カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2015年11月

日記: 11月10日(2015年)

 ここ数年と言うもの、マクドナルドの評判が実に悪い。

 いつからだろう。

 子供のころのマクドナルドは、どちらかというとハレの存在だった。親に連れられてマクドナルドでランチを取る、というのは、普段とは違うよそゆきのイベントで、それはそれは楽しいものだった、という記憶がある。国道沿いの大きな店舗では、子供向けに誕生日パーティーの特別プランなども用意されていて、私の従兄弟の誕生日を親戚ともどもマクドナルドで祝い、食後には調理場を見学させてもらい、最後におもちゃを貰って帰ったことなどは、幼い日のいい思い出になっている。

 あの当時マクドナルドは、身近に感じられる異国文化として、はたまたちょっとしたご馳走の席として、間違いなく輝けるブランドだったはずだ。

 それがいまや見る影もない。

 確かに、値下げと値上げを繰り返すなどの商売根性が顕著に見えるようになったことや、そもそもハンバーガーチェーン店と言うジャンルそのものが「ジャンクフード」というカテゴリに組み込まれたことなど、イメージダウンのきっかけは数多くあった。顧客目線で考えたとは到底思えない、子供だましの安っぽい企画モノが増えてもいる。悪評のほとんどは、根も葉もない話ではなくて、ちゃんと事実に基づいているから、ぐうの音も出ない。

 だから別に今の悪評、特にウェブ上でのマクドナルドの叩かれっぷりに、反論するつもりも、かばうつもりも毛頭ない。

 ただ、かつての栄光を知り、かつ幼い日の暖かい思い出を惹起される身分としては、マクドナルドが今や「問答無用で叩くべき対象」として扱われている現状を目にすると、どうしても少し寂しく思えてしまうのだった。

日記: 11月9日(2015年)

 フェルゼア薬用入浴液なるものを試してみた。

 寒い季節になってくると、たちまち肌が乾燥してきてむず痒くなる。というか、問題はそういうレベルではなくて、あっという間に肌には湿疹が現れ、ケアを怠るとすぐに掻きこわしによって、真っ赤な火山地帯となってしまう。

 その対策の一環として導入してみたのが、上記の商品だ。

 風呂の浴槽に入れる液体。いわゆる「湯の花」「温泉の素」「バブ」の延長線上にある商品となる。ただその効能として、肌のケアを第一に据えている医薬部外品だというところが、普通の湯の花とは一線を画している。

 この週末に3日連続で使ってみての感想は、なかなか良好だった。明らかに入浴後の肌の感想が低減している。なによりもいいのは、手間がかからないということだ。そもそも乾燥肌対策を怠りがちになるのは、保湿クリームの類を手で塗るのが面倒くさいからに他ならない。そういう問題が発生しないというのは、無精者の私に向いている。

 しかし、なぁ。私はそもそも慣習的に湯船には週末以外入らないんだよな。だから週末に肌の感想レベルを引き下げても、平日の間にガッツリと乾燥してしまいそうだ。公式サイトの使用法には、「洗面器に張った湯に溶かしたものをかぶるだけでも効果あり」とあるから、その手で行くかな・・・。

日記: 11月8日(2015年)

 鼻毛ワックス、なるものを試してみた。

 結論から言っちゃうと、すんげーすっきりした。

 鼻毛ワックスというのは、ググってこらえればわかると思うんだけども、鼻毛を抜くための商品の1形態だ。商品としては各社からいろいろ出ているんだけども、どの商品もすることは同じで、以下のような手順で鼻毛を抜くものになる。

  1. 固形ワックスを耐熱容器に入れる
  2. 電子レンジにかけ、溶かす
  3. 溶けたワックスを細い棒で絡めとる
  4. 絡めとったワックスのついた棒を鼻に突っ込む
  5. そのままワックスが冷えて固まるのを待つ
  6. 鼻に刺さったワックス付き棒を一気に引っこ抜く
  7. ワックスに絡まった鼻毛がごっそり抜ける

