カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2012年11月

日記: 11月20日(2012年)

 ここ数週間、このサイトのコメント欄に、「グッチなんちゃら」やら「バーバリーなんちゃら」というような、ブランド品販売を謳うコメントスパムが急増して困っていた。

 これまではその対処に本腰はいれずに、気がついたらその都度手動で削除、ということだけを行っていたんだけども、ここ数日で急激にスパムの投稿ペースが上がってきて、いい加減もう手動で対処するのも限界になってきてしまった。そこで、抜本的に対策を施すことにした。

 コメントの発信元を調べてみると、IPは毎回変わっているものの、すべてCN(中国)からのものだという共通点があったので、中国からのアクセスはばっさりと切り捨てて、拒否してしまうことにした。

 こういった分野のことには詳しくはないので、これがベストな方法なのかは分からないんだけども、とりあえず中国のIP一覧を入手し、それを拒否リストとして.htaccessファイルにずらずらと書き並べ、それをサーバーに配置してみるという方法をとってみた。この方法だと、中国からの善意の接続者も排除してしまうけども、知り合いがいるわけでもないし、こんなサイトに中国からアクセスする人などおるまい、と思うことにした。

 設置から1日が経過した今現在は、コメントスパムの襲来が停止している。

 まだこの期間に偶然スパムが発射されていないだけかもしれないので、もう少し経過を観察しないとダメだけども、上手くいっているといいなぁ。

日記: 11月19日(2012年)

 先週ゲームクラスタで話題になったのが、TIME誌が選ぶ「歴史上でもっとも偉大なゲーム100本のリスト」というやつだ。

 ゲーム好きの諸氏におかれましては、これを見れば1つや2つ言いたいことがあったかと思う。好きなものなればこそ、こういう他者の評価のに口を出すのは楽しいからね。

 私にももちろん言いたいことはある。いっぱいある。その最たるものはといえばやはり。

 Dungeon Masterの選外。

 これに尽きる。RPG史に燦然と輝くダンマスを外すとかないだろうと。ダンマスを知らずしてゲームを語る資格はあるのかと。小一時間言いたいわけですよ。いや、そりゃ知名度からすれば、もっと有名なRPGに席を譲るのも分かるよ。でも100タイトルも選ぶんだったら、ダンマスの1つや2つ入る余地くらいあるでしょうと。そう言いたい。FF7とか外していいからさ。

 また、私の愛するMMORPGからは3タイトルが選ばれている。UO、EQ、WoWだ。うん、妥当だと思うよ。でも、これらの祖であるところのMeridian 59を無視していいのかね。UOやEQが開発中の頃、あらゆるフォーラムではMeridian 59の経験をベースにした議論が、MMORPGの初期ユーザー(グラフィカルMUDユーザー)の間で行われていたわけでしょう。スト2とモーコンを双方入れるという暴挙よりは、m59とEQの双方を入れるほうが無理がないよ。うむうむ。

 あとはDiabloも1じゃなくて2な理由がよくわからないなぁ。基本部分が大差ないのだから、よりエポックメイキングな1を選べばいいと思うんだけども。なんとなく年代別の選出数のバランスのために2にされた気がしてならない。

 フライトシム系がないような気がするのも気になる。PCゲーム界の一時期を支えたジャンルのはずなんだけど、ここではゲームじゃない扱いなのかな。MSFSシリーズはかなり偉大だと思うし、War Birdsとかはインターネット時代のMMO規模のゲームの走りとして記憶されていいはずだ。

 あとはまぁ、いじればきりがないんだけども、結局自分のゲーム体験にあるかないかが大きな評価の差になるね。たとえばFPSerじゃない立場からすると、DoomとQuakeとか、CSとHLとCoDとか、どれか1つにしろよ、と思ってしまう。それぞれの差を認識していない。だから扱いを小さくしたくなってしまう。

 ともあれ、こういったネタをTIME誌などが真面目に(?)扱うようになったというのは、ゲームというものの立ち位置が「子供のもの」「マニアのもの」というところから、徐々に「みんなのもの」になってきているという、市民権の確立に向けた前進が感じられていいね。

