カテゴリー別アーカイブ: The Elder Scrolls Online

TESO: さらばタムリエル

 すごく悩んだんだけども、TESOのアカウントを停止することにした。

 やりつくしたか、って言われれば全然やりつくしてはいないんだけども、でもやりつくすところまで頑張るモチベーションが、ついにひねり出せなかった。尻尾を巻いて逃げるほかない、という気分だ。

 それに至ったのは、とにもかくにもAvAの仕様が好きになれなかったということに尽きる。クラスやスキルのバランスのとり方が、はっきりいって大嫌いな方向に舵取りされていて、やる気を削がれてしまった。

 私は古典的なRvR信奉者なので、基本的にジャンケンにならないゲームは好きじゃない。単純に強いビルドと弱いビルドがある、というゲームは好きじゃないのだ。一方を伸ばせば、一方が劣る、という設計が好きで、TESOのように「穴のない万能ビルド」と「それ以外」との格差の大きすぎるゲームは、遊びたくなくなってしまうのだ。

 ここ最近で言えば、その辺のロール間バランスは、RvRが壊滅的だったせいで評価されていないけど、正直SWTORがうまく取れていたとおもう。クラス制のゲームと、スキルビルド制のゲームを比べるのは少し違うだろうけど、少なくともキャラクター個体の設計方針は、私の好みには合っていた。

 ってことで、TESOはお休みすることにした。VRにはいる前あたりまでは、PvEもAvAも面白くて、こいつはヒットやでー、と思っていたんだけどなぁ。案外そこからが短かったよ。

 膝に矢を受けてしまったせいかな。

TESO: 最近のTESO

 最近ログインしてないかと思われがちなNezさんですが、一応してます。

 ログイン、馬に餌やり、Research更新確認、Hiringのアイテム受け取り、という事務処理をまずする。

 デイリー20killを受けて単身戦場へ。

 20killしてログアウト。

 1日1時間のこんなプレイを続けている。本当は戦争に関しては、ギルドの毎日のAvAタイムに、みんなと一緒にやりたいんだけど、様々な都合で別の時間にチャチャッとせざるを得ないというのが現状。なので、孤独に戦い、そして落ちる日々だ。

 さすがに単調なんだけども、もーちょい持ちそうかな。

TESO: Respec

 そういえば、1個前のエントリーの「Elder Scrollニンジャ事件」に先立って、初めてのRespecを敢行していたんだった。という話。別にビルドやロールを変えたくなった、というわけではなくて、Morphし直したいいくつかのスキルのためだけのRespecだ。

 お値段は21000gくらいだったかな。つまりスキルポイントは210くらいあった、ということになる。案外とっていたんだな。よし、潤沢なこれらのポイントを駆使して、さぁ、生まれ変わるぞ。

 ・・・とは思ったものの、前述したとおり、ロールを変えるつもりはなかったので、ほとんど元々持っていたものを、そのまま取り直して終わってしまった。

 スキルランクを上げるためだけに取った、使いもしないスキルへは、今回はポイントを振らなかったので、今まで通りのビルドにしても、まだ100ポイント以上ポイントがあまっている。懐は寂しくなったけど、スキルポイントは豊かになった。ま、今のビルドに飽きれば、またいろいろ取ることになるだろう。

 今回Morphし直したスキルと、その感想は以下のような感じだ。

  • Whirling Blades→Steel Tornado: ほとんど効果のないスタミナ回復を捨てて、範囲を拡大。かなり使いやすくなった。良変更。
  • Crystal Blast→Crystal Fragments: ほとんど効果のないAoEダメージを捨てて、無料&瞬間発動のProcを得た。かなり強いけどProc発動がわかりにくすぎるな、これ。Crystal Fragmentsそのものを連打していれば自然に使えるけど、別のスキルをメインで使って、「Procした時だけCrystal Fragmentsを打とう」というような運用はかなり難しい。混戦時にそこまで確認するのは至難だ。。Procしたら画面にでかでかとその旨が表示される、というような専用Add-onの登場が待たれる。とはいえ良変更。
  • Ball of Lightning→Streak: 効果を実感できなかったミサイルプロテクションを捨てて、ダメージ&CCを得た。私はスタミナビルドだからダメージはさほど出せなかったけど、CC効果はかなり便利。良変更。

