作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 8月28日(2024年)

 風呂のリフォームを検討している。

 我が家は築30年になろうかという分譲マンション。いろいろとボロくなってきてはいるのだけど、特に風呂場は、平成初期の雰囲気が濃厚に漂っている、イケてない箇所だ。

 この物件に移り住んだ10年前の時点から、風呂場に関しては「頑張って掃除せずに使い倒し、汚れが限界に達したところでリフォームしよう」と思っていたので、むしろここまで良く持たせたと自分では思っている。

 なので今リフォームするにあたっての躊躇は、一切なしだ。

 ってことで、いろいろ調べているので、その内容を雑に記録しておきたい。

 下手に多くの選択肢を吟味しても、逆に選べなくなるだけなので、現段階では情報を得やすい3社に絞って比較検討している。

【全体】

  • 我が家は1216サイズ。小さい
  • 壁がマグネット対応はもはや業界のデフォ
  • 壁面設備をミニマムにして、自分でマグネットアイテムでアレンジするプランが、将来性も清掃性もよさそう
  • 浴槽はFRPか人工大理石かでグレードが分かれる
  • 洗い場の床は固さと材質に各社違いがはっきりある
  • カラーはダーク系は地雷と聞いたので明るめにする予定
  • 照明は電球色が落ち着くだろうか
  • 後々ケアが大変そうなコーキング目地の量も大事
  • 浴槽や床の自動掃除機能すら、最近はあるみたいだが、私は要らないと思っている

【TOTO】

  • 信頼と実績のTOTO
  • WYシリーズを想定
  • 床がソフトな樹脂でひんやりしない「ほっカラリ床」が売り
  • 壁面のドシンプルプランがないのが良くない
  • 実家が7年前くらいに現行に近いサザナにしたので雰囲気はよくわかる
  • 大手の信頼感はあるものの、いささか押しつけがましいというか、自由度が少ない印象

【LIXIL】

  • 企業の印象が前身のINAXのダメなトイレのせいでいまいち
  • リノビオVを想定
  • リノビオVは今年6月発売の最新機種なことが魅力
  • 床は固めの樹脂でひんやりしない「キレイサーモフロア」。固いバージョンの「ほっカラリ床」といった内容のもの
  • 壁面のドシンプルプランがある
  • ショールームに行ったが、さすがに接客は素晴らしく、企業イメージは俄然よくなった
  • カラーバリエーションが多い

【タカラスタンダード】

  • 社名がかっこ悪い
  • グランスパを想定
  • 床はハードな磁器の「キープクリーンフロア」。要するに石。固い、強い、冷たい
  • 固いぶんゴシゴシブラシでこすれるのは気楽かもしれない
  • 壁面のホーロー素材が売り。清掃性や耐久性が高いとかなんとか
  • 壁面のドシンプルプランがある
  • 浴槽すらホーローにもできるがさすがにオーバースペック
  • ショールームに今後行く予定
  • 各所でひっそりと絶賛されており玄人好み感が強い
  • 「こいつわかってるな」と思われたい人向けの可能性がありそそられる
  • 販売形態が特殊で施工業者に好かれていない部分があるらしく、その分業界の口コミにおかしなバイアスがかかっている懸念がある。判断しにくい

 なんとなく心はタカラに動いている。はてさて。

日記: 8月2日(2024年)

 最近のゲーム事情回。

 【マインクラフト】

 実は今一番遊んでいるのはマイクラ。

 今春、いまさらながらに初めて触ったマイクラなんだけども、だいぶ長続きしている。サバイバルモードで少しずつ拠点の建物を作ったり、回路を作ったり、道路を作ったり、線路を作ったり、ネザーに挑んだりと、なかなか終わりが見えない。さすがの超大作。今年いっぱい遊んでいる予感がする。

 【LoL】

 最近追加されたヴァンサバライクの「スワーム」モードが、なかなかどうして面白い。遊び始めると時間が1時間ばかり消し飛ぶ。なんとかノーマルをクリアしたけど、この先、ハード、エクストリームと難易度が上がっていくらしい。ノーマルの最後もかなりぎりぎりだったけど、まだ難しくなるのか。ま、心折れるほどきつくなるまでは、ちまちま遊んでいこう。