 まだまだ堅い場では白眼視は免れない娯楽だけど、時代を切り開いたこれら偉大なゲームの存在をFly Dukedomはリスペクトしています。

日記: 11月18日(2012年)

 この週末は某所の祭を見物して、屋台飯を食いまくってきた。

 ので、なにを食ったかをひたすら挙げ、感想を述べ、記録しておく。

 ・タイラーメン(600円)★★

 ビーフン的な麺に鶏がらスープ。具はパクチー、桜海老、ひき肉のそぼろ、葱。お好みでナンプラーや唐辛子を入れるようになっていた。美味かった。600円はいかにも高いけど、イベント価格ですな。イベント価格で割高なのは、これに限らず今回挙げるすべてに言えることなので、考えすぎないことにする。

 ・肉巻きおにぎり(400円)★

 甘辛く味付けされた豚ばら肉で、同じ味のタレで味付けされた米を巻いた物体。宮崎のご当地グルメらしい。あまり感動がなかった。なんとなく、米は白米のほうが美味い気がする。タレのせいか米がねちょねちょ気味でダメだった。まずくはないが。

 ・スブラキ(500円)★★★

 ピタパンでキャベツの千切りとドネルケバブをはさんだサンドイッチ。かなり美味かった。ドネルケバブの羊肉が美味く、キャベツやピタパンとよくマッチしていた。思ったよりも肉が多く入っていて、けち臭くなかったのも良し。

 ・鮎塩焼き(400円)★★★

 良く焼けていてほくほく。子持ち鮎で卵も美味かった。当たりはずれがあるものだと思うけど、今回は当たりを引いたようだ。

 ・牛タン串焼き(600円)★★★

 不味いはずのない一品。強いていえば割高なのがネックだけど、財布の紐を外してしまえばさすがに美味い。まぁ、そうはいっても要するに、牛角の牛タン塩一皿分を串に刺して焼いたような、特に工夫のないものだったけども。素材の勝利。

 ・金のから揚げSサイズ(300円)★

 から揚げ、といいつつどちらかというと、鶏のフライ、というようなモノだった。衣がパン粉ベース。細かく切ったチキンカツ、というのが正しいかもしれない。まずくはないけど、面白くもなかった。

 ・地ビール中カップ(300円)★★

 地ビール。リアルエール風でなかなかおいしかった。フルーティーさが控えめで私好み。缶売りの地ビール(銀河高原とかKOEDOとか)よりは全然美味かった。

 ・ホルモン焼き(500円)★★

 味噌だれで焼いた豚ホルモン焼き。一時期シロコロホルモンが流行ったころ、こういった屋台で供されるホルモンはかなり質が低くて、硬いだけの物体だったんだけども、これはそんなことはなくて、程よい弾力で美味しかった。ただちょっと味が濃いのと、量が多いのとで苦戦。歩きながらの買い食いにはヘビーだった。多人数で酒のつまみにする、という用途なら★3だった。

 ・みたらし団子(100円)★

 普通の団子。可もなく不可もなし。

 ・ニラ饅頭(100円)★

 普通のニラ饅頭。可もなく不可もなし。

 ・燻製ベーコン串焼き(100円)★★★

 よく燻されていて、薫り高い味だった。100円というのもリーズナブルで良し。お土産にスモークチーズも買ってしまった。今度家でワインと一緒に食べようと思う。

日記: 11月12日(2012年)

 この週末、シーズンの切り替わりだというのにGW2にもログインせずになにをしていたかというと、MWO・・・ではなくて(いや、それもやってたけど)、読書だ。

 先日導入したAndroid版Kindle。これで買った北方水滸伝が面白くて、週末に5、6、7、8巻を一気読みしてしまった。全19巻だそうだから、これだけ読んでも楽しみはまだまだまだまだ続く。先は長い。でもこの長さを、「うんざり」とは今のところまったく感じず、「楽しみが長持ちしてうれしい」と感じられているのだから、我ながらよほど楽しんでいるのだろう。

