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FF14: アートマ集め終わった

 私が休止している間に追加された、ゾディアックウェポンクエストなるものをちまちまと開始した。

 ゾディアックウェポンクエストはいまさら説明するのも時代遅れなのだろうけども、要するに他のMMORPGにおける「エピックウェポンクエスト」のようなもののようだ。クラス専用武器のための長編クエスト。

 その中身を見てみると、シナリオやギミック的には薄くて、難易度は低くて、でも作業はスーパーマゾい、というような調整のようだ。誰でもできるけど、誰でも大変な時間を要する仕上がり。

 ざっと調べたところによれば、クエストの要件は、「どこどこで何を倒せ」「どこどこでドロップ率一桁のアイテムが出るまで粘れ」というようなものばかり。なおかつストーリーはあってないようなレベルのもの。実に単調でつまらないコンテンツだ。報酬だけが魅力の物欲コンテンツ。

 でも、とっくに最前線からドロップアウトしている身としては、こういうようなものを、あせらずコツコツできるというのも、1つの特権に違いない。少しずつ進めていこうとおもって開始した次第だ。

 で、復帰後1週間。そのプレイ時間の大半を費やした結果、その第1段階である「アートマ集め」がやっとこさ終わった。アートマを集めても、ちっとも武器が強くなっていないのが残念だけども、とりあえず進捗しただけでもよしとしようか。

 さて次は「アートマ」を「アニムス」にするために、またアートマ集め以上に面倒くさい作業が待っているようだ。道は長く、険しい。

FF14: 衣替え

 FF14を離れている間に追加された機能の一つに、ミラージュプリズムなる「装備の見た目変更機能」がある。

 ってなわけで、写真のような見た目に変更してみた!

 今後もころころ装備は変わるだろうし、お試しの意味も強いから、とりあえずLv10台の装備ばかりの安っぽい見た目にした。でも結構さわやかな感じで、気にいっているよ。ただ、まぁ、竜騎士はそもそもAFや神話装備が格好良い部類だったから、そういう意味では相対的にこの見た目システムの恩恵は少ないような気もするね。

 ともあれ、しばらくはこの「砂漠のお子様」ルックで頑張っていこう。

FF14: リヴァイアサン

 メインクエストの過程で「真リヴァイアサン」を倒し、さらにそのあとで「極リヴァイアサン」も倒してきた。両方ともCFでの討伐だ。

 真リヴァイアサンは、初見CFであっさりとクリアできた。装備の整っている友人がMTで手伝ってくれたけど、多分それがなくても簡単だったろうと思う。なんというか、昔の真蛮神に比べると厳しさが全くないね。メインクエストで攻略が必須になっていることからも、真というよりは無印的な調整がなされているようだ。

 極リヴァイアサンは、CFで挑むこと3回目の初戦でクリアした。迷惑にもなんの予習もせずに乗り込んだんだけど、適当に死んで覚えているうちに、すぐにクリアできるようになってしまった。クリアできなかった2回は、それぞれ2回全滅したらギブアップ投票、という感じだったから、トータル5戦目でクリアということになる。

 倒してみれば「極」のほうも、今までの極蛮神(イフリート、ガルーダ、タイタン)に比べるとだいぶ弱いように感じた。感覚的には、これが「真」の難易度じゃないかなぁ、というところ。初見、予習なしで5戦で死なずにクリアなんて、私以外がすっかり慣れている時期だということを考慮しても、今までの極蛮神では考えられない事態だ。真タイタンのほうがむずかしいまである。

 ただ、簡単なおかげというのもあるけど、ギミックはなかなか楽しめた。特に地面が傾く、というギミックには半年遅れながらに驚かされたし、面白かった。死体のまま海に落ちるというのも、戦況の建て直しには厳しいけど、笑えたから許そう。ただ、突撃のギミックに限ってはいまいちだ。カメラを動かしまくって周囲を見張って避ける、ってのはあまり楽しいとは思えないから、そこだけは好きじゃないかな。

 極リヴァイアサンに関しては、ドロップ運もなかなか良くて、アイテム狙いで5回倒して、うち4回もなんらかのアイテムをもらえてしまった(剣、盾、槍、学本)。周回遅れのコンテンツだから、みんなアイテムが要らないせいでもらえるのだろうけども、気分はよかったよ。

 さて、話によれば極リヴァイアサンでは、さらにレアドロップを狙うことで、極リヴァイアサンが落とす武器の強化が可能らしい。でも、そのレアドロップはみんなが欲しいものでもあるだろうから、8人でロット勝負ということになるのだろう。レアドロップを8人で争う・・・うーん、そんなコンテンツには参加しないほうが、精神衛生上いいかもしれないな。

