図のような交差点が通勤路にあるんだけど、ここの正しい通り方がどうもわからない。
私は図のA方面から走行してきて、最終的にC方面に進みたい。⑥のあたりが目的地になる。
このとき、どういう経路を通るのが正解なのだろうか。
車道左側を進むので、普通に走っているとまず①の位置につく。
セオリーどおりの2段階右折を考えると、まず②へ行き、⑦に横断し、⑥へ向かう、というのがスマートなように思える。でも、この交差点、D方面への交通が途絶えないのだ。信号がどのパターンになっても、A方面、B方面からの流入があるか、D方面自身からの流出がある。そのため②にいったところで、永遠に安全には⑦に横断できない(隙をついていけなくはないが・・・)。
では他の車両と同じように、③の直進レーン(右折レーン)でいくか、と思っても、さすがにそれは相当の恐怖が伴う。道路標示を信ずるならば、これは直進であって右折ではないから、交通法規的には正解なのかもしれないけど(実際、原チャリはこの方法で走っている)、自動車の速度で流れる交通の中で、おもむろに右車線に飛び入り、走るというのは、ちょっと現実的ではない。命がいくらあっても足りない。
安全性だけを考えると、歩行者ルートを通るしかないように思える。つまり、①→④→⑤というコースだ。⑤のあとはそのまま「しばらく歩道を逆走」して、安全な場所で左側に横断して⑥に至るというわけだ。法規に多少目をつぶれば、これが最も現実的で安全だ。しかし右側通行を強いられるというのは、どうももやもやする。
結局この交差点では、A-Dという直線にCという分岐があるT字路の特性と、A-CとB-Dが交差する十字路の特性が、変にミックスされてしまっているようなのだ。T字路であればすんなりと2段階右折できるはずだし、十字路であればすんなり直進できるはずなんだけど、そのどちらも上手くいかない。
どうしたもんかの。
