作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 3月4日(2019年)

 繋ぎゲーム、Borderlands Pre-sequelをとりあえず1周し終えた。

 ただし、「1周」といっても、終わったのはいわゆる「ノーマル」難易度。

 だから、この後もまだまだゲームは続いて、今度は難易度があがる、微妙に演出にも味付けが加わった、「ハード」難易度が待っているらしい。ハクスラで定番の流れだ。

 とはいえ、とりあえずストーリーの大筋はつかめたので、ある程度はもう満足だ。

 そう、もうストーリーの大筋はつかめたのでね。

 ・・・つかめた?

 ・・・そう?

 ・・・いやー、正直なところ、ストーリーはよくわからないままだったわー! なんでだろうな?

 字幕、音声ともに完全に日本語翻訳されていたし、会話も大変耳に小気味よく聞こえた。サブクエストに関しては内容もちゃんとわかって、面白かった。だけど、肝心のメインクエストのストーリーだけは、よくわからなかったんだよな。

 最初の宇宙ステーションの時点で、あそこで何してたのかもよくわからなかったし、最後のエンディングもそれでどうなったのかよくわからなかった。最初から最後まで、理解度55%くらいだった。そこが残念だ。

 それ以外の部分は、昔遊んだBorderlands 1と同じように面白かったよ。Loot Shooterの嚆矢たるシリーズの面目躍如といったところだ。

 ゲームシステム的には、まだまだ中盤以前だからかもしれないけど、グラインダーシステムに意味を感じにくかったかな。序盤こそ、ワクワクしながらグラインドしてたけど、途中からは「金貯めて現物買ったほうがよいなこれ」と感じてしまって、ドロップアイテムは全売りに方針転換してしまった。エンドゲームあたりになると重要になるシステムだったのかもしれない。

 ともあれ、これで1周だ。1500円の元は十分取った。Division 2まではまだまだ遊べるかな、とも思うけど、難しくなりすぎたら心が折れるかもしれない。はてさて。

日記: 3月3日(2019年)

 続々・Amazon Prime Video視聴記録。

 ついに無料体験最終週を迎えるAmazonのPrime Video。

 最後の最後まで無料期間を満喫すべく、先週もそこそこに視聴に明け暮れた。

 先週観たのは、コメントでオススメされたAmazonオリジナルのドラマ「BOSCH(ボッシュ)」だ。

 結論から言うと、かなり面白かった。

 主に土日を投入して、シーズン1と2、それに3の中盤までを一気に観てしまった。

 Amazon Primeの無料期間もあとわずかではあるものの、現在までにシーズン4までリリースされているようなので、無料期間中になんとしても全話視聴しつくさなければ。そう決意するほど面白かった。

 内容に関して触れると、BOSCH(ボッシュ)は写真のような渋いオッサンが主役の刑事ものドラマだ。主役の名前がハリー・ボッシュ。ドンパチもありつつも、基本的には地道な調査と機転とで、じっくりと解決していくスタイルの筋立てになっている。

 主役のボッシュは正義感が強く有能だが、駆け引きや妥協のできない頑固な男で、警察内部の人間関係や政治には頓着しない。少数の理解ある味方には高く評価されているが、そうではない人間からは話の分からない、偏屈な男だと煙たがられている。そして本人はそれをまったく意に介していない。

 そんな理詰めの筋立てと、ハードボイルド感のある渋い人物設定、そして少しばかりのドンパチ要素。それらの絶妙な配合具合が、私の好みにぴったりと合致した。これはいい。

 ってなわけでBOSCH。最初の30分くらいがちょっと地味だけど、そこからは引きずり込まれていくこと必至だ。

 オススメされた側の人間がオススメするのも、他人のふんどしで相撲取ってるみたいでカッコ悪いけど、でもオススメします。

 蛇足ながらゲーマー視点でいうと、舞台設定がGrand Theft Auto Vと類似しているのも面白かった。

 まず舞台。BOSCHはロサンジェルスが舞台なので、ロサンジェルスをモチーフにしているGTAVの舞台ロスサントスとは、当然酷似している。なんとなく見覚えのある街並みがうれしい。ビーチの風景などは完全にGTAV。ロスサントスって本当にロサンジェルスに似てたんだなぁ、という感想を幾たびも抱くことになる。