 無理にハイエンドにならないでいい。これが復員予備役の特権だ。大事にせねば。

英国’14: 5.グロスター大聖堂

 グロスター大聖堂を観るために、グロスターに向かった。

 ここでも例によって、街で駐車場を探す、というミッションが必要になったんだけども、ここの駐車場に関しては事前に情報を得ていたので、調べてあったとおりの場所に、問題なく駐車することができた。こうもスムーズに駐車できたのは、今回の旅行では初めてかもしれない。

 グロスター大聖堂はウィキペディアによれば「ロマネスク様式、初期イングランド・ゴシック様式の混合である。建物の最長約130m、幅44m、美しい15世紀の中央塔は高さ69mある。塔の頂上には4つの優雅な小尖塔があり、ランドマークとなっている」というような建築物らしい。

 でも実は大聖堂そのものにはあんまり興味はなかった。では、なぜ訪れたのか、っていうと、回廊に興味があったからだ。映画「ハリー・ポッター」でも撮影に使用されたらしいグロスター大聖堂の回廊は、写真や映像で見る限りでは、今までに観た事がないような生物的でおどろおどろしい装飾に見えて、是非実際にその中に入ってみたかった。

 ってことで実際にその中に立ってみたんだけども、うーん、いまいち?

 いや、決して悪くはなかったよ。独特の雰囲気があって、実に興味深くはあった。でも、ちょっと想像を過剰に膨らませすぎていたせいか、「思っていたより普通だな」というような印象になってしまった。

 装飾過多で閉鎖的な回廊になっているせいか、全体に圧迫感があり、装飾がうるさくて、薄暗くて、息苦しい。本来ならそこに神秘性を感じるべきなんだろうけど、自分の好みに合わない。同じ回廊なら、明るく開放的だったソールズベリー大聖堂のほうが好きだ。

 ま、でも、そういった小さな不満点を含めても、大聖堂としての格調は高かった。立派な建築物だったし、内部のステンドグラスや礼拝堂など、設備がいちいち重厚だった。ただ、惜しむらくは、本当に好みの問題で引っかかってしまった。

 ちなみにこの大聖堂は、入場は無料。ただし写真を撮るなら3ポンド。というような料金体系だった。払わなくてもこっそり撮れそうだったけど、正直者日本人として、しっかり3ポンド貢いでおいたよ。

駐車場から大聖堂を望む

グロスター大聖堂

大聖堂内のなんだろう

回廊

中庭から仰ぎ見た鐘楼

英国’14: 4.ウォリック城

 ストラトフォード・アポン・エイボンをあとにして向かった先は、ウォリックという小さな街だ。Warwickと書いて、ウォリックと読むらしい。LoLの狼男と同じスペルで、どうみてもワーウィックとしか読めないんだけど、ウォリック。

 ここはウォリック城という城で有名なところらしく、私もその城を観ることで「少年の冒険心」のようなものを満たそうともくろみ、やってきた。

 果たしてそこは、男の子の心を大いに沸かせてくれる場所だった。

 ・・・というか、かなり子供向けの場所だった。ドラクエに夢中な小学生を連れてきたら、狂喜乱舞しそうな世界。みやげ物屋では、子供向けの甲冑コスプレセットやら、木製の剣やら(これは日本の木製の刀のお土産に比べると細工レベルが低い)、アーチェリーセットやら、いろいろな「RPG冒険者グッズ」が売られている。城内にはその冒険者グッズを装備した子供たちが闊歩していた。ああ、私も小学生の頃にここにきて、買い物をしまくりたかったよ。

 また城内では、毎日さまざまなイベントも催されているようだった。「鷹狩り」「遠投投石器試射」「馬上槍トーナメント」などなど。私が訪れた時間には「甲冑戦士の演舞劇」のようなものをやっていた。まぁ、子供だましの殺陣ではあったけど、ユーモアを交えた演劇で、英語がわかればなごむものなのかもしれない。個人的には、遠投投石器を観てみたかったんだけど、残念ながら時間が合わなかった。

 また、こういったソフトウェア的なものだけではなくて、城のハードウェア、つまり建物や文物そのものの見物も、大いに楽しめた。

 軍事用の建築物としての全容だけでも、「ああこれがゲームでよくみる城砦の本物か」って思えて興味深かったし、城内に飾られた無数の武器防具にも心が躍った。

 観光の白眉は、ガイズタワーという城内最高峰のタワーへの登頂だ。頂上までは、長い螺旋階段を上ることになって大変だったけど、そこからの眺めは苦労に見合う、すばらしいものだった。日本の天守閣からの眺めとは違って、街並みが数百年単位で大して変わらない国だけに、当時の見張り兵の見ていた景色と同じなのかもしれない、と思える部分が多いことも、より気分を盛り上がらせてくれた。

 いやー、やっぱりさ、ゲーム好き、RPG好きとしては、こういう場所はどうしても盛り上がるんだよね。特にストラトフォードの直後だっただけに、「興味」ってのは観光において大事な要素だな、と感じたよ。うむうむ。

ガイズタワー外観

場内展示の武具

通用門

中庭

ガイズタワーからの眺め

城内案内図