前回
「ここで戦闘スキルを75まで上げる。なぜならそれ以上にはならないから」
とか言ったな。あれは嘘だ。
いつもの修行場より、ちょっと奥へ行ってみたら、もっと強いモンスターがいて、そいつらと戦ったらスキルが75以上にも上がったのだ。
いたのはGreater ImpくんやGargoyleくん。どちらも今の私で太刀打ちできる相手なので、今後はこちらも積極的に修行相手にしていこう。
戦闘系のスキルがすべて50に到達すると、Fighter Guildで特殊技習得のクエストを受けることができる。
ってことで実施してみた。
クエストのステップは、今まですでに達成したことが多く、とんとん拍子で最終ステップに進んだ(このゲームは例えば「アンデッドを10匹倒せ」というクエストを受けた場合、すでに過去に10匹倒していると、目的地に着いた時点でクエストが達成される。親切設計だ)。
しかし、この最終ステップが厳しかった。タイトルからも分かる通り、リッチを倒せというものだったのだ。
リッチと言えばUOでもなかなか強いモンスターだった。UOクローンである今作でもやはりリッチは強く、試しに挑んでみたところ、魔法1発で体が半分以上ふっとんで、すぐさま敗走を余儀なくされてしまった。
これはもう少し修業を積んでからじゃないと、ソロでは勝てそうにないわ。
交換したケースは写真の通り。
いかにも今風の、サイドパネルが透明で、内部のファンが光ってるケースだ。ふふふ。
いや、正直なことを言うと、PCの内部を飾り立てたいという欲求は、私にはよくわからない。なぜ透明にしてLEDで光らせる必要があるのかは、永遠の謎だ。ヤンキーが車の外装にLEDをつけるのと同じくらい謎だ。
ただ、それでも今まで使っていた、鉄の塊みたいな外見を持ち、エアフローもへったくれもない構造で、ようするに設計思想が10年以上時代遅れ、というようなケースに比べると、外見以外の各所にも、明らかな進化を感じられた。Amazonで4000円程度、という値段からすると、かなり得られたものは大きかった。
まずレイアウト。電源とマザーボードの間に隔壁があり、熱が相互に影響しなくなっている。今どきはそんなことになっているのか。今回のPCいじりのそもそものきっかけは、電源の故障にあったわけで、そこへの配慮が進歩しているのは好感が持てる。
そして、配線だ。配線をマザーボードの背面から行える。そういうことになっているとは聞いていたものの、実際に背面に配線をしてみると、PCケース内のすっきり感が今までとは段違いになって、見た目もいいし、空気の流れにもよさそうだ。
空気の流れつながりでいうと、あちこちがメッシュ状になっているのも特筆に値する。特に上面がまるっとメッシュなのは、熱気は上昇するという物理法則から言っても、大変効果的に思える。うーん、いろいろ考えられているな。
ってことで、PCの電源の故障にかこつけて、電源だけではなく、ケースまでもが進化した。しめしめ。
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■ 電源: Corsair RM850x -2018-850W
■ ケース: Thermaltake Versa H26