作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 10月10日(2014年)

 答えが分かれば超簡単!ハーバード大学の出す「世界で最も難しい論理パズル」皆さん解けますか? : ユルクヤル、外国人から見た世界:

 この記事の中にあるパズルが、解答を見てもよく理解できなかった。

 で、Twitterで「わからん!教えて!」と叫び、何人かのフォロワーのみなさんにアドバイスを受けるも、やっぱり理解できなかった。しかも、どうも私以外のみなさんはすんなりと理解していて、私だけが要領を得ていないかのような情勢だった。おかしい。相模原の神童と呼ばれた私が理解できないだと・・・。

 これは悔しい。そのままずーっと考えていたい。
 
 しかし、そのときは職場だったので、さすがにそうもいかない。そこでまずは仕事を終え、家に帰り、家に帰ったら、そらまぁゲームをするわな、ってなり、遊び、夜も更け、寝て、起きて、朝の支度をし、パズルのことを思い出し、落ち着いて考えて、やっとおぼろげに分かった。

 そして職場で考えを整理して、3匹の場合の自分の理解を、できるだけ平易かつ細かく、考え方のプロセスを省略しないようにまとめてみた。きっとこういうことなのだろう。

 以下、「緑目」「緑」でないものは「白目」「白」と呼称する。また、「スズメになる」を「消える」とか「死ぬ」とか書いてる。特に意味はない。

 俺様ことAの視点で考える。

 Aが存在している時点で、Aは自分が白だと仮定している(そう仮定しないと死ぬ)。

 Aは、

  • Bは「Aが白(仮定)、Cは緑(確定)に見える」はずである。そしてBは「自分Bが緑かどうか」を、1日目の夜にCが消えるかどうか、で判断するだろう。Cが消えたら、Bは「Cから見てAもBも白く見えたからCは自分の緑目を悟り消えた」と思うに違いない。一件落着だ
  • Cは「Aが白(仮定)、Bは緑(確定)に見える」はずである。そしてCは「自分Cが緑かどうか」を、1日目の夜にBが消えるかどうか、で判断するだろう。Bが消えたら、Cは「Cから見てAもCも白く見えたからBは自分の緑目を悟り消えた」と思うに違いない。一件落着だ

 と考える。ワイ白目、高みの見物。結果(BもCも消えない)は分かっているが。

Aが考えるこの時点でのBの考え「A白、B白、C緑」
Aが考えるこの時点でのCの考え「A白、B緑、C白」

 2日目になり、案の定、誰も消えていない。そらそうだろう。

 Aはその結果を受けて、

  • Bは「Aが白(仮定)、Cは緑(確定)に見える」のに、Cが消えなかったのは、「CからBは緑に見えている」せいだと悟るはずだ。Bは2日目夜に消えるだろう
  • Cは「Aが白(仮定)、Bは緑(確定)に見える」のに、Bが消えなかったのは、「BからCは緑に見えている」せいだと悟るはずだ。Cは2日目夜に消えるだろう

と考える。ワイ白目、高みの見物。ついに真実を知ったBとCは今夜消えるはずだ、へへへ。

Aが考えるこの時点でのBの考え「A白、B緑、C緑」
Aが考えるこの時点でのCの考え「A白、B緑、C緑」

 3日目になり、しかし、誰も消えていない。あれ?

 Aは考える。

  • Bは「A白(仮定)、B緑、C緑(確定)」と悟って2日目夜に消えるはずが残っている。Bが残っているということは、Bにはまだ自分が白だと思う余地があるようだが、Cが緑(確定)でBが白であるパターンのうちの「A白、B白、C緑」は初日の夜に否定されている。つまりBは「A緑、B白、C緑」だと思って残ったと考えざるを得ない。そうか、BからAは緑に見えるのか。Aが白という仮定が崩壊した。今夜死のう
  • Cは「A白(仮定)、B緑(確定)、C緑」と悟って2日目夜に消えるはずが残っている。Cが残っているということは、Cにはまだ自分が白だと思う余地があるようだが、Bが緑(確定)でCが白であるパターンのうちの「A白、B緑、C白」は初日の夜に否定されている。つまりCは「A緑、B緑、C白」だと思って残ったと考えざるを得ない。そうか、CからAは緑に見えるのか。Aが白という仮定が崩壊した。今夜死のう

