カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2008年02月

日記: 2月27日(2008年)

 今日は懐古デーだった。

 きっかけは、なんとはなしにYou Tubeで「Meridian 59」で検索して、ヒットした動画を見たのがスタート。スタートタウンのダンジョンの様子や、フィールドの様子、PvPの様子が動画で流れていて、そのあまりにも情けない挙動と貧弱なグラフィックとが、もう懐かしくて懐かしくて懐かしすぎて、ワタクシ、1発で打ちのめされてしまったのでした。

 そこから、Meridian 59を懐かしみたい気分が全開になってしまった私は、なにか楽しげな情報でも得られないものかと期待して、Googleで「Meridian 59」と打って検索してみた。すると、あぁ、なんということだ、自分のサイトの10周年記念で書いた記事がヒットしてしまったではないか。・・・などと嘆いておきながら、私はなぜか自分で自分の記事を読み始めた。かなりの変態と言っていい。

 企画中でも長文の部類に属する10周年企画のMeridian 59の部分を、しかしせいぜい2,3分程度で読み終えてしまった私は、自分の記事で「Meridian 59の面白い記事を読みたい」という欲求を、あらかた満たしてしまった。ずいぶんと安い欲求だったわけだけど、まぁそんなものでしょう。

 さて、ややMeridian 59へのこだわりがなくなり、でもまだ懐古気分を満喫したい気分になっていた私は、さらにそのままの勢いで、10周年記念企画の記事を、すべて通して読んでしまうことにした。いやー、この記事、多分世界中で一番楽しめるのは私だよ、うん。何もかもが懐かしいもの。

 で、改めて読んでみると、多々加筆修正したくなる部分もあるんだけど、そこはめんどくさいので見てみぬフリ。「うへ、このサイト量だけはあるから暇つぶしにいいな」とか自画自賛(?)しながら、10周年企画を読み終えた私は、「もっとこの記事を書いた素晴らしい人の文章が読みたいぜ!」という、もはや手のつけられないナルシスト症状を呈してしまったため、さらなる懐かしさを求めて、EQ冒険記、DAoCβ冒険記を読み続けることにした。

 いやー、面白いね。誰もそう思わなくても、私だけは私の記録が面白いよ。自分の日記やゲーム記録を読んでいると、恐ろしいほど鮮明に、その当時の記憶が蘇ってくる。画像ではなく、映像として頭の中で再生されるように、蘇ってくるのだ。それが、えもいわれぬ快感なのである。

 これはもう、年単位で記録を残した経験のある人にしかわからないことかもしれないけど、特に最近、現在と記録時点との年次が開いていくにつれて、記録をして読み返すことの面白さ、記録を残すことそのものの貴重さがわかるようになってきた。ただ「覚えている」というだけの場合とは、明らかに違う鮮度を持った記憶を持つことができるのだ。記憶の鮮度を高く維持することができる、という点では写真やビデオでも可能なんだけど、文章で残す場合は「感情」を記録できる点が大きいのである。

 そんなことを強く実感しながら、「ああ、あの時ああしたよなぁ」とか「こう書いてるけど実はこう思ってたんだよなぁ」とか、ひとしきり過去の出来事を懐かしみ、このようなサイトを続けるモチベーションを高めた私なのでした。

 願わくば、10年後、20年後にこの文章を読み返す日が来るといいけど・・・そこまでいくかなぁ?

日記: 2月18日(2008年)

 さて、そんな1個前のEQ2JEのエントリーで言ったように、EQ2JEにろくにログインしていなかった私が、この2週間あまりの間に一体なにをしていたのかというと、1日1時間程度のゲーム時間を費やして、久々にファンタジーアースゼロなんぞをやってました。

 サーバーはA。国はホルデイン。という環境下で、新規キャラでシコシコと戦争に参加し、クソの役にも立たない足手まといプレイ。うーん、久々にやると楽しいね。内容が軽いから、時間がなくて、精神的に参ってるときにはちょうどいい。早くも飽きつつありもするけどね。

 あとは同じくらいの気軽さのライトオンラインゲームで、私の好きだったフリスタもいろいろ変わったらしいから見てみたいなー。けど、そこまで手を出す余裕が出来る頃には、EQ2出来るんじゃって気もするよなー。むむ。

