作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 6月22日(2017年)

 昨晩は暇つぶしにスカイリムを1から。かれこれ何十週目だ。

 まずお決まりのヘルゲンから逃亡。逃亡時に私は帝国兵について行くことがどうも多いので、今回はストームクロークについて行って逃亡した。リバーウッドの逗留先がいつもの鍛冶屋ではないので少し新鮮に。

 お決まりの金の爪からのホワイトラン。いつもここまででメインを放置して、好きな方面に移動する。

 今回は配達人が招待状を持ってきたので、ファルクリースにいってみた。家を建てるDLCを持っているのに使ってなかったので、その辺を体験できればいいとも考えた。

 で、ちまちまと数ミッション終えて、終了。

 ファルクリースは地味なエリアで、あまり気分が上がらなかったな。今日の体験が、明日以降継続して遊ぶための推進剤にならなかった。目的地のチョイスを失敗したかも。ま、いいか。

 今回のプレイの縛りは「隠密なし」「生産なし」だ。

 装備は剣、盾、軽装。スタイリッシュな剣士仕立て。のつもり。

 堂々としてコソコソしない。フィールドから城塞、ダンジョンまで、どこでもズタズタ走り、正面から突撃し、真っ向切り結んで仕留める。正直言って、実際のゲーム画面では泥臭い脳筋親父にしかみえなかったけど、「これは蝶のように舞い、蜂のように刺しているのだ」という妄想のもとで遊んだ。

 今のところレベルを片手、軽装でしかあげてないような状況なので、環境レベルに対して相対的にかなり強い。バッタバッタとなぎ倒して進んでいける。経験上、レベル30くらいまではこのままチョロく進むはずだ。

 その先どうなるかはわからないけど、そもそもそんなに長くプレイしないと思われるので、序中盤がよければすべてよし、かな。

日記: 6月20日(2017年)

 「もう来ないでください」ヤフオクで御朱印帳が転売、神社が怒りのツイート

 という話題があった。

 Twitterでも述べた通り、私の第一印象は「売れる商品を見つける才能がある人ってすごい」というものであって、特に憤慨する気持ちがないんだけど、この辺は私が宗教というものに、あまり敬意をもっていないせいだろうな。売られているものを、買って、さらに売った、という商取引にしか見えない。

 とはいえ、もちろんこれを不敬に思う人がいるのもわかる。わかるけど、神社がそういう立場で述べているのかどうかは、ちょっとわからない。大義名分としてはそうなんだろうとは思うけど、本心は果たしてそうなのだろうか。

 転売をして欲しくない理由はなんなんだろう。

 そこをほじくってみたい。
 
 なお、以下は基本的に神社と企業を同じような比重で見るという、シニカルな宗教観を持つ私の意見なので、敬虔な方にとっては甚だ不遜・不敬に見えるかもしれない。そういう方は、読まぬことをお勧めします。

 ケース1.

 よくある転売の弊害は、「買いたい人が正規に買えなくなる」だ。我々ゲーマーとしては、Switchがねえ! 3DSがねえ! というようなシーンでよく見るやつだ。

 これは転売を制限する理由としては実にまっとうだ。法律でダフ屋行為等が禁止されるのも、こういった理由だ。これが理由なら私も大賛成だ。

 でも、今回の場合これは理由ではなさそうだ。転売者の購入によって、正規購入者のパイが少なくなってはいないだろう。正規在庫は潤沢で、現地では滞りなく販売されているものと思われる。

 ケース2.

 そこで考えられるのは、当該神社のツイートにもあるように、「神社まで来て手渡しで買う以外ご利益を認めず」という効能が理由のものだ。スタンプラリーのルールというのに近い。まぁ、それはそうなんだろう。

 でも、考えてみよう。例えば自分に年老いた母ないし祖母がいるとする。彼女は病に伏せている。そして言う「死ぬ前にもう一度八坂さんの御朱印帳をもって参拝したいねぇ…」。参拝はもうかなわないだろう。しかし、せめて御朱印帳を見せたい。はるばる八坂神社までいき、御朱印帳を買う。そして、それを彼女に譲る。涙ながらの授受。ああ感動。

 …これはアウトだろうか?

