FF14: さようならエオルゼア

 FF14の契約の自動継続を解除した。

 なにやら消費税の税率アップに伴うメンテナンスとやらで、長らく解除できなかったんだけども、やっと解除する事ができたよ。残り期間は9日。あと1週間ちょっとで、もう1ヶ月分余計に支払いをさせられるところだった。

 解除したタイミングの今現在、FF14のバージョンはパッチ2.2というやつになっているそうだけども、結局私はパッチ2.2の世界はプレイしていないので、パッチ2.16までの人、という身分だ。

 振り返ってみると、FF14の一番の特徴は、「わかりやすいMMORPG」ということだったと思う。「スクリプト攻略型のインスタンスダンジョン」を遊ばせることにフォーカスしたMMORPGとして、必要な要素だけを抽出し、無駄を省き、導線の分かり易さに注力した、よく研究された優等生のMMORPG、という印象だ。

 優等生な反面、遊びや無駄、革新的・挑戦的な要素がないので、個人の嗜好による向き不向きや評価の高低はあるかと思うけど、「志していることを正しく実現できている」という点で、「完成度の高いMMORPG」というのが公正な評価だろうと思う。

 個人的な好みとしては、このゲームの良かった点は、結局見た目だったかな、という自分でも意外な結論がでている。なんだかんだで、愛せるチビキャラを自キャラにできたのは非常に久しぶりだったし、竜騎士という絶妙なポジションも楽しかった。

 逆に好みに合わなかった部分は、アーマーリーシステムだ。これは今でも癌だと思っている。各々のプレイヤーキャラクターには「性能的な」個性を強く発揮して欲しい、という嗜好を持つ私にとって、誰でも全クラスを兼任できる、というシステムは張り合いがなかった。時間が経過すればするほど、個性が失われていくからだ。

 このゲームが一番楽しかった時期は、メインクラス用の哲学集めをしていた頃だったかな、と思う。そのあとレリック取得あたりまでが記憶の中では最も輝いている。その先のサブクラス用の装備収集、極蛮神、バハ、神話やアラガン集めなどは、半ば惰性の感があった。

 ともあれ、このゲームには大いに楽しませてもらった。FF14カテゴリーの記事は旧FF14の記事もあわせて合計130記事になると思うんだけども、単一のゲームで130記事というのは、このサイトの最大数だ。そのことでも、FF14は非常に気に入ったゲームだった、ということがわかるというものだ。

 さようならエオルゼア。楽しい日々をありがとう。

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