作成者別アーカイブ: Nez/蝿

BT: Mission 08 “Served Cold”

 【背景】

 惑星Smithonを解放し、Karosas家の当主Simon卿と会談したが、そこで告げられたのはデータアーカイブの解読内容ではなく、Kameaの3年間の失踪に対する非難と、それゆえにもたらされたSimon卿の息子や娘の不幸に対する恨み言だった。

 Simon卿はArgo号のデータアーカイブの解読に自分の助力を得たければ、まず惑星Smithonの月Anveltに停泊している密輸商人のドロップシップNewgrangeを破壊することを交換条件に提示してきた。交換条件にしてくるからには、本当にただの輸送船だとは思えないが、やるしかないだろう。

 Newgrangeは分厚い装甲をを持つドロップシップだが給油所で燃料を補給しているところが狙い目だ。燃料タンクを破壊し、爆発を引き起こせば、撃沈できるはずだ。

 【自軍戦力】

  • DRG-1N Dragon(Fly搭乗)
  • CN9-A Centurion(Glitch搭乗)
  • GRF-1N Griffin(Unity搭乗)
  • SHD-2H Shadow Hawk(Salvage搭乗)

 【敵対戦力】

 1st wave

  • SHD-2H Shadow Hawk
  • WVR-6R Wolverine
  • PNT-9R Panther
  • COM-2D Commando

 2nd wave

  • CPLT-K2 Catapult(Victoria Espinosa搭乗)
  • DRG-1N Dragon
  • CN9-A Centurion
  • FS9-H Firestarter

 【ミッション概要】

 まず注意点として、シナリオ中でも注意されるが、高温のフィールドが舞台になる。排熱効率が低いので、投入するメックは排熱性能に配慮をしたビルドにしておくのが無難だ。

 目的は12ターン以内のドロップシップの撃破にある。ドロップシップはシナリオ中に言及されるように、脇にある燃料施設を破壊することで連動して破壊できる。施設自体は中量級メックの一斉砲撃2~3回で破壊できる程度のものなので、攻撃態勢に入りさえすれば、破壊にさほど時間はかからない。

 初期段階では、敵勢力は軽量~中量級のメック1個小隊と、砲台が3台配置されている。

 砲台は例によってジェネレーターの破壊でも黙らせることができる。右側のジェネレーターは砲台2基と連動しているので、少なくともこちらはジェネレーターを狙うのが有効だ。メック小隊も軽量級主体なので大して強くはない。普通に戦えば、制限ターン以内に初期配置の敵も、ドロップシップも破壊できるだろう。

 ターンの経過か、ドロップシップの破壊で、第2波がくる。こちらは中量~重量級のメック1個小隊で、本命の敵だ。順調に戦えば、本命の出現までには既存敵兵力をほぼ無力化できていると思うので、4対4の戦いに持ち込めるはずだ。

 特筆すべき点は2つ。

 1つは敵のFirestarter。排熱効率の低い今回のフィールドでは、特に火炎放射器の攻撃が効く。攻撃を受けると高確率でメックがシャットダウンしてしまうので、優先的に倒したい。

 もう1つは敵のCatapult。なんと仇敵の1人、Victoriaがのこのこやってきている。燃える展開だ。しかし燃えているのは乗機のCatapultも同様で、この熱いフィールドにPPC2門などという兵装で来ているため、頻繁に熱暴走で自滅してくれる。PPC自体は脅威なものの、トータル的にはDPSを出せない相手なので、多少後回しでもいい。こいつはアホの子だ。

BT: Mission 07 “Liberation: Smithon”

 【背景】

 Panzyrを開放し、Panzyrの新しい領主Decimis家はKameaとRestorationに忠誠を誓った。Restorationは順調にその勢力を拡大していた。しかしその一方で、Directorateの兵器もまた、謎の勢力からの支援を受けている節がある。状況は相変わらず予断を許さなかった。

 その頃同時に、Doc. MuradはArgo号の中に奇妙なデータアーカイブを発見していた。まだ解読できていないが、何か重要な秘密を持っているに違いない。好都合なことに、次なる戦略目標は、惑星Smithonとその有力者Karosas家の解放にある。Karosas家はArano家の主任テックの家系だ。作戦を成功させ。Karosas家を仲間に引き入れれば、データアーカイブの秘密にも迫れるだろう。

 Smithon解放作戦における軍団の任務は、DirectorateがKarosas家から強奪した武器弾薬を奪い返すことだ。

 【自軍戦力】

  • DRG-1N Dragon(Fly搭乗)
  • TBT-5N Trebuchet(Glitch搭乗)
  • GRF-1N Griffin(Unity搭乗)
  • SHD-2H Shadow Hawk(Behemoth搭乗)