 今のところこれだけ。Mageビルドにするなら、Endless FuryをMage’s Wrathに変えるところだけど、今のところは、Mage’s Fury自体を使う予定がないからどちらにもポイントを振ってない。

 あとは今はTwo Handのスキル上げ目的で2nd Setには、2Hの武器がはいっているので、ギャップクローザーにCritical Chargeを使っている。でも、最終的には1HSのShield Chargeをギャップクローザーにするかもしれない。そのときにはShield Chargeは、今までとっていたInvasionではなくて、Shielded AssaultにMorphさせるカモ。

TESO: Elder Scrollとったどー!

 Elder Scrollをネコババしてしまった。

 定期メンテアケ直後のCyrodiil。全体的に人数の少ないせいか戦場が分散せず、黄色の砦周辺に3勢力が集まって、三つ巴の小競り合いをしていた。我々もそれに混じって、攻防戦に茶々入れをして、上手い汁を吸おうと遊撃の構え。

 でも、どうにも戦況は停滞していた。我々よりは数倍の戦力がありそうな黄軍と赤軍の塊が、お互いに攻めるでもなく、守るでもなく、にらみ合いを続けている。こういう状況だと、寡兵の遊軍としては付け入る隙がなくてつらい。

 どうしたもんかなー、と思っていると、突然アナウンスが流れた。

 「青軍の○○○がElder Scrollをパクったよ」

 なぬ!?

 地図を見てみると、どうやら小数の青部隊が、こっそりと黄領土の奥深くまで潜行し、電撃戦でElder Scrollを掻っ攫ったようだった。何者かは知らんが、やるな!? まさにニンジャや!

 つまらない戦場に厭いていた我々は、それを見て即座に目的をElder Scroll運搬警護に変更(というか、そこにいけば敵がきて戦えると思った)。現場に急行した。

 やがてニンジャ部隊と合流すると、それは本当に小数の部隊だった。8人くらいだっただろうか。これでよく大胆なことをしたもんだと感心した。しかし、かくいう我々も同規模。あわせてもせいぜい20人弱という、頼りない運搬チームで、一路自軍陣地を目指した。

 我々が合流してすぐに、黄軍の奪還チームが襲い掛かってきた。

 そりゃ、我々が到着しているんだから、同じ戦場にいた敵兵だって、同じくらいのタイミングで到着するわな・・・。とはいえ、数はそう多くなかった。せいぜい10人程度だったように思う。黄軍は自軍の砦を攻める赤軍に対抗する戦力を残す必要があったから、奪還に総力を結集できなかったのだ。

 こちらよりも明らかに数の少ない奪還チームを相手に、戦闘が始まった。しかし数が少ないとはいえ、さすがに黄軍は寡兵でも強かった。異常に硬いTanky PBAoE Vampireを相手に苦戦をしつつも、なんとか数の暴力で勝利をおさめた我々。しかしその時点で、Elder Scrollを運搬していた人は殺されてしまっていた。敵も一矢報いたのだ。

 さて運搬者が死んだので、戦闘終了後の地面には、Elder Scrollが転がっていた。

 ・・・。

 ・・・拾う?

 YES! YES! YES! YES! YES!

 Elder Scrollを拾えば、自分の名前がCyrodiil中にアナウンスされるのだ。そんな快感はない。わしが拾うんじゃー、とばかりにElder Scrollの前に立ち、拾うコマンドがアクティブになる前から、カーソルを合わせて「E」キーを連打した。

 そして・・・拾えた!

 「青軍のNezがElder Scrollをパクったよ」

 アナウンスきたー!

