作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 5月10日(2018年)

 最近オーブン焼きにはまっている。

 我が家にあるオーブンは、10年以上前に2万円弱程度で買った、よくあるエントリーモデルのオーブンレンジだ。電子レンジとしての機能は非常に凡庸かつ貧弱で、温めムラなどは当然織り込み済みの、低品質なもの。1人暮らしを始める若者が、最初に買うようなやつだ。

 当初このオーブンレンジは、電子レンジとしての機能を目的に購入したので、オーブン機能のほうはほとんど使ってこなかったんだけど、最近になって急速に、このオーブン機能のほうを再評価しつつある。

 というのも、オーブンとしての機能のほうが、電子レンジとしての機能よりも、安定しているからだ。

 考えてみればオーブンなんてものは、200度なら200度に庫内を保つ、というシンプルな機能しか期待されていない調理器具だから、機種による調理効果に違いが出にくいのだろう。それゆえに我が家のへなちょこオーブンレンジであっても、オーブン機能のほうは思ったより信頼性が高い、ということに、いまさらながら気が付いたのだ。

 ここに着目して、最近では「肉を焼く」という行為を、オーブンで行うケースが増えてきた。

 そして使ってみるともう1つ利点があって、それは「洗い物が少ない」ということだった。

 例えば豚バラのブロックがあるとする。今まではこれを角煮にしていたわけだけど、それだと圧力鍋を使う。すると圧力鍋、その蓋、排気弁、ゴムパッキンなどを洗う羽目になる。パーツは多いし、鍋のフチにこびりついた汚れの除去に苦心もする。

 でもこれをオーブン焼きにするとなると、話はだいぶ変わる。オーブンレンジの回転トレイ上に、アルミホイルを敷く。加熱後に肉から流れ出る油がこぼれないように、アルミホイルは縁を立てて箱状にしておく。そこに肉を置いて焼く。焼きあがった肉は皿に上げ、アルミホイルは捨てる。すると洗い物は皿1枚だけになる。なんと楽か。

 つまりアルミホイル焼きにすると、鍋がいらない。これを耐熱皿焼きにすると、今度は調理器具と皿とが1つになる。いずれにしても洗い物が減る。楽だ。

 そして、オーブン焼きした肉は旨い。というか自分的に新鮮だった。

 10数年の自炊生活で、ついぞ作ってこなかったジャンルの料理なので、味や触感に新しい発見が多くて楽しい。上の豚バラブロックひとつとっても、角煮とオーブン焼きとでは、同じような味付けにしても、まるで違う味わいになる。低温で長く焼くことで、角煮に近い柔らかさになるんだけど、やわらかさの種類が違う。これが旨い。

 そんなわけで最近は頻繁に、「次はこんな肉をオーブンで焼いてみよう」というようなことを、おなかが減ると考えているのでした。

日記: 5月9日(2018年)

 映画の話つづき。

 もう1つのテーマは、いかにもアメリカ的な演説シーンが好き。

 これだ。

 代表的なのはインディペンデンスデイの大統領が話すシーン。ああいうのが大好き。ベタだろうがなんだろうがかっこいい。言葉を武器に戦う、そういうのに痺れる。

 最高なのはグラディエーターで兜を取って名乗るところ。

My name is Maximus Decimus Meridius, Commander of the Armies of the North, General of the Felix Legions, loyal servant to the true emperor, Marcus Aurelius. Father to a murdered son, husband to a murdered wife. And I will have my vengeance, in this life or the next.

 このくだり。大群衆の前でこんな演説をぶちかませる瞬間が人生にあったら、一片の悔いなしだ。ないだろうけど。

 マニアックなところだと、マジェスティックという映画のラストの弁論シーンも大好き。ザ・アメリカみたいなパトリオットな内容だけど、やっぱり痺れる。もちろんガンダムのシャアの演説系も好き。

 私は前述したように映画には造詣が深くないから、知っている母数が少ない。たぶんもっといい演説シーンも、映画界にはごまんとあるのだろう。でも知らないので、今のところこういったところが大好物だ。

日記: 5月8日(2018年)

 昨日はテレビの話。今日は映画の話。

 映画、観ません。テレビに輪をかけて観ない・・・のだけど、それだけではさすがにあれなので、2つほど話したい。

 1つは昔は鉄砲をバンバン撃つ警官の映画が多かった気がするなぁ、ということ。

 私が成長する過程で観た映画は、ビバリーヒルズコップ、ダイハード、リーサルウェポン。これが御三家だ。

 テレビの洋画劇場で何度となく繰り返されたこれらシリーズの放送を、飽きもせず何度何度も観た。それでスタジャンやアディダスカントリーに憧れたり、ハイパワーやF92が好きになったり、工事現場で釘打ち機を見ると兵器に見えるようになったりした。

 おかげで洋画といえば、警官がパンパン撃つ映画のことだと思っているくらいだ。

 でも最近はこういうのが少ない気がするんだよな。知らないだけかもしれないけど、もっとプロットが複雑な映画ばかりに思える。シンプルに警官が悪即断(射)する映画でいいんだよ。そして大して評価されず、あっという間に値を下げて、テレビで放送してくれればいい。私は映画館にはいかないから。うむうむ。

