カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2014年05月

日記: 5月28日(2014年)

 インターネットが当たり前の昨今、もう情報というものは必要なものが必要なだけ簡単に見つかるような気がしているけど、でもやっぱりなかなか見つからない情報もあるな、と痛感した。

 7月予定の渡英に向けて、レンタカーの予約をしようとしたのがそもそもの発端だ。

 結論からいうと、「ターミナル5に隣接する営業所をもつレンタカー会社はAVISとBudget(たぶん)」ということがわかったんだけども、その情報を引き出すまでにはかなりの時間を要した。

 「ヒースロー空港」「レンタカー」というような検索をすると、決まって出る情報は以下のような内容だ。

  • ヒースロー空港のレンタカー営業所はターミナルから離れている
  • 各レンタカー会社の巡回バスに乗ってそこまでいくべし

 たぶん、一定以下のウェブリテラシーしかない人は、この情報までしかたどり着けないだろう。だから、どのレンタカー会社で借りても、どうせ巡回バスに乗らされるのだから、各社の営業所の地理的条件を考慮する必要はなく、知名度や価格やプランだけで選べばいい。

 でもさらに調べていくと、気になる点が出てきた。

 一部のレンタカー会社(AVISやBudget)は、いざ料金などを調べようと各社サイトで営業所検索をかけると、ターミナル1,2,3という営業所と、ターミナル5という営業所の、2つの営業所を持っているのだ。しかも、ターミナル5の営業所の位置は、ターミナル5に重なっているように見える。これは実に怪しい。

 もしやこれはターミナル5から至近の営業所があるのではないか? それならその会社で借りるのが圧倒的に楽そうだぞ。そう思って、今度は「ヒースロー空港」「AVIS」「ターミナル5」とか、「ヒースロー空港」「Budget」「ターミナル5」とかで検索してみた。これできっと期待する答えが出るだろう。

 ・・・そう思ったんだけども、しかし当ては外れてしまった。検索しても何の情報も出ない。相も変わらず「ヒースローでレンタカーを借りる時にはバスに乗りましょう」だ。ヒースロー空港の最新のレンタカー事情について、少なくとも日本語による詳細情報は表に出ていないのかもしれない。

 そこで、「Heathrow」「Terminal5」「AVIS(Budget)」などと英語にして検索をしてみた。すると、やっと上記の真実にたどり着く事ができた。

 事情としては、このようなことらしい。

 「2008年に新しくオープンしたターミナル5。それから遅れること数年後の2013年に、AVISとBudgetが相次いでT5隣接型の営業所をオープンした。借受時間の15分の短縮を実現した」

 なるほど。であれば、ターミナル5に到着する便で渡英する人にとっては、AVISまたはBudgetにすることが、大きなアドバンテージになるかもしれない。いや、なる。かなり重要な情報だ。

 そんな重要な情報は、今の時代、すぐに広まってしかるべきだと思っていたんだけども、実際はこの有様。去年の話とはいえ、インターネットの情報の速さからすれば大昔の話だ。それが未だに日本ではほとんど知られていないとは・・・。

 全人類的な「知」の共有、というようなことは、まだまだ夢物語の世界ですな。

 しかし、うーん。AVISやBudgetの日本代理店も、こういうことをもっとちゃんとアピールすればいいのにな。Hertzに知名度ではガン負けしてるんだから、頑張ればいいのに。もったいないことだ。

日記: 5月25日(2014年)

 私は普段、バイクにはバイクカバーをかけて、賃貸のバイク駐車スペースに置いている。

 このバイクカバーというのがなかなかに厄介な代物で、バイクを駐車している間はいいんだけども、いざバイクに乗るというときに、はずしたカバーをどこに置いておくか、というようなことは、多くのバイク乗りを悩ませているに違いない。案外かさばる上に、四輪車のような大きなトランクもないから、車両に積んでおく
というわけにもいかない。

 私の場合バイクカバーは、チェーンロック、ディスクロックとともに、同じ駐車場内の屋根のあるスペースの隅っこに、許可を得てそのまま置かせてもらっている(私のバイクの駐車スペース上には屋根がない)。人目につかない屋根のある地面に、そのままドサっと置いてある状態だ。

 さて昨日、バイクに乗って出かけ、帰ってきたところ、事件は起こった。

 ・・・と、ここまでいうと勘のいい人なら、「ははーん、わかった。盗まれただろう?」と思うかもしれない。でも違う。もっと情けなく、かつ、ある意味厄介な事件が起こったのだ。

 地面に置いてあるバイクカバーを拾い上げようとバイクカバーをつかむと、違和感を覚えた。手に湿り気を感じるのだ。置いてあった場所は屋内だし、雨が降ったわけでもないのに、なぜ濡れているのか・・・。

 そういぶかしんでいると、視界に黒い影が映った。・・・猫だ。

 ・・・。

 ・・・え?

