今回はオンラインゲーム(主にMMORPG、MORPG)をやっている人を、戯れに4タイプに分類したい。
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タイプ分けは、縦軸を(横でもよいけど)「本番の真剣度」、横軸を「準備の真剣度」としよう。こうすることで、以下の4タイプの人が想定できる。
・タイプA: 本番は真剣で、準備も万全
・タイプB: 本番は真剣だけど、準備は甘い
・タイプC: 本番は散漫だけど、準備は万全
・タイプD: 本番は散漫で、準備も甘い
タイプAの人は、コアな人だ。ゲーム内では、いわゆる「できる人」であり、反応がよくプレイにソツがない。行動に計画性があって、ロスが少ない。反面、自分と同じレベルのコアなコミュニティ以外にいると、どうしても足を引っ張られている感を覚えてしまい、ストレスがたまる。
タイプBの人は、残念な人だ。基本的な反応は良いんだけど、練習不足や、知識不足や、アイテム不足のために、結局どこか足りない。行動は比較的行き当たりばったりの直感頼り。ゲーム資産(金、スキルポイント等)を無駄遣いするか、あるいは、なにをすべきか判断できないので無駄に溜め込みがち。
タイプCの人は、頭でっかちの人だ。調査は万全で、行動原理も理にかなっている。だけど、いざゲームが始まると注意が散漫で、反応が遅かったり、寝たりする。動きが適当なわりには、非効率的な方法を目にすると、それが非効率的であるとわかってしまうため、突然是正し始めたりもする。
タイプDの人は、遊び人の人だ。ゲームをしていれば幸せであり、ゲームは競技ではなく遊びまたは暇つぶしであり、勝ち負けも効率もなく、ただ誰かと戯れたい。
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横軸縦軸ともにMAXまで振り切れている人というのはそんなにいないだろうし、厳密にはニュートラルも加えた9タイプとか色々考えようもあるだろうけど、こういう真剣度の違いというのは人それぞれあるように思う。多くの人はどの軸も中庸に近いのだろうけど、まぁあえて分類するのも面白かろう。
今やっているゲームで言えば、モンハン系をやっている人は、ほとんどAかBのどちらかだ。CやDの人は早々に挫折するし、AやBでもアクション適性がなければ挫折する。そのうえでAの人は各種アイテムの準備が良かったり、敵とスキルを見てしっかりと装備を変更したりする。Bの人は、フィールドに出てからがゲームだと思っていて、道具やスキルを揃えることに興味が薄いか、効率以外の余計なこだわりを持っている。
EQ2では、ABCDいずれのタイプも散見される。Aの人はEQ2ではどのクラスでもエースだ。Bの人は、「装備揃えようぜ」とよく指摘されるんだけど、INCに対する反応や初見の敵に対する対応はいい。Cの人は、「自己キュア遅いかな」とよく指摘されるんだけど、装備は案外いいものが揃っている。Dの人は、存在感があまりないんだけど、とりあえずついてきている。
そんな風に考えると・・・私はBに近い気がするな。Aの人につっこまれるB、という立ち位置であることが多い気がする。自分ではCやDに比べればマシだと思っていて、CにはBよりはマシと思われていて、Aには「しょーがねーなぁ」と思われている。
・・・かなぁ?