日記: 2月10日(2007年)

 今のバイクを購入してから半年が過ぎたので、6ヶ月目の定期点検にバイクを出してきた。

 ・・・のだけど。半年たっても走行距離が2000km程度という短走行距離でしかなく、そんな「異常あるわけないっす!」な状態で、有料の点検に出すのがもったいなくってしょうがない。

 もともとの予定通りの頻度で乗っているので、短走行距離しか乗っていない事実そのものは、自分としては全く問題ない。だけど自分で問題ないからといって、周囲が私のペースに応じたプランを立ててくれるわけではもちろんなく、通常の使用ペースに沿った点検基準に従わなければならない。うーん、この辺に、新車購入&車検あり排気量の面倒くささを感じざるを得ない。

 とはいえ、定期点検を指示通り受けないことには、いざというときの保障対象外になってしまうので、おとなしくバイク屋へ出向き、バイクを半日間預けてきた。

 前回の1ヶ月目の定期点検のときは、点検中の代車が50ccのスクーターだった。私としては生まれてはじめて乗るものだったために、「600ccのバイクを預けて代車が50ccの原チャかよ!」というナメた第1印象とは裏腹に、新鮮な原チャライフを満喫した記憶がある。そんなわけで実は、「今回の代車はなんなのか」というのを、ずいぶんと期待していたりもした。

 で、今回の代車はなんだったかというと・・・。

 マジェスティ400だ。

 うひょー! 正直、今回もどうせ原チャだろうとタカをくくっていたら、こんな大物が出てきた! バカスクバカスクと揶揄されて久しいビッグスクーター。いやー、常々乗ってみたいと思ってたんだよなー。教習で1,2回乗ったけど、あんなんじゃ実際の乗り心地なんてわからないし、いや、これは楽しみだぞ。

 ってことで、軽い操作説明を受け、出発進行。

 ぶるるるるるるる。

 ・・・むう、楽だ。なにこの走る座椅子。バイクと言うよりも、車輪が2個しかないコンパーチブルという感じだ。椅子に座っている姿勢のまま、体が前に進んでいく。スイーっと。

 ただ、原チャと違って、車重が重く、排気量のわりに加速が鈍いせいか、率直に言って鈍重に感じた。バイクに乗ったあとに、自動車に乗ると感じる、妙なウェイト感に近い。シティコミューターとしての軽快感が少し薄いのだ。5km圏内で生活に使う、というよりは、のんびり50kmくらい先の目的地に向かう、というのが一番合ったシチュエーションのように思えた。

 そのかわり、さすがに運転は楽チン。車重があるものの重心が低いため、立ちゴケに対する危機感が薄く、さらに動き出せばもう本当に、何も考えなくても勝手に前に進んでくれる、という感じがした。それでいてそれなりにバイクの持つ開放感、走行の楽しさは、それなりに与えてくれる。うーむ、これは売れるわけだ。

 唯一の難点は、ちょっと私には足つきがきつくて、停車時には片足つま先でつんつんと立つ感じになってしまったことだけど、まぁ乗れない高さではないかな。でもこれがT-Maxになると少し大変そうだ。

 そんな風に、乗り味を確かめるようにしながら近郊を走り回り、偶然得た、天佑ともいうべきマジェスティライフを、満足がいくまで楽しんだ。

 そのあと家にいったん帰着し、ゲームなどをしていると、やがて点検終了を知らせるTELが入った。むぅ、なかなか仕事が早いな。速やかに点検が終わったようでよかったような、もう少しマジェスティを味わいたかったような、複雑な気分だ。

 ってことでバイク屋へ、乗るのも最後かもしれないマジェスティで向かい、そこで整備内容を聞いたり、整備代を支払ったしりといった、こまごまとした諸事を片付けると、手元に我が愛車が戻ってきた。

 さて、マジェスティのあとでFZ6に乗ってみると・・・軽い!軽いよ! 車重や取り回しが軽いと言うんじゃなくて、乗っていての軽快感が違いすぎる。加速、減速、旋回。各動作のキビキビ感が違うのだ。慣れの問題を別にしても、やはりスクーターとは違う乗り物なんだと痛感するとともに、自分の愛車がますます気に入ってしまった。

 レッツ、キビキビ!