 【スプラトゥーン3】

 驚くことにまだ遊んでる。カタログ埋めだけの作業だけど。今シーズンは新ブキのデンタルワイパーで遊んでいて、これはこれでプレイスタイルが特殊で新鮮。遊べば遊ぶほど、このゲームはFPSの悪いところを詰め込んでいるな、とは思うけども。

 なお、9月に最終フェス的なものが告知されており、世界の終わりが見えているのかもしれない。

 【Pax Dei】

 報告した通り、終了。

 【Division 2】

 遊びたいんだけど、他のゲームで時間がない。経験値が爆上がりするから、リーグだけはこなしたかったんだけど、最近のリーグをすっぽかしてしまって、さらにテンションダウン。全リーグとマンハントだけを完遂することで、効率的にシーズンレベルのCAPとストーリーに追いつく計画が破綻。ほなもうええか、となりかけている。

日記: 7月30日(2024年)

 「エラー2。ルンバのワイヤーガードを開けて、ブラシを清掃してください」

 という警告メッセージとともにルンバが不調になった。

 我が家の800シリーズルンバは、購入してからかれこれ10年以上が経過している。付き合いが長い分、これまでもいろいろな不具合に対応してきたわけだけど、今回はなかなか手ごわかった。

 このエラーメッセージは、ルンバのローラーブラシの回転が、なんらかの理由で規定回転数に満たない場合に出るものだと思われる。車で言えば、エンストだ。ローラーブラシ部分のトルクより、抵抗が大きいとエラーが発生する。

 原因は「ブラシを清掃しろ」というメッセージが示すように、「ブラシになにかが絡まって回転を阻害しているから」という場合もあるだろう。だけど、そういうわかりやすい外的要因がない場合には、順番に問題を切り分けて、原因を探っていく必要がある。

 ケース1。内部が汚れている場合。ルンバは長く使っていくと、内部にホコリが蓄積されていく。それによって回転数が低下することがある。対策は分解清掃。実施したが、改善はしなかった。

 ケース2。ブラシ自体の不具合。ローラーブラシそのものの品質、または破損によって、回転が阻害されている可能性もゼロではない。対策はローラーブラシの交換。純正新品に交換するも、改善せず。ローラーブラシの新品への交換は、摩耗して短くなったブラシの長さが復元することで、逆に回転抵抗を増やすという側面もあるから、これはあまり成果を期待しない、本当に念のためではあった。

 ケース3。バッテリーの電圧不足。ローラーブラシをモーターで回している以上、バッテリーの劣化によって供給電圧が下がれば、モーターの生み出すトルクも低下するはず。対策はバッテリーの交換。代替品の新品に交換するも、改善せず。

 ケース4。こうなるともう、モーターそのものの劣化を疑うしかない。対策は、モーターが内蔵されたユニット全体を丸っと交換することだ。これで、無事に症状は改善した。

 ふう。

 交換したユニットは「クリーニングヘッド」などというものらしい。型番で言うと「B01FXZOFRA」。購入価格は11000円。高かったけど、ルンバを新品に買い替えることを考えれば安いものだ。

 それにしても、いやー、ルンバ歴も10年を超えると、ついにこんな部品まで交換することになるか。もはや我が家のルンバは、躯体そのものを除くと、ほとんどの部品が1度は交換されているような状況になってしまったな。テセウスの船だ。

 ともあれ、クリーニングヘッドを交換したルンバは、俄然パワフルに動作するようになった。老人が若い体を取り戻したかのような、元気なはしゃぎっぷりを見せている。微笑ましくすらある。

 これでまた我が家のルンバも、あと10年戦える・・・かな。

日記: 7月25日(2024年)

 家事の話が続く。

 フライパンを買い替えた。

 今まで使っていた、20cmと24cmの鉄フライパンに代わって、同径のコーティングフライパンを購入した。

 というだけの報告。というか記録。

 買ったのは、ちょっとお高めのイタリアのブランド品なんだけど、これは単なる気分でしかない。性能だけとってみれば、半額以下のニトリのフライパンでも大差ない。下手をすれば、ちょっと重たいぶんだけ、性能で負けてる可能性すらある。

