日記: 10月27日 (2006年)

 ふっふっふ。ついに買ってしまった大人のおもちゃ。その名も・・・

 トップケース。

 わからない人のために説明すると、トップケースというのは、バイクのケツにくっつける、樹脂製またはアルミ製の箱のことだ。リアケース、パニアケース、トップボックスなどともいったりするが、ここではトップケースに統一したい。街中では割と、スクーターにつけられている例が多い。

 利便性と高価格と格好悪さで評されるこのパーツ。利便性の魅力に負けた人が、ほかのデメリットを黙殺して入手にいたるケースが多いわけだけど、私の場合は少し違った。私が購入に踏み切ったのは、利便性に着目したという点も大いにあるけど、それよりも「トップケースを体験してみたい」という、興味本位の動機が最大だった。

 実際、そんなに過酷なロングツーリングをするわけではない私にとって、積載性という点では、箱などを用いなくても、ゼルビス単体が持つ大いなる積載力(と、ネットやザック)で十二分に間に合ってはいたのだ。雨の日も基本的には避ける(の割に今年は降られまくったが)ので、トップケースの防水性も、さして魅力ではない。

 ではなぜ購入に至ったかと考えれば、結局のところ、ただ単に所有してみたかった、という子供じみた理由に過ぎないようだ。でも、だからこそ純粋に所有欲を満たせるともいえる。役に立たなくてもガッカリ感が薄いからね。

 さて、トップケースといっても、いろいろな種類がある。有名なGIVIやクラウザーから、ホームセンターで売ってそうな謎のメーカー品までさまざまだ。その中で私がチョイスしたのは、Hepco&Beckerジャーニートップケース TC42だ。

 白状しますけど、選んだ理由は堅牢性でも防水性でも利便性でもなくて、「見た目」だ。黒に赤いリフレクター、というトップケースにありがちな見た目ではない、銀・黒ツートンな見た目が気に入ったのだ。完全にそれだけの理由によるチョイス。まぁ、趣味アイテムなんてそんなもののはずだ。

 あわせて、CB500S(ゼルビスと同じフレームを使用している欧州向けバイク)用のケースホルダー、要するにバイクとケースを繋ぐ金具、も注文。これがないと、トップケースも役立たずなのだ。CB500S向けのケースホルダーが、果たしてゼルビスにちゃんとつくのか、微量に不安だったけど、あんまり悩まずにさくっと購入。つかなかったらそのとき悩めばよかろう。うえっへっへ。

 そして今日。実家に注文していたブツが届いたらしいとの連絡を受ける。よーしよし。どんなものが届いたか楽しみだ・・・。

 たぶん続く。

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