作成者別アーカイブ: Nez/蝿

NW: 家を買った

 「Nezさん家買った?」
 ―買ってない
 「買わないの?」
 ―金がない
 「便利だよ」
 ―金がない

 と、貧乏を盾に、持ち家を拒否し続けること2か月余り。

 そんな私もついに家を買ってしまった。一国一城の主だ。

 ここへきて家の購入に至った理由の一番大きなところは、やはり「家を持つ」という経験なしに、このゲームを辞するわけにはいかないな、と思ったことだ。

 いや、そういう理由なら、なおさら早めに買ったほうがよかったんじゃ、というツッコミが聞こえてきそうだけど、そう言われるとぐうの音も出ない。まったくその通りだ。まぁ、要するに、買ってみたいとは思っていたものの、ただただ、家購入に必要なまとまったお金を払う勇気がここまでなかった、というわけだな。やっと思いきれた、という寸法だ。悪いか。

 副次的な理由としては、一応トロフィーを置けるとか、街の銀行容量が増えるとかいうメリットもあるにはある。だけど、これらについては、まだトロフィーは1つしか買ってないし(だから金がないんだって)、容量増加アイテムにいたっては1つも買っていない。なので、今のところは、こういったメリットを享受できていない。

 とはいえ、ここでケチると、また「もっと早くトロフィーや箱を買っておけば」っていうことになる気もするので、近いうちになにか買っておこうとは思っている。少し考えてから、実行するとしよう。

 ちなみに家の所在は、悩んだ挙句にWindswardにした。今いるサーバーでは、この街の課税は一番キツくて、納税を考えるとここに居を構えるのはかなり苦しいんだけど、結局この街が、私にとっては「このゲームのマイホーム感」が最も強いんだよね。何年後かにこのゲームを思い出す時には、きっとこの街を思い出しそう。

 だから住所はWindswardにしておいた。あれだけお金で購入を渋っていた割に、急に採算度外視。いいのだ。マイホーム破産したら引退だ、引退。失うものは何もない。ふはははは。

 ってことで、これで家を利用した立ち回りができる、新しいNew World生活のスタートだ。

 心機一転・・・ってほどのことでもないけど、少しだけ変わった環境を楽しもう。

日記: 11月5日(2021年)

 午後休を取ってツーリングに行こう。

 ということで、河口湖、山中湖まで、秋の気配を探しに午後半日ツーリングに行ってきた。

 まず向かったのは河口湖。

 正午出発のツーリングなので、速やかに到着するのが肝要。ということで、中央道経由で高速道路をひた走った。

 大月JCTを河口湖方面へ分岐し、谷村PAを過ぎたあたりから、眼前に大きく富士山が見えてきた。平日午後という車の少ない時間帯だったことも相まって、道路と絶景を占有しているかのような感覚が強い。結局この高速道路の走行が、この日一日の走行シーンのハイライトだったかもしれない。本当に気持ちのいいライディングだった。

 河口湖ICで高速道路を降り、下道を河口湖に向けて走った。平日とはいえ、時まさに河口湖の紅葉祭りの開催時期。渋滞一歩手前、くらいの交通量の中を、のんびりと進んでいくことになった。

 こうなると懸念されるのは駐車場問題。やはり紅葉祭り開催時期だけあって、周辺の無料駐車場は満車状態だった。

 幸いというか、私はバイクで来たので、駐車場の中の、車は止められないようなスペースにバイクを滑り込ませて、事なきを得たものの、例えばここに休日に車で来ることを想像すると、ちょっと耐え難いことが起こりそうだなと推察された。

 河口湖周辺の散策。湖畔の桜の木はだいぶ赤茶色に紅葉していて、河口湖の湖面と青空と富士山とのコントラストが見事だった。惜しむらくは午後の訪問だったので、かなり逆光気味だったことだけど、それでもなお素晴らしい光景を堪能できた。

 一方で、この地の紅葉の主役ともいうべき紅葉回廊のもみじは、まだ紅葉しておらず、期待していたような深紅のトンネルは見られなかった。緑のトンネルの様相だった。残念。

 河口湖を見回った後は、山中湖を経由して、道志みちを通って帰ろう。

 山中湖までは、ナビ頼りで下道を進んだ。

 街中走行あり、山越えあり、田舎村道ありと、なかなかバラエティに富んだ道程で、これはこれで面白い走行になった。

 山中湖周辺は、垢抜けていた河口湖周辺に比べると、ぐっと昭和の雰囲気が色濃い。でも、それがなんとなく落ち着く気もする。この富士五湖の両雄のコントラストは、旅人にとっては面白いところだな。

 山中湖では、長池親水公園で一旦停車して、写真撮影だけを実施した。河口湖以上の逆光だったけど、仕方あるまい。しかし山中湖に来ると、いつもここで写真を撮ってしまう。というか、それ以外にすることがないな、ここは。

 で、あとは道志みちを通って帰るだけだ。

 道志みちはライダーの大好きな道。ではあるものの、別に私にとっては普通の道なんだよな・・・。悪くはないけど、すごくいいかと言われると、いや別に、っていう。

 途中、道の駅どうしに立ち寄り、山梨きびだんご、なる謎のお土産を購入。駐車場のバイクの数は、10台~20台ってところだったかな。休日のすさまじい台数に比べれば、落ち着いている。それでも今日一のバイクの数だったけども。

 道の駅どうしを過ぎれば、あとはもう日常に帰るだけだ。

 さらにその先では、いつも通る三ヶ木まで行くコースではなく、試しに青根から藤野に向かうコースを選択してみたら、えらい山道に迷い込んだ挙句に、ガス欠寸前になって、めちゃめちゃ焦ったりという、ちょっとした冒険もあったりしたんだけど、それはまぁ、余話の部類かな。