 これを使ってみた感想は、前述の通り、すんげーすっきり、だ。鼻毛がごっそりと一網打尽。鼻腔の入口近辺が、草木一本生えない荒野と化した。

 導入にあたっての最大の懸念点は、おそらく「痛いのでは?」と言うことだと思うんだけども、それは心配するに及ばない。全然痛くはなかった。1本1本抜くほうが明らかに痛い。痛みを理由に諦める必要は全くない処理方法だと断言できる。

 一つ懸念点があるとすれば、粘膜へのダメージ、のような医学的なことかな。これに関しては、私にはよくわからないので無責任なことは言えない。とりあえず初回1回だけ使った現段階では、粘膜に被害は感じられない、ということだけが、私に言えることだ。

日記: 11月7日(2015年)

 先日「いきなりステーキ」なる立ち食いステーキチェーン店に、はじめていってきた。

 不祥事で一気に株を落とした、あのペッパーランチと同じ経営母体による、新しい業態のステーキハウスだ。

 そこそこに評判がよいらしく、このところ雨後のタケノコのように、ニョキニョキとあちこちに新店舗が開店している。であれば、そろそろ私も体験しておきたいな、と常々思っていたところ、ちょうど仕事帰りに店舗があったので、これ幸いと立ち寄ってみた次第だ。

 作法がよくわからなかったのだが、店員さんに初来訪である旨を伝えると、親切に注文手順を教えてくれた。

 それによると、1)あてがわれた自分の席(といっても立ち食い席だが)でサイドメニューを頼み、2)おもむろにカット場に出向いて肉を頼む、という2段階注文制度らしい。なんだかちょっぴり面倒くさい。

 私はとりあえず肉を食いたいだけだったので、サイドメニューはスルーして、カット場に向かった。

 ―サーロインを300gください

 カット場の人(包丁をブロック肉にあてがって)「300gですとこのくらいの厚さになりますがよろしいですか?」

 ―よろしいです

 カット場の人(肉を切断し、測りにのせる)「295gですがよろしいでしょうか」

 ―よろしいです

 カット場の人「焼き加減はレアがお勧めですがいかがいたしましょうか」

 ―じゃあレアでお願いします

 ・・・ってなやり取りを経て、注文が完了した。

 その後、結構待たされてから、焼きあがったステーキが、私の席に運ばれてきた。

 ビジュアル的には写真の通り、何の問題もない。というか、実においしそう。つけ合わせなどは最低限、と言った感じで見た目には寂しいが、肉だけが食いたい私にとっては、むしろ好ましい。

 そして食う。

 ふむふむ、美味い。肉! 肉! これが食いたかった! と期待を裏切らない一品だった。安肉にありがちな、あちこち筋張ったりしている、というようなこともなく、どこをとっても柔らかい、普通にいいお肉だった。

 とはいえ、冷静に考えると、このサーロインステーキは1グラム7円という価格設定だから、100グラム700円ということになる。グラム700円スーパーで買ったら普通はA4以上の肉につけられる値段になるわけだから、そうそう質の悪い肉のはずもない。そう考えると、お買い得感も目減りしてしまうな。

 さりとて、300gで2100円のステーキというのは、その辺のファミレスのステーキを注文した場合に比べれば、やっぱりお得感がある。それでいて肉の質はファミレスの平均値よりも良いように感じられたのだから、そう考えれば悪くない。

 ってなわけでいきなりステーキ。自炊に比べると割高だけど、外食としては割安に、手間も時間もかけずにステーキを楽しめるという点で、そう悪くない立ち位置にありそうだ。今後も、頑張った自分へのご褒美、というような使い方で、機会があれば使っていくことにしよう。

日記: 11月6日(2015年)

 アクリルアミドという物質をご存知だろうか。

 食物に含まれる危険な発がん性物質だそうだ。

 このアクリルアミドを顕著に多く含むとされる食物の例が、農林水産省のホームページに警告とともに掲載されていたので、紹介したい。

 曰く。

  • フライドポテト
  • ポテトスナック
  • ビスケット類

 ・・・チーン。