作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 1月12日(2019年)

 冷え切った夜9時頃に、愛車の旧ミニで出かけた時のことだ。

 駐車場のミニのドアを開け、エンジンをかけると、まずは少し暖気運転をさせた。最近の車ではほとんど不要となったこの儀式だけど、旧ミニでは必要らしいので、いつもしている。

 4、5分経過したところで、もう暖気はよかろうと判断して発進。家の前の大通りに出た。

 そのまま2ブロック直進して、交差点で右折レーンに進入。信号は青だったが、対向車が複数来ていたので、そこで待機した。

 しばらくして対向車線の車列が途切れたので、ブレーキから足を離し、アクセルを踏んで右折を開始。

 ・・・というところで。

 しゅぅぅぅぅん。

 交差点のど真ん中でエンジンが止まってしまった。

 えぇぇぇっ!? ここでエンストっ!? 対向車が来たらぶつかるぞぉぉぉぉっ!

 しかし不幸中の幸いというべきか、エンジンが止まったのが、少しだけは動き出してからだったので、ミニはエンスト後も惰性で移動を続け、なんとか交差点のど真ん中からは抜け出すことができた。やがてミニは、のろのろと交差路の横断歩道に跨る位置にまで到達。

 そしてそこで、完全に停止してしまった。

 すぐにキーを回しなおして、エンジンを再始動させようとするも、一向にかからない。セルは回る。ライトもついている。少なくとも起こっている現象は、バッテリー上がりではなさそうだ。

 となると、これはどうしたことなのか・・・。

 その後「ちょっと休ませてみよう」などとよくわからない理論を思いつき、30秒後くらいにもう一度キーを回したら、なぜかエンジンが始動した。謎だ。

 しかし、アクセルを踏んで移動しようとすると、またエンジンの回転数が落ちてきて、エンストしそうになる。恐ろしく不安定だ。エンジンの鼓動が弱い。

 これは・・・エンジンが暖まってないせいかな。

 そう考えて止まりそうなエンジンをなだめすかし、なんとか路肩に車を寄せた状態でミニを停車させ、4、5分ほど追加の暖気運転をさせてみた。そうしてから発進させてみたところ・・・お、これはいつもの手ごたえに近い。所作が先ほどよりよほど力強い。3、4ブロック走ってみても、エンジンはいつも通りに回っている。

 ふぅ、ようやくちゃんと走るようになったようだ。

 いやー、焦ったし、なにより怖かったわー。オートマがエンストする、というのは初めての体験だったんだけど、まさかこんなに焦るものだとは。

 マニュアルのエンストは、だいたい自分の操作ミスが原因だから、そんなに焦らないし、リカバリーもすぐできる。でも今回のエンストは、原因がわからなかったから、リカバリーする手段もわからず、「もしやこのままレッカー?」という最悪の場合の不安もよぎって怖かった。

 それにしても、これは一体なんだったんだろう。

 今こうしてこの件を考えると、たぶんだけど要因は2つあったんじゃないかな。

 1つは寒いこと。寒いからガソリンが気化しにくいとか、そういう系統の理由。キャブ車だったらチョークを引くような事案。

 もう1つはCPUがアホっぽいこと。私の最終型旧ミニは、一応インジェクション車。だからチョークなんてものはないし、チョークがなくてもCPUがうまいこと最適な燃調を考えてくれるはずなんだけど、その辺がアホの子ミニは下手くそ。そんな理由。

 この2つが合わさって、今回の事件になったんじゃないかなぁと思っているよ。違うかな?

 とりあえず、いつもちゃんと暖気しているつもりだったし、今回もしたつもりだったけど、冬期はいつも以上に暖気に気を・・・というか時間を遣うようにしてみよう。

PoE: 1年ぶり3回目

 久しぶりのPoE。

 リリース以降しばらくの間は散発的にプレイをし(1回目)、Act10まで増えたころにまたプレイをし(2回目)、そして今回またプレイをし始めてみた。実に3度目のPoEだ。

 再帰性があるのは、私がそれだけPoEを気に入っている、ということだろう。たぶん、ビルドの多様性が要因だと思われる。毎回違う「なりたい自分」に(強い弱いは別にして)なれる。その辺が好き。

 Act 10まで増える、というセンセーショナルな気になる要素があった前回の復帰とは違い、今回の復帰にはこれといって気になる要素があるわけではない。ただただ、Fallout 76のモチベーションが下がり、しかし次に来るゲームたち(AC7、Anthem、Division 2あたりのどれかかな)までには期間があったので、つなぎに軽く遊べるものを求めた、というだけの動機だ。

 だから、あまりプレイする上での目標もないし(いつもないが)、ただただ、だらだらFO76仲間と時間を過ごせればそれでよしだと考えている。つまり、長持ちするかは現時点では不透明だ。まぁいいだろう。

 ってことで。

 とりあえず2時間ばかりプレイしてみた。

 3回目とはいえ、忘れていることも多い。手探りでのスタートだ。一応基本的な部分、スキルツリーの見方とか、スキルジェムとサポートジェムの仕組みとか、そういうPoE特有のことは覚えていたので、初プレイの友人にそのへんをレクチャーしつつ進めていった。

 ああ、懐かしいな。こんなゲームだった。とはいえ、また新鮮な出来事も増えている。

 とりあえず目についたのは、賞金首護送隊(?)みたいなイベントだ。たぶん新要素だろうけど、これはなんだろうね。緑の牢屋と、車列と、ボスみたいなのとが出る。倒すと賞金首のチラシみたいなものが湧く。いまのところよくわからない。