 今回のツーリングも無事に怪我無く帰ってこれた。今春の怪我の記憶もまだある状態では、それが一番、なにより。

 さて、今年はあと何度出かけられるかな。

NW: メインクエスト完遂

 メインクエストを完遂した。

 前回の日記で報告したDynasty Shipyard攻略の後、さらにいくつかのクエストをこなした結果、無事にメインクエストがすべて終わった。

 New Worldクリア! だ。

 メインクエストの最後の難関は、Well Guardian討伐戦だった。

 この戦いは、「そのクエストを持っている人だけが入れる閉鎖空間」で、なかなかに強いボスを倒さなければならない。クエストを持っていない人は戦いに参加できないため、すでにクリアした人に手伝ってもらう、というようなことができないらしい。そのため、野良募集にうまいタイミングで乗るなり、自分で野良募集するなりしないことには、なかなかクリアしにくい、やっかいなもののようだ。

 私は運よく、Well Guardianで進捗が止まっているギルドメイトが3人いたので、彼らと連れ立ってクエストゾーンに乗り込み、それなりに苦戦しつつも、1トライで無事に討伐を完了させることができた。ラッキーだったな。

 ともあれ、そんなこんなでメインクエストはすべてクリアだ。

 もう結構前から気分はエンドゲーム中だったけど、これで名実ともにエンドゲームに突入した。

 あとは満足いくまでキャラを育成するだけのゲームが始まるわけだな。                                                                                                            

NW: 王朝造船所

 Dynasty Shipyard。

 なるExpeditionへ行ってきた。

 ・・・もういい加減、ただのインスタンスダンジョンを、このゲームの用語に律儀に合わせて「Expedition」というのも面倒くさいな。よし、やめよう。ダンジョンだ、ダンジョン。

 お察しの通り、私の中ではこのゲームでやることも、だいぶなくなってきていて、今はソロRPG的なキャラ育成遊びのツールとして、いわば惰性で遊んでいる状態になってはいる。主に使う予定もない武器スキルレベルを、チマチマといろいろ上げるのが、最近の楽しみ方だ。

 んだけど、たまにわいわいと、それなりにまじめな攻略として、みんなでダンジョンに挑むのは、なかなか楽しかった。

 この辺はもう、ゲームの出来うんぬんよりも上の階層にある、単純に「マルチプレイは何だって楽しい」というような喜びだなぁ。だから今回のプレイが楽しかったからと言って、このゲームのエンドゲームの評価が上がるわけではないんだけど(まぁ、つまり、低い)、マルチプレイの場を提供してくれる契機として、もう少しこのゲームが活躍してくれるのであれば、それに越したことはないな。

 さて今回のダンジョンなんだけど・・・実はあまり感想がない。印象が薄かった。たぶん、簡単だったせいかな。

 メンバーがだいぶ育っていた上に、私は初挑戦だったものの、そうではない人も複数人いたので、今までのダンジョンよりも、難易度は相対的に高くは感じなかった。特にギミックは、精緻に解決するというよりは、ある程度力でねじ伏せる必要のあるものがメインだった気がする。つまりは「ゴリ押せる力があるか」ということだけが、問われる場所だったのかもしれない。だから個性が乏しく、印象が薄いのかも。

 ともあれ、長らく挑戦しないでいたこのダンジョンをクリアしたことで、メインクエストが1つ先に進んだ。久しぶりだな、メインクエストが進捗したのは。

 この先、メインクエストはもう少し続くようだ。

 さて、最後までこなす日は来るのだろうか。

GRB: マザーランド作戦

 ゴーストになったかと思ったら、なぜか仲間がレインボー部隊だった。

 というわけでね。

 久々のGhostrecon Breakpointだ。

 本作には、2日前に導入された「マザーランド作戦」なる大規模アップデートによって、まったく新しいゲームモードが追加されたらしい。ということで、早速、少し様子を見に行った次第。

 ・・・なんだけど。

 これですよ。写真のこれ。

 いつの間にか、本作のAI仲間のモデルを、本来のゴースト部隊から、レインボーシックスシージのオペレータに変更できるオプションが追加されていた。

 ゲームの垣根を超えたこの手の演出も、特典ミッションでゲスト出演する、というくらいまでは愛嬌があったけど、メインキャラとして本気で投入されるところまで来られると、安易さと節操のなさに少々あきれてしまう。スターシステムもここまでくるとカオスすぎる。なんでもありだな、このゲームは。インパクトが新モードどころじゃなかったわ。面白いけどさ。

 ともあれ、そんな驚きを乗り越えつつ、一応、新モードも試してみた。

 新モードは、ミッションを攻略していくことで、だんだんと自軍の勢力範囲を広げていく、いわば国盗り合戦モードのようだった。FarCryシリーズのプレイ感覚に近い。というか、そのまんま。

 そしてミッション自体は、従来のゲームプレイと何ら変わらないようでもあった。

 やることの大半は、相も変らぬサーチアンドデストロイ。攻略法も同じ。真面目に隠密プレイをしたり、狙撃プレイをしたりの、正統派な遊び方をしてもいいし、手を抜いて雑にヘリ爆撃をしてもヨシ、シンクショットに頼りきりでもヨシだ。いろいろな方法で、やりようによっては非常に簡単にこなせてしまうのも、従来と変わらない。いつもの味わい。食べ飽きたグルメ。

 なので、数年前にこのゲームをもう十分プレイしてしまった後である今となっては、このモードが追加されたからと言っても、そんなに目新しいことはなさそうだ。

 ってことでGhostrecon Breakpoint。久々にプレイしたけど、このモードが追加になったからと言って、熱心に復帰するほどのこともなさそうかな。ちょっと期待していたけど、それほどでもないようだ。残念。