作成者別アーカイブ: Nez/蝿

MW5M: 難民保護活動

 【これまでの傭兵部隊】
 
 自機: Centurion CN9-A
 所有メック: 軽量級6、中量級2
 メック戦士: 5

 【あらすじ】

 Spearsからの報告によれば、Black Infernoの活動記録と、Inner Sphare内の難民発生地域とに、奇妙な同期が見られるらしい。まだこれが偶然なのか、なにを意図しているのかはわからないが、Black Infernoを探るうえで、このことがなんらかのヒントになるかもしれない。

 そんな折、ちょうど、話題の難民問題にかかわる依頼をこなすことにもなった。

 Black Infernoの攻撃を受けたMarik領内の住民が、難民となってLiao領内に逃げ込んだ。襲撃が止んでのち、住民たちはMarik領への帰還を求めたが、Liao家は政情不安を理由にそれを了承しない。業を煮やしたMarik家は、難民を監督している地方官を暗殺する、という過激なメッセージをLiao家に送るよう、我々に依頼したのだった。

 このゲームに要らないと思う要素は、ずばり「ミッションの重量制限」だ。

 各ミッションごとに、投入してもよいメックの総重量が設定されている。こういったものは、前作まではなかったと思うんだけど、正直ほとんどの場合において邪魔でしかない設定だ。

 部隊を強化していくというこのゲームの醍醐味を、完全に無意味にしている。

 傭兵部隊シリーズのいいところのひとつは、自分の部隊を思うさま強化することで、ミッションの難易度を下げていける、というところにある。最短距離で進むと難しいミッションも、少し傭兵稼業を続けて、舞台の戦力を挙げていけば、ごく簡単なミッションに成り下がる。回り道に意味がある。

 こういうRPGのレベル上げのような解決策を採れるという部分に、傭兵部隊シリーズはゲームとしてのバリエーションがあると思うのだ。

 なのに重量制限は、そんな大いなる美点をスポイルしてしまっている。

 何十時間傭兵部隊を鍛え続け、評判値をあげても、160トンミッションには、160トン分のメックしか動員できないのだ。1ランス400トン出せる傭兵部隊を運営しているのに、理不尽にもわざわざ手加減して160トンで挑まなければならない。なぜなのか。

 鍛えに鍛え上げた部隊で、敵勢力を粉砕するという快感が、そこにはない。

MW5M: 労働運動を助けよう

 【これまでの傭兵部隊】
 
 自機: Centurion CN9-A
 所有メック: 軽量級3、中量級1
 メック戦士: 4

 【あらすじ】

 評判が少し上がったせいか、依頼のほうからやってくることもでてきた。

 今回こなした仕事は、Apex Mining Syndicateという鉱山会社の鉱夫達からの依頼だ。劣悪な労働環境の改善を会社に訴えたが、会社側は聞く耳を持たない。これに耐えかねた鉱夫たちの武装決起を援護するという内容だ。作戦は成功、会社側も鉱夫達に妥協したほうが、金銭的な損失が少ないと判断し、交渉の席に着くことになった。

 これぞ働き方改革。

 同時に父の敵の調査も少しずつ進んでいる。敵の部隊はBlack Infernoと言うらしい。奴らは残忍さでもって知られる部隊のようだが、慎重にその素性を隠しており、なかなか全容はつかめない。進展には時間がかりそうだ。

 さて、今回のこのゲームのレビューだけど、レーダーが弱い、ということを挙げたい。

 前作までに比べて、レーダーの探知範囲が狭い。そして障害物にも弱い。レーダーにかかるよりも、肉眼で視認するほうが早いケースまである。

 そのくせ、敵機は的確にこちらを捉え、追跡してくる。目的地までをわざわざ山の裏側から接近しているのに、バレる。

 まぁ、レーダーが強すぎるのも便利すぎるし、いいと言えばいいんだけどね。ただ前作の「敵機発見!900メートル!」な感覚に慣れていると、もう少し、1.5倍くらいロック距離が延びるといいんだけどな、と思うのだった。

