SPL3: 塗りまくりの日々

 スプラ3活動記録。

 このゲームのいいところは、対戦ゲームとしての対戦の楽しみはもちろん、育成ゲーム的な楽しみ方もできることだ。

 その要素のおかげで、普段対戦ゲームは友人と遊ぶためのツールだと思っていて、1人では決して遊ばない私にしては、珍しく1人でもそれなりの時間遊べている。

 そんな私の最近の遊び方を挙げていこう。

 【ギア揃え】

 好きな見た目のギアに、使えそうなギアパワーをつける作業。これが目下の最大の楽しみ方。

 写真のように、1つのギアに同じ小さなギアパワーを3つつけたりして、悦に入っている。

 小さなギアパワーを3つつけるのであれば、なにも1つのギアに同じギアパワーを揃えてつけずとも、3つのギアに分散してつければ、同じメリットを手間なく得られはする。だけど、もはやこういう「見た目が揃っているギア」を作ること自体が、1つの目的と化しているので、そこをモチベに楽しんでいる次第だ。

 【金稼ぎ】

 ギア揃えをするには、少なくない資金が必要になる。

 その手段は私においては、主にナワバリバトルでの塗りポイント稼ぎとなっている。

 となると、必然的に重要なことは、「いかに私が塗れるか」であって「勝利」ではなくなる。最低でも1000ポイント以上を塗ることを目安に、塗りの強い武器で出陣し、勝敗は度外視して、ひたすら塗るだけの戦いを繰り返す日々だ。

 勝敗やキルデスを完全に無視して、仲間との連携も無視して、ひたすら自分のためだけに塗るのが、金稼ぎにおける最適解というのは、ゲームデザインとしてよいのだろうか、とも思ったりはするんだけどね。でも、そういうデザインなのは私の責任ではないし、私は私の目的のための行動をとるしかないのだ。

 そもそもナワバリバトルの本旨は塗りなので、これでもそこそこ高い勝率を得られはするし。まぁいいでしょう。

 【バッジ集め】

 ただナワバリバトルを繰り返すだけでは、さすがに飽きも来るので、並行して武器の熟練度を4まで上げて、バッジを集めることも意識し始めた。

 ここまでで、もともと使っていた武器のバッジに加え、塗り武器のバッジも、ラクト、銀モデと揃った。今はわかばのバッジを、塗り作業と並行して狙っている。

 【ナワバトラー】

 体調不良時にはもってこいのミニゲーム。ってことで、体調を崩した週末に、ちょっと遊んだ。レベル3になると急に強い。テキトーデッキのテキトープレイだと半々以上負ける。

 【鮭】

 ムズイ。いちにんまえとじゅくれんの間を行ったり来たり。勝てないローテの時は勝てない。勝てるローテの時だけ金策目的にバイトする。

OW: オーバーウォッチ2がでた

 Overwatchが「2」になって帰ってきた。

 ということで、ちょっとだけ遊んでみた。

 最後にこのブログでOverwatchの項目を更新しているのは、2016年の6月だった。その近辺が最後にプレイした日になるのだろう。となると、かれこれ6年と4か月ぶりのプレイということになる。はっきり言って、もう何も覚えてないな。

 まぁいい。ほぼ新規プレイのつもりで遊び、その感想を述べよう。

 「ガチガチ戦術FPS」。

 もうこれしかなかった。

 FPSの根幹的な部分は、すごくよくできている。操作は軽快だし、見た目もいいし、スキルも各3種類くらいで把握しやすい。ノーストレス。100点満点。

 「1」から引き継がれているスキンや勝利ポーズから、細かなUIに至るまでの、さまざまな付属品も、文句なしの品質。古豪Blizzardの面目躍如たる出来栄え。完璧。

 ただ、ただ、1点だけ。プレイにおける戦術やセオリー的といった部分が、6年以上の歳月で「成熟しすぎている」のが、新規気分で遊ぶには、あまりにも大きな弊害に思えた。エンジョイ勢が生きていく余地のない、熾烈な戦場がそこにはあった。

 タンク、ヒーラー、ダメージが、それぞれの役割を全うする。マップの特徴を熟知する。相手ユニットとの相性を把握する。それらすべてを頭に叩き込んだうえで、それに沿って適切に動く。そういうことを、さらっと要求されている。高い戦術理解度が、リリースから数日しかたっていない現段階で、すでに強く求められている。

