カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2010年10月

日記: 10月29日(2010年)

 Anarchy OnlineやAce of Conanでおなじみの企業Funcom社から、突然前触れもなくメールが届いた(前触れのあるメールって聞いたことないけど)。

 どうやらオンラインゲーム「Bloodline Champions」とやらの、ベータテストコードが送られてきたようだ。

 Funcomが開発中のMMORPG、Secret Worldのベータテストに一応申し込んでいたような気がするので、もしやそのことかな、と思ったんだけど、違った。ちょっと残念だ。

 となると、Bloodline Championsって一体なんだろう。初めて聞くゲームだ。とりあえず公式サイトを見てみると、MO/MMORPGではないということはわかった。斜め読みした内容を私なりに解釈すれば、今までのオンラインゲームの中では、Guild WarsやDiabloのPvPに近いプレイ感覚を持った、カジュアルな対戦ゲームではないかと想定された。

 うーん、成長要素のない、Diablo的PvPか。あんまり楽しそうじゃないなぁ。とはいうものの、話しの種にはなるかな、と思って、クライアントをダウンロードしてプレイしてみたよ。

 結論からすると、1)少なくとも一人でプレイしていてもあんまし楽しくない、2)北米や欧州のサーバーでやるには遅延の問題が深刻、という2点があって、あまり高くは評価できないかな。エイミングが必要な2D対戦というものそのものが、微妙になじめなかったことも大きい。これはDiabloやUOのPvPを私が好まなかった理由の1つでもある。チュートリアルを一通りやったけど、30分程度ではぜんぜん思い通りに動かせなくて、ストレスが大きかったよ。

 ってことで、Bloodline Champions。まー、お蔵入りかなぁ?

日記: 10月24日(2010年)

 先日のような試行錯誤を経て、実家のTV買い替え作戦は無事完了した。

 ほぼ構想どおり、「液晶TV+外付けHDD+フレッツテレビ」というコンボを導入。機種も万が一ゲーム用途に化ける未来を考慮して、レグザにしておいた。

 いやー、しかし、TVを買うのも楽じゃないね。午前中に入店したヤマダ電気から、全ての買い物、契約を終えて出たのは15時過ぎだった。こんなにかかるとは思いもしなくて、もう疲れるやら腹が減るやらで参ったよ。

 時間がかかったのは、「同時にフレッツテレビを契約したら3万円引き」などという文句につられたからに他ならない。どうせフレッツテレビにするつもりだったからちょうどよかったといえばよかったんだけど、予定外の行動だったから時間配分が悪かったな。せめて昼飯を食ってから臨めばよかったよ(問題は空腹のことだけかよって?そのとおりだ)。

 家電量販店でTVを買って、しかもそこでフレッツテレビの契約をするということそのものについては、価格的なアドバンテージは微妙かな。それはそうだとわかっていたんだけど、同行した両親の立場からすれば、対面交渉で物事が決まるという安心感と、TV買い替えに関連する交渉を、この日の1度だけで終わらせることができるという簡潔さを重視して、契約した。これは後述するフレッツ係の店員の質もよくて、正解だったと感じたよ。

 さて今回の交渉では、かれこれ4人の店員と相対した。以下がその面々だ。

 ・A:ヤマダ店員。売り場
 ・B:NTTの出向者。フレッツ、ISP等の担当
 ・C:ヤマダ店員。TVの購入、配送等の契約
 ・D:ヤマダ店員。会計

 点数をつければ、上から0点、100点、50点、30点だ。

 BはNTTの契約社員で、なおかつヤマダ電気に出向している身分だそうなので、社会的地位はこの中でも最も厳しい立ち位置だと思うんだけど、接客能力は群を抜いて優れていた。言っていることがとてもわかりやすくて、提案してくる内容にも無理がない。客との距離感がすばらしくて、実に頼もしい存在に感じられた。NTTは早くこの若者を正社員雇用したほうがいい、とNTTに投書してやってもいいと思うくらいによかった。対面交渉でこれだけ気持ちよく買い物が出来たのは久しぶりだ。絶賛に値する。