Aが考えるこの時点でのBの考え「A緑、B白、C緑」
Aが考えるこの時点でのCの考え「A緑、B緑、C白」

 いずれにせよ、BからもCからもAが緑に見えることが示唆されている。命運は尽きた。

 あれ、でも待てよ。俺様ことAと同じくらい賢いBとCは、この時点で同じ考えに至るんじゃないか? つまり、ここへきて全員が「自分だけは白い」という仮定を崩壊させるはずだ。

その結果、同時多発的に

それぞれが考えるそれぞれの考え「A緑、B緑、C緑」

 となる。みんなで死のう、そうしよう。

 完。

 どや!?

E:D: 初飛行

 MMOスペースコンバットシム、Elite: Dangerousのβ参加権付き製品予約を購入してしまった。

 お値段なんと75ドル。恐ろしく強気な価格設定だ。英語、高価、そしてマイナージャンルと、マイナス要素には事欠かない。これでは、特に日本人はよりつかないだろうとは思うものの、私が自己満足に浸れれば問題はないとしよう。

 ってなわけで、少しだけプレイしてみた。オフラインのチュートリアルにおける初見プレイの様子を、動画に撮ってアップしておいたので、観ていただければと思う。

 まだまだよくわからないけど、飛行感は悪くないかな。設定項目が豊富すぎて、完全に理解する日は遠そうだけども、単純に飛んで旋回するぶんには軽快だった。

 ピッチ、ロール、ヨー、の3軸と、スロットルによる前進後退の1軸に加えて、スラスターによる平行移動、垂直移動という2つの軸があるのが宇宙モノらしくて新鮮だった。移動が6軸もあるので、我が家のライトなジョイスティックではHOTAS(Hands On Throttle and Stick:両手をスロットルとスティックにおいたままでほとんどの操作をこなすこと)などは夢のまた夢。キーボード操作上等だ。

 反面、視界操作、UI体系などはやや分かりにくい、煩雑、というような印象だった。この辺は慣れや理解の問題も大きいだろうから、キーアサインをしながら、やり易い形を見つけていく作業になりそうだ。

 とりあえず、動画にした初飛行のあと、さらに簡単な戦闘訓練や、星間移動訓練のチュートリアルをこなした。細かい部分はともかくとして、おおよその全体像はつかめたような気がする。

 あんまりチュートリアルばっかりやっていても面白くないので、次はもう気になるMMO部分に飛び込んでみるとしようかな。チュートリアルなんぞは、わからなくなったら戻ってくればよかろう!

日記 10月8日(2014年)

 Elite: DangerousなるMMOスペースコンバットシムに興味津々。

 知人のツイートで知ったこのゲーム。ここ数年とんとお見限りだった、スペースコンバットシムというジャンルを、MMOG化したものらしい。プレイヤーは自分の宇宙船を駆って、戦闘や商売をすることができるようだ。往年の私が渇望していたジャンルのひとつだったりする。

 宇宙を舞台にしたMMOGといえば、EVEという巨人がいるわけだけども、残念ながら個人的にはEVEはフィットしなかった。余りにもストイックだったのと、多少のアクション性を期待したのに、そういう点が少なすぎたのとで、すぐに投げてしまったのだ。

 その点、Elite: DangerousはYouTubeを見る限りでは、往年の名作Freespaceを思い出すようなドッグファイトを行っているようだし、ジョイスティック推奨っぽいしで、EVEよりもフィットするんじゃないかという期待感がある。