 全然実力とは関係のない行動で売名行為を成功させた卑劣漢、こと、私は、その後、周りの人々に護衛されながら、なんとか自軍神殿までElder Scrollを運搬し、安置することに成功した。

 安置するときにも、「青軍のNezがElder Scrollを安置したよ」のメッセージが流れて、売名効果さらに倍率ドン。快感である。

 ってことで、たぶん最初で最後になるであろう、いい経験をした。なんらかのクエストがヒットするとか、アチーブがヒットするとか、そういうのがなかったのがやや残念だけども、でも感無量だ。

TESO: 近接Sorcの悩み

 近接Sorcはやっぱりキツイ。

 私のビルドは、Flying Bladeを主力に、Critical SurgeとBoundless Stormで自分を強化して戦う、というものだ。

 一方、一般的なSorcのビルドは、Crystal Fragmentsを主力に、Velocious CurseでDPSの水増し、Mages’ Wrathで終盤の追い込みをかけつつ、Spell Symmetryやらでマジカの補給をする、というようなものだろう。

 この2つを比べた時に、最もその差を感じるのは、マジカとスタミナというリソースの違いからくる継戦能力の差だ。

 マジカとスタミナという2つのリソースには、維持のしやすさに大きな差がある。ESOには、マジカを回復する手段はいっぱいあるのに、スタミナを回復する手段がほとんどないのだ。スタミナの回復手段は、せいぜいポーションか、ヴァンパイアのスキルという程度しかない。マジカでいうところのWarlockのようなOPな回復セットも、スタミナにはない。

 スタミナは、ただでさえBlock、Bash、Roll、Sprint、とスキル以外の使い道も多いというのに、このように維持はしにくいデザインになっている。結果的に、あるスキルの消費リソースがスタミナである、ということは、そのスキルにとってデメリットとなっている。

 そんなマジカとスタミナの差が、特に長丁場の戦いでは響いてしまう。

 短期間のDPSに関して言えば、私のビルドも捨てたものではないのだ。少なくとも、FATEもどき、こと、Anomaly Grindingでは、最初の数秒間のDPSで勝負が決まるので、私はソロでも8割がたのExpは得られていた。「Expこない、こない」という仲間の嘆きの声をVC越しに聞きながら、「私はDPSが高いからExpがくるぜえええ」と、密かに優越感に浸っていたりした。

 でも、このビルドは燃費が悪すぎる。最初の5秒以降は、もうリソース切れですっからかんになってしまう。そのあとは、できることが何もない。スタミナがもったいないからSprintやRollも気軽にしにくくて、スタミナが多いのに機動力がない、という意味不明なことになっている。特に今回のFlying Bladeの消費増パッチ以降、その傾向が加速されてしまった。

 それを特に痛感させられたのは、先日、Trialに参加した時だ。長丁場の戦いでリソースがきれ、仕方なくLight Attackのみをしている時間のなんと長かったことか。Anomaly Grindingで勘違いして抱いていた優越感は、ここで粉々に砕かれた。あぁ、弱いわ、私。と。

 でも、近接Sorcをやめたくはないんだよね。Spellbladeはかっこいいから(ナルシスト)。

 だからいろいろと悩んでいるんだけど・・・ESOは割とシンプルなゲームだけに、できることもあんまりないんだよなぁ。思いついたのは、せいぜい以下のようなことだ。

  • 1つは、ちゃんとご飯を食べること(食ってなかったのかよ!?・・・はい)。スタミナ回復を少しでも増やすべきかもしれない。
  • 1つは、ちゃんとポーションを使うこと(使ってなかったのかよ!?・・・はい)。スタミナ回復を少しでも増やすべきかもしれないpart2。
  • 1つは、Crystal Fragmentsを取ること。条件発動時の無料発射をちゃんと活かしたい。Morphで違うほうにしてしまったから、リスペックしないとだけど…。
  • 1つは、装備を最適化すること。考えなしに装備のEnchantをスタミナ全振りしちゃったけど、ソフトキャップになってしまっている。この辺はマジカにも振り分けて、総合力を上げておこう。
  • 1つは、Weapon Swapを活用すること。今は2つ目は完全に「クエスト報告用」になっている。クエスト報告用への切り替えはAdd-onを駆使することにして、Weapon Swapはちゃんと戦術に使わんとなぁ。
  • 1つは、OPなギアをそろえること。それができれば苦労はない。

 おぅ・・・めんどくさいな。