 一方で、ヤマダ電気の店員は質が悪かった。特にひどかったのはAで、最初にAに「このTVが欲しいのだが・・・」と話を持ちかけたんだけども、何を言っているのかさっぱりわからない。値引き交渉をしたときも、「これ以上は無理ですね」と、ありえない態度とありえない値段で取り付く島もない。それをあとでBに告げてみたら、ヤマダ電気の人間でもないBが、あっさりとその値段よりも数千円下げた値段を持ってきた。Aはいったいなにをして「無理」と判断したのか、今でも謎だ。Cは仕事内容はさほど問題がなかったものの、全体に雰囲気が暗く、楽しい買い物になりにくい性質。Dは純粋に仕事の能力が低く、ミス、遅延が目立った。ヤマダ電気大丈夫か?と本気で思ったよ。

 トータルして今回訪れたヤマダ電気の店舗を評価すれば、Bの存在がなければ、この日購入していたかは微妙なレベルの接客だった。ひとえにBの存在だけが救いで、その力で購入に至ったわけなんだけども、それについては満足している。NTTが正社員雇用をしないのであれば、ヤマダ電気には早急に彼を引き抜くことを、強くオススメしたい。

 ってなわけで、実家にも来月初めには新しいTVが導入されることになった。いままで実家に対して、TVという点ではアドバンテージを持っていて、父などにはことあるごとに自慢していたんだけど、それももう出来なくなりそうだ。ま、いいことなんだけど、なんだかちょっとだけ追いつかれて、というか、追い抜かれて悔しくもあるな!

日記: 10月23日(2010年)

 やあやあやあ! 全国のジャンクフーダーのみんな、こんにちは!

 今日はみんなの主食、フライドポテトの新製品の紹介をするよ!

 スーパークリスピー(オレアイダ)

 みんなのことだから、きっと毎日冷凍のシューストリングを揚げたり、冷凍のカントリースタイルを揚げたり、ときにはマックやケンタッキーで買ったりして、楽しいフライドポテトライフを送っていることと思うんだけど、そんなぼくたちに新たな仲間が加わったよ! それがこの、スーパークリスピーだ!

 極細カットのシューストリングに、塩味のきいた衣がついているというこの商品。衣・オン・フライドポテト。ただでさえカロリーの多いフライドポテトが、さらにこれでもかと油を吸いこんだ衣をまとうその姿は、まさに王者の貫禄。外食産業でいえば、フライドポテト好きには評判の高いクアアイナのそれに近いね。実に頼もしい風格を備えているよ。

 そんな外観からくる期待感を、味のほうも裏切らない。「カリカリ食感がとまらない!」という宣伝文句に偽りなし! ジャンキーかつチープな、ナイスガイ、もとい、ナイスフライドポテトだ。いつものおなじみのシューストリングにはない、新たなる喜びをぼくたちに与えてくれることまちがいなしだよ!

 かくいうぼくも、1袋380gを瞬く間に完食して大満足。100gあたりのカロリーが251kcalと書いてあるから、1袋380gのカロリーは953kcalだね。カロリーのほうも大満足だ!

 ってなわけでFly Dukedomでは、全国のフライドポテト好きにスーパークリスピーを食してみることをオススメします。

日記: 10月20日(2010年)

 「よし、来週末TVを買い替えるぞ」

 と、実家の父からいきなりの通告がもたらされた。

 地デジ化がせまり、エコポイントの減額も迫る今日この頃。そろそろ何か考える、というようなことは以前から聞いていたんだけど、それにしても決断すると早いな。拙速になる懸念があるぞ。安い買い物ではないし、いずれ私が遺産として譲り受けることを考えても(おい>私)、ここは慎重に選んで欲しい。

 ―機種は、インチは?

 「アクオスの42インチかなぁ」

 ―なんでアクオス?