 金銭の授受がないとはいえ、直接参拝していない第三者が御朱印帳の所有者となる、という点では転売と同じだ。

 しかし、これをアウトというほど、神社も血も涙もないとは思えない。参拝していないから本当はご利益はないけど、それで気が休まるのであれば持っていてくださいな、というような落としどころになるだろう。

 そう、それで気が休まるなら持っていてもいいのだ。直接参拝しなくてもいいのだ。きっと。

 ケース3.

 となると考えらえるのは、金の問題、または、心の問題だ。

 まず金の問題を考える。金銭の授受が発生しているかどうかを問題にするという立場だ。

 これは、ないでしょ。なにせ、神社側が最初に金銭を要求しているからね。自分たちが金銭を得ることはよくて、他人が得をするのはよくないというのは、狭量にすぎる。これが理由なのだとしたら、まったく支持できない。

 ケース4.

 となると心の問題だろうか。

 金儲けのために購入する、金儲けのために授受する、金儲けのために売却する、という汚れた(?)動機が問題であって、行為そのものではない、という立場。

 これは、納得はできる。そういう教義なのであれば嫌悪感を示されても仕方がない。ただ、これが理由の場合、逆に他人に文句はつけられないなぁ、とも思う。他人の動機は正確には推し量れないから、断罪するなら「決めつけ」で断罪せざるを得ない。そういうことは、しないほうがいい。疑わしきは罰せずが近代刑法のルールだ。

 転売者は誰が見ても限りなく100%に近い確率で金儲けしか考えていないだろうけど、それでも実は「御朱印によって八坂さんの偉大さを広めるのだ」とかいう純粋な心なのかもしれない。母や祖母に報いたい人と同じ高潔さなのかもしれない。

 その辺をどうしたって正確にはわかりえない以上、内心憤慨しつつも、そこは触れてはならない領域だとしたい。

 ケース5.

 はい、そうなるともう伝家の宝刀を抜くしかないね。

 宗教上の理由。

 これを言われたらもう反論できない。そうですか。でも、知らんがな。

 ということで。

 個人的な意見としては、本件に関して言うと、転売を制限する理由がないな、というものなのでした。

 私は「転売」という行為は、ケース1に該当する場合を除けば、買い手も売り手も幸せになる行為だと思っているので、制限するほうに不利益を感じてしまう。ケース1がニュースになるせいで、転売という言葉そのものに悪印象があるけど、売りたい人が売れ、買いたい人が買える、という限りにおいては、転売もまっとうな経済活動だ。ネットオークションによって、組織の流通の手が届かないところを、個人がフォローできるというのは、実にいい時代になったとさえ言える。よく知らないけど、もし仮に法が追い付いていないなら、法整備すべきだとも思う。

 そして同時に、売り手が売却後の商品にまで干渉することには、多大なる不健全さを感じる。巷間に、他人が得をすることを許さない、足を引っ張る風潮があることも、不健全で嫌いだ。

 神社が御朱印帳の転売という一見汚い行為に対し、ポーズとして憤慨するのは宗教的アピールとしていいと思うけどね。でも、本当にベストなのは「黙して語らず」だったと思うよ。

日記: 6月19日(2017年)

 月曜の今日になって、今更ながら先週のE3関係のニュースを読み返している。

 全体的に面白そうなタイトルが多い。けど、ほとんどが「英語版」か「PS4」って感じで、すんなりと手元で楽しめそうなものが少ないのが悲しい。

 以前であれば少なくとも「英語版」であることは問題ではなかったというか、そもそも「英語版」ではない面白いゲームなんてなかったから、「英語版」であることがマイナスには感じられなかったんだけど、良質な日本語化ゲームが増えた昨今では、その生ぬるい環境に飼いならされ、「英語版」に挑む根性がすっかり摩耗している今日この頃なのだ。

 「PS4」に関しては、お金を出して買えば済む問題ではある。いい大人にもなっているので、金額そのものはそれほど障壁でもない。でも、Wii(モンハン)もXbox360(スト2)も3DS(モンハン)も、結局買って、1タイトル2タイトル遊んで、そのままゴミになって押入れを圧迫してるからなぁ。金額そのものよりも、家に余計なものが増えるのが怖い、という感じで踏み切れない。