MW5M: フリーランサー

 【ここまでの傭兵部隊】

 自機: Centurion CN9-A
 所有メック: 軽量級3、中量級1
 メック戦士: 4

 【あらすじ】

 Spearsからの依頼も無事終え、いよいよ生きていくために自分で進路を決め、依頼を探し、達成していく段階に入った。敷かれたレールの上を走るのは終わりだ。自分の道を切り開かなければ。

 父を襲った連中のことも気になるが、そういった調査はRyanaやSpearsに任せて、私は責任をもって部隊を食わせていくことを考えよう。本当の意味での、傭兵部隊の運営が始まるのだ。

 スターマップを見てみると、父の部隊の拠点のあったde Berry星系を含むこの紛争地帯は、恒星連邦領内のドラコ連合国境付近にあったようだ。しばらくは遠出をする資金もないし、結局この紛争地帯で仕事を探し続けることになるだろう。

 5大家にはにらまれたくないから、できれば海賊山賊の類を相手にする仕事が望ましいのだが、この国境至近のエリアでは、恒星連邦とドラコ連合の諍いも避けては通れないだろうな・・・。

 やっと自由にジャンプシップを動かして、宇宙狭しと飛び回ることができるようになった。

 とはいえ、最初のうちはお金もないし、メックも弱いから、しばらくは近場の限られた範囲で仕事をこなしていくことになりそうだ。宇宙が広くても、飛べる範囲は狭い。まだまだひよっこなのだ。

 メインミッションは「評判を上げろ」となっている。

 このゲームの基本進行は、今のような「フリーの傭兵活動モード」と、一定の評判になると舞い込んでくる「メインシナリオモード」とを、交互にこなしていくというシステムのようだ。評判を上げれば、それがトリガーになって、シナリオが進んでいくに違いない。

 1つ、現段階でこのゲームのよくないところが見えてきている。

 それは「敵機が突然湧く」ということだ。

 敵機が限られた数、あらかじめマップに配置されているというよりも、マップ内の一定の範囲に踏み込むと、決まった位置に敵機が出現する、というような設定が多用されている。この処理はあまりにもゲーム的に過ぎ、非現実的な戦況になり、少々興ざめする。それも、理不尽に背後をとられたり、いきなり囲まれていたりするので、なおさらだ。

 さらに悪いことに、脱出するまで敵機が無限に湧く、というようなシーンまで多々ある。うーん、そんな物量をポンポン投入できる世界観じゃないだろうに・・・。

MW5M: 新傭兵部隊始動

 【ここまでの傭兵部隊】

 自機: Centurion CN9-A
 所有メック: 軽量級2、中量級1
 メック戦士: 2

 【あらすじ】

 Spearsの作戦通り、de Berry星系を無事に脱出することができた。

 それと同時に、失われた父の傭兵部隊に代わって、新しく私自身の傭兵部隊を設立することにもなった。ここから私の部隊がはじまるのだ。

 我が部隊の最初の仕事はSpearsからの依頼だ。彼には大きな借りがあるから、引き受けないわけにもいかないだろう。

 Spearsは宇宙を股にかけた発掘隊を運営しているらしい。星間連盟時代の遺失技術探しというよくあるやつだ。そんな彼の発掘隊のうち、Brookeland星系にある発掘隊の基地が、悪い傭兵部隊に襲われている。これを助けに行かなければ。

 チュートリアルから数ミッションを経て、やっと自分の傭兵部隊を設立するに至った。まだ仕事は選べず、ストーリーで無理矢理引き受けさせられたミッションをこなす日々だけど、だんだんと自分の部隊を動かしている感覚になってきて、気分もでてきた。

 途中、自分の部隊名を名付けるシーンがある。Battletechではグレイデス軍団にあやかって「Nez Fly Legion」としたんだけど、今回はハンセン荒くれ騎兵隊にあやかって「Fly’s Roughriders」とした。まぁ、どうでもいいか。