 「なんとなく」

 待て待て待て待て待て。吉永小百合と同時期同大学に在籍した父の意見は実に怪しい。サユリストとは言わないまでも、親近感を感じている節がある。そして一方ゲーマーの私としては、今ならレグザ1択だろとか色々言いたいことがある。とはいうものの、今の私にしたところでやはり知識不足だ。いろいろと情報を集め、事実関係をまとめて、来週までに家庭内プレゼンをしなければ。

 よし。考えなければならない要素は、以下の3つだ。

 1.TVそのもの
 2.録画環境
 3.ケーブルテレビ(番組およびインターネット)

 そして考えなくてもいい要素は、金だ。私が買うわけではないのだからなぁっ、かっかっか!(J/K)

 まずTVそのもの。これはまぁ、なんでもいい。一応他の障害がなければ、レグザを推すつもりではあるけど、絶対ではない。レグザにしたければ、小百合より福山だろ、竜馬だろ、と母を担げばいいだろう。サイズは、実際に店舗に行って、その目で見て考えるのが良さそうだ。

 (ちなみにゲームにレグザがよいとされているのは、液晶テレビにはつきものの遅延の問題が、最もよく解決されているらしいからだ)

 続いて録画環境とケーブルテレビだ。これがよくわからなくて悩んでいる。

 実家は難視聴地域ではないんだけど、近所に電波屋(その道の人には知られた無線関係の専門店)があるせいで、テレビの電波の受信が悪く、アンテナ受信だとノイズが目立ってしまう。また、父が結構なテレビウォッチャーで、ケーブルテレビの番組で海外ドラマを見るのが好きだったりもする。なので現在実家ではケーブルテレビに契約をしていて、同時に実家のインターネット環境も、そのケーブルテレビのものでまかなっている。

 ここに別に不満はないのだけど、唯一、録画が面倒くさいというのがネックになっている。

 ケーブルテレビの仕組みはよくわからないんだけど、テレビを録画する際には、ケーブルテレビのチューナーと、録画機器との2箇所で、録画の命令を出さなければいけないらしい。たぶんチューナーと録画機器から発信される「録画せよ」という命令が、お互いに同期しないんだろう。パナソニックのiLinkに対応したチューナーと録画機器を導入すれば、1回の操作での録画も可能になるとかなんとかなんだけど、機器メーカーに縛りがあるというのは、ユーザー様としては気分がよくない。

 そこで、この機会にフレッツテレビに移行して、操作を一本化することはできないだろうか?

 フレッツテレビならチューナーはいらないようだし、ということは自然と同期する必要のある機器もなくなるから、録画の予約なども一本化されるのではなかろうか、と勝手に想像してみたのだ。

 つまり、現状では、

 外界―モデムのようなもの―CATVのSTB(*)―ビデオ(*)
                      └テレビ┘

 というような三つ巴になっているものが(録画時には*のついている機器の操作が必要)、

 外界―モデムのようなもの―テレビ(録画機能内蔵(*))

 となるのではないかと期待している。果たして本当にそういうものなのかがまだわかってないんだけども、きっとそうだと信じよう。

 加えて、フレッツテレビはファミリープランなら、家庭内でいくらでも内部配線をしてよいようだ。ダイニングとリビングの双方を、追加料金なしでフレッツテレビ化できるというフレキシブルさも、魅力的に思える。

 あとは録画に絡まない部分としては、海外ドラマなどの視聴環境だ。現状では、ケーブルテレビの最安プランについてきたものを、いつの間にか観るようになってしまったというような状態。これはどちらかというと、「必要ないんだけどあるから観ていたらハマった」というものなので、なければないで父は耐えそうな気はする。そしてもし仮に、豊富なチャンネルのない世界に、もはや耐えられない体になってしまっていたとしても、そういう場合は、フレッツテレビのオプションで提供される、スカパーe2のコンテンツでカバーもできるだろう。

 インターネット環境がかわるということについては、CATVがフレッツ光になったところで、そう変化はないだろうから問題ない。設定なども私がいれば大丈夫だろう。

 アクトビラなどのVODに時代がシフトする気配もあるし、そうなってくるとますますフレッツが良さそうに見えてしまう。

 なお、実家における録画の用途は、「その時間に観られないものを撮っておく」というだけだ。コレクション要素は全くない。おそらく父は年に数百時間の録画をしていると思うんだけど、その全てを1本のVHSテープでまかなっている。なのでおそらくメディアはHDDが最適だろう。内蔵と外付けはどちらがいいのかな? スマートに思えるのは内蔵かな。

 ということで、フレッツテレビプランをベースに、いろいろな可能性を検討してみようと思う。ケーブルテレビ、フレッツテレビに関する見識をお持ちの方は、是非アドバイスをください!


