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FF14: メインシナリオ、クリア

  メインクエストをコンプリートした!

 β4から起算して、サーバーオープン日数にして18日でのクリアとなった。これは他のゲームに比べて少し早いペースなんじゃないかな(他のゲームにはクリアという概念がない場合が多いけど。エンドコンテンツ以外を終えるまで、くらいのニュアンス)。私自身のプレイの濃さは、近年の他のMMORPGの場合と変わっていないと思うから、早く終わった原因は単純にゲームのボリュームや成長曲線の設計の問題だろう。

 メインシナリオ最後のインスタンスダンジョンは、「最終決戦魔導城プラエトリウム」と言うところだったけど、感想は1つ前のエントリーで述べた「外郭攻略カストルム・メリディアヌム」とほぼ同じだ。人数限定FATE用インスタンスで大味。ただ、さすがに最後だけあって、演出が多く、派手だったけどね。

 で、それが終わるとエンディング。エンディングの演出は、いかにもJRPGっぽいもので清々しかった。竜王を倒したあの頃と同じ、というか、こう、戦争の血生臭さがまったくない雰囲気。ゲームの残酷演出はそのくらい抑えてしまってもいいと思っているので、これはこれでありだけどね。

 ってことで、Lv50到達に続いて、メインシナリオも終わってしまった。これで早くも残すは、余生のエンドコンテンツだけになったわけだ。私の忍耐がどこまでもつか、ちまちまと頑張っていくことにしよう。

 しかし・・・少しネタバレになるけど、エンディングのラストは完全にジャイアントロボだよなぁ。五傑集といい、開発には間違いなくジャイアントロボ好きがいる。そのうちエオルゼア停止作戦が始まるな。光のエキスパートたちが立ち向かうよ。

 全てはビッグファイアのために!
 しかし、戦いは、続く!

FF14: 外郭攻略カストルム・メリディアヌム

 今回は、ラスト1個前(らしい)のインスタンスダンジョン、「外郭攻略カストルム・メリディアヌム」のお話。

 ここは8人フルパーティー向けとなるインスタンスダンジョンだ。討伐戦のようなボス戦のみのものではなく、普通に侵攻していくインスタンスダンジョンで8人向けというのは、おそらくここが初めてとなる。

 将来のレイドコンテンツは、これと似た雰囲気になるのかもしれない。そういう意味で、今後のエンドコンテンツの出来栄えを計る試金石としての期待もしつつ、興味しんしんで挑んでみた。

 ・・・のだけども、感想としては正直かなり大味に思えたかな。

 万人が行うであろうメインシナリオだし、しかも初の8人向けでもあるし、ということで難易度をかなり抑えているのだろう。ここまでのいくつかの、メインシナリオで必須とされている4人ライトパーティー向けのインスタンスダンジョンよりも、はるかに簡単だった。適当に戦っていれば勝ててしまうので、ノリとしてはむしろFATEに近かった。

 そんなわけで、特にこれといって思い出深いこともなく、淡々と進んで終了。大人数でやれて楽しかったといえば楽しかったけど、簡単すぎて戦術を話し合うような必要性もなく、終始無言でも余裕でクリアできてしまうのが、少し勿体ない気もしたかな。例えばTankが2人いても、どっちがMTかどうかも決めないでなんとかなってしまうほどだ。ちょろ過ぎる。

 うん、結局これは「人数の多くなったインスタンスダンジョン」ではなくて、「人数の限定されたFATE」だったよ。将来のコンテンツの試金石には、ならないようだ。

FF14: 第1回ワンダラーマラソン大会

 ワンダラーパレスを攻略した。いやウソ。走ってきた。

 「旅神聖域ワンダラーパレス」はLv50キャラの強化導線の最初に位置するであろうインスタンスダンジョンらしい。ここで防具を入手し、「真イフリート討伐戦」で武器を入手し、というような流れが、どうやらLv50後にまずすべき行動とのことだ。

 そんなワンダラーパレスなんだけど、そういう位置づけであるがゆえに、先行しているヘビーユーザーの間では、効率の良い周回方法が確立され、浸透してしまっている。今回は初挑戦にもかかわらず、そんな効率の良い周回方法で、ワンダラーパレスをクリアしてきた。

 その方法は、口で言うだけなら簡単だ。

 Tankがひたすら走りながら敵のターゲットを取り、他のメンバーはヘイトリストに乗らないように、なにもしないで後からついていく。そのまま敵と戦闘することなく、Tank以外が道中の箱を拾い、扉のスイッチを操作し、ボスの部屋の前までいく。そこでTankを見殺しにして、Tankを蘇生。ボス戦を行って、また同じように次のボス戦まで走る。という具合だ。

 ただし、これを実行するのは、本来なかなか難しそうだ。

  • 第1に、Tankが硬くないと成立しない。マラソン中にヒールはもらえない。
  • 第2に、Tankが道を完全に把握してないと成立しない。迷ったら死ぬ。
  • 第3に、ボス戦で何度も全滅できない。死ぬとマラソンのやり直しなのでキツイ。

 そんな条件だけに、人を選ぶ手段であると同時に、できる人とできない人、この楽さを体験してしまった人としてない人の間に、大きな意識の違いを生みそうだ。CFでワンダラーパレスに行くということには、いろいろなランダム性が伴ってくるのだろうな。

 メモ:

