秋の訪れを感じるために、秋川渓谷まで走ってきた。
目的地は檜原街道を走り、秋川渓谷に差し掛かってすぐのところにある、十里木のつり橋と、その周辺。
秋川渓谷という観光地は、バイク乗り的にはどうしても、「より先にある奥多摩方面への通過点」という印象が強い。あえてここでバイクを止めてまで立ち寄る場所ではないし、ましてや主目的地になることなどは一層少ない気がする。
でも私は、奥多摩まで行くのが面倒だったり(ライダーにあるまじき発想だな)、人気スポットが苦手だったりもするので、こういう2番手3番手の目的地が好き。
今回も、奥多摩を目指していると思しき、多くのライダーたちが通過していくのを尻目に、早々に十里木で下車。それによって秋川渓谷の自然を満喫できた。
秋川渓谷は、かすかに紅葉の気配があり、秋の気配は感じられはした。でも、やっぱりまだちょっと早かったかな。もうしばらくすると、もっと紅葉が進み、秋全開の風景になることだろう。
それが過ぎると、寒さと凍結との恐怖が伴う冬の季節だ。そうなると、なかなかバイクでは来られないだろうから、今の時期に走っておかなければ。
上げた動画は、GoProでライディングの様子を撮影したものとしては、4つ目くらいになると思う。1、2つ目は車体にマウントし、3つ目はヘルメットにマウントして撮影した。そして今回は、首からぶら下げての撮影を試してみた。
なるほど、こうなるのか。ちょっと視点が低いけど、車体と道路とが、それなりにバランスよく取れてて悪くないかな。サイドミラーにしばしば自分の顔が映りこんでしまうのが、こういう公開時には問題になりそうだけど、それ以外は好感触だ。
風切り音問題も、それを防ぐためのウレタンカバーのようなものでだいぶ解決した。メカ音は聞こえても、風切り音はあまりしていない。ちょうどいい塩梅。