【参考:月額料金メモ】

1.現状(概算): 合計7800

 ケーブルテレビ: 3800
 CATVインターネット: 3000
 2台目(CSなし): 1000

2.フレッツテレビの場合: 6680~

 プロバイダ+フレッツ光: 6000
 フレッツテレビ: 680
 (オプション)スカパーe2基本料金: 410
 (オプション)スカパーコンテンツ料金: 1000~

3.デジタルだからノイズねーんじゃね?
 アンテナでいいんじゃね? 海外ドラマは諦めろ!: 6000

 プロバイダ+フレッツ光: 6000

日記: 10月14日(2010年)

 以前、知人連中に私の誕生飲み会を開いてもらったときに、プレゼントとして「燻製セット」をもらった。

 アウトドアショップで売っている、燻製器、スモークウッド、スモークチップ、温度計、などをまとめてプレゼントしてくれたのだ。どうも私がキャンプツーリングなどをしているということでの、「アウトドアっぽいもの」というプレゼントのチョイスだったらしい。

 バイクツーリングなど想像の世界でしかない人々なので、燻製をするためだけに荷物を増やすことのデメリットなど想像もつかないのだろう。こんな荷物をバイクツーリングで持っていくわけないではないか。などと超失礼なことを一瞬考えはしたものの、燻製器というものそのものはとても興味深い贈り物だ。安いものでもないし、せっかくもらったからには、ありがたく使わねばなるまい。

 ってことで、ここ2ヶ月ほどの間の週末に、実家の庭にて3回ほど初めての燻製を行った。

 メニューと簡単なレシピ、その感想は以下のとおり。

 ・うずらの卵

 ゆでたうずらの卵を、醤油と水と酒の混合液に1時間ほどつける。それを乾かして、1.5時間ほど温燻。うめぇ。

 ・チーズ

 市販の6Pプロセスチーズを、単純に燻製器に入れて、温燻。温度が高すぎて、全て融けてしまい、チーズを置いていた網を貫通して地面に落下。台無し。残存物は美味かった。

 ・たらこ

 買ってきたたらこを乾かして、2時間ほど温燻。美味かったけど、たらこの風味が強くて、燻製の風味が負けていた。もう少し時間をかけたほうがよかった。

 ・ベーコンもどき

 ベーコンの作法はWebにレシピがあるんだけど、諸説ある上にどれも漬け込みに1週間とか、かなり面倒くさい手法になっている。そこまでの情熱は傾けられなかったので、とりあえず1日半程度、目分量で塩漬けをして、香辛料の類も、実家にあるものを適当に入れて、ベーコンもどきとして作った。

 具体的には、豚バラブロックに、目分量で塩を擦りこみ、さらに胡椒、パプリカ、ガーリック、中華スープのもと、あたりをまたしても目分量で擦りこんで、冷蔵庫で1日半。それを塩抜きした上で、温燻で3時間だ。

 出来上がりをスライスしてみると、燻製時間が短かかったのか、そのまま食うには危険な色だった。だけどそれをスライスして、軽く焼いて食ったら、恐ろしく美味かった。

 ってことで、燻製。全体的にどれも美味かった(チーズは作成そのものはミスったけど、味はよかった)。そもそも好きな食材を選んでいるから、美味いと感じるのは当たり前ではあるんだけど、思った以上に燻製というものの効果が高くて驚いたよ。特にウイスキーやラムとの相性がよくて、素敵な午後を演出してくれた。

 正直、あんまり燻製にいいイメージがなくて、例えばスーパーで売っているスモークチーズなんて、なにが美味いのかよくわかっていなかった。スモークチキンにしても、「ただのカピカピのチキン」という程度のイメージで、あんまり好きではなかった。でもこれらがニセモノだったとよくわかったよ。

 自作した燻製は、実に薫り高く、それでいて嫌味のないいい味だった。ド素人の処女作群ですらこのクオリティなのだから、世の中に燻製にはまる人種がいることは大いにうなずける話だ。これはなかなか既製品では味わえない。

 とはいえ、作業自体は簡単だけど、機器の設置や準備が面倒くさいので、今後もそう頻繁に作るかっていうと、私においてはそういうこともないとは思う。だけど、燻製というものの真の実力の一端だけでも垣間見れたことは、とてもよかったな。

 イカスプレゼントをありがとう!