 あとは、ちょっとUIが進化していた。気が付いたのは、サポートジェムが対応するスキルジェムを表示してくれることだけど、気付かないだけでほかにも進化しているのだろう。

 PoEはやっぱり基本無料とは思えない、良質なハクスラで好感度が高い。ストイックなギア掘りができない性格なので、早晩飽きてしまうかもしれないけど、それまでは、また楽しませてもらうとしよう。

 今回は爪でいきたいな、爪で。

FO76: 年末年始のアパラチア

 ホロテープ:Vault出身者の日誌

 「こんな時代でも暦は動いているらしい。Pip-Boyが示すところによれば、先日アパラチアも新年を迎えたようだ。とはいえ、新年を迎えたからといって、世界は何も変わらない。相変わらずアパラチアでVault 76の出身者以外の生存者を目にすることはなく、その他の目新しい何かを発見することもない。ただその日を生き残るために、資源を集め、消費し、降りかかる火の粉を振り払うだけの日々だ。Vaultを出て早2か月になろうとしているが、アパラチアの再建は遅々として進んでいるようには思えない。ハッピー・ニュー・イヤー」

 ・・・というわけでね。

 末期を迎えつつあるFO76だけど、年末年始は結局これを遊び続けました。

 ゲームとして味わえる要素はほとんど味わってしまったので、もうパッチとかで世界そのものに変化が起こらない限りは、新鮮味はなくなってしまっている。肉のなくなった骨をしゃぶり続けている状態だ。

 そんなすっかり薄味になってしまったアパラチアで、年末年始に行った活動を、いくつかトピックとして挙げて、記録としたい。

 【クアッド爆発ハープーンガン】

 ついに手に入れてしまった壊れ武器。フレシェット改造で散弾化することで「遠くまでまっすぐ届く爆発ショットガン」と化す。弾丸そのものの威力も高いため、ほとんど「見える範囲にいるすべての敵」を1発、多くとも2発で倒せてしまう。装弾数が1しかないというハープーンガンの弱点もクアッドでカバー。レベル40武器だけどまったく問題ない。ゲームクリア級。こいつぁ強いぜ。

 ちなみにウエストテック研究センターにて産出。

 【それでPvP】

 占拠したワークショップを奪取しようとしているワルがいたので、駆け付けて上述のハープーンガンで遠距離から狙撃。すると1発でワルが蒸発した。驚愕の威力。なお、私自身もそのあと、自分の足元にハープーンガンを誤射して、あわれ自爆死した模様。なにやってるのか。

 【レイダーパワー】

 使いもしないレイダーパワーのパーツを集め、組み上げた。当初は「レイダーパワー格好良くない?それに目立つんじゃない?」とか思っていたけど、組んでみたらさほど格好良くもなく、色が地味なので目立ちもしなかった。T-60でATOMペイントを購入して塗ったほうが目立つわ。

 乗り掛かった舟なので、頑張ってフル改造して、衝撃補正×2までつけたところで、レイダーパワーは2ndキャラに譲渡した。

 【所持金10000超え】

 毎日せっせとベンダーから200キャップ×7カ所ぶんのキャップを巻き上げ、さらに敵からドロップされる小銭も集め続け、所持金が10000キャップを超えた。だから何だと言われればそれまで。PC間トレードをするでもなく、欲しいNPC売りのものがあるわけでもない。いざというときの貯金、ではあるんだけど、いざというときが来るのかは甚だ怪しい。

 【クイーンが拾えない】

 年末年始休暇中に、スコーチビーストクイーンを6回倒した。うち、ドロップアイテムを拾えたのがわずか2回。どーなってるねーん。

FO76: 宝探し

 小ネタ回。

 まだ触っていなかったコンテンツがあったことに気が付いたので、早速それを実施してきた。

 そのコンテンツとは・・・宝探しだ。

 それは、mobからランダムドロップする「宝の地図」を手にアパラチア各地を捜索し、埋められている地点を発見すると、なにがしかのアイテムを拾えるというもの。まぁ、ほぼ名前通りのコンテンツだ。

 これまでの1カ月半にわたるプレイの中で、宝の地図は20枚ほど手に入れていたものの、探すのが面倒くさくて放置していた。しかし、ついにそれに向き合って、宝探しをしてみることにした、というわけだ。

 宝の埋まっている場所を探すのは簡単だった。

 自分で探す必要などない。リリースからもうだいぶ時間が立っているので、ウェブで調べれば一発なのだ。検索し、地点を特定し、そしてそこに移動して掘る! また次の場所に移動して掘る! とにかく掘る!

 そうして掘った結果・・・いろいろなアイテムとともに、未知の設計図が5つ6つ手に入った。うん、案外悪くない結果だな。

 設計図と一緒に、大量の武器防具や弾薬が拾えてしまうので、重量オーバーにすぐ陥ってしまうのが難といえば難だったけど、設計図が手に入るというのは、苦労に見合う、悪くないコンテンツだった。たとえ2度と使わない設計図であっても、キャラクターが設計図を覚えていくこと自体に、理屈を超えた妙な快感があるからね。

 とはいえ、宝探しに1日を費やした結果、手持ちの宝の地図の多くのは、あっさりと消費しきってしまった。だから、早くも宝探しフィーバーは終焉に向かい、ゲーム的にも大した延命にはならなかったわけだけど・・・まぁ、やらないよりはやってよかったかな。うむうむ。