 そんなことは百も承知なんだけど、いい雰囲気が漂う調理器具を使うと、日々の料理のテンションが上がるから、いいのだ。

 また以前から同じブランドの同じグレードの28cmのフライパンは持っていたので、これで同シリーズのフライパンで3つのフライパンが統一されることにもなった。セット装備をそろえたような喜びもある。いいことだ。

 試しに使ってみたところ、さすがに買いたてのコーティングフライパンは、コーティングの滑りが違った。ろくに油をひかなくても、オムレツがつるつると滑ってくれる。トントンして巻くのもお手の物だ。まだこのフライパンに合った火加減がわかっていないから、雑めに調理したのに、である。ああ、気持ちいいわ。

 あとはこの状態がどのくらい持続するかだけど・・・まぁ、そんなに期待してはいない。使用頻度にもよるけど、半年つるつる、3年だましだまし、ってとこじゃなかろうか。うむうむ。

日記: 7月22日(2024年)

 亀の子スポンジを買ってみた。

 亀の子スポンジは、みなさんご存じ「亀の子たわし」ブランドのスポンジだ。

 私はこの20年ほどずーっと、食器洗い用のスポンジと言えば、100円そこらで3、4個ほどがパッキングされているような最安値のものを、スーパーや100均で買って使い続けてきた。一面が固めの素材のシートになっているようなタイプのやつだ。

 それでこれまで何の不満もなかったし、食器洗い用のスポンジなんてもんは、安いものを短期間で使いつぶしていくものだ、と思っていた。

 が、先日。いいスポンジはそれはそれで使用感が違うだの、耐久性が違うだのという話を、周りから聞かされた。それで今までは考えたこともなかった、「高品質な食器洗いスポンジの世界」というものを知り、軽く興味を抱いたので、試しに買ってみた、という次第だ。

 ブランドのチョイスにあたっては、特にこだわりや推薦があったわけではない。高品質なスポンジを買ってみよう、と思って模索し始めたときに、昔から見知っている亀の子たわしというブランドは、なんとなく信頼と実績のブランドに感じられた、というだけのチョイスだ。直感だ。

 で使ってみたんだけど、うん、なるほど。

 品質の高さは、案外すぐに感じられるものだった。

 まず弾力が違う。程よくかたい。固いので、握ってホールドしやすく、洗いやすい。

 またなかなかヘタらない。まだ使用期間が1週間ほどなんだけど、安いスポンジだったらもうヘタっているような時間だ。それが今のところ、購入時の固い弾力を8割ほどは保っている。

 密度が薄いのも特徴か。安いスポンジはかなり高密度な繊維構造なんだけど、亀の子スポンジはけっこうスカスカしたスポンジになっている。にもかかわらず固いので、繊維そのものの質が違うのだろう。高野豆腐とへちまくらい違う(本当か?)。

 密度が薄いことは感覚的に、内部の衛生さが保ちやすいのでは、という安心感につながる。密度の濃い安いスポンジは、どれだけ絞っても内部に汚れた油を含んでいるような気がするが、亀の子スポンジにはそういう懸念が少ない。

 トータル的にみて、高いだけのことはあるな、と短い使用歴でもわかるくらいには違いがあった。

 問題はやはり、その価格差の度合いか。安いスポンジは100均で4つ入りを購入したとすると1個25円。それに対して亀の子スポンジは1個で定価374円。そこには約15倍もの価格差がある。別に25円のスポンジでも、過去20年間特に困ってはいなかったことを思うと、15倍の投資の意味とは? と疑念に思えなくもない。

 ・・・のだけど。

 これねー。一回高品質なものを使うとねー。知ってしまうとねー。いいんだよねー。

 単純に今は、亀の子スポンジを使うこと自体が楽しい。いや、食器洗いなんて楽しくはないんだけど、そんなつまらない日課のなかにも、新しいツールを使う喜びによって、少々の満足感を潜ませることができている。

 そういう付加価値込みで考えると、常用するかどうかはともかく、たまにこういうアクセントを日常に持ち込むのは、15倍の価格差以上のメリットがあるかもしれない。

 ってことで、Fly!は亀の子スポンジを、たまにはオススメします。