 以下、つらつらとGame Sparkを見ながら。

  • BattleTech。名前だけで懐かしい。メックウォーリア系ではなくてメックコマンダー系か。ジャンル的に興味はないけど、この世界観のゲームが続いているのは、思い入れがある身としては喜ばしい。横浜トレルワンの15分1000円(だったかな)には結局挑めなかった憧れ勢。
  • The Crew 2。去年無料で配布していた1が面白かったので、2にも期待したい。UBIが日本語化してくれるかどうかが問題だ。今のご時世、欧米系PCゲームを日本語化してくれる企業は少ないので、頼む。
  • FarCry 5。おそらく世界観がラリってるだけのGhost Recon: Wildlandsになると踏んでいる。これも日本語化が期待できるので期待する。
  • モンハン。オープンワールドっつって騒いでるけど、今までの10マップ構成が1マップになるだけっぽいね。基本はクエスト受注からのマップ移動。要素としてはスリングなる投石器兼ワイヤーアクションみたいなものが増えるのかな。PS4縛りで微妙。
  • Destiny 2。PC版が出ると喜んでいたけど、PS4版が先行発売というニュースからの、PC版は日本語なしかも、というニュースを経て、無事死亡確認。PS4を買う、という選択をしない限りはさようなら。
  • Skyrim VR。Fallout 4 VR。そこらじゅうで言ってるけど、VRは乗り物げーでやれ。
  • Conan Exiles。生きてたのかお前。というかそこそこ頑張ってるんだな。早期アクセスで憤死したものとおもっていたぞ。まぁ、はやらないだろうけど。2割の人間にしか受けないゲームを細く長く運営させる点ではFuncomの右に出る者はいないな。
  • Escape from Tarkov。結構前から期待してたMMO/RPG/FPSのこいつなんだけど、最近プレイヤーが配信しているアルファテストのプレイ映像を見ると、ただのサバイバル系FPSなんだよな。RPG要素にこそ期待していたんだけど、そういう気配が薄いので、私の期待リストから脱落気味。

 と、まぁこんなところかな。

 全体的には、よくあるFPS/TPSの方程式のゲームが多くて、いかにも欧米のゲームショーという感じだった。MMORPG色が薄いのは残念だけど、ソシャゲ三昧の東洋の島国に比べれば、はるかにマシなのでうらやましい。

 個人的にはE3で得た情報としては、モンハンとDestiny 2が予定から消えた、というのが一番影響があるところかな。逆にFarCry 5とThe Crew 2は計算できる娯楽になったけど、これはE3前から分かっていたことでもある。

SWL: Secret World Legends

 遊んだ期間は短いながらも、案外好きな部類のMMORPGだったThe Secret World。

 これがF2Pになり、仕様もいろいろと変更されて、Secret World Legendsとして帰ってくる!

 ということで、暇つぶしに少しのぞいてみようかなと思っている。

 6月23日からアーリーアクセス(条件不明)で、本番が26日だか27日なのかな。まぁ、いずれにしても、もう間近に迫ってはいるんだけど、依然としてベータテストはNDAによって情報流出が制限されているらしく、TSWとSWLの間で何がどう違うのかがよくわからない。

 とりあえず現時点で、9種の武器タイプごとに「Speciality」という、格ゲーの超必殺技ゲージのようなものが追加されている、ということが発表され、そのムービーが次々にアップされているので、その詳細でも眺めてお茶を濁そう。

 それぞれのムービーの様子は公式Twitterででもどうぞ。

 ■ Blade(剣): Spirit Blade

 攻撃の度に50%の確率で気ゲージがあがる。5ゲージ貯めると発動できる。5秒間DPSアップ。発動中にも気はたまり、発動中に再使用すると持続時間が伸びる。鬼人モード。

 ■ Hammer(ハンマー): Rage

 スキルで攻撃したり、食らったりで怒りゲージが上がる。怒りゲージはMaxで2本。1本以上たまっていると強い。1本以上たまってる状態でスキルで攻撃すると怒りゲージは減る。自動発動っぽいので簡単そう。

 ■ Fist Weapon(爪): Primal Wrath

 ハンマーとにた感じでスキル使用でゲージアップ。3ゲージ以上ためると発動できる。発動するとスキルセットが変化。貯めたゲージの量に応じて3~5秒間、強力なスキルセットで戦える。見た目は変わらないけど変身系。

 ■ Blood Magic(本): Blood Offering

 正と負のゲージ。ヒールすると正に、ダメージ魔法を使うと負にゲージが移る。正に寄ってヒールの効率が上がりダメージ効率が下がる。負に寄っているときは逆。Priestとしては強化。Wizardとしても強化。Bishopとしては劣化。って感じ。