 【敵対戦力】

  • DRG-1N Dragon
  • GRF-1N Griffin
  • CDA-3C Cicada
  • JR7-D Jenner
  • PNT-9R Panther
  • FS9-H Firestarter
  • SDR-5V Spider
  • LCT-1V Locust
  • LRM Turret *2
  • Light Laser Turret
  • Light Sniper Turret

 【ミッション概要】

 このミッションは8機のメックをすべて破壊するのが目的だが、ボーナス目標がほかに3つある。

 1つは、逃走する輸送車2両を破壊すること。

 もう2つは、マップ上に配置されている8つの弾薬クレートのうち、最低3つ残すことと、6つ残すことだ。逆に言えば、2つまでは破壊しても、2つのボーナスを共に満たすことができる。弾薬クレートは破壊すると周囲のメックにかなり大きなダメージを与えることができるので、うまく使えば効率よく敵を倒すことができる。

 どこまでボーナスを狙うかで、難易度はかなり変わってくる。ボーナスはこなしても少々の金銭的なボーナスがあるだけなので、効率からすれば無視しても構わない。しかしすべて狙うとなると、かなり難しく、普通にここに到達する中量級メック主体のランスでは相当苦戦するバランスになっている。

 いずれにしても、まずは速やかに向かって右側手前の弾薬クレートを破壊するのがいい。これで攻撃力の高いLRM Turretが2台とも消滅する。

 そのあとは逃走車両を狙うのであれば、最低1人はSensor Lockを持ち、ほかの2人をLRMを20~30発撃てるいわゆるLRMボートにカスタムしたメックに乗せ、ほかの敵に狙われにくいところに隠れながら、逃走車両を遠距離砲撃で沈めよう。

 そこからは倍の戦力の敵メックを頑張って倒していくしかない。もう1つは弾薬クレートをペナルティなしに壊せるので、うまく敵が入ったタイミングで利用してもいい。ただ弾薬クレートを狙うと、多くの敵機に同時に機体を晒すことにもなるので、無理に使うと逆効果になることもある。慎重に戦おう。

BT: Mission 06 “Liberation: Panzyr”

 【背景】

 Werdlyの政治犯収容所Iceboxを開放した傭兵部隊Nez Fly軍団の得たものは、ドロップシップArgo号だった。

 KameaはこのArgo号には隠された秘密があるとしたうえで、信頼できる傭兵部隊であるNez Fly軍団にArgo号を与え、軍団を強化しつつ来るべき次の作戦に備えてほしい、と語った。Agro号は今までのレパード級ドロップシップに比べると、はるかに大きな母艦だ。改修しなければ使えない施設も多いが、軍団の規模を大きくしていくうえで、十分なポテンシャルを秘めているだろう。

 同時に軍団に2人の仲間が加わった。1人はKameaとのパイプ役として彼女の親友にして恋人のLord Alexander Madeira。もう1人はArgo号の技術者としてDoc. Farah Muradだ。

 そうした結果、経営が軌道に乗り始め、順調に稼ぎ始めたNez Fly軍団。そこへまたKameaからの次なる指令がやってきた。Espinosa家の勢力、Aurigan Directorateの支配する惑星Panzyrを解放する作戦を決行するのだという。

 すでにKameaらAurigan Restorationの主力部隊は、現地の有力な協力者Decimis家の支援を得て、地表に戦力を展開している。軍団の任務は、敵の背後に降り立ち、補給線を乱し、敵施設を破壊すること、そして何よりも敵が援軍を外界から呼べないように、早急に宇宙港のコントロールタワーを破壊することだ。

 【自軍戦力】

  • CN9-A Centurion(Fly搭乗)
  • VND-1R Vindicator(Glitch搭乗)
  • BJ-1 Blackjack(Unity搭乗)
  • SHD-2H Shadow Hawk(Behemoth搭乗)

 【味方戦力】

  • ハッキングした砲台 *n

 【敵対戦力】

 1st Wave

  • Bulldog
  • Bulldog
  • Striker
  • SRM Carrior
  • SRM Carrior

 2nd Wave

  • DRG-1N Dragon
  • HBK-4G Hunchback
  • CN9-A Centurion
  • TBT-5N Trebuchet
  • JR7-D Jenner
  • PNT-9R Panther

 【ミッション概要】

 まずは敵の車両部隊を撃破する。シナリオ中で注意されるようにSRM Carriorが2台いて、これらの攻撃はとても痛いので、最優先で撃破するといい。車両部隊はイニシアチブが低いので、うまくすれば1回も攻撃チャンスを与えずに倒せるはず。

