日記: 9月5日(2009年)

 ゲリラ豪雨も日をまたぐ午前0時前には降り止んだ。

 前回の●山牧場では、夜半過ぎまでの降雨がテントを叩いてくれたおかげで、うるさくてなかなか寝付けなかったんだけど、今回は降り止んでくれたおかげで、比較的静かな環境だったので、案外あっさりと寝入ることができた。この辺はおそらく、回数を重ねた(2回だけど)ことによる精神的な落ち着きもあったのだと思われる。


朝のテントの様子

 途中2度ほど目を覚ましつつ、眠ること6時間あまり。午前5時45分頃についにはっきりと目が覚めてしまったので、行動を開始することにした。

 テントの外に出てみると、やや空気に湿り気はあるものの、天候は文句のない快晴。上がりたての朝日が、木々の間を縫うようにして、テントサイトに降り注いでいた。●山牧場の全天360度を覆う青空も良かったけど、こういう木漏れ日の朝も雰囲気があっていいね。

 気分が良くなってきたので、昨日はいきなりの豪雨で、ろくに探索もできなかったキャンプ場を、うろうろと歩き回ってみた。


清流尾白川

 サイトは清流尾白川沿いにあり、サイトを少し下りれば、すぐに川にぶつかるロケーションだ。昨日の雨で増水したため、夜半過ぎまでは轟々とした濁流の音が聞こえていたけど、今はその流れもおとなしくなって、静かに清水を運んでいるに過ぎなかった。釣りや水遊び(危ないかも?)もできそうだし、ファミリー層にも受けがよさそうだね、この川は。

 反面、キャンプ施設は、まぁ昨日すでに体験したんだけど、ダメダメだ。施設は清潔さがなく、トイレにいたっては、昨日の豪雨の影響で半ば水没しているという有様。これはひどい。正直この一事をもって、私のこのキャンプ場への再訪の可能性は、ほとんどなくなったと言っていい。

 散歩もひとしきり済んだので、朝ごはんにしよう。

 まずは、昨晩同様に「不思議なめし袋」で炊飯をする。と同時に、買っておいたレトルトカレーを温め、カレーライスの完成だ。

 今回の炊事にあたっては、昨晩使ったガスストーブは使わずに、焼肉用に持ってきたバーベキューコンロで炭火を熾して当たることにした。せっかく持ってきた資材を使いたいのと、前回は人任せ気味だった火熾しを自力でやってみたいのと、そして今こそリベンジ焼肉(残り物)をすべきだと思ったのと、そんな理由だ。

 インスタントシリンダー(着火材の練りこまれたナンチャッテ木炭)を着火材代わりにして、備長炭に火熾しを試みた。

 試行錯誤すること20分ほどだろうか。なんとか備長炭にも火がつき、火熾しは完了した。うーむ、思ったよりも時間が掛かるものだけど、逆に言えばこれはいい時間つぶしになるな。火熾しは、末永くいい遊び道具になりそうな気がするよ。・・・ってなんだか放火魔みたいな危ないことを言ってるかな? う、うむ、大丈夫、大丈夫。


炭火焼ホルモン

 そんなこんなで完成したカレーライスを食い終わったら、お楽しみの炭火焼肉(残り物)だ!

 昨日の残りの肉に加え、満を持して登場のホルモンを焼く! ちょっと腐らないか不安だったけど、多分大丈夫そうなので焼く! そしてだーれもいない屋外で、朝の木漏れ日を浴びながら、のんびりと焼いては、食う!

 この後に運転があるから、アルコールは摂取できないのだけど、うむ、これは実際至福だ。

 そんな風にのんびりと朝の焼肉を終えた頃になると、続々とキャンプ場に人がやってくるようになった。こんな早朝から来るとは一体なんなのだかはわからないけど、トンカントンカンとあちこちでテントを設営する音が聞こえてくる。ここは登山道の入口だから、ここを本拠地にするとかなのかな。ふむ。

 そんな「今から遊ぶ人」を尻目に、私は「今から帰る」ための準備だ。


乾け乾け

 とにもかくにも、テントを乾かさなければならないので、テントの各面が陽光に当たるように、角度を変え、置き場所を変えて、自然乾燥させる。乾燥させつつ、私はまた椅子に座ってぼへーっとしたり、そのあたりを散歩したりして、自然の空気を全身で味わった。

 周囲を歩き回ってみると、やっぱりこれから尾白川渓谷を散策するという登山客、トレッキング客が多いようだ。キャンプ場にはこないけど、キャンプ場までの道には途切れることなくポツポツと人が通っている。また、キャンプ場に陣地を構築していた人たちは、どうやら子連れのファミリーキャンパー層が多いようで、水遊びをしたりしつつ、川辺で日がな一日宴会をする構えのようだ。

 昨日の雨にたたられた身からすると、のんきなもので羨ましくもある。く。せいぜい好天の中、楽しむがいいさ!

 やがてテントも乾いたので、いよいよ撤収としよう。前回同様に、帰りの予定は特に無しだ。パッキングをして、とっとと東京まで帰ろう。


ふりさけみれば日本晴

 キャンプ場を出て、木々覆い茂る山を出ると、抜けるような青空が頭上に広がっていた。おぉ・・・なんというキャンプ日和。1日これがずれていればなぁ。くぅ。

 一瞬、翌日も休みなんだし、2泊3日計画にしてしまおうかとも考えたけど、良く良く考えて見れば、この日の夜は、別件の予定が東京で入っていたし、着替えも何もないからそうもいかない。

 好天の甲州に後ろ髪を引かれながら、都心に向けて一路中央道を駆け上がって、今回のツーリングを終えたのでした。

日記: 9月5日(2009年)」への5件のフィードバック

  1. 一人キャンプはさすがに怖いなぁw
    以前はよく皆でキャンプに行ったものです。
    たまには大自然もいいかもしれない^^と、ネットジャンキー(軽症)は思ったりしますw
    やっぱバイクもいいなー♪

    返信
  2. Nez/蝿

    孫さん:

    大自然もバイクも、「たまにだと」いいぞー!
    ネットジャンキー(重症)としては、家ゲー対ツー比率は、
    せいぜい9:1がいいけども!

    でもたまにいくと、いい。
    迷わず乗れよ!乗ればわかるさ!

    あくせさん:

    一緒に行こうぜー。
    でもエリアは関東甲信越でお願いします!

    返信

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