 ただ100%楽しめているかというと、正直少し私には内容が合わないところもあったりする。それは端的にいえばバイオレンスな描写が多いということだ。ワタクシ育ちがいい(?)もんで、壊す、奪う、殺す、犯す、といったものが、あまりにもあけっぴろげに描かれていると少し引いてしまう。しかもそういう行為を、敵側だけではなくて、主人公側もしたりするので、感情移入度がやや低下してしまうのだ。残虐シーンもまれにあってとてもきもい。

 でも基本的には少年ジャンプ的英雄活劇なので、かっけー、かっけー、と思いながら読めるし、今のところまだ終盤の敗戦ムードからは程遠いので、主人公側の連戦連勝を読むのは気分がよく、ページも進んでいく。それで一気に4冊も読んでしまうことになったわけだ。

 そしてこの一気読みを支えた、もう1つの要素は、やっぱり電子書籍Kindleの存在だ。

 移動中の電車の中で、部屋のベッドの上で、風呂の中で、ラーメン屋の行列の中で。どこででも読める上に、読み終えた端から即座に次巻を購入して、続きを読むことさえできる。紙の本であれば、5巻を読み終えたら、6巻を買ってくるまでは読書は休憩、としていたところが、電子書籍の場合その場で買えてしまう。欲望の赴くままに貪り読めてしまう。一息つくタイミングがない。その結果がこれだ。

 風呂の中で7巻を買い、ダウンロードしながら、これは大きいライフスタイルの変化だよなぁ、とつくづく感じた。Amazonで書籍の通販が一般化したことも、かなりライフスタイルを変えたと思うけど、電子書籍の即時性はその比ですらない。書籍というコンテンツから、時間と空間の制約が消えてしまったのだ。この利便性は計り知れない。

 まだまだ電子書籍は一般的ではないし、紙の本が完全になくなるということもないのだろうけど、でもあと10年後の読書環境を想像すると、私自身はほとんど電子で読んでるんじゃないかなぁ、とかなりの現実味を持って予想できる、今日この頃なのでした。

 願わくば日本のくそったれ出版業界が、電子化の足を引っ張らないことを願うよ。

日記: 11月7日(2012年)

 先日なんとなく見ていた(ゲームしながら垂れ流していた)バラエティー番組「嵐にしやがれ」の中で、本格中華粥の作り方が紹介されていた。それがなにやらとてもおいしそうで、なんとしても食べたくなってしまったので、実際に作ってみることにした。

 番組で紹介されていたレシピは以下の通り。

 【材料】

 ・米: 300g
 ・干し貝柱: 12個(水でもどしておく)
 ・サラダ油: 小さじ2
 ・塩: 小さじ2
 ・水: 3000㏄

 【手順】

 米をよく洗い、生米の状態のままサラダ油と塩をまぶしてよく混ぜ、そして貝柱とともに弱火で40分ほど茹でる。

 おぅ・・・簡単。水が米の10倍っていうのはずいぶんとゆるい粥のように思える。生米のまま油と塩をつけるのが面白いな。そして干し貝柱か・・・これが値段が高いけど(スーパーで8個900円くらい)、まぁレシピに忠実に試してみよう。

 レシピは4人前のようなので、材料を1人前にして作ろう。米300gというのは要するに2合とおもえばよろしかろう。つまりその1/4で、米半合に水750ccが1人前ということだ。貝柱は3個。340円分の貝柱。うほほ。

 で、調理。特に手こずるポイントもなく完成。

 鍋の底に少し米が張り付いてしまったけど、焦げるというほどではなかったかな。10分粥とは思えないほど水分が飛んでしまったようなので、張り付きのことも含めて、火力が強すぎのたかもしれないけど、許容範囲だと思う。

 できあがりはラーメン丼1杯分くらいの量になった。そして味は・・・うん、うまいうまい。ちょっと味が薄いかな、という感じもあったけど、買っておいたザーサイと一緒に食べて、ちょうどいい感じだった。

 干し貝柱を戻すのに時間がかかって手間だけど、これはなかなか簡単でおいしいいいレシピだな。手を抜きたければ、別に完全中華風にこだわらないで、いりことかかつおとか鶏がらスープとかの粉末でも作れる気がするし。

 うまうま。