 序盤の難易度が従来作に比べて高いことは前回述べた。それと同時に、従来作よりもLRMが強い気がする。そういえばMWOもLRMは結構強かった気がするからな。

 特に序盤のヘリや戦車のような「当てにくいけど当てればもろい」相手には、ロングレンジからLRMで撃ち落とす作戦が効く。対戦車、対空ミサイルとして強い。後半の装甲の削りあいシーンになったらどうかはわからないけど、今のところ対空のお守りにLRMが外せない感じだ。

日記: 12月10日(2019年)

 Epic Gamesとの格闘を記す。

 Epic GamesはUnreal EngineやFortniteの開発元として有名だけども、今ではそれに加え、Steamに対抗するPCゲームのプラットフォームとしてEpic Gameストアを立ち上げ、運営する企業として存在感を示している。

 そんなEpic Gamesのアカウントをとったのは、今でいうところのFortniteがFornite Battleroyalとして無料公開された時だった。

 その後、Forniteはろくにプレイもせず、プラットフォームとしてのEpic Gamesを使うこともないまま月日が流れ、Epic Gamesのアカウントを持っていることすら2年近く忘れていた。

 そして現在。

 12月11日に発売予定のMechwarrior 5: MercenariesがEpic Gamesの専売になったことで、再びEpic Gamesのアカウントが必要になった。

 しかし、このEpic Gamesに触れることのなかった2年の間に、1つの大きな変革が私のPCライフに訪れていた。

 去年、熱心に取り組んだ「メールアドレスの移行」である。

 その際、思いつく限りの「私に必要だと思われるサービス/アカウント」のメールアドレスは変更したものの、その選からEpic Gamesは漏れていたのだった。そりゃそうだ、実質30分くらいで捨てたアカウントだもの。

 そんなわけでまずトライしたのが、当時のアカウントでログインしてメールアドレスを変更する、という作業だ。しかしこれは功を奏さなかった。ログインするところまではなんとかいけたものの、アカウント管理画面でメールアドレスを変更しようとすると、旧メールアドレスのほうに確認メールが飛ぶのだ。もう存在しないメールアドレスだから変更したいのに、旧メールアドレスの確認メールを使わないと変更できないとは。

 そこで次にトライしたのは、新アカウントを作る、ということだった。新メールアドレスでアカウント作成だ。これは成功した。成功したんだけど、テスト的にテキトーに作ってしまったので、1回削除して、もう1度作り直すことにした。

 これが失敗だった。

 アカウントが削除されないのだ。

 アカウント管理画面で削除をして、確認メールを通しても、一向にアカウントが消えない。時間差があるのかもしれないけど、時間差があるから消えないのか、処理が届いていないから消えないのかが、まったくわからない。

 怖いのは、このままこれを「処理が届かなかったから」と判断して、「ま、このアカウントでいいか」と妥協し、Mechwarrior 5: Mercenariesを購入した後で、「時間差で処理が通って消えた」となる展開だ。目も当てられない。

 ということで、結局このアカウントは放置して、今度は携帯電話のメールアドレスでアカウントを作成し、これを本アカウントとして運用することにした。多少、自分のせい、というところもあるけど、なんだかすっかり疲れたよ。

 結局今現在、まったく使ってもいないのにEpic Gamesのアカウントが、1)旧メールアドレスのもの、2)新メールアドレスの削除依頼中のもの、3)携帯メールアドレスのMechwarrior 5: Mercenariesを買った今後の本アカウント、と鼎立している状態だ。こういったものを極力シンプルにすっきりさせたい性質の私としては、なんとももぞもぞするけど、仕方がないな。

 この件で1番悲しいのは、1)のアカウントで「nezfly」名義を使ってしまったので、本アカウントでなじみ深い「nezfly」を使えないということだ。うーん、残念だ。