 なんならロールどころか、ロール内でのピックすらも、勝ちにこだわるなら固定されている気配があった。魅力的なユニットは数多くいるというのに。

 好きなユニット構成で気ままに遊ぼう、などというナメた遊び心が入る余地など、まったくなかった。

 そこにあるのは、新規で始めた人たちの安易な好奇心と、6年間Overwatchを続けていた人たちの勝利への情熱との間にそびえ立つ、高い高い障壁だった。

 「2」が出るのを機に、Overwatchでもう一度遊んでみよう、と思ったときに頭にあったのは、Overwatchのリリース初期にあった、ごちゃごちゃオモシロFPSの再現だった。でも、実際に遊んでみるとそこにあるのは、ガチガチ戦術FPSだった。

 シージにもVALORANTにも、ある程度のユニット構成のセオリーはある。でもそれらとOverwatchとの間には、その厳格さに大きな隔たりがある。セオリー外の構成をしたときに、それが「勝ちにくい構成」になるものと、「勝てない構成」になるものとは、天と地ほど違うのだ。

 今のところは、新鮮味だけである程度楽しめはするだろう。勝ちにこだわりすぎなくても遊べるだろう。ともすれば、6年前の記憶を頼りに、少しは動けるシーンもあるかもしれない。

 けど、遠くない未来に、そのガチガチの厳格さについていけなくなりそうな、自由人が壁にぶち当たりそうな、そんな予感がしてもいる。

 もうすこし気楽に遊ぶ余地、ないスか?

日記: 10月8日(2022年)

 ジョイコン後日談。

 これまでのあらすじ:

 ジョイコンが壊れたと錯覚し、「転売割り増し価格」を支払ってまで、新しいジョイコンに買い替えた蝿さん。しかしその後、壊れたと思われていたジョイコンが、実は大して壊れてなさそうだと気が付いてしまった。新しいジョイコンを使うのか、それとも古いジョイコンは蘇るのか。今、事態は風雲急を告げる。

 べんべん。

 ということでね。

 新しいジョイコンはもちろん使えるんだけども、古いジョイコンの話をしよう。果たして、古いジョイコンは結局使えたのか、それともやっぱり駄目だったのか。

 結論としては。

 普通に使えてるんですよねー。ははははは。

 とはいえ、新しいジョイコンを買う前に、古いジョイコンに不具合が出ていたのも、また一応事実なので、なんらかの問題はあったのだと思う。

 そこで、念のためにと「ジョイコンの更新」と「センサーの再調整」というものを実施した。すると、なんだか絶好調になってしまったのだ。それから今までのところ、以前に出ていたような問題は、まるで発生していない。

 「更新」や「再調整」が、はたしていかほどの効果を上げたのかはわからないけど、それに相当するPC用ジョイスティックの「ドライバ更新」や「キャリブレーション」なんかは、PCゲーマーとしての経歴上、何度も通ってきたはずの場所。それをまず試さなかったことは、痛恨の思いだ。

 最近フライトシムから遠ざかっていたからなぁ。その辺の勘所が鈍ってしまっていた。

 ということで、地獄の淵より見事生還したジョイコン(古)。新人を迎えてなお、まだまだ現役として使われそうなのでした。

日記: 10月7日(2022年)

 フィットボクシング2のトレーニング継続日数が300日を突破した。

 というだけの記録。

 6月末の200日突破からかれこれ100日(当たり前)、つまり3か月強(当たり前)。来る日も来る日も一応フィットボクシングを起動し、トレーニングを続けた結果がこれだ。

 飽きっぽい私にしては結構すごいことだぞこれは、と自分では思っている。ちょっと意地になっている。どこまで続くのだろうか。

 この間、プレイ日数がプレイ日数なだけに、もはやこのソフトウェアに関する新しいことは残っておらず、そのためここで特筆するようなこともまた、なにもなかった。述べるべきことは、過去の記事であらかた述べ終えている。鮮度のあるネタは、すでに枯渇しきっているのだ。

 なので、記載は節目の日数記録のみに留めて、稿を終えよう。

 なお、この先は短いスパンで、別の節目がもう2つほどくる予定だ。それもまた、記録のみになるだろうけども。

日記: 10月2日(2022年)

 ジョイコンが壊れてしまったので買い替えた。

 以前から「なんとなく壊れてきているな」という兆候はあった。

 1つはフィットボクシング2のプレイ中のことだ。

 ある時期を境に、左パンチの認識がおかしくなった。発生頻度が高くはないものの、パンチをしても、それが認識されないことがあり、その頻度が少しずつ増えてきていた。とはいっても数百発に1回といった、まだ誤差の範囲内ではあったけれども。

 また別の問題もあった。

 スプラトゥーン3のプレイ中に、ジョイコンの認識そのものが寸断するという、電波障害的な症状にも、度々見舞わされていた。これについては故障というより、無線デバイスの持病であって、新品であっても起こることじゃないかな、とは思っていたものの、体感ではその頻度は、徐々に上がっていた。