 また、宇宙モノMMOGの期待作といえば、やはりStar Citizenをもって筆頭とするわけだけども、これはリリース予定が2016年と、まだまだ先の話だ。

 一方で、Elite: Dangerousは現在有料ベータ中。75ドルというなかなか強気の価格設定ではあるものの、遊ぼうと思えば今すぐにでも遊ぶことができる。

 ただ、不安点がないわけではない。

 まず第1に英語。このところすっかり英語環境で遊ぶことへの気軽さがなくなってしまった。ちょっと「よっこらせ」っと気合を入れないとスタートを切れない。

 また、いまひとつゲームの楽しい部分がよく見えないのも、踏ん切りがつかない理由になっている。これはどういうゲーム体験を売りにしたゲームなのだろう。
 
 基地でミッションをうけて、それをこなす、というようなオフラインゲーム的な面白さがあるのはわかる。広大な宇宙で、リアル指向な物理モデルの宇宙船操作、宇宙航行気分そのものを楽しむ、シミュレーター要素もあるのだろう。ただ、肝心のMMOG的な楽しさの存在が見えない。

 他人との関わりは、「PKする/される危険がある」というくらいのものなのか。それとも特定のエリアでは、常時数十機規模の戦闘が行われるのだろうか。ファクション要素もあるみたいだけど、それが戦争の陣営のようなかなり重要なものなのか、ソロミッションの受注先が変わる程度のモノなのか。…etc。
 
 とにかくその辺の「他人と絡む導線」「世界に関与できる内容」がいまひとつ見えないのだ。

 たぶん、そういうことは英語ベースの情報を掘っていけばそのうち見えてくるんだろうけど、なかなかにそれがしんどくてね。公式サイトもビジュアル重視でまとまりがないし、Wikiも余り整っていないし。

 ともあれ、興味津々なのは興味津々なのだ。果たして、私の購入以来4年間使っていないT Flight Hotas stick Xの出番は来るのだろうか。もう少し調べていこうと思う。

 求む、情報!

USF4: バルログ中

 USF4発売以来、コーディーを使ってきたんだけども、先週あたりからまたバルログを使い始めた。

 まだまだ全然思ったように動かせないけど、それでもさすがに昔取った杵柄というか、バルログを使ったら即座にPPが500くらい上がった。ウルトラ仕様に全然対応していない、昔ながらの戦い方でもそこそこ勝てて面白い。バルログにしてもコーディーにしても、守りが弱いのは同じなので、そのあたりのギャップに苦しむこともなく、すんなりと戻ってこれた感じだ。

 バルログでコーディーよりも気楽なのは、コーディーでは対戦したくないキャラと、まだしも心安らかに戦えるという点だ。ザンギとかヒューゴとかエレナとかフォルテとか。本音をいえばバルログでもやりたくはないけど、コーディーでやるよりはまだましだ。

 相変わらず苦手なのは胴着全般。これはキャラ相性とかじゃなくて、自分が苦手。弾の処理が非常にヘタで、普通に食らうわ、セビダできないわ、落とされると気にしか飛ばないわで、どうしようもない。

 ともあれ、久々に高速キャラを使うと、足かせが外れたようで非常に楽しい。コンボもソバテラも移動投げもまだ精度が低いけど、ヒョヒョヒョヒョとやっていこう。

FF14: 超低調

 はっきりいって飽きた。

 相変わらずチマチマとノウス作りに励んでいるんだけど、これがもう完全な作業。毎日ログインして、エキルレやって、終わり。時間があれば、一応デイリーモブハンもするけど、デイリーモブハン時のメインは基本的には動画視聴や読書で、裏でFATEが沸いたときだけ活動するような感じ。

 そんなんだから、全然「ゲームを楽しんで」はいない。早く今日の義務が終わらないかな、と思ってプレイしている。ゲームとしての寿命はほとんど尽きている。

 次の当てもないし、次のアップデートを現役で迎えたい気持ちはあるから、多分それまでは止めはしないけど、私には「未練でゲームを止めない自分をゆるせない」というような妙なプライドがあって、それが刺激されつつあるのが心配だ。スッパリ止めるのが人間として上等だと思ってしまう。

 そんな悩みを抱えながらも、この週末も大いに冒険を楽しみました。そう、スカイリムでね。