カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2006年02月

日記: 2月24日 (2006年)

 1個前のエントリーで速報したとおり、二日間、実質6時間ほどかけて、サイトの移転作業に1段落をつけた。

 以下、それにまつわる雑感とかを、つらつらと。わすれないように書いておく。

 サーバーはレンタルサーバー界の定番、サクラインターネットを利用。レスポンス等はさすがに大手、問題ないレベルだと思うけどどうかな? もともと転送量の大きなサイトではないから、よほど劣悪でないかぎりは大丈夫だろう。一応、2週間が試用期間で、納得いけばそのまま課金という手続きになってるので、念のためもうしばらく様子を見ようと思う。

 新しいバージョンになったMovable Typeの感想は…あんまない。管理画面の見た目が明るくなった、くらいしかまだわかってない。3.2の目玉はスパム関連の対応強化らしいんだけど、デフォルトでスパムがあまりこなくなるんだろうか? 単に投稿者を登録制にできる、とかいう面倒くさいやつじゃないかと不安。やっぱりデフォルトで搭載されている機能のほかに、なにか早めに対応しないと、いずれまたスパムがやってくるんかのー。困ったものだ。

 移行作業の最大の懸念事だった、Movable Typeの異バージョン間データ移行は、驚くほどあっさり終了した。引っかかった部分といえば、文字コードを変換し忘れて、一回文字化け祭りになったことくらいかな? むしろその「ついでに」行った、テキスト処理によるコメントスパムの削除のほうに、相当てこずってしまった。

 コメントスパムの削除作業は、砕いていえば、「正規表現検索&置換でコメント部分を削った」という内容なんだけど、検索の段階でマッチする部分のサイズが大きすぎて、最初に試したSpeeeeed(置換ツール)やらサクラエディタ(多機能エディタ)やらを用いた置換では、置換する前にクライアントがクラッシュするというすさまじいことになってしまった。いろいろ試行錯誤した挙句、Rubyをインストールして、置換スクリプトをつくって、置換して、という迂遠なる作業でもってコメントスパムの討伐は、やっと成功した。削除容量が、全容量の99%を占めていたというのは、以前述べたとおり。スパマーめ、呪われろ。

 続いて、大昔に触って以来、全く手をつけていなかったMovable Typeのテンプレートの移植作業を開始。コレも結構大変だった。

 XSLやらCSSもなーんとなくわかるだろうし、今までのサイトのスタイルシートやXMLを、そのままコピーしたのでは、バージョンがあがった利点を享受できない可能性がある。なーんておもって、頑張って1個1個要素を眺めながら臨機応変に移植しはじめたんだけど……

 ダメですわ。

 ええい、めんどうくさい! 面白おかしくゲームを見たりTVを見たりする時間を、こんな自己満足作業に無償で割いていられるか! そもそも今までのMTでなに一つ不自由はなかったのだ! 今までどおりでいいじゃないか!

 つーわけで、我慢できない現代のワカモノ(?)の代表というか、要するにヘタレの私は、結局のところ大半を全移植することによって、作業を完了。基本精神は「見れればいいんじゃねーの?」という、正しくないサイト管理者として、新たなスタートを切ることに決定したのだった。

 あぁ、新天地なのに、全然新しさがないなぁ。

日記: 2月23日 (2006年)

 とりあえずDolphinインターネットのサーバーから、ブログデータの移転を完了した。

 やっつけ仕事なため、いくつかのテンプレートが未着手だけど、どれが未着手だかわかっていないという困った私。

 今のところ
  ・メイン
  ・月別
  ・エントリーごと
  ・カテゴリごと
  ・コメント
  ・トラックバック
…の部分をいじった。

 コメントは従来どおりポップアップにしようともおもったんだけど、面倒くさいのでやめた。たぶん、もうかったるいんで、重大な問題が出るまではこのままゴーだ。

日記: 2月21日 (2006年) その2

 ―今後の計画メモ―
 ・有料レンタルサーバーを借りる
 ・上記へサイトデータを移行
 ・現Movable Typeのデータをエクスポート
 ・テキスト処理でコメントスパムをつぶせないか実験
 ・Movable Typeを新レンタルサーバーにインストール
 ・データをインポート
 ・スタイルシートの調整