 なお、ダーティハリーはいまいち趣味に合わなくてあまり観ていない。

 つづく。

日記: 5月7日(2018年)

 私は基本的にほとんどテレビを観ないんだけど、たまに観るテレビ番組がある。それをただ述べる回。

 【チコちゃんに叱られる!】

 NHKのクイズバラエティー番組。チコちゃんがかわいい。中身がむさいオッサンであっても面白い。

 【バナナマンのせっかくグルメ!!】

 TBSのグルメバラエティー番組。食パートと旅(?)パートのバランスやテンポがいい。美味しそう。

 【東大王】

 TBSのクイズ番組。東大王より正解できると自尊心が満たされ、できなくても知識が増える。

 【ブラタモリ】

 NHKの旅バラエティー番組。最近はちょっとマンネリ。強引に地形の話に持ち込みすぎ感ある。井上陽水の歌がいい感じ。

 【ふれあい街歩き】

 NHKの旅番組。最近はちょっとマンネリ。対象都市への興味の大小で相当面白さがかわる。

 【孤独のグルメ】

 テレビ東京のグルメドラマ番組。最近はかなりマンネリ。でもたまに見ちゃう。初期のほうが新鮮だったのはむべなるかな。

 ・・・とこんな感じ。

 見事にNHKばかりだ。TBSの日曜夜のラインは、番組自体が面白いのもあるけど、この時間に高確率でテレビの前で飯食ってるから、っていうライフスタイルの影響がむしろ大きいな。平日は決まった時間に食べないし外食も多いから習慣化しない。日曜夜は月曜に備えて心を整えるように定時化している(本当か?)。社会人の鑑。

日記: 5月6日(2018年)

 前回の日記の続き。RPG在留カード事件。

 今回は不真面目に、想像オンリーの話だ。なんの根拠も事実もない、ただの思考実験だ。

 さて。

 なぜRPG(現PGM。以下PGM)はDaraから「在留カード」を取り上げようと思ったのだろう。

 ここがこの件で、最も不可解な部分だ。他人の在留カードを持っていたって、なんの役にも立たない。ありえない極端な俗説の言葉を借りると「悪用」というのがあるけど、こんな入手経路がバレバレなものを「悪用」しようとしたって、すぐに足がつく。取り上げる意味がまったくない。

 私はこの回答は「しゃくだから」だったんじゃないかな、と思っている。

 推測するに、Dara選手の移籍当時(または在留カード導入当時)、Dara選手の在留カードを取得するために、PGMはそれなりに骨を折ったのだろう。その「苦労」を、ほかのチームにタダで渡したくないという、ケチな考えが出たんじゃないだろうか。移籍先のチームもちょっとは苦労しやがれ、と。

 こういうケチな話は、社会に出て仕事をしていると普通に散見される。本サイトをご覧のオッサン諸兄にも、大いに経験があることだろう。例えば仕事を失注した時に、引継ぎ先への資料提供を拒んだり、意図的に不可解にするような話は、悲しいけれどよくある話だ。そういうのと同じような次元の行動だったのではないかと思う。

 まったく褒められたことではないし、アホなことだとも思うけど、そこにあるのは人間の小ささであって、純粋な悪ではない。LoLやesports界隈は、業界も携わる人たちも若いのだから、こういう過ちはいずれ犯すだろうな、という確信さえある。だから、「しゃくだから」は動機として十分にあり得ると、個人的には思った。

 また、このような行動の背景には、法的な所有権についての勘違いも必要なはずだ。いくら自分たちで苦労して用意したものであっても、例えばパスポートだったら取り上げなかったはずだ。取り上げていいものかどうか、所有権を主張していいものかどうか、パスポートほどの「有名な」ものなら、さすがに感覚としてわかるからだ。

 実際は在留カードも取り上げてはいけないものだったわけだけど、在留カードは、パスポートほどには、公的な物品としてのなじみがない。「無名」な存在だ。だから在留カードの本質を把握できていなかったとしても、無能さは感じるものの不思議さはない。取り上げた行為に違法性を認識していなかった、というPGM側の弁は信じやすい。

 基本的に、ただのケチ根性がスタートの話なので、違法性が明らかな領域であれば、その意地悪の手を伸ばすことはしなかったはずだ。ケチ根性はそこまでの行動を生まない。

 そしてベースが「ケチ根性」だったからこそ、PGM側は今後も恥ずかしくて、すっきりとした説明責任を果たせないことだろう。「なんかしゃくなんで取り上げてみました」では、あまりに格好悪すぎるからだ。

 だからPGMは、これからも黙秘権を行使し続ける。それ以外にとれる行動がないからだ。仮に今後なにか言及することがあっても「当方とのトラブルでDara選手が引退という結果になったことを残念に思います」とかいう毒にも薬にもならないことだけだろう。

 そうして、なんとなくモヤモヤとしたものを払拭できないから、PGMはLJLにおいて、ヒールとしての立ち位置を取り続けるしかないのだった。

 ・・・。

 ・・・という妄想をしたのでしたとさ。

 この妄想を覆す、くっきりはっきりしたコメントを、今後PGMが出すようなことがあれば、それはそれで喜ばしいことだ。