 そして家。BOSCHはLAの街を見下ろすハリウッドの豪邸に住んでいるんだけど、これがGTAVで途中からフランクリンの家になる豪邸と立地がまったくと言っていいほど同じ。というか、どちらかというとミッションで崩落させた家に似ている。

 そのほか、あちこちにGTAVの匂いを感じられて、そういう面でもそそられるドラマだったのでした。

日記: 2月25日(2019年)

 続・AmazonのPrime Video視聴記録。

 【グランドツアー】

 シーズン3の最新話まで一気に観た。現行のシーズン3は未完結で、Amazon Primeの無料体験中に観られるのは、あと1話か2話。ここまできたら全部観たいところけど、微々たるお金を惜しむなら、来年の春ごろにエピソード4の全エピソードが公開された頃に、もう1か月だけPrime入りするのがベストか。その頃には忘れてるかもしれないが。

 【ジャックバウアー】

 Amazonオリジナルのドラマ。おなじみトムクランシーのジャックバウアーさんが主役。

 が、つまんなかったので2話目で挫折。観るのをやめた。

 【ゲーム・オブ・スローンズ】

 原作を読んでるし、少しそれとは違うようだし、あまり興味はなかったんだけど、ちらちらとかいつまんで観た。けど、筋が概ねわかってるのですぐに飽きた。胸の露出度が高い。

 【トゥルーマンショー】

 イエスマンからのジム・キャリーつながりで観た。タイトルは有名だしもしや観たことあったかなー、と考えつつ見たけど、どうやら観たことはなかった。設定にツッコミどころは多かったけど、面白かった。ジム・キャリーの笑顔には人を幸せにするものがあるな。

 【スター・トレック:イントゥ・ダークネス】

 クリス・パインがカークのヤツの2作目。1作目を以前どこかへ行く飛行機の中で観た。が、それは全く覚えてない。単純明快な宇宙冒険活劇で楽しめた。

日記: 2月24日(2019年)

 FarCry New Dawnのメインシナリオを無事終えた。

 そこで最後に本作の簡単なレビューをして、思い出をまとめておこう。

 【世界観】

 一応ポストアポカリプスな設定なんだけど、核や放射能の気配は一切ない。

 イメージとしては「なぜか警察権力や軍の治安介入がないアメリカの田舎」というだけ。インフラがどうなってるのかとか、除染しないのかとか、そういう疑問に答えるような細かい描写もほとんどない。

 このいい加減さはまさしくFarCry。上記疑問にまったく触れていない、ということそのものが壮大なボケ。

 【シナリオ】

 いまいち。

 FarCry 4に比べると、5も、New Dawnも、いまいち安っぽかった。5は超常現象と拉致プレイに頼りすぎだったし、New Dawnはご都合主義的展開が多く、作為的な流れに終始した。

 特に顕著だったマイナスイメージは「ラスボスの顔みせ」の使い方だ。

 「ラスボスの顔みせ」とは、物語序盤にラスボスがまだ弱い主人公の前に姿を現し、そこで因縁が発生するが、主人公はその場では殺されずに見逃される、というヤツだ。有名なものでは、ダイの大冒険冒頭のアバンvsハドラーのシーンなどがそれにあたる。

 この演出は成功すれば、これ以上ない因縁づくりになるが、成功させるのが難しい。ラスボスが主人公を見逃す理由に必然性がないと、物語全体一気に嘘くさくなる。「いやいや、そこで主人公を殺しとけよ」というツッコミが飛び交うことになる。

 そしてNew Dawnは、まさにそんな「見逃す理由が全くない状況で何度も見逃される」というシナリオだった。これでかなり興ざめ。

 【シナリオその2】

 ・・・ただね。

 それでもこのゲームのシナリオは、尻切れトンボだったFarCry 5の補完的意味合いがあるという点で、ファンアイテムとして一定の価値はあった。FarCry 5を「プレイしてしまった人」に限っては、New Dawnもプレイすべきだと思う。2本合わせることで、ゲーム体験は少し向上するはずだ。

