カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2015年09月

日記: 9月23日(2015年)

 先日、新しい愛車がやってきた。

 ローバーミニ。2000年式の最終型。AT。ほぼノーマル車。走行50000kmくらい。

 写真の真ん中。名前どおりにちっこい。普通車なのに、隣の軽より小さい。なのに払ってる税金は圧倒的に多い。不条理を感じるが仕方ない。

 シティハンター世代の私としては、ローバーミニが昔から乗ってみたい車種ナンバーワンだった。でも、とうの昔にローバーミニは生産終了してしまったから、それ以来ミニを購入するなら、少々趣の異なるBMWのミニを新車購入するか、どうしてもローバーミニに乗りたいからと、最低でも15年落ちの中古車をトラブル覚悟で買う以外に、選択肢はなくなっている。

 で、今回私は、その覚悟をしてローバーミニを買った、という次第だ。実用でも、速さでもなく、趣味のための車。でも、それでいいのだ。

 まだ納車数週なので、目立ったトラブルなどはないけど、ウェブ上の情報を総括すれば、「トラブルが親友」というような車であるようだ。少なくとも現行の日本車のような、「ノーメンテで故障知らず」というような、生易しい車ではないことは間違いない。今後なにがきても驚かないように、心構えだけはしておこう。

 ファーストインプレッションは、悪いところとしては

  • わずかにオイル漏れ
  • 外装はげ、錆などが数箇所
  • 車内で聞こえる走行音がうるさい
  • ブレーキが鳴く
  • 室内ランプが微妙に接触不良気味
  • パワーがない
  • カギが多い

 オイル漏れはまだ深刻ではない感じ。

 はげや錆は、1/1プラモデルをいじるつもりで、少しずつ対処していこうと思う。

 走行音はどうしようもないな。防音マット的なものを処置しても、効果は知れていると思うので、むしろ音を楽しもう。

 ブレーキの鳴きは正直なんとかしたい。

 室内ランプはまだ許容範囲。

 パワー不足は坂道で強く感じる。がんばれがんばれとドライバーズシートで応援しつつ運転する日々。

 カギがイグニッション用、ドア用、フューエルキャップ用の3つも必要なのは煩雑。私の場合さらに、機械式駐車場用の鍵もあったりする。儀式感があるのはいいんだけどね。

 逆にいいところは

  • かわいい
  • シンプル
  • リラックス
  • 一応それなりに走る

 かわいさは最大のメリット。最初から見た目買いで、期待通りの見た目の車を我が手にできた。所有の満足感は絶大。

 構造がシンプルなので、ある程度自分でいじれそうなのも、遊び道具としては利点。チェックに、オイル交換や、グリスアップ、ローテーションくらいは自分でやっていきたい。

 「所有の満足感がある」のに「遅くても許される」という立ち位置は、路上でプレッシャーがなくて、運転時に実にリラックスできる。精神衛生上、私にとって非常に望ましい車だ。

 で、肝心の走りだけど、まぁ予想通りに、実用できるギリギリレベルには十分走ってくれた。加速に難があるものの、高速道路を80kph巡航するのは大丈夫。100kphまでがなんとかいけて、それ以上はなかなか速度が上がらない、という感じだった。追い越しは前がよほど遅くないと、速やかにはできないかもしれない。あっという間に130kphくらいにはなるバイクとは、この辺の感覚がだいぶ変わりそうだ。

 ってなわけで、新しい愛車との生活が始まった。楽しみだ。

日記: 9月10日(2015年)

 SONYのアクションカム、HDR-AS200Vを買った。

 先々代のXacti DMX-C6、先代のXacti DMX-CG100に続く、我が家の3代目ハンディビデオカメラだ。

 先代、先々代は、おもに旅行時の思い出を残すのに、大いに役立ってくれた。というかXacti DMX-CG100はまだ現役で頑張ってくれている。遠くはスコットランド旅行から、近くはコッツウォルズ旅行、果ては家族や友人との会合シーンのような小イベントまで、いつもこいつらは相棒として共にあった。

 ただ、最初にXacti DMX-C6を購入した時のことを思い返すと、当初、その思惑は別のところにあった。

 その当時は個人的な活動の中で、バイクツーリングが全盛期だった時期で、その車載動画を撮ろうというのが、第一の目的で購入したのだ。

 でも、いろいろな問題(基本的には「面倒くさい」が理由で頓挫するような些細な問題)があって、結局購入したXactiで車載動画を撮影することはほとんどなく、一般レジャー用の撮影機器になってしまった。それはそれで棚からぼた餅的なプラスの作用を、上述したように生んだんだけども、一方でかつての「車載動画を撮ってみたい」という欲求は、私の心の奥底に、ひそやかに留まり続けることになった。

 そして、それがついに表出したのが、今回のアクションカム購入なわけだ。

 世間を見渡せば、かのGoProをきっかけに、小型でウェラブルなビデオカメラ市場が、花開いて久しい。商品のラインナップもだいぶこなれてきていて、今がまさに買い時だと判断した。

 機種は前述のようにSONYのものを選択した。正直あまり調べてはいない。十分な画質があること、ループ撮影ができること、手振れ補正が悪くないこと、正面から見たときの投影面積が小さいこと、あたりを満たしていて、製品としてそこそこ新しく、でも多少は値下がりしていたから、これでいいかな、と思った次第だ。

 マイカー納車の暁には、自動車に車載して、半分ドラレコのごとく常時運用に近いかたちで使ってみよう、と思っているんだけど、その運用が本当に定着するかは実際に車載してみて、私のスタイルや、カメラの機能に合うかどうかで、最終的に判断するつもりだ。

 とりあえずは手持ちでの撮影と、バイクに車載しての撮影をしてみた。

 手持ちに関して言えば、当たり前だけどあまり向いていないかな。カメラ単体ではモニターしながらの撮影ができないので、少なくともXactiのような運用は望めない。一応Wi-fiでスマホと繋いで、モニタリングする機能があるにはある。でも、これにはかなりの通信ラグがある(1、2秒前の世界が映る)ので、ファインダー代わりに使うのは実用的ではない。手持ちで撮るなら、素直にXactiを使うのが正しいだろう。

 バイク車載に関しては、小さくて軽いというのは正義だった。カメラの重量が軽い=アタマが軽いぶん、設置の安定感が違うし、「撮影してまーす」という主張も小さくて、バイクであっても比較的恥ずかしくなかった。今回の試し撮りは、バイク用のクランプではなくて、普通のクリップステーで固定したから、映像がかなりぶれてしまったけど、ステーをちゃんと考えれば、もっと良い映像が撮れそうなポテンシャルを感じられた。

 手持ちのXacti。動体に固定のHDR-AS200V。と使い分けて楽しんでいくのがよさそうだ。

 以下はバイクでの試し撮り時の動画。すごく綺麗、って感じでもないけど、ぶれ以外については、どちらかというと編集やアップロード時の劣化が主原因かもしれない。

 というか、バイクのスクリーンを綺麗に拭いてから撮るべきだった・・・。