 ■ Chaos Magic(輪っか): Controlled Chaos

 「あなたがChaos魔法で8で割り切れるダメージを与えるたび2~4のパラドックスを生み出します」ははは、このゲームの好きなところはこれ。このセンス。カオスにちゃんとカオスな仕様。パラドックスが8になると、地面爆発、敵にBuff(倒せば奪える)、分身登場、のどれかが起こる。パルプンテ。

 ■ Elementalism(人形): Thermotics

 熱ゲージ。火魔法を使うと上がる。氷魔法を使うと下がる。上がるほど魔法の威力が増える(火も氷も)。いったん100になると80以下にするまで上がらなくなる。火、火、火、頂点で氷、のループ。たぶん。

 ■ Shotgun(ショットガン): Heavy Munitions

 リロードの度に弾薬を4種類から選べる。回復、DoT、追加ダメージ、Debuff、だと思う。それだけ。地味だけど便利かも。

 ■ Dual Pistols(二丁拳銃): Chamber Roulette

 オートマなのにロシアンルーレット。2つのシリンダーのチャンバー部分の色がマッチしたら色に応じたボーナス。自動発動なので簡単。ハンマーと同じく意識する必要なし。白3色、青2色、赤1色のマッチする可能性は…林先生どうぞ。

 ■ Assault Rifle(アサルトライフル): Grenades

 スキルを使うと一定確率でグレネードゲット。と同時に6秒のカウントダウン開始。6秒以内に射出しないと自爆。3秒以内に撃つと強い。好きなグレネードスキルを選んで発射可能。ARはボンバーマンクラスに変更されました感。

日記: 6月15日(2017年)

 先月、何を思ったか実家で風呂のリフォームが行われた。

 今の実家は、元々はいとこ一家が住んでいた家で、その後いろいろあって我が家が住むようになった家。築年数でいうと50年以上ではないかと思われる、年季の入った和風建築だ。

 そんなこの家の風呂は、子供時分のいとこの家に遊びに行ったときの記憶では、風呂釜がステンレスの風呂桶のすぐ横についている、昭和スタイルの風呂だった。

 しかし我が家が譲り受けた(というか買った)25年ほど前の時点で、すでに一応現代風の風呂釜が屋外機に分離したスタイルに変更されていた。デザインは今見てもそうおかしくない。当時はかなり先進のモデルだったに違いない。

 この風呂は、譲り受けるに際して作り変えた、というわけではなく、そのだいぶ前からリフォームされていたようなので、譲り受ける5年前にリフォームされたとしても、風呂に関して言えば30年ものの風呂、ということになるだろうか。

 30年ものとはいえ、実家の風呂は自宅のマンションの風呂に比べれば格段に広いし、慣れ親しんでいるぶん使い勝手もよくて、個人的にはわりかし気に入っていたのだけど、潔癖症気味の母が言うには、「実はこの風呂がずーーーーっと嫌だった」らしい。他の家族が使っていた風呂が嫌、なのだそうだ。それで、今回のリフォームとなったわけだ。

 いや、そんな嫌なら25年前にリフォームしておけば・・・と思わないでもないんだけど、人生の先も見えてきて、やっと散財する気になったのだろう。やりたいようにすればいいと思うので、私は傍観しつつ、外野として完成を楽しみに待つことにした。

 リフォームは1週間ほどで完成した。

 目地に取り切れないカビがうっすら残ったタイルをはがし、そこに樹脂の壁を張り、床も若干ぷにぷにした滑らない冷たくない材質に代わり、浴槽もひょうたんのような流体的な輪郭を持った、おしゃれなものになった。

 とはいえ、所詮風呂は風呂だ。正直、今までにさして不満がなかった私としては、せいぜい90点が100点になった、という感想だったりする。だけど母がいたく喜んでいるようなので、50点が100点になったねやったね、というような顔をしておいた。なお、父は私とまったく同じ感想だったようなのだが、正直に90点が100点になった顔をしていために、まんまと母の不興を買っていた。ダメ男め。

 さて、気になるのはお値段だ。

 今回のリフォーム費用・・・140万円!

 おぉう・・・。け、結構、た、高いな。

 これから実家の風呂は140万温泉と名付け、せいぜいありがたく使っていくことにしよう・・・。