 いやいやいやいや。ない。それはない。ないよ。ないよな?

 嫌な予感に襲われた私は、恐る恐る手を鼻に近づけ、においをかいでみた。

 臭っ!

 ・・・。

 おわかりいただけただろうか。そう。私のバイクカバーの上で、猫がおしっこをしやがったのだ。なんてことだ。

 猫の尿に侵されたバイクカバーを前に、しばし呆然とたたずむ私。こんな臭いカバーをバイクにかけたくはない。でも、カバーをかけないと、風雨にさらされてしまう。カバーをかけたくない気持ちと、カバーをかけたい気持ちの板ばさみ。どうしたもんか。

 結局、駐車場内の水道を拝借して、尿を水で軽く洗い流してから、水滴が垂れているカバーをバイクにかけたんだけども、なんだかまだ汚いような気がするよ。次の雨の日に、雨水が完全に洗い流してくれると期待するしかないな。くそー。もう頭の中は、猫憎し一色だ。

 さて、とりあえずはこれでいいとして、今後はどうしようかなぁ。またバイクカバーにおしっこをかけられるかもしれないと思うと、おちおちカバーも外せない。なにか妙案があればいいんだけど・・・。

日記: 5月14日(2014年)

 今年はまた海外旅行を計画している。去年は行かなかったので2年ぶり・・・とおもったら、去年は急遽台湾にいったんだったな。

 今回の行き先はイギリス。時は7月の予定だ。渡英するのは2009年以来の5年ぶり、渡欧は2011年以来の3年ぶりになる。

 ってことで、いろいろと準備を始めているんだけども、5年前と比べるとデジモノの環境が変わっていると痛感する。調べた限りだと、ホテルなどの施設でのWifi稼働率はかなり上がっているし、所持しているデバイスの性能も格段に上がっていて、現地でもデジモノにより頼り易くなっている。

 結果として準備の仕方が「情報収集」も当然するものの、「現地で情報収集しやすいように準備」というような要素にシフトしつつある。安心して行き当たりばったりできる、と言い換えてもいい。

 例えば地図。もう紙の地図を買う理由はほとんどない域になりつつある。オフラインに地図データを保存しておけば、いつでもそれを参照できる。どのくらいの縮尺が必要か、とか、どのエリアのものが必要か、などと事前に悩む必要がない。まるっとデータでもっておけばいい(容量はそれなりに必要)。楽チンだ。

 それをさらに突き詰めたのは、ナビアプリだ。今回の旅行ではカナダ旅行にひき続いて、レンタカーを借りるつもりでいる。そこで活用しようと思っているのが、定番ナビアプリのSygicだ。UK&Irelandの地図データなら、たったの1500円くらいで利用できる。レンタカー会社でカーナビを借りるのと比べたら、はるかに格安。こんな便利なものがあるなら、2012年のカナダ旅行でも使えばよかった、といまさらながらに思うけど、その当時私がもっていた貧弱なデバイスでは、運用できなかった可能性も高い。2年の月日がそれを可能にさせたのだ。

 カメラに関しても、画質に強いこだわりがあるわけではないし、そろそろスマホだけでいいんじゃない、と思いつつある。ただ、ここに関してはまだしばらくはコンデジを併用するつもりだ。というか写真は100歩譲ってスマホでもいいんだけども、動画となってくるとスマホではあまりにも残念品質になるから、まだXactiに頼らざるを得ない。動画撮影の分野で、私の持っている「古いXacti」を、いつの日か手に入れる「新しいスマホ」が追い抜く日は、まだちょっと先のことになりそうだ。

 現地でのとっさの情報収集では、タブレットが活躍してくれると期待している。今までの旅行では、スマホのみだったり、ノートパソコンを持っていったりしていたんだけど、それぞれ一長一短だった。スマホは軽いけど、やっぱり情報の一覧性が低かったし、ノートパソコンは重くて持ち運びが億劫だ。その点、タブレットはちょうどいい大きさで、こういうシチュエーションでこそ活きそうだ。タブレットを所持するようになってから、初めての海外になるから、そこで真価を見極めたい。

 もう感覚としては、ベースとなるのゲーム(ホテル&航空券)をインストールしたら、あとはAdd-onを追加していく(地図、ナビ、情報サイトのリンクやコピー)というような感じだな。リアルロールプレイングゲームを快適に楽しむとしよう。