 【戦闘】

 普段はステルスゲーなのに、メインシナリオでだけ「ランボー」または「コマンドー」にさせられる。

 これ、FarCryではいつも通りなんだけど、なんでなんだろうなぁ。

 FarCryはお手軽ステルス戦闘が面白いと思うんだけど、そしてそれを多くの場面で要求されるんだけど、肝心のメインシナリオにおける戦闘になると、突如としてわらわら押し寄せるmobを、鬼神のごとく掃射するゲームになる。4も5も大概そうだった。

 たまにはステルス狙撃ヘッドショットでラスボスをワンパンして、大団円を迎えたい。

 【武器】

 FarCry 4では、武器はカスタマイズできるけど、カスタマイズできないユニーク武器のほうが強くて、せっかくの武器カスタマイズシステムがもったいなかった。

 FarCry 5では、強力なユニークアイテムが無くなり、カスタマイズ性もアップし、好みの装備を好みの仕様で扱う楽しみが生まれた。

 そしてFarCry New Dawnでは・・・ユニーク武器しかなくなり、カスタマイズ性はなくなった。

 なんでやねん!!

 【成長】

 New Dawnでは、資源を集め、それで拠点を発展させ、武器等を開発していく、という成長システムになっている。また、メインシナリオを進めていくと、その進度に従って、敵も強くなっていく。

 この自分の成長と、環境の難化とのバランスは、なかなか上手くとられていると感じられた。
 
 ちょっと敵が強いな、と思っても、少しシナリオの進行を止めて、オープンワールドを探検して資源を集め、拠点を強化すると、ちゃんと進めるようになる。前進と停滞をちょうどいい頻度で繰り返せるので、障壁→修行→勝利、のカタルシスをそれなりに味わえた。

 ただし、明確に階層分けされたレベルデザインにしたことで、FPS感は薄れたかもしれない。「腕でどうにかする」という余地が減った。勝つにはどうしたって上のレベルの武器が必要だ。

 【アバター】

 FarCry史上初めて(かな?)、自分の姿をカスタマイズし、それを自分で眺めることができるようになった。カスタマイズの幅は、昨今のゲームに比べるとかなり見劣りはするものの、シリーズ初という点で画期的だ。ブログ掲載用スクリーンショットも、ちょっとはマシになった。

 【ボリューム】

 のんびり寄り道しつつのプレイで、メインシナリオクリア時のプレイ時間が40時間くらい。引っ張っても50時間くらいで飽きるゲームだろう。

 5000円で50時間。1時間100円。

 【まとめ】

 トータル的には、ボリュームが少ないという点を除けば、FarCry 5よりも好印象だった。ただNew Dawnの面白さは、不完全な5という下敷きの上にあるので、単品だとどうかなぁ。まぁ、いい暇つぶしでした。

日記: 2月18日(2019年)

 Borderlands: Pre-sequelを始めた。

 Division 2までの繋ぎゲームその2だ。

 あぁ、FarCry New Dawnが終わってないのに、別の繋ぎゲームに手を出してしまったよ。FarCryはソロ用、Borderlandsはマルチ用と、自分の中で住み分けはできているからいいんだけどね。問題は両方をDivision 2までに終えられるかどうか、ってとこだなぁ。ま、いいか。

 なぜここでBorderlands? っていう問いへの1番明確な理由は、セール中だったからだ。セール中で、マルチプレイができて、ある程度の品質が保証されている。そういうわけで白羽の矢が立った。

 で、ここまで2、3時間ばかりプレイしたかな。

 私はBorderlandsは、1はプレイしていて、2はプレイしていない、というキャリアになる。そして今作は、1と2の間の時間軸らしい。なので、なんとなく見覚えのあるキャラも出ているし、見覚えのないキャラもいる。全体的には、世界観はほとんど覚えていないので、今のところはストーリーも頭にすっと入ってきてはいない。

 が、まぁ、そんなことはどうでもよさそうだ。

 このゲームのキモは特徴的な演出や、キャラクターの頭のねじの抜けっぷりだから、そんなものは世界観を理解しきっていなくても十分楽しめる。

 頭を空っぽにして、パンクでファンキーな3Dハクスラを、しばらく楽しんでいこうと思うよ。