 そんないくつかの小さな故障の兆候を、しかしどうにか気にしないフリをしていたところへ、今回、とても無視できない症状が、ついに襲い掛かってきた。

 スティック操作がうまく認識されなくなったのだ。

 より具体的には、スプラトゥーン3をプレイ中に、カメラ操作が満足にできなくなったのだ。

 カメラ移動のRスティックを倒しても、カメラが動かない。そうだったかと思うと、今度はRスティックを傾けたが最後、スティックを戻してもカメラが回り続けたりもする。動いたり、動かなかったり、止まったり、止まらなかったり。

 さすがにここまで明瞭な症状が出ると「これはジョイコン死んだな」と断ぜざるを得なかった。「買い替える」以外に、選択肢はなかった。

 だって、スティックが物理的に効かないんだもの。ゲームにならないんだもの。

 というわけで、買い替えだ。

 買い替えに際しては、悪名高きニンテンドー系デバイスの品薄状況に、私も困らされることになった。

 オンラインショップ界隈におけるジョイコンの販売状況はといえば、ニンテンドー公式は言うに及ばず、Amazonやヨドバシといった大手はもとより、その他の小規模な小売店であっても、定価販売の「まっとうな」オンラインショップでは、ジョイコンは軒並み、品切れ、在庫なし、の状態だった。

 となると残る選択肢は、
 
 1)割高で販売しているファッ〇ン悪徳オンラインショップ
 2)地道に足で地元の玩具売り場巡り

 のどちらかしかない。

 で、私は結局1)で購入してしまった。

 無論、私の正義のポリシー的には、こういう悪徳商法には金を回したくはない。だけど、自分の足でジョイコンを探すとしたら、時給換算したら、悪徳小売店の販売差額を優に超えてしまうよな・・・と自分に言い訳をして、安易な解決策に身を委ねた次第だ。

 ・・・というか、ごめん、ちょっと嘘です。正義とかポリシーとか悪徳オンラインショップとか言ってるけど、内心ではこういう転売的なものは、実はそんなに悪いとも思っていないんだよね。もちろん買い手たる私としては、高く買いたくはないけれど、よほどのことでもなければ、これが自由経済というものだから仕方がない、という気持ちのほうが強い。売り手も買い手も、状況に順応して、最適な生存策を模索しているだけなのだ。

 話を戻そう。

 ともあれそんなわけで、おニューのジョイコンを手に入れた。

 ジョイコンのカラーは、今持っているものと同じ色にするのもつまらないので、青と黄色のスプラトゥーンっぽい組み合わせにしてみた。なかなかポップなカラーで悪くない。

 操作感は、同じジョイコンなので、当然今までのジョイコンとほぼ同じだ。ただし、まだこなれていないせいか、各ボタンのクリック感が、今までのものに比べるとやや硬め。そんな状態だ。

 これは新品特有のものであると思えば、心地よい硬さだと前向きに受け入れられるものではある。だけど、今までよりも力を入れないと、押下判定にならないのは本当なので、今のところ割と頻繁に「押したつもりが押せてない」という事故を誘発してもいる。よくある言い訳ワードの「いまキー押したってぇぇぇ(ウソこけ)」がリアルにウソじゃなく発生する。いや、マジですよ、マジ。マジで。まぁ、すぐ慣れるだろうけど。

 ってことでジョイコンの故障と買い替えについては完了した。

 新しいアイテムを手に入れた喜びがないわけではない。でも、「すぐ壊れる」と聞いていたジョイコンが、実際に壊れたことで、「今回買ったものは次にいつ壊れるのだろうか」という不安を抱くようになってしまったことのほうが、心理面では大きいかもしれない。
 
 新ジョイコンよ。どうか長持ちしてくれ。

 ・・・。

 ・・・。

 ・・・と、稿を終えたかったのだけど、後日談がある。

 購入の翌日。旧ジョイコンをもう一度だけ確認の意味で使ってみたら、普通に使えてしまったのだ。しかも、すぐに調子が悪くなる、ということさえなく、その後も普通に1日、2日と長時間にわたって問題なく使えてしまった。

 あ、あれー? もしかして買わなくてもよかったのー? 早まったかー?

 うーん、これはどういうことなのか。ジョイコンには自然治癒能力があるのだろうか。モヤモヤするけど、もう仕方がないな。我が家には使えるジョイコンが2つある、という環境になったとしよう。

 バックアップ機があるから、突然ジョイコンが故障しても怖くないぜ! やったー!