  • 走ったので道中はよくわからず
  • ボス1。AoEよける。扇形が広め
  • ボス2。ADD処理ゲーム。狙われたら逃げる
  • ボス3。ADD処理ゲーム。スラッシャーが出たら放置してボス集中

FF14: リットアティン暗殺

 メインシナリオで必須となる討伐戦、リットアティン強襲戦を行った。

 ちょっとネタバレチックな話になるけども、メインシナリオは進めていくにつれて、だんだんだんだんストーリーや演出がいまひとつになっていってるなぁ。

 JRPGらしく少年向けのアニメチックでヒロイックな演出にするか、それともJRPGらしさから脱却した、ちゃんとした大人向けのファンタジーの演出にするか、どっちかにして欲しいんだけど、どっちつかずの中途半端なものになっているね。

 大国同士の衝突という題材を描いているにしては、ストーリーも演出も設定もスケールが小さすぎて、全然現実味がない。主義も思想もない。なによりも致命的に悲壮感がない。題材に必要な要素が備わっていない。

 ゲームだから語れる内容には限界があるし、別にリアリティが必ず大事と言いたいわけでもないんだけども、じゃぁリアリティを殺したかわりに、どんなメリットを享受したかというと、そういうものもない。単純にパラメーターがおしなべて低い。セリフまわしがいろいろとこじらせている感じなのも、逆に冷めてしまう。

 個人的にFF14には、欧米のMMORPGでは軽視されがちな、JRPGらしい燃える展開や演出を期待していたんだけど、そういう面のクオリティは、残念ながらそんなに高くはなさそうだ。その手の要素は、タイタン戦前のあたりがピークだったように思う。

 ブレイフロクスが「五傑集をなめるなぁぁぁぁっっっっっ!!」とか言いながら、己の生命力を削ってタイタンの核を吸収し、「帝国とエオルゼアの戦いは! 断じてこのような蛮神に頼るものではない! そうだろう!? そうだろう!? そうだろう!? ・・・なぁ、リットアティン」と言いつつ壮絶な戦死を遂げていたら満点。そこがエンディングでよかった(よくない)。

 というわけで、そんな(どんなだ)リットアティン強襲戦。ストーリーではいろいろと作戦が述べられているけど、要するに敵陣深くにいる敵の司令官を暗殺すればいいよね、というおよそありえない計画。しかしこんな実現可能性のない作戦が、なぜか容易に成功する上に、ご丁寧に敵指揮官はわざわざ1人になって孤軍奮闘してくれる。意味が分かりません。

 ゲーム的には、8人で挑む討伐戦で、難易度もさして高くなかった。気をつけるのはADD処理ちゃんとすることと、時々リットアティンが撃ってくるミサイルかな? 食らうと死ぬ。基本的には、「知らないと避けれない、知っていれば簡単」系のミサイル。私はこの仕様を知らずに、初見で見事に爆死しました。仕方ない、仕方ない、ええ仕方ないですとも。

 でも、それ以外にこれといった難しいところもないので、1人や2人死んでも大丈夫。後半ミサイルで爆死した私は、そのまま観戦モードで、ミサイルを知っている味方がクリアしてくれるのを、左団扇で眺めていたのでした。

 うむ、ご苦労! 余裕でござった。

FF14: 詩人ジョブクエスト完遂

 弓術士がLv50になったので、吟遊詩人のジョブクエストも最終章まで完了させてきた。

 ・・・のだけど。

 なぜか写真のように上半身裸でのクリアになってしまった。シリアス&感動のラストだというのに、締まらないことおびただしい。なぜこんなことになってしまったのか。それは、先日のメンテナンス前後での仕様変更のためなのだった。

 先日のメンテナンス時に施された変更のパッチノートの類を、あいにく私はチェックしていないんだけども(ログイン時にだせよ、とは思う)、どうやら変更された内容のひとつに、「ギアセットに登録されている装備がアーマリーチェスト内にない場合の挙動の変更」があったようなのだ。

 従来は、ギアセットに登録されている装備を、アーマリーチェストから取り除くと、そのギアセットは「該当する装備がないから装備変更できないよ」という警告とともに動作しなかった。つまり、装備は変更されない仕様だった。

 これが現在は、「一部の装備がないから、そこはなにも装備しないよ」という警告とともに、ない箇所以外の装備は変更し、ない箇所に関しては「装備なし」に変更されるという仕様になったようなのだ。つまり、装備は不完全に変更されてしまう。

 今回、直前までほかのクラスのギアセットで遊び、クエストのバトルインスタンスに入る直前に、登録されていた銅鎧が存在しないギアセットに切り替えた。その時点で半裸になってしまったようだ。とはいえ見た目からして裸だったはずだから、ここで気が付いてもよかったのだけども、仕様の変更なんて知らないから、ギアセットを切り替えられたということで、装備は完全に切り替わったと思い込んで、そのまま会話をスタートしてしまった。

 結果、上半身裸でバトルインスタンスをこなす羽目になってしまったと言うわけだ。

 ってなわけで上掲の写真のように、イントロムービーから、戦闘本番、そして感動のエンディングムービーまで、全編これ半裸で過ごした私。クエスト終了後に与えられた吟遊詩人の衣は、もはや吟遊詩人としての実力を認められたがゆえに与えられたわけではなく、寒そうだから上着を着ろ、という意味で与えられたようにしか見えないのでありました。