カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2021年11月

日記: 11月18日(2021年)


 先々週の河口湖方面のツーリングの記録。動画編。

 今回は聖天宮に続いて顎マウントを試したんだけど、どうにも角度がしっくりこないなぁ。上過ぎてもダメ、下過ぎてもダメ。難しい。

 正面の映像は首マウントのほうが安定するな。首マウントのほうがウィンドスクリーンに守られやすいぶん、風切り音も入らない。今回の顎マウントはやっぱりザーザーとうるさい。でも顎マウントは、走りながら簡単にカメラを左右に振れる、という絶対的な強みがあるんだよなぁ。今回は映ってしまっているけど、スピードメーターも映り込みにくいし。うーむ。

 顎マウントは、自分で走るときの前傾姿勢でどう映るかっていうのを、リアルタイムで確認しにくいんだよね。スマホでモニターしても、スマホを確認する時点で走行時とは姿勢が微妙に違う。

 良い設定というか角度を本気になって探すなら、分度器で角度を測って、10度刻みとかで試写しまくるなりして、以後その角度を毎回順守すればいいんだろうな。でも、めんどくさいのでそういうことはしない。目分量で適当な角度にして、その試験と旅の記録とを兼ねる程度が、私の動画撮影への情熱の限界なのだ。

 ともあれ、旅自体はよかったし、紅葉も富士山も綺麗だったし、動画編集でその感動が蘇ったし、よかったよ。

日記: 11月14日(2021年)

 エアクリーナー交換を実施。

 恥ずかしながら、このバイクでエアクリーナー交換をした記憶が、ついぞない。

 購入したYSPに車検整備をまるっとお願いしていた頃は、こういった消耗品は適切なタイミングで自動的に交換されていたものと推測される。オイルとかプラグとかフルードとか、その辺全部だ。だから、まったく意識してこなかった。

 でもその後、ほとんど乗らない期間が到来し、2年に1回の格安車検というルーチンになってからは、そういったフェイルセーフ機構からすっかり外れて久しい。

 ということで、今が適切なタイミングなのかどうかは判然としないものの、高いものでもないし、安心のために、そして交換スパンのゼロ地点をはっきりさせるために、エアクリ交換を実施したというわけだ。

 交換するエアクリは純正のもの。純正パーツをウェビックで簡単に取り寄せられるのは、本当に便利な世の中になったな。こうしてまた街のバイク用品店が衰退するのだと思うと複雑な心境だけど、よくよく考えると街のバイク用品店を使った記憶があまりないので、まぁ、仕方がないな。

 交換の様子は写真の通り。左上は交換のためにいつものようにタンクを持ち上げてヒモで固定している様子。右上は新旧交代の儀。案外古いほうも綺麗だった。左下はエアクリボックスの様子。この中身を交換するだけの、簡単な作業だった。

 で、問題の右下の写真だ。

 これは今回の交換作業で発覚した、ローダウンの悪影響を示した写真になる。

 どういうことかというと「センタースタンドが立てられない」ということだ。

 こうなったのは考えてみると当然ではあった。ローダウンしたおかげで、センタースタンドをかけるために必要なテコの力がかかりにくくなり、車体を引き起こせなくなってしまったのだ。

 そのため今回の作業は、左上の写真のように、サイドスタンドをかけて行ったんだけど、どうにもこれは具合がよくない。今後のいろいろなバイクいじりを考えると、いつまでもセンタースタンドがないのは心もとない。

 で、作業後にいろいろ考えた結果が右下の写真。

 「後輪をなにか高さのあるものに乗せてからセンタースタンドをかければ疑似的に車高を上げた状態になるからセンタースタンドがかかるのではないか」

 という実験結果の様子だ。

 この考えは見事に図に当たって、すんなりとセンタースタンドをかけることに成功した。

 写真はすでにセンタースタンドをかけ終えている様子。後輪の前においてあるのが車高上げに利用したレンガタイル。実家の庭に転がっていたものを拝借した。大きさ、高さ、ともに完ぺきだった。メンテナンススタンドでも買う羽目になるかとも思ったけど、そうならなくてよかったよかった。