 ってなことを構想中。

 移行の動機の第一は、ドルフィンのサーバー容量が少ないこと。いまどき10MBではどうにもならず、しかも5MB増設で月額600円。300MBを月額2000円弱で借りられる時代に、いくらなんでも割高すぎる。インターネット黎明期に、安価で良質な回線を提供していたドルフィンの過去の勇姿が、いまや見る影もないというのは、10年近く使い続けてきた私としては悲しい。おそらく個人向けレンタルサーバーサービスという商品そのものを、戦略上外しているのだと思われる。そんなところに、データをおいていていいものか。

 第二に、第一とかぶるけど、コンテンツ容量の肥大化を抑えられないこと。試しにブログの内容をエクスポートしたら、テキストデータだけで50MBもあった。かなり、やばい状況だ。すでに契約容量の5倍のデータを、ドルフィンのサーバー上に置かせてもらってしまっている。ドルフィン側にバレ次第、対策を練らねばならないのなら、早めに手を打っておくべきだ。HTMLのチューニングやら、画像データの削減で容量を抑える時代は、とうの昔に去ったといわざるを得ない。

 第三に、ISPの変更をよりフレキシブルに行いたいということ。ドルフィンのサーバーにサイトを開設し、知人のサイトや検索サイトに登録されているということは、私が「ドルフィンから離れられない理由」というものの中で、大きなウェイトを占めていた。現在のところ、ISPとしてのドルフィンインターネットには、これといった不満はないけど、将来的に不満が出ることを想定して、身軽になっておきたい。

 ということで、上記のようなことを計画している。実行上想像される最大の障害は、インポート&エクスポートがうまくいくかかなぁ。データ損失だけは勘弁してもらいたい。

 実行予定は、DDO開始前までだ。その気を逃すと、また時間がない。気がする。

日記: 2月21日 (2006年)

 昼飯を食いにいった近所の飯屋で、不思議なメニューが張ってあることに気がついた。

 気になったので、すぐさまそのメニュー名をキーワードにして検索開始。ああ、便利なインターネットワールド。で、調べることしばし。たちまちのうちにそのメニューの正体は判明した。なるほど。

 …これで、この話はおしまいなんだけど、その過程で、閲覧したサイトのうちの一つに、そのままズバリ、私が今日行った飯屋の話を扱っているブログを発見したから驚いた。

 その飯屋は別に有名店でもなんでもない、どこにでもある日本そば屋で、身近かつ平凡な店。そんなコレといって話題性のない店についての記述までも、インターネットで発見できるとは。いやー、まったく、インターネットの普及度をしみじみ痛感すると共に、つくづく「世間は狭い」と感心してしまっ……って、あれ?

 よくよくそのブログを読んでみると、生活サイクルの端々や、登場人物(ニックネームだけど)が、私の知っている人物を思い起こさせる内容ではないか。思わずブログを読みふけってみると、もはや疑惑は確信にかわった。明らかにその知人によるブログだ。疑う余地がない。

 その知人は、知ってる、というだけのレベルの知人に過ぎない人で、リアルでも疎遠で、無論ネット界でのつきあいなど全くない。お互いに、お互いがネット上で文章を掲載しているとすら思っていないはずだ。

 そのうえ内容は、非常にプライベートかつ秘密の内容で、私どころか、おそらくごく身近な友人以外、肉親さえも知らないであろうものばかり。恋人の話やら、会社の話やら、見てて失笑してしまうような文章が、そこかしこにあふれている。

 そんな疎遠な知人の、秘めたる考察や日常を読んでいると、なんだか本当の他人の日記帳を覗き見をしているような、妙な罪悪感というか居心地の悪さがある。ほんと、見つけてしまってすいません。

 で、でも…ごめ…うぷぅぷっ、お、おもすれー!