることで、そのゲームの世界観としての「ロボットの存在価値」に説得力がでる。そういう世界観の厚みが、見えないところで興奮に影響する。人間FPSのガワを変えただけでは、やはり期待する興奮は得られないのだ。

 ってことで、鉄鬼は残念ながらお蔵入りすることとなったのでした。さんざん言ったもののそんなに悪くもないので、もう少し動作が安定したら、チマチマ出来そうなんだけどねぇ・・・。

日記: 12月22日(2009年)

 ゲームの話を2つ。

 まずひとつ。Oblivionのメインシナリオをクリアした!

 最終的にレベルは40前後だったのかな? もう敵の進化がほとんど止まってしまったのか、こちらが強くなっても、敵はあまり強くならないようになってしまい、オレ強ええええ、ってな具合にさくさくとシナリオはこなすことができた。事実上のラスボスも、そこまでの雑魚も、1対3くらいならあまり危機感を感じないような状況だったよ。

 っつーことで、Oblivionブームは終焉を迎えそうだ。あとは暇な時間にぽつぽつと、小さなクエストでもしようかなというところ。序盤の苦しかったころは、2周目は効率よくキャラを育てよう、と思っていたけど、いまや2周目をやる気力は私にはなさそうなので、この1人目のキャラでやれるだけやっていくハラだ。

 ふたつめの話。Borderlandsってのを少しだけ調べた。

 このゲームは全く知らなかったんだけど、オフ会で話題になったのだ。なので、調べた。

 で、調べてみるとBorderlandsというのは、RPG+FPSというゲームらしい。思いっきり砕いて言えばアクションRPGで、そのアクション部分がFPS風、というものと見る。当然オンライン対応。

 過去にもRPG+FPSってのはいくつかあったと思うけど、このタイトルはかなりFPS寄りのつくりである、というのが特徴のようだ。確かに過去のRPG+FPSのもののFPS部分は、なんちゃってFPSレベルのものがほとんどだったように思う。

 すでに海外版は発売中で、来年2月あたりに日本語版も出るとのこと。各種動画サイトには、その海外版のプレイ動画などは上がっているので、興味を失わない程度に見てみるとよろしいかと思われる。見た感じ、L4Dと同じように「仲間とわいわいやると楽しい」系のもののようだ。

 ただL4Dと違って、シナリオやフラグに進度のあるRPG(たぶん)なだけに、「仲間との進度の差」が立ちふさがるという、Diablo以来の問題点があるかもしれない。このあたりの克服具合は要確認だな。仲間のリフラグでなかなか先に進まないというのは良くある展開だ。

 あとはプラットフォームか。私には選択肢として、PC版、Xbox版とあるけど・・・楽なのはPC版、チート等々の心配がなくスペックの平等なのはXbox版ってとこかな? Xboxはスクリーンショットや動画を、現環境では撮れないのがなぁ・・・。

日記: 12月21日(2009年)

 第1回エムエムオフ会!を開催した。

 参加者は4名で、全員EQ2JEつながり。「お互いに全く知らない人」という組み合わせが発生しなかったので、そこで出会い頭に生じる不思議な空気を観察できず残念。開催者の私だけはそうならないから、参加者は気まずくなりやがれ、くくく、と思ったのに。ちぃ。

 会場の予約もせずに「まぁ、ぶらぶら空いている店を探そう」という私のテキトープランは、当然のように大失敗。この忘年会シーズン真っ只中に取る作戦としては、あまりにも無謀だった。開始早々の、まだ皆が空気に馴染んでいない時間帯で、3軒も居酒屋を回る羽目になってしまった。3軒目でやっと空きがあり、そこで落ち着けたから良かったものの、さらに空きがなく、延々空席探しを指定たらと思うと恐ろしいな! ま、結果オーライということで・・・。

 さて、そうやってテキトーに入った店は、まぁ中の下くらいのクオリティの店。中華メインの居酒屋のようだったんだけど、いまひとつ売りがわからなかった。全体に味は悪くなかったんだけど、全体に薄味だったように思う。健康にはいいけど、酒のつまみとしては戦略ミスじゃぁあるまいか、と思った。中では〆に頼んだチャーハンがうまかったかな、私は。

 そこでひたすら埒もないトーク。全員の共通項がEQ2なので、自然とEQ2の話が多かった。リアルにEQ2の話をする人間関係なんて持ったことがなかったので、EQ2の単語を肉声で話していることそのものが新鮮だったよ。Altキャラのことを「あると」「おると」と人によって発音が違ったり、ゲーム内ゴシップ的な話題に妙に詳しい人がいたり!

 んで、3時間ほどで閉幕。妙な雰囲気になることもなく、良好に終わったのではないかな? みんな1,2杯しか飲まなかったので、私だけが飲んでいたような気もするけど、まぁいいだろう。

 参加者は第2回を待て! 新規参入も歓迎だ!

日記: 12月19日(2009年)

 知人宅にて、Wiiスポーツリゾートと、太鼓の達人に興じた。

 我が家のWiiといえば、Wii Fitとモンハン3専用機というような感じで、どちらかというと一人黙々と使用しているんだけども、いやー、やはりWiiの本領はこういうパーティーゲームなのだな、と痛感させられた。

 今回遊んだ面子は、私以外はいわゆるゲーマーという人種では全然なくて、例えばモンハン3なんてやらせた日には、ドスジャギィにすら永遠に勝てないのではないかと思われる人々。でもそんな面々が、半日にわたってワイワイと楽しめるというのは、Wiiの懐の深さというか、素直にすごいところだと感じられた。

 ま、この手のゲームはそもそもの方向性が、我々の希求するいわゆる「ゲーム」とは違うので、同じ土俵で比べるべきものではないとは思う。けど、次世代ハード戦争のさなかに、この「違う方向」に舵を向けたニンテンドーは、さすがにエンターテイナーとしての格が違うな、と感じた。

 クリスマス商戦1つとってみても、好評のNewマリオ、不評のFF13と、売り上げはともかく、評判の差は歴然・・・に素人目には見える。PSPよりもDSが売れる理由がいまだによくわからない私なんだけども、それでも元祖家庭用ゲーム機の覇者は、さすがに一日の長があると認めざるを得ないな。

 しかし正直、Wii発売当初は、「Wiiいらねええええ」と思ったクチなんだけども・・・いやはや。

日記: 12月18日(2009年)

 みなさんは賃貸派ですか? 持ち家派ですか?

 という、当ブログに似つかわしくないテーマで切り出してみたわけなんだけども、こんなことも気になる今日この頃な蝿です、こんにちは。

 ワタクシメは現在月1桁万円の賃貸暮らし。しかし、これはお金を捨てているのではないか? 今まで払った賃料を全てローンにしていたら、相当返済が進んでいたのではないか? などという、誰もが陥る思考に、定期的に陥ってしまうわけですな。

 で、まぁ別に今に始まったことではないんだけども、特にボの時期になったりすると、こういう大きな資金運用について考えるのが、案外楽しいわけですよ。考えるだけで、結局現状維持なんだけどね。ま、そんなわけなので、つらつらとたわむれに考えてみた。

 私の結論としては・・・10年程度で完済できるなら買い。つまり安ければ買い。返済に10年以上かかる高いものは買わない。かなぁ?

 これが浅はかなる私の現時点での最適解なんだけども・・・うーん、なにが良いのかはよくわからんね。日本の家は高すぎるくせに、価値の低下が早すぎるんだよなぁ。運用資産としてカウントできないのが問題だ。