 ってなわけで、エアクリーナー交換を済ませ、センタースタンド問題も一応解決し、すっきりだ。


【メモ】ちなみにユーザーマニュアルによると交換スパンは4000km走行とかなんとか。現総走行距離は20000kmくらいだから、次は24000kmで交換かな。その頃乗っているかは怪しいけども。

日記: 11月13日(2021年)

 WILDishなる冷凍食品を食べた。

 私は最近知ったのだけど、ちょいと以前から展開されているシリーズらしい。

 WILDishはチャーハンやピラフのような、ご飯ものの冷凍食品シリーズ(わずかに麺モノもあるようだ)。1袋に1食分がパッキングされており、袋のままレンチンして、その袋を皿代わりにしてそのまま食べられる、という手軽さがウリとなっている。1人前の商品だし、単身者向けのずぼら飯、と言ってもいいかもしれない。

 余談ながらこれを知ったきっかけは、この商品がプロゲーミングチームのスポンサーになっていたから、というもので、まぁ、私らしいな、ということだ。うむうむ。

 そんなきっかけで興味を持ったこの商品なんだけど、販路が貧弱なのか、意外と売っているお店が限られているようだった。私の周囲では、いつも利用しているスーパー2か所では見つからず、3か所目でようやく見つけることができた。単身者向け感の強い商品だけに、ファミリー向けのスーパーでは敬遠されるのかもしれない。

 私が見つけたスーパーで売られていたのは、五目炒飯、豚キムチ炒飯、牛カルビ焼肉飯、ガーリック飯の4種類。このうち今回は、写真の通り「ガーリック飯」を試した。公式サイトによれば、一番新しく追加になったもののようだ。

 買ってきたパックをそのまま電子レンジに入れ、既定の時間だけ加熱。

 そして袋を既定の位置でハサミで切り開け、そのままの状態でスプーンを差し入れ、食べてみた。

 ほ・・・ほう。

 うまいよ。まぁ、うまい。

 ガーリックのパンチが効いた中に豚肉のうまみが感じられて悪くない。これで1食を終えることになっても、後悔で暗い気分になるということはない、というくらいには、ちゃんとした味だった。スプーンを口に運ぶ手を止めることなく、パクパクと完食してしまった。

 食感についてはやはりそれなりだったというか、電子レンジのご飯もの例に漏れず、べちゃっとした感覚ではあったものの、ことガーリック飯というジャンルにおいては、それは別に気にならなかった。これが炒飯だったりすると、なまじ自分でちゃんと作れるものなだけに、もう少し減点だろうけど。

 特筆すべきはやっぱり特徴であるところの手軽さかな。冷凍庫から取り出して4分も経たずに食事にありつけ、洗い物はスプーン1本。これは忙しい人にはうってつけ。そしてこんなもんを常備していたら、食欲に抗えない人はデブまっしぐらなので、逆におすすめできないレベルの手軽さだった。

 値段もAmazonだと1個300円くらいとやたら高いんだけど、スーパーではもっと安かった(はず。忘れたけど300円は絶対してない)。コンビニでご飯ものを買うよりは、明らかにコスパは良いし、運用難易度の面でも優っている。というくらいには好印象だった。

 ってなわけでWILDish。お手軽なんでいいんじゃないでしょうか。ついでにプロゲーミングチームを支援もできる。かも。

日記: 11月10日(2021年)

 クレジットカード番号が変わった。

 TVのCMでもやっている「VISAで」みたいな、タッチ決済に対応したクレカにするために、クレカ自体を新しいものに交換することになるらしく、それに伴ってカード番号も変更になった。

 こうなってくると面倒くさいのは、月々や年の支払いをカード決済にしているものの、カード番号の更新だ。

 自分の管理が甘かったせいで、なにをカード払いにしていて、なにを口座振替にしているか、というような情報を網羅的に調べることができない。過去のカード決済の履歴を半年分ほどさかのぼって調べ、かつ、そこから漏れている思いつく限りのアカウントを洗いなおして、何とか作業を終えたものの、どうにもこれで全てなのかの確信が持てない。

