基本無料のオンラインDiablo型ハクスラ、Path of Exileを遊んでみたので、その経緯やらインプレやらを述べたい。
起動して、ログインをすると、おなじみのキャラメイクから始まった。
キャラは6クラスから選択。各クラスごとに性別固定で、その辺はDiablo1や2と同じ。クラスごとの特徴がよくわからないけど、一番イケメンだったDuelistとやらを選択して、スタートした。
プレイを開始すると、いきなりゾンビの徘徊する海辺に放り出されていた。ある意味洋ゲーの黄金スタイル。いわゆるチュートリアルゾーンなのだろう。
敵をクリックしまくって倒しつつ海岸沿いに進んでいくと、すぐに街(というか小さな村?)に到着した。その街はどうやらパブリックスペースらしく、別のプレイヤー達が闊歩するゾーンだった。
街には掲示板のようなものがあって、それがどうやらLFG/LFM機能を持っているのかな? ロビーとしての街と、MOセッションのフィールド、という2レイヤー構成なのだろう、と勝手に想像しておいた。とりあえず今回はソロで遊んだので、その辺はまだよくわかってない。
街でクエストらしきものを受け、さらに先のゾーンへ進んでみた。このゲームはDiablo3のようなシームレス構成ではなく、ある程度の広さで区切られたゾーン制のようだ。Diabloのポータルのように、ゾーン間の移動を便利にする、なんらかのショートカット機能もあるのだろうけど、これまたまだよくわからない。
とりあえず徒歩でサクサクと敵を倒しながら世界を広げて、レベル5にしたところでこの日のプレイは終了とした。武器にはめるジェムやら、鎧を強化するとか書いてあるアイテムやら、なんかいろいろ謎のアイテムも手に入れたんだけど、システム的によくわからないことが多い。試行錯誤が必要なようだ。
プレイした感触は普通にDiabloだった。よくあるクリック主体のハクスラだ。動きがヌルヌルしてるというか、すべるように移動する感がある。行動に重みがない。SEが地味だからかな? 軽快といえば軽快だし、空虚といえば空虚かもしれない。とにかく基本的にはDiablo。可もなく不可もない。
このゲームの要素の中で、最も試行錯誤が必要そうで、なおかつ面白そうだな、と思ったシステムは、パッシブスキルツリーだ。
このゲームは、この公式のスキルシミュレーターのようなスキルツリーを伸ばしていくことで成長させていく。これがなかなか奥が深そうなのだ。
まるでスゴロクのようなこのスキルツリー。全てのクラスはこのスキルツリーを共有している。ただし、スゴロクのスタート地点がクラスによって違う。それによってクラスごとの特徴を出している。というシステムになっているようだ。
例えば私の選んだDuelistは、二刀流や剣を上げるスキルにはアクセスしやすく、魔法や杖にはアクセスしにくいスタート地点から始まる。逆にTemplerは杖にはアクセスしやすいけど、二刀流にはアクセスしにくい場所からスタートだ。
こういうシステムは好きだ。なにがいいって、不利を甘んじて受ければ、趣味に走れるのがいい。天邪鬼な私にはもってこいだ。
多分、こんなシステムにしても、定番ビルドはそのうち(すでに?)確立されてしまうんだろうけども、その辺を度外視したビルドにも、自己責任でできるのだろう。二刀流ならぬ二棍流のDuelistなどにも、無理をすればできるのかもしれない。そんな妄想をしながらスキルシミュレーターをいじくっているだけで、時間が経過してしまう。今回もプレイ時間の相当な部分を、スキルツリーとのにらめっこで費やしてしまった。危ない危ない。
ってなわけで、正直、ゲームプレイそのものは凡庸なもので、普通のハクスラの域を出てない気がするけど、スキルの幅という面では面白そうだな、と感じたPath of Exileなのでした。LoLのメンツ待ちとかの合間に、ちまちま遊べそうだぞ。