 次に本命の宇宙港のコントロールタワーを破壊に向かうわけだけど、大きく右(車両との交戦位置から見て)に迂回していくと順序良く倒していける。相手のAIがなぜか中央の坂道で待ち構える動きをとるので、そこへ向かうまでの敵機を被害少なく殴れる。

 また味方がハッキングした砲台網が援護射撃してくれて、これがなかなか強力。敵機は多く、重いが、上記の動きと合わせれば、勝算は高いはずだ。

BT: Intermission 01 “Skill”

 このゲームのスキルは次のような仕様になっている。

  • Gunnery、Piloting、Guts、Tacticsの4系統
  • 各系統のレベル5でプライマリースキルを習得できる
  • 各系統のレベル8でマスタリースキルを習得できる
  • プライマリースキルは最初と2番目にレベル5に到達した系統のもの2つしか修得できない
  • マスタリースキルは最初にレベル8に到達した系統のもの1つしか修得できない

 プライマリースキルは以下の4種類。

  • Multi-Target(Gunnery 5): 複数の武器を複数の標的に打ち分けられるようになる
  • Evasive Movement(Piloting 5): 移動によるEVASIVEのチャージ量が増える
  • Bulwark(Guts 5): 移動しない間は正面と側面からのダメージを半減する
  • Sensor Lock(Tactics 5): センサーレンジ内の対象をそのラウンド中視界内扱いにして、かつ、EVASIVEチャージを2減らす

 プライマリースキルの中では、Evasive MovementやBulwarkは使いやすい。前者は軽量級に、後者は重量級によりマッチするけど、いずれにしてもパッシブスキルなので、損がない。

 Multi-Targetはダメージ計算が難しい。あと少しで撃破できそうな対象に小さな射撃を加えて、残りを次の対象に、などと小細工を弄すると、とどめを刺せなかったりする。複数の対象のEVASIVEを減らしたり、遠近対応機をうまく運用したりにも使えるけど、EVASIVEの高い軽量機はどうせ雑魚だし、遠近対応の半端なメックは改造してしまうしで、なくてもなんとかなる。

 Sensor Lockは偵察機&ミサイルボートのようなとがった構成なら使えるのかな。正直1ターンつぶしてまでロックすることが功を奏すシチュエーションは少ない。

 マスタリースキルは以下の4種類。

  • Breaching Shot(Gunnery 8): 対象のCOVER効果やGUARDED効果を無視できる
  • Ace Pilot(Piloting 8): 射撃後に移動できるようになる
  • Juggernaut(Guts 8): 格闘攻撃を当てた相手のイニシアチブ順が1つ下がる
  • Master Tactician(Tactics 8): イニシアティブを1得て、かつ、安定性へのダメージを1減らす

 Ace Pilotはかなり便利。イニシアチブの高い機体で行動順を最後にして攻撃して、次のターンで最初にもう一度攻撃して離脱、などといういやらしいプレイができる。鈍足機でやってもあまり効果がないかもしれないが。

 Breaching Shotも自然に効果が出るので使い勝手がいい。ただ割とAIはCOVERやGUARDEDを効果的には使ってこない気もする(人間のように突出したCOVERやGUARDEDの相手を囮にして・・・というような思考をしてない)。

 Juggernaut、Master Tacticianは上の二つに比べると効果を感じにくい。

 こうしてみると、万能感のあるのは以下のような組み合わせだろうか。

  • Bulwark→Evasive Movement→Ace Pilot
  • Bulwark→Multi-Target→Breaching Shot
  • Evasive Movement→Multi-Target→Ace Pilot
  • Evasive Movement→Multi-Target→Breaching Shot

 もちろん部隊の中にSensor Lock係がいてもいい。でもどんな機体でもそれなりに乗り換えていけそうなのは、こんな感じではないだろうか。

日記: 5月28日(2018年)

 ということでね。

 今期のLoLもひと段落したことだし、おもむろにBATTLETECHの詳細なプレイ日記を書き始めたよ。

 1人で遊んでいると、どうしても途中から面倒くさくなって、ストーリーや戦略を深く考えずに、作業的に拙速なプレイをしてしまう。でもそれじゃあもったいない。

 そこでそれを防止すべく、1つ1つのストーリーをレポートすることにしたのだ。

 それに合わせて、また初めから遊びなおしてもいる。たぶん1回目のプレイはキャンペーンの半分くらい進んでいたのかな。システム面で手探りなことも多く、無駄なことも多くしていたから、追いつくまでにはそんなに時間はかからないかと思うよ。

 できればThe Clew 2の発売される6月末までにキャンペーンを終えたいけど・・・結構後半のバランスはシビアっぽいからなぁ。投げ出してしまうかもしれない。どうなることやら。