 さすがにいきなりネットが止まるとか、電気が止まるとか、そういうクリティカルな部分はもうチェック済みだけど、本当にこれで大丈夫かな・・・。

 ともあれ、今回のこの作業結果をリスト化し、保管しておくことはできたので、次にこういったことが起きた時には、それなりに効率的に対応できるだろう。なんとなくモヤっとしていた部分がすっきりして、気分はいいぞ。

 そういう成果を得たことをプラスに捉えたい。

日記: 11月5日(2021年)

 午後休を取ってツーリングに行こう。

 ということで、河口湖、山中湖まで、秋の気配を探しに午後半日ツーリングに行ってきた。

 まず向かったのは河口湖。

 正午出発のツーリングなので、速やかに到着するのが肝要。ということで、中央道経由で高速道路をひた走った。

 大月JCTを河口湖方面へ分岐し、谷村PAを過ぎたあたりから、眼前に大きく富士山が見えてきた。平日午後という車の少ない時間帯だったことも相まって、道路と絶景を占有しているかのような感覚が強い。結局この高速道路の走行が、この日一日の走行シーンのハイライトだったかもしれない。本当に気持ちのいいライディングだった。

 河口湖ICで高速道路を降り、下道を河口湖に向けて走った。平日とはいえ、時まさに河口湖の紅葉祭りの開催時期。渋滞一歩手前、くらいの交通量の中を、のんびりと進んでいくことになった。

 こうなると懸念されるのは駐車場問題。やはり紅葉祭り開催時期だけあって、周辺の無料駐車場は満車状態だった。

 幸いというか、私はバイクで来たので、駐車場の中の、車は止められないようなスペースにバイクを滑り込ませて、事なきを得たものの、例えばここに休日に車で来ることを想像すると、ちょっと耐え難いことが起こりそうだなと推察された。

 河口湖周辺の散策。湖畔の桜の木はだいぶ赤茶色に紅葉していて、河口湖の湖面と青空と富士山とのコントラストが見事だった。惜しむらくは午後の訪問だったので、かなり逆光気味だったことだけど、それでもなお素晴らしい光景を堪能できた。

 一方で、この地の紅葉の主役ともいうべき紅葉回廊のもみじは、まだ紅葉しておらず、期待していたような深紅のトンネルは見られなかった。緑のトンネルの様相だった。残念。

 河口湖を見回った後は、山中湖を経由して、道志みちを通って帰ろう。

 山中湖までは、ナビ頼りで下道を進んだ。

 街中走行あり、山越えあり、田舎村道ありと、なかなかバラエティに富んだ道程で、これはこれで面白い走行になった。

 山中湖周辺は、垢抜けていた河口湖周辺に比べると、ぐっと昭和の雰囲気が色濃い。でも、それがなんとなく落ち着く気もする。この富士五湖の両雄のコントラストは、旅人にとっては面白いところだな。

 山中湖では、長池親水公園で一旦停車して、写真撮影だけを実施した。河口湖以上の逆光だったけど、仕方あるまい。しかし山中湖に来ると、いつもここで写真を撮ってしまう。というか、それ以外にすることがないな、ここは。

 で、あとは道志みちを通って帰るだけだ。

 道志みちはライダーの大好きな道。ではあるものの、別に私にとっては普通の道なんだよな・・・。悪くはないけど、すごくいいかと言われると、いや別に、っていう。

 途中、道の駅どうしに立ち寄り、山梨きびだんご、なる謎のお土産を購入。駐車場のバイクの数は、10台~20台ってところだったかな。休日のすさまじい台数に比べれば、落ち着いている。それでも今日一のバイクの数だったけども。

 道の駅どうしを過ぎれば、あとはもう日常に帰るだけだ。

 さらにその先では、いつも通る三ヶ木まで行くコースではなく、試しに青根から藤野に向かうコースを選択してみたら、えらい山道に迷い込んだ挙句に、ガス欠寸前になって、めちゃめちゃ焦ったりという、ちょっとした冒険もあったりしたんだけど、それはまぁ、余話の部類かな。

 今回のツーリングも無事に怪我無く帰ってこれた。今春の怪我の記憶もまだある状態では、それが一番、なにより。

